ラオスの日記 (2008年1月25日〜2008年1月31日)

■ねこ鍋?
2008/01/31
朝ごはんを食べた食堂にネコが1匹。ネコ好きまゆがじーっと見てたら、食堂のおばちゃんがダンボール箱を抱えてまゆの前へ。なにかなーと思ってのぞくと、子猫が4匹!

最初見つけたネコちゃんの子供だそうで、本当はもう1匹いて5匹兄弟なんだって。ネコが折り重なって寝てるのってなかなか見れないので食事もそこそこにネコ遊び。

さらに5匹兄弟のお兄ちゃんなるネコも出てきて、もうそこは食堂というよりネコ天国。人よりネコの方が多いのです。

肝心のお食事、カオピヤックセンという、うどんのような麺も、スープにとろみがついていて超美味。
いろんな意味で、大満足の朝食でした。

2泊したバンビエンともお別れ。午後のバスでビエンチャンへ。
早速旅行会社に行って、国境越えバスのことや、タイの町ノンカーイからバンコクまでの寝台チケットのことを聞きました。
チケットオフィスが終わっていて明日の朝、出直すことになりましたが、うまく行けば明後日、バンコクにつけるかもしれません。
■雨がっぱ
2008/01/30
朝、延泊しようとしたら、フル、と言われてあわてて宿探し。近くの宿に決めて荷物を取りに帰ろうとした矢先、日本人の男性に声をかけられました。
その彼と、3人で朝ごはん。彼はタイに住んでいて、お仕事の関係で中国とタイを言ったりきたりなのだそうです。お店の人と彼の会話を聞いていて最初は、適当にうなずいてんのかな、この人、と思ってたのですが、ラオス語はタイ語と似ているそうでちゃんと通じてました。
たまごとパクチ、豚肉入りのおかゆがでてきました。たまごがちょっと不安だったけどおいしかったです。

引越のあとは、自転車を借りてバンビエン観光。雨が降り出したので、お互い雨がっぱをかぶって出発です。
まずはタムチャン洞窟。147段もある階段をのぼります。中は撮影禁止。なのにフラッシュがなきゃいいでしょ、と写真を撮るmatu。しばらく進むと外につながる道があり、展望台になっていました。
午後からなんとか天気がもちなおし、陽がでてきたのでフォーン川へ。放牧されている牛の群れが戻ってくる様子や、地元のおばあちゃんが水浴びしてる様子、バスを川で洗う様子などを見てすごしました。
matuの大好きなサンセットの時間には、高級バンガローに忍び込んでその敷地内で写真を撮らせてもらいました。
■発熱
2008/01/29
昨日の夜、ついに熱をだしたmatu。今朝は下がったので、バンビエン行き決行。

10時にビエンチャンを出発して、14時半につきました。バスの中でまた熱が復活してきたmatu。ついに38度近くまで上がってしまいました。

宿を決め、体力をつけるためお昼を食べて、後は寝ていてもらいました。宿にはクーラーがなく、冷蔵庫もないので、涼しくはならないのだけれど、風は通るので暑くはありません。

その間、まゆはネット。この宿には無料の無線LANがあるんです。ビエンチャンよりバンビエンの方がネット環境が良い。そして観光客も多いです。白人さんばっかり。どうやらこのバンビエン、ラオスのカオサン通りと呼ばれるくらい、バックパッカー天国らしいのです。来るまで知りませんでした。。。

明日はmatuの具合次第で、桂林に似ているという川沿いへ行ってみたいと思っています。
そして、今夜はまた、蚊を含め、虫との闘いの予感です。
■ビアラーオ工場
2008/01/28
ビエンチャンの観光メインと言えば。
ビアラーオ工場見学です。
ビアラーオは、ラオスで作られているビールです。ラオス産のもの、と言うとこれしか思いつかないくらい有名で、ラオス全土に広がっています。
とはいえ、ビール瓶はタイ産らしいんだけど。。。

実は昨日もビアラーオ工場に行ったのですが、日曜で工場がお休みだったのです。今日はリベンジ。

まず、ついていきなりグラス一杯のビアラーオを勧められます。青空の下で飲むビアラーオは最高。さらにビアラーオステッカーをもらって超ご満悦。

工場内は撮影禁止。麒麟麦酒の工場とそんなに変わりません。規模はかなり小さいけど。デンマークの会社、カールスバーグがノウハウのお手伝いをしているらしく、なかなかしっかりしています。
工場見学は20分くらいで終了。あっという間です。

