トルコの日記 (2008年7月19日〜2008年7月28日)

■さらば中東
2008/07/28
イスタンブールの住宅街で爆発。テレビのないスルタンアフメット地区のホテルにいた私たちは親から聞くまで知りませんでした。
被害にあわれた方々のご冥福をお祈りいたします。

カイロで一回荷物を送ったにも関わらず、なぜかこの中東でやたらと荷物が膨らんだふたり。ここイスタンブールでも一度荷物を整理することになりました。

お土産として購入したバックギャモン、アレッポ石鹸。もう過ぎてしまった国のガイドブック。それから行く予定だったのに飛ばすことになってしまった国のガイドブックも。
南米まで手放したくなかった蚊帳も、今回matuに諭されて送ることにしました。

中央郵便局まで行って、重さを量ったら、なんと7キロ。ひとつひとつ見るとなんてことないのに、まとまると意外と重いんですね。これをバックパックと一緒に持ってたんだから、そりゃ移動が大変なわけだ。

イスタンブールでは書類も2枚書けば終わるし、パッケージもやってくれるし、荷物を送るのがとても楽。だけどそのかわり料金は高め。2キロ以下だとどうやら安くで送れるみたいだけど。

その後、最後の中東を楽しむべくグランドバザールへ。荷物送っちゃったし何も買う予定はなかったけど、雰囲気を楽しみに。薄暗いバザール内にところ狭しと並べられたバックギャモン盤に一番中東を感じる私でした。
■イスタンブール
2008/07/27
イスタンブールに到着。大きなバスターミナルにつきますが、スルタンアフメット前まで無料送迎セルヴィスが送ってくれます。もう、本当にスルタンアフメットジャミィの目の前まで行ってくれます。そこから予約してあったホテルまでは徒歩で行ける範囲。トラムや地下鉄を使わなくて行けるなんて、超便利。

ヨーロッパの夏休みに入ったからか、観光客だらけで、少しタイのカオサンを思い出す光景が広がっています。安宿街、スルタンアフメット地区はまさにカオサンそのもの。

31日のフライトなので、その前日、30日までにはなんとかソフィアに行きたい。そんなわけで早速ソフィアまでのチケットを買いに駅へ。寝台列車が毎日あるそうで、なんと明日の切符が買えました。

その後、駅で一緒になった日本人夫婦と一緒にイスタンブール名物サバサンドを港で食べ、スルタンアフメットジャミィを見学。別れて今度は、以前パルミラで会った日本人夫婦と個人旅行の男性の3人とバックギャモンをしに行ってきました。

バックギャモンを私達に教えてくれた先生だけあって、matuが3回挑みましたがやはり勝たせてはもらえず。。。修行が足りなかったようです。
■やっと移動
2008/07/26
転倒から5夜明け。。。

思いがけず長期の宿泊となったギョレメからも、今日出発となりました。夜20時発の夜行バスで、イスタンブールへ。

matuの顔にできた傷はものすごい急ピッチで白血球が働き、かさぶたがとれてきました。遠目に見たら傷はもう全くわかりません。打撲の方は相変わらず。声もまだしっかり出ません。
私の傷は少ないものの深く、治りも遅いです。当日は傷のせいで曲げ伸ばしできないのだと思っていた左手小指が曲がらなくなっています。腫れていないので、これまた打撲なのでしょう。

せっかくカッパドキア、という美しい場所にいたのに、事故を起こしてからというもの、毎日毎時間、ネット、電話、ネット、電話。景色を楽しむ余裕がなくて、イライラして喧嘩もしました。
でもやっと色々なことが一段落ついて、今後のコースも決めて、我々ふたりも少しは落ち着いてきました。
いつかまたカッパドキアにはしっかり観光しに戻ってきたいな、と思っています。

夜行バスは相変わらず、寝付いた、と思ったら大きな音楽と光で無理やり起こされ、休憩が入り、お茶とお菓子が配られました。暑くてもクーラー入れてくれないし、寒くてもヒーター入れてくれないし。それでも人気路線なので、もちろん満席。

