■けんちゃん食堂
2008/10/16
ラパスにはあまり見所がありません。なので、まず所用をかたづけることにしました。
ウユニまでのバスチケットの手配をしに、トドツーリズモのオフィスへ。行きたかった日付はすでに満席とのことで、急遽明日のチケットを購入。ラパスの滞在が1日短くなりました。

そのままカマチョ市場を経由してライカコタの丘へ。ここは盆地のラパス中央にある丘となっていて、ラパスの市街がとても良く見渡せます。まるで自分が箱庭の中にいるみたい。

ラーメン好きのmatuお待ちかね、けんちゃん食堂へ。ここは本格的な日本のラーメンが食べれるとあって、旅行者にものすごい人気のお店です。肉もやしラーメンと味噌ラーメンを頼んだのですが、本当に本格的。なにより麺に感動しました。日本のラーメン風の麺って、意外と難しいのかどこにもなかったのです。

ちょっと遠かったけど、スーパーへ行って、ウユニでのお菓子や飲み物を調達。品揃えは完璧だけど、高いのが残念。全般的にペルーのほうが安かった気がします。このスーパーが高いだけかもしれません。

フォルクローレの本場、ボリビア。今日の夜はペーニャにフォルクローレを聞きに行こう!と決めていたのですが、やめました。理由はお客さんの少なさ。私達以外誰もいなそうだったので。。。
踊りに誘われたり、チップをあげなくてはいけなかったり、たった2人だとすべてがやりにくいからやめちゃいました。
■怪盗ドラパン
2008/10/15
ペルー・プーノからついにボリビア・ラパスへやってきました。Tour Peruという会社のバスを利用、直通だと思っていたのですが実際はボリビアのコパカバーナまでしか行かず、そこでバスチェンジとなりました。ミニバスに乗せられて5分走ったところに空き地があり、そこに待っていたのは小さくてぼろい、全く違う会社のバス。ラパスにあるホテルが出しているバスらしく、ラパスではバスターミナルではなくそのホテルの前が終点となりました。行きたかったホテルの近くだったので結果的には良かったけれど。

そんな移動の不便さ、不透明さもさることながら、本日の一番は、ボリビアのおばさん達。一様にみんな丸い。その丸いおばさん達が、頭の上に硬い素材で出来た帽子をちょこんと乗せて、肩にはショールを、そしてひらひらのスカートをはいて歩いています。色んな色があるはずなのに、人気の色は圧倒的に黒。丸い体格のおばさんが帽子から靴まで全部黒を身にまとっている姿を見て、パッと連想したのが「怪盗ドラパン」です。

「怪盗ドラパン」というのは、ドラえもんファンならきっと誰でも知っている有名なキャラクタです。検索したらでてくると思うので検索してみてください。ルパンを文字って、ドラパンなんだと思う。紫色のドラえもんが帽子とマントを身につけています。

ここラパスの「怪盗ドラパン」達の一部は、街角でパンを売っています。お土産を売っているドラパンもいます。やたら大きな荷物を担いでいますが、商売道具のようです。

今日から3日間ほど、怪盗ドラパンだらけのこのラパスを堪能する予定です。
■ウロス島
2008/10/14
チチカカ湖に浮かぶ島、ウロス島・タキーレ島を訪れるツアーに参加してきました。

まずは船で30分のウロス島へ。ウロス島は浮島です。トトラという植物を水がしみてこないところまで何層にも積み重ねて出来ている島です。時間がたつとトトラも水につかって腐ってくるらしいのですが、その時には新しいトトラを上から重ねると元通り。そうやって古くから生活している場所です。

ウロス島、と一つの島のように呼んでいますが、実際はいくつかの浮島があります。大きいものから小さいものまでいっぱいです。私達はその中でも小さいと思われる島に上陸しました。1歩進むたびに足が沈みます。ふわふわ歩いている感じ。足元が不安定で、最初はなかなか慣れません。

島はその地面もさることながら、家も船も、観光客向けのお土産品も、ほとんど全てトトラで出来ています。トトラは食べることもできます。ちょっと食べてみたけど、ほんのり甘くってスポンジみたいな食感。

トトラで出来た船に乗ることもできました。トトラを束ねて作っただけの船とはいえ、とてもしっかりしたもので、40人も乗れるらしい。手漕ぎでしたが、安定感もあって意外に安心して乗っていることができました。風があまりなくて波がなかったからかもしれないけど。

その後タキーレ島へ。タキーレ島は大きな島です。頂上まで登り、チチカカ湖の景色を楽しむのが訪問の目的。期待が大きいとがっかりしちゃうけど、何も考えずに行けば純粋に景色を楽しむことができると思います。
■プーノ
2008/10/13
朝早く起きて、8時のバスでプーノへ。バスは真っ赤な車体のツアーペルー。この間クスコのホテルで会った学生さん2人と一緒。

道は悪くなかったんだけど、昨日からの体調不良によりちょっとつらい旅となりました。起きてると酔いそうなので、ひたすら寝てました。せっかくのいい景色がもったいなかったです。ずっと線路沿いを走っていたので電車で行っても同じ景色だと思う。