ホテルに戻る途中で、またも彼に遭遇。まさかビエンチャンで会うとはね。彼はこの後ノンカーイから寝台でバンコクに帰るらしいので、もう会うこともないかな。

明日は、ショートトリップでバンビエンに行ってきます。バンビエンは、ビエンチャンからバスで4時間くらい北に行ったところです。中国の桂林に似ているらしいです。2泊3日でビエンチャンに帰ります。
■ビエンチャン
2008/01/27
バスがガンガンに冷えていたあげく、5時前に降ろされて夜が明けるまで外で座っていたからか、matu風邪気味。

ビエンチャンは首都、というほどには栄えておらず、どこか地方の都市、といった感じ。高層の建物はあるにはあるけど、まだまだ珍しいです。
そしてなぜだか蚊が多い。夜になったら蚊だらけ。

2月の頭には、ここからタイのノンカーイへ出国予定。友好橋という川にかかる橋を渡れば、もうそこはタイです。友好橋を下見して、近くの寺院を観光して、夕飯は情報収集のため、日本食レストランへ。

タイに入る際、入国審査が厳しくなった、法律が改正された、という話をよく聞きます。帰りの航空券がない場合、ビザがないと入国できない、といったものです。
情報収集した結果、どうも陸路ではそんなに厳しくはないようだ、とのこと。何か言われたら、インドのビザとオープンの航空券を見せて説明すれば大丈夫じゃないか、とのこと。
レストランで出会った人はタイで働き、ビエンチャンに出張できていました。ラオス進出の大変さや、タイとラオスの違いなどを教えていただきました。
旅だから日本人とはあんまり。。。なんて言ってないで、日本人と外国で関わる、というのはなかなか貴重だなと思いました。
■遭遇
2008/01/26
今日の夜発のビエンチャンまでのバスチケットを購入して、サワンナケートの観光へ。近くの寺院でお坊さんとお話したり、教会のベンチでおやつを食べたり。

途中、昨日の国境越えが一緒だった日本人の男性と遭遇。昼間っから一人でビール飲んでました。ラオスで生産されているビアラーオ。なかなかおいしいビールです。

バスステーションでバスの下見。町からはちょっと遠いのですが、バックパックがなければ歩けます。VIPバス、という普通のバスよりちょっといいのにしたんだけど、この車体が真黄色!こんなハデハデにするから襲われちゃうんだよ。

下見が終わってホテルに帰る途中、また彼に遭遇。しかも彼、ラオス人の集団と道端で座り込んで飲み会してる。。。もちろん我々も巻き込まれ。。。
ちょっと心配だったけどとても楽しく過ごせました。ラオスのみなさんにごちそうになっちゃった。
サワンナケートが小さい町だからとはいえ、よく遭遇すること。

初の夜行移動。前の席のおばちゃんが、必要以上にリクライニングを倒そうとして、matuと格闘。
2時間おきに停まるバスのせいで全く眠れないまま、ビエンチャンには翌日朝5時前についてしまいました。
■サワンナケート
2008/01/25
朝6時。ホテルロビーでピックアップを待ちます。
朝食ビュッフェのパンやバナナをもらって、朝食の用意もできました。

32人乗りの中型バスで移動。途中ドンハという町まで走ります。早朝なこともあり、爆睡。
ドンハからも同じくらいのバスで。国境の町、ラオバオまでは2時間くらい。国境越えもなんなく通過。
ただ、まゆさん、出国カードを取ってもらえず、まだパスポートにはさまってるんだけど、ビザにも使用済みの印鑑もらってないし、大丈夫?出国の印は押してもらえたけど。。。

ラオス側の町は、デーンサワン。無事入国。
ラオスは日本人で観光目的の15日以内の入国であればビザはいりません。私たちもビザなしで15日間の許可をもらいました。

同じバスに乗っていた日本人の男性と仲良くなり、お話したりしながら、目的地、サワンナケートには4時着。すぐみつかると思っていた宿探しに苦労し、6時ころやっと決定。

サワンナケートは、観光するものがあまりない、普通の田舎町です。地図をみせてここにいきたい、と言っても通じない、地図が読めない。通りの名前も、あってないようなもんです。
だけどそのかわり、のんびりしているし、客引きもあまりいない。
タイとの国境が近いこともあって、今、続々とホテルが建設されています。こののんびりした町や人が変わってしまう日も近いでしょうね。