トルコだけではなく、アフリカ・中東では子供のために1席買う、という概念はないようです。いつも親のひざに座らされているか、子供2人で1席。赤ちゃんや、まだ小さい子供はそれでもいいと思うけど、小学2,3年生くらいに見える子供までそんな感じ。運悪く隣の席になんかなったら、ぎゅうぎゅうです。

今夜のバスは、そんなおじさんと子供が隣に座り、matuがちょっと窮屈でした。それでも静かな子供だったので眠れて良かった。
街を歩いても、バスに乗っても、子供を見ない時は全くないので、トルコの人口は益々増えるんだろうな、と思います。日本と子供人口が全く違う。

暑くて汗だらだらの車内で、日本の将来を少し考えたりした夜でした。
■新ルート完成
2008/07/25
転倒から4夜明け。。。

全ての材料を並べて、検討に検討した結果、新ルートが完成しましたのでご連絡いたします。

・歯の治療は日本ですることにしました。
・ヨーロッパの観光はやめることにしました。
・1年間、という期間を短縮することにしました。

具体的には、下記の通り。

・トルコ・ギョレメからイスタンブールへ移動。
・イスタンブールから隣国ブルガリア・ソフィアへ移動。
・ソフィアから飛行機に乗ってスペイン・バルセロナへ移動。
・スペインを1週間ほど観光し、後は元のルート通り。

ヨーロッパを観光しない分、1ヶ月〜1ヶ月半の期間が短縮になる予定。

元々予算的に押していたところに、今回の事故。スクーターの修理代や医療費(後に保険で戻ってくるものの、今現在は出費)などの想定外費用がかかり、物価の高いヨーロッパを旅するのはとてもきつくなってしまいました。

航空券を変更しようにも、スペインのエアヨーロッパオフィスまで行かなくては行けないのだったら、変更するより予定通り飛んだ方が楽そうだし。

どうにかヨーロッパを飛ばして元のルートに戻れないか、と考えていたときに、宿のスタッフ、ディビッドが格安航空会社がある、と教えてくれたのでした。
「Wizz air」という会社で東欧諸国と西欧諸国を結ぶ便を多数抱える、出稼ぎ労働者用飛行機会社(?)らしい。イギリスへの出稼ぎが多いのでイギリス便は相当充実している、とのこと。ここのソフィア−バルセロナ便を安価で購入することができました。ただし、8月になるとハイシーズンとなり価格が高騰するので、7月中、いきなり7月31日のフライトを購入。あと6日でソフィアまで行かなくてはいけません。

そんなわけで、新ルートの完成。
■ローズバレー
2008/07/24
転倒から3夜明け。。。

朝起きると日本からメールがきていました。
世界一周航空券のルート変更で相談していたmatuのお友達からです。

なんと、ルート変更は「最初に乗った飛行機会社のオフィス」か、「次に乗る予定の飛行機会社のオフィス」に行く必要があるらしい、とのこと。
つまり、ノースウェストかエアヨーロッパのオフィスってことです。が!トルコ国内にはどちらもない。。。そんなわけでやっぱりトルコからは出ないとどうしようもないということになりました。
ちなみに、エアヨーロッパはスペインを拠点としている航空会社。ちょっと難しい話になってきました。

次に、もう一つの歯医者さんへの連絡をしました。
電話で話を聞いてもらい、得た回答は基本的には昨日の先生と同じ。でも、今のままにしておくと欠けてとがっている場所で舌や口の中を傷つける恐れがあるので、応急処置だけでもしてもらったらどうか、というものでした。うーん、それもそうだ。

保険会社とのやりとりも相変わらずです。ギョレメは医療面では遅れている場所で、事故を起こした、というのにパッと見の診断だけで終わりになってしまうし、レントゲンは日光で透かしてみるし、診断書も処方箋もありません。内出血とかあったらどうしてくれんの!とちょっとイライラもします。こっちが痛い、あっちが痛いと言っても、一言、「打撲」で終了。見もしないでなんでわかるっ!
こんな状態の場所なんです。でも保険会社としては診断書が欲しいとか、他の書類もFAXで送れないかとか。わかるけど、でもこっちのこともわかって欲しい。。。

ともかく、一応これで全てのデータが出揃ったので、二人でこの旅行の今後を考えてみることにします。

そんなわけでちょっとは落ち着いたので、夕方からサンセットを見にローズバレーに連れて行ってもらいました。ギョレメからローズバレーはそんなに遠くないのでがんばれば歩けますが、今の我々に歩く気力はちょっとなく、宿のおじさんの車で行きました。

ローズバレーから見る夕日、というよりはローズバレー自体がキレイでした。暗くなってからの奇岩のシルエットもなかなか良いです。宿に帰ってきて、一休みしていると宿のおじさんがワインをご馳走してくれました。ギョレメのブドウで作ったワインです。
今日はとても良く眠れそう。おやすみなさい。
■歯医者さん
2008/07/23
転倒から2夜明け。。。

全てが決まるまで心配をかけるだけなので、お互いに両親には連絡しないつもりでしたが、日本の歯医者さんの連絡先を聞くために電話をかけました。
どちらの親も当然びっくり。でも私たちが元気そうなので、少しは安心もしてくれたかな。

歯医者さんへも電話をしました。2つの歯医者さんに相談してみよう、ということで、私のかかっていた歯医者さん、matuのかかっていた歯医者さんに連絡をとってみました。
歯の写真をとってメールに添付して見てもらった結果、これ以上の欠損がなければ放置しても大丈夫じゃないか、というのが1つのお返事。もう1つのお返事はまた明日。

しかし、電話で連絡、というのは、とても大変なことですね。トルコと日本の時差は6時間。メールって本当にありがたい手段です。

歯だけではなく、口の中も大怪我を負っているにもかかわらず、食べること・飲むことは全然平気なmatu。大好きなフラペチーノをお昼に飲み、夕飯は同じくmatuの大好きなラーメンを食べに行ってきました。カップラーメンだけど、でもおいしかった。これで少しは元気になってくれるといいな。
■どうしましょう
2008/07/22
転倒から1夜明け。。。

打撲なのか、胸部と腕の痛みを訴えるmatu。さらに喉を強打したために声もがらがら。ものすごく、いたいたしい。
怪我の癒えぬうちから保険会社との連絡、日本大使館への電話相談などなど、忙しく動き回っておりました。
こんな日に限って、宿のネットがダウンしてるし。。。

お互いにかすり傷は深刻ではなく、打撲も時間の問題だと医者に言われ、深刻なのはmatuの歯。欠けている部分を治したいけど、トルコの歯医者はいかがなものか。
アンカラの日本大使館の医務官の先生に電話して確認すると「トルコの歯医者はすぐに歯を抜き、インプラント治療する傾向にある」というお返事。
さすがに歯を抜かれるのは勘弁して欲しいので、日本で治療したいけど、イスタンブール−成田の航空券は時期やたらと高く、そうなると世界一周航空券のルート変更しか手がなさそうだ。

取れる手段は下記の通り。
1、歯をこのまま放置して旅を予定通り続ける
2、直行便を買って今すぐ日本に帰る
3、往復便を買って日本で治療してまたトルコに戻る
4、世界一周航空券のルートを変更して、トルコから飛行機を乗り継ぎ早めに日本へ帰る
5、ルートを変更せずに予定通りだけど急ピッチで旅を続け、なるべく早めに日本に帰る
6、トルコで歯の治療をして旅を予定通り続ける

いずれにしても、全ては「歯」次第。会う人会う人、欠けたくらいなら大丈夫じゃない?なんて言ってくれるけど、「歯」は一生の問題だから。。。
海外で診てもらうって手段もあるけど、英語でどこまでコミュニケーションがとれるのか。。。うまく通じなくて万が一抜かれちゃったらと思うとね。

明日、日本の歯医者さんに電話をかけて相談することにしました。全てはその回答次第かな、と思っています。

航空券の変更も、ルールが変わっていたり、燃油料の改定があったりでなかなかうまくいかないかもしれないし。

悩みどころは、いろいろです。。。
■スクーターで転倒
2008/07/21
大変なことになりました。。。

昨日の日記どおり、朝からレンタルバイクで観光に出ました。最初のうちは、順調に。
ギョレメパノラマ、ウチヒサル、わーキレイだねー、なんて言いながら、2人乗りでどんどん進みました。