途中ラ・ラヤ駅で休憩。少しのお土産屋さんがあるくらいの、ほんとうに何もないところ。定期便のある電車が通る最高高度にある駅だそうです。富士山にも登ったことがないのに、まさかこんなところで4千mを越えることになるとは思わなかったな。

その後フリアカという町を経由してプーノへは2時半頃到着。予定通りの時間です。バスターミナルはチチカカ湖近くにあって、広大な湖を早速見ることができました。

明日はツアーでチチカカ湖見学へ。チチカカ湖に浮かぶウロス島、タキーレ島に行ってきます。
■門前払い
2008/10/12
ピサックへ日帰りで行ってきました。
ピサックは週3回の市場と遺跡で有名な町です。クスコからバスで40分くらいということもあって日帰りで行く人が多いみたいです。

市が開かれる日とあって、バスはぎゅうぎゅう。久々に日本のラッシュを思い出してぞっとしました。私、あの生活に戻れるかな。。。

市はツアー客の訪れる10時以降から活気を帯び始めます。ピサックの市場はおみやげ物中心。地元の人が買う野菜や日用品はあまりありません。ちょっとがっかり。

それでもくるっと1周すると、欲しかった最低限のお気に入りを見つけることができました。毛糸の帽子、手袋、マフラー。今後必要な防寒グッズです。気になるお値段ですが、クスコよりは安いけどほんのちょっとの差。時間がない人やたくさん買う予定のない人はクスコで充分だと思いました。ピサックまで行っても商品の種類が変わるわけでもないし。

と、言っておいて矛盾しますが、私の買った手袋はピサックでしか見つけられなかった掘り出し物!ピサックでも売ってたのはたった1軒のお店だけでした。手首までしっかりあって、縫い目も色もきれいで一目ぼれ。日本でもこんなに気に入った手袋は見つけたことがありません。この出会いは運命かも。

2人分揃えると安いとは言え結構な額になってしまい、手持ちの残りは60ソル。それでも遺跡の入場料は余裕だろうと思って、タクシーで入口まで行ってみました。それなのに、入場料はなんと1人40ソル!2人で80ソル!60ソルしか持ってないのに、払えるわけ、ない。門前払い、ってまさにこのこと。

結局遺跡は、目前にしてあきらめざるを得ず、そのままクスコへ帰ってきたのでした。入場料、高すぎるよ。。。
■泥棒市
2008/10/11
クスコでは毎土曜日、泥棒市が行われています。誰かが旅行者などからかっぱらった物を露店に並べて売っている、という市です。盗まれたデジカメが見つかったりする偶然もあるそうで、盗難にあった人は行く価値があるかもしれません。

ただ、この泥棒市、唾かけ強盗が出没するらしい、とのウワサを聞きました。唾をかけられてこちらが該当箇所を気にした瞬間にポケットやカバンを探って貴重品を奪う、という犯罪です。あとは、人がたくさんいるので、すれ違い様のスリも多発しているらしい。

唾をかけられるなんて、例えば貴重品を持ってなくて盗まれる物が何もなかったとしても、それだけで汚いしむかつくから、泥棒市に全く興味はありませんでした。それなのに、matuが突然今日の朝になって「泥棒市に行こう」って言い出して。

行くからにはきちんと準備して、カメラは持たない、現金は分け隠す、カバンも持たない、という格好にしました。いかにも何も持ってませんよ風。

実際は、泥棒市と言っても大したことはなく、普通にガラクタが売られているだけでしたが、さりげなくデジカメが一つ転がっていたり、使い込まれたバックパックや寝袋が売られていたりと、泥棒市の所以とも言える品物もありました。

心配していた唾かけ強盗にも運よく会わずにすみ、無事に帰ることができました。
そういうわけで今日は写真がないので、とっても痩せたmatuの後姿と、洗濯する私の遠景をお楽しみください。
■防寒グッズ
2008/10/10
プーノ行きをいつにするかで悩んだ結果、次の月曜日のバスで行くことになりました。理由は、日曜のピサックで行われる市だけは見てからにしよう、ということで。ピサックへは日曜日に日帰りで行きます。

プーノ行きのチケットはそれでも事前に買っておこうということでバスターミナルへ。クスコの長距離バスターミナルはちょっと離れたところにありますが、歩いていける範囲です。行きはアルマス広場からまっすぐ坂を下るだけなので、簡単。いろんな人が勧めていたのでTour Peru社のバスを予約しました。もうすでにほとんど埋まっていたので、早めに取りに行って正解でした。

あとは、マチュピチュで高すぎて断念した防寒グッズ探し。マフラーとか手袋とか、今後標高の高い場所が続くので用意しておきたいなと思って。ピサックの市が一番安く売っているそうなので、今日はクスコの価格帯調べ。どっちが安いか比較して、安い方で買えたらいいなと思って。

マフラーひとつとってもピンからキリまであって、どれにしようか相当悩みます。「アルパーカ、アルパーカ」ってお店の人は言うけれど、表示をみたら「アルパカ30%」だったりして。。。よく吟味して買わないとだまされそうで怖いです。

帽子もかわいいのがあって、検討中。買ったところで旅行が終わったら使わないのは目に見えてるけど、この後の寒いところで使うだけでも価値があるような。。。

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