本来の使い方としては、寒い時・暑い時両用のブランケットらしい。が、私達はシーツ代わりに使用しています。なんだか虫がいそうで怖いベッドや、いかにも虫がいるベッド、そして鉄道内の寝台にも幅広く使えます。布と違って完全に下からくる虫をシャットアウトできるので、１枚あるだけでとっても安心。虫嫌いの人には特にオススメします。ちなみに本来の使い方で利用したことは１度もありません。matuがインターネットで購入しました。これはダブルサイズです。１枚しかないから、ダブル部屋のときはいいけどツインのときは片方のベッドにひいて、二人ともそのベッドに寝ています。狭いけど、それより虫がこわい。
初の出番はインド・コルカタでした。

いわゆる普通の寝袋です。今回の旅では服がかさばるのを避けるために敢えて夏を追いかけていますが、さすがにインドや南アフリカは夜になると冷えてきます。あとは、邪道な使い方かもしれませんが、やっぱり虫が怖いとき。蚊やハエなど飛ぶ虫にも有効です。布製品なので、ノミやダニ等がいそうな場所ではブルーシートと併用しています。寝袋には種類がたくさんありますが、これは３シーズン用。零度以下にならないようならこれで充分です。「旅して」のサイトで知ったのですが、２つの寝袋をつなげて２人入れる大きな寝袋になるタイプもあるらしい。知ってたらそれにしたのにー。

賛否両論あるのがこの蚊帳。私達は持って行った方がいいとオススメします。人によっては最初の何回かは使ったけどめんどうになって途中から使わなくなることも。でも個人的には、「この部屋のどこをどう使って蚊帳を張ろうか」と試行錯誤するのがとても楽しいです。matuはどうやらめんどうだと思っているみたいですが、毎回ちゃんとつきあってくれています。これは６点張りのタイプ。４点でも充分ですが、６点あるとしっかり張れることもあります。多くて困ることはないので４点張り以上のものを選ぶといいです。大きさはダブルサイズ。ツインのお部屋のときにはちょっと困ります。蚊帳吊り用にロープも欠かせない持ち物の一つです。私達は1本の長い麻紐をクモの巣のように張り巡らせて蚊帳を張っています。

ヴァラナシのダシャーシュワメードガートへ続く道を歩いていたときのこと。本当はまゆ用のキレイな布があれば、と探していたのですが、男物の布が広げられている露店を発見。せっかくなのでmatu用の布を選んでみました。男物なのでかなり大きいです。当初は寒いときに上から羽織れるように、と買ったのですが、これまたシーツ代わりにも使っています。電車の寝台にひくのにぴったりサイズ。もちろん上掛けとして使うもよし。さらに、日差しが強いときは日除けとしても活躍しました。砂漠では砂除けにもなると思います。エアコン効きすぎのバスにも是非。汚れたら手洗いもできます。

貴重品の管理。バックパッカーにとって重要な課題です。私達は荷物をこのパックセーフに入れて鍵をかけることで貴重品を守っています。鞄自体に鍵をかけるだけより、金網に覆われていることでちょっとした安心感と威圧感があります。バックパックの大きさ別にサイズがいくつか揃っているので、大きさを確認して買いましょう。まゆのバックパックは５５Ｌなので、５５Ｌ用を買ったのですが、荷物をパンパンに入れてしまうとパックセーフに入りません。ギリギリのサイズの場合、一つ上のサイズにする必要があるかもしれません。
これ自体はコンパクトにまとまりますが金網なだけあってちょっと重いです。この重さを無駄だととるか、安心だととるかはその人次第です。

マラリア予防薬です。人によっては予防薬は必要ない、治療薬だけ持っていればいい、と言っています。それも一つの方法。日本で買える予防薬はどうも副作用が人によってかなり強く出るらしいのと、３ヶ月以上服用することができないのとで適さず、私達は現地調達することに。処方箋がないと購入できない国が多い中、モロッコやマラリア汚染国では薬局ですぐに購入できました。副作用が少なく、長期間でも、妊婦でも使用可なのがこのサヴァリン。フランス製の薬なのでフランス語圏内の国でしか販売していません。私達はフランス語圏内で多めに買っておいたつもりが最後東アフリカで足りなくなってしまい、最後の最後は予防できていないという全く意味のない結果に終わってしまいました。せっかくなので服用するのならしっかり計算して期間分買っておきましょう。