デリンクユの地下都市を見学。デリンクユはツアーでも訪れる有名な場所です。地下7階まである都市で、学校や教会も地下に作られています。外敵の侵入を防ぐために階段は狭くできており、大きな石でふたができるようになっています。もっと息苦しいかと思っていたけど、ちゃんと地上に通じる換気口があいていて意外と平気でした。

問題はその後。次なる目的地、イフララ渓谷を目指してスクーターを走らせている途中で、転倒。
特に何もないまーっすぐな平坦な道で、急に側道の草むらへ入っていってしまいました。
「あ、道を外れた」と思った瞬間、顔面にものすごい衝撃、そして気がついたらスクーターから投げ出されて倒れていました。
それでもすぐに起き上がれたのでmatuを探すと、スクーターにまたがったまま顔面血だらけで倒れていました。
このときmatuに意識はありませんでした。ものすごいパニックでしたが、ここで取り乱しても悪くなるだけなので、一生懸命気持ちを落ち着かせ、近くにいた村人に助けを求めました。

村人のおかげでスクーターを取り除き、matuの上身を起こすことができました。
そのあたりでやっとmatuの意識が戻ります。
それでも全く記憶のないmatu。何が起こったのかわかっていない様子。
血だらけの顔で、こちらを向いて、「歯がない」と繰り返します。表情はうつろ。よく見ると、前歯が途中から折れて欠けている。。。
その後、車で病院に運んでもらい、レントゲンなどの検査を受け、ホテルへ帰りました。

事故ったのは私たちの過失。ものすごい暑さで日射にやられてぼーっとしてしまったのか、最近の旅行疲れで一瞬眠ってしまったのか、単調な道すぎて油断していたのか。
今も何が原因だったのかは、自分たちでもわかりません。
だけど、私は腕にかすり傷を負っただけ。matuも顔中にかすり傷、そして前歯が2本途中から折れただけ(だけ?)。
骨折もせず、目に異常もなく、記憶等に問題もなく(事故前後の記憶はイマイチですが。)、もちろん命も助かりました。

宿の人もとても親切にしてくれました。
バイクの修理代はかかるけど、ふたりとも本当に命に別状がなかったので良かったです。
■ギョレメ到着
2008/07/20
予想外に朝6時前にカイセリに到着。カイセリのバスターミナルにはATMがあります。
昨日のお兄さん、8時頃って言ってたのに!しかもカイセリの朝はとても寒く、半袖の私たちは凍えることに。久しぶりに「寒い」という感覚を取り戻しました。

カイセリからギョレメまでのバスはすぐに見つかり、朝7時発、ととてもいい時間に出発。でも、朝早いからなのか、10TL。他の会社が9時出発で7TLだったそうなので、かなり高額。カイセリでぼーっとしててもしょうがないので、高額だけどそのバスに乗ることにしました。

1時間ほどでギョレメに到着。私は大学生のときに一度来たことがあるので、なんだか懐かしい感じ。でも懐かしいのはオトガル(バスターミナル)だけで、あとはものすごい開発があったらしく、もう別の街になっていました。ちょっとがっかり。もっともっと小さくて、もっともっといい街だったのにな。

オトガルのインフォメーションに、「ここに泊まりたい」と宿の名前を告げると、電話をかけてくれます。空室の有無や金額などを交渉し、まとまれば多くの宿は迎えにきてくれるみたい。私達も迎えのタクシーに乗ってラクラクー。

午後からギョレメ屋外博物館の見学へ。日中はとても暑くて、朝の寒さがうそみたいでした。相変わらず空が青くて雲がない。日焼け対策なんて、もうとっくにギブアップです。一生に一度だ、焼けろ焼けろ。

キノコ岩だけではなく、おもしろい形に削れた岩を見ながらのハイキング。前日あまり寝てないだけにちょっと疲れたけど、さわやかな一日でした。

明日は、レンタスクーターを借りて、カッパドキアの見所を一気に駆け抜けてこようと思います。ちなみにこのレンタスクーター屋と一悶着合ったのは、ふたりの秘密にしようと思います。
■お買い物
2008/07/19
シリア最終日。ついに大好きな国、シリアを去る日がきてしまいました。最終日くらいのんびりしたかったのですが、最終日なだけにお買い物が残っていて、結局一番ばたばたした日になってしまいました。

朝一番でまずはあられを買いに。トルコでは売ってないかもしれないので、ある程度買いだめするべく、張り切って向かう私達。ところが、朝早すぎて準備が追いつかず、結局お店でコーヒーを飲みながら待つことになってしまいました。コーヒーはお店のおごり。こういうとこが、シリア、って感じ。やっと買った400グラムのおかき。matuが袋ごと落っことし、なんと道に散乱。いっぱい荷物持ってたから仕方ないの。

次にアレッポ石鹸。これが賛否両論な石鹸で、とてもいいものを買えば髪も洗えるくらいにオイルが配合されているようなんだけど、そうでもないものを買ってしまえば体を洗うのさえ疑問を感じるくらい泡立ちもないらしい。ここアレッポでは、「ザナビリ」と「ジュビリ」という会社の石鹸が人気らしいけど、私達が買ったのは「ファンザ」というところの1年もの。さて、これが吉と出るか、凶と出るか。使用後感想はまた後日!

それから洗剤。お洋服洗う洗剤ね。これはどこでも売っているのだけど、どこにでもあるだけに雰囲気の悪いお店で買いたくない。そんなわけでお店選びは慎重に。だいたいお菓子みたいにビニールの袋に入っているか、厚紙の箱に入って売られています。ビニールの方がかさばらないので良いです。少量の袋を何袋か買って、バックパックの隙間に押し込みます。

最後にバックギャモン盤。これが最大の難関。スークを見に行ってもない、お土産屋さんみたいなお店すらない、他の買い物のついでに目を皿にして探していたのに、それでもやっぱりない。バスの時間も迫ってきたし、宿のチェックアウトもあるし、これはあきらめることにしました。
でも、探すのをやめたとき見つかることもよくある話で、って歌の通り、なんとバックパックを背負ってバス停へ向かう途中で発見!しかもお手頃価格!!荷物になることも厭わず、2つ買ってしまいました。1つは自分達用。1つはmatuのお家にお土産用です。
マクハ(シリア版喫茶店、おじさんが集って水タバコとチャイを片手に賭けゲームに興じる所)を想像すればわかることだけど、やっぱり水タバコとバックギャモンは切っても切れない仲だったのです。水タバコの本体を売っているお店に並んでました。なんで気がつかなかったんだろう。

買いたかったものすべてを購入し、これで満足してシリアを去ることができました。シリア・ヨルダン、ものすごく人が良くて親切で、楽しい地域でした。

大型バスに乗り込み、トルコのアンタキヤへ。この間、国境通過合わせて3時間程度。大型バスなのに、10人程度しか乗っていなくて超快適。ただ、地元民が税関を通る時の片棒を担がされたのが、ちょっと不本意。アンタキヤのバスターミナルにはATMがないので、両替できる通貨を何か持っておくといいです。(売店で両替はできる)

アンタキヤからはカイセリ行きのバスに乗りました。目的地はカッパドキア、ギョレメなのですが、アンタキヤからギョレメ行きのバスに乗ると、よくわからない場所で降ろされる、だとか、むしろ料金が高額になる、という情報があったためカイセリで乗り換える手段をとることにしました。VIPバスだから、という理由で35TLも払ったのに、来たバスは普通のバス!普通のバスなら他の会社が30TLで行くと言っていただけに残念でした。

トルコのバスはやたらとサービスがよく、真夜中なのにジュースにお菓子を配ります。眠いのに、全く寝かせてもらえません。せっかくバスがキレイで時間通りに出発するって環境になったと思ったのに、また違う障害が発生してしまいました。