ガーナの日記 (2008年4月29日〜2008年5月12日)

■ばたばた
2008/05/12
クレジットカード関係のトラブルで、なんとヨハネスブルクからケープタウンのチケットがキャンセルの危機をむかえたり、ホテル予約サイトのミスで予約していたホテルがとれていなかったり、と出発日になって次々と問題発生。午前中から全ての処理に追われていました。

タクシーでまずは空港近くの南アフリカ航空オフィスへ。支払いが二重になっていたとかで、トラブルだったのですが、なんとか解決。
ホテルはもうどうしようもないのであきらめて、他のホテルを予約。4部屋しかないホテルです。

今いるホテルのチェックアウトもあり、時間に追われてとにかく大変でした。

南アフリカ共和国のイミグレ対策に、一応ヨハネスブルクからボツワナのハボロネ行きのダミーをネット予約しておきました。支払いは予約から72時間以内にチケットカウンターでするもので、もし必要なければそのまま払わず自動キャンセルにしてしまおう、という魂胆です。さて、どうなることやら。
アクラの空港で飛行機に乗る前にチェックが入っちゃったらもうチケット買うしかありませんね。

ちょっぴりチャレンジャーですが、行ってきます。
■西アフリカネット環境
2008/05/11
西アフリカではどこでも、土日の人出が極端に少ないです。それはガーナもやはり同じのようです。アクラのオス地区は外国人が多いことで有名。旅行人ノートには「東京で言えば青山・六本木といったところ」と書いてあったのでかなりの都会を想像していたのですが、さすがに期待はずれ。1本道がちょっと栄えてるくらい。そのオスもいつもはタクシーだらけで渋滞の道路が今日はガラガラ。

路上物売りのターゲットになるから外出したくないけど、お部屋にいるのも嫌だし、ホテルの予約もしたいし、インターネットカフェへ。

インターネットカフェも併設のフードコートは地元の人に大人気。子供連れがたくさん来ていました。ガーナはそんなに貧困は激しくなく、物乞いもあまり見ません。ただ、物売りはしつこい。世間話と見せかけて自分の店へ誘導していく。手を引いたり服をつかんだり。

ここのネットカフェは自分のPCをつながせてくれます。だから航空券の購入やホテルの予約が安心してできます。クレジットカードの詳細を入力するのに、カフェのパソコンだとちょっと不安だもんね。
1時間=C1、と安くはないけど、安心を買いましょう。

ガーナのネット事情はあまり良くありません。速度が遅いし、プツプツ切れる。安定していないのです。タマレ・クマシ・ケープコースト・アクラ。全部がその調子。1ページ表示されるまでに待つ時間が長いので途中からイライラしてきて、最後にはぐったりです。
絶対ガーナには住めない、と思いました。短気の私には無理。

西アフリカでは、セネガルとブルキナファソはネット環境がよく、マリとガーナはイマイチでした。なんだかちょっと意外な結果です。
■西アフリカのテレビ
2008/05/10
テレビのある宿に泊まっています。西アフリカでももちろんドラマを放送しています。だけど、他の国のドラマと違って、感情むき出しで騒がしいのが欠点。普通の場面では声が小さいからと音量を上げるのですが、そうすると喧嘩の場面では大きすぎて困ります。逆に喧嘩の場面に合わせると普通の場面で全く聞こえないし。1回の放送で必ず5、6回は喧嘩シーンがあります。喧嘩と言っても、口喧嘩から殴りあいまで、色々です。
普通に町を歩いていても、口喧嘩している場面にはちょくちょく出くわします。男性でも女性でも、とにかく激しい。どちらも負けないから大迫力。声でかいし、顔もこわいし。身振り手振りは大きいし。

インドのドラマのわざとらしさとは違うのですが、やはりわざとらしさがあります。なんて言うんだろう。素人っぽい。お父さんがデジカメで撮りました、という感じ。インドは作りこみ過ぎ、というわざとらしさだった。バラエティーっぽい番組なんて、手振れで画面見てると酔いそうだった。

それから、暴力シーンが多い。拳銃でバンバン人が殺されます。拳銃所持が許されてる国でこれはかなり怖い。ドラマの影響でそんな犯罪が増えたらどうするんだろう。

犯罪、と言えば、ここガーナは交通事故が多いようです。大きな看板にでかでかと各町の年間交通事故死亡件数が載ってます。一つの町で年間千人以上って、なかなかの数字。ガーナでバスに乗るのはちょっと怖いです。

さて、話はテレビに戻って、音楽のビデオクリップとかもそうですが、女性はとにかく露出しとけ、という感じがあります。水着だったり、キャミソールだったり、超マイクロミニだったり。
西アフリカではどうも細い女性より、多少ふっくらした方が好まれるのか、ドラマでもビデオクリップでも、女性はふくよかな人が多いです。実際町を歩いていると細い人も多いんだけどね。そしてみんなおしゃれです。

チャンネル数はとても少ないです。常に音楽クリップを流しているのと、ニュースと、ドラマ。5つくらい。途中、CMもあまりないので、資金面がどうなってるのか心配です。
ヨーロッパ系のサッカーがある日は他の番組よりそちらが優先。サッカーばかり。こんだけいろんな国に注目されて、ヨーロッパのサッカーの質が高くなるのも当然だよね。

そして西アフリカの人達も、もちろんテレビが大好き。だけどお家にないから街角のカフェやレストランに溜まって見ています。テレビのついてる家電屋さんの前に人だかりができていることも。
以上、西アフリカのテレビ事情でした。
■南アフリカ航空
2008/05/09
朝一で、南アフリカ航空のオフィスへ行ってきました。ロンプラの地図にある場所にタクシーで向かったのですが、どう見てもオフィスらしきものはありません。周囲の人に聞いたところ、移転したとのこと。またかよ。。。

移転先は空港寄りのオペイビア(?)という地区。ミレニアムハウスというビルがあって、その2階です。周辺には大きなビルがいくつかあったので、大きな会社はそっちの方に移転していってるのかも。

ヨハネスブルク行きのチケットはびっくりするほどあっさりとれました。5月12日、月曜日のフライト。夜11時発の翌朝7時着です。ちょうど旅に出て5ヶ月目で南アフリカへ。

最近リコンファームってあんまり必要ないんですね。どこで聞いても不要と言われる。昔はリコンファームしないと乗せてくれないなんてこともあったのにねぇ。時代はかわるね。

その後、ネットカフェでヨハネスブルクからケープタウンまでのチケットをネット購入。オフィスで買うより安いので。自分で手配するのならネット購入が断然お得です。カサブランカ−ダカールのエアーモロッコもネット購入でした。

あとの問題は、ビザ対策にダミーチケットを買うかどうか。南アフリカ共和国は日本人の3ヶ月以内の観光であればビザがいらないはず、です。でも入国時に審査官が第三国へ抜ける航空券の提示を求める、とのこと。それがないと日本までのチケットをその場で買わされることもあるらしい。そんなことにならないようにだいたいみんなダミーを買って、後で払い戻してるみたい。朝早い便だとノーチェックの可能性もあるみたいだから、もう買わないで行ってみちゃおっかな。とかいって、ガーナに送り返されるのも困っちゃうけどな。
■アクラ到着
2008/05/08
ついに西アフリカのゴール、アクラに到着しました。20日間を予定していた西アフリカですが、今ですでに30日以上。

明日、南アフリカ航空のオフィスに行って次のフライトを確定してきます。次はアクラからヨハネスブルク。色々悩んだんだけど、世界一周航空券とは別に自分達で手配して、同じ日にさらにケープタウンまで飛行機で飛ぶことに決めました。

ヨハネスブルク。世界一治安の悪い場所。色んな掲示板の書き込みをみて、ここは無理してまで通る必要のないところだなと思いました。できることなら空港から出たくないなぁ、と。特にここが見たい!という積極的な場所でもなかったし。

あくまでも、その掲示板によると、
・1日に100人以上が殺されている
・中国人はなぜか特に標的になっている
・車で旅行者を轢いてから所持品を奪う
・ナイフや拳銃をつきつけられるのは日常茶飯事
・女性は暴行を受ける可能性が高い
・首絞め強盗やタックル強盗などもあり
・空港を1歩でた瞬間襲われる人もいる
。。。らしいです。どこまで本当かはわからないけれど。

ケープタウンも安全と言い切れる場所ではありませんが、観光客は多いみたいなので、犯罪に巻き込まれるかは自分次第だと思います。ヨハネスブルクのようにいくら気をつけても防げない、ということはないでしょう。
■差別
2008/05/07
ケープコーストには、かつて奴隷を送り出していた場所があります。ケープコーストキャッスルと皆は呼んでいます。青い海に青い空。ヤシの木が風にそよいでいます。そんな海岸沿いにそのキャッスルはありました。

新大陸・ヨーロッパ・アフリカ。三角貿易って世界史で習うときはピンとこなかったけど、今ここにいて、その事実を改めて考える。人間ってこわい。自分のためなら何でもやる。同じ人間を捕まえて売り買いする。
「DOOR OF NO RETURN」。キャッスルの海側出口にある言葉。そのドアから出ると言うことは、船に乗せられて新大陸へ連れて行かれるということ。もう二度とこの地には戻ってこれないということ。

15キロ程西に行ったところに、エルミナという町があります。ここにも同じようなキャッスルがありました。こちらの方が、景色がキレイです。キレイなだけに、残酷さも増すのですが。

そんな風に奴隷として不当に差別を受けてきたこの国の人達が、今はアジア人をばかにする。ここケープコーストやエルミナはそんな人間が多い。「チャイニーズ、チャンチュンチョン」とばかにした声で言ってくる。いちいち全部に「ジャパニーズだ!」と訂正をかけているのだけど、彼らにとってはアジアはみんなチャイニーズ。中国人をばかにしているのではなくて、アジア全体をばかにしているのだから訂正したところでしょうがない。なんでばかにしてるか、がわからない。昔、中国人女性が娼婦として出稼ぎにきていたからなの?

日本人にも黒人への理由なき差別がある人が多いのだから、分かり合えなくてしょうがないのが実情かもしれないけど、お互いもうちょっと相手のことを勉強しましょうよね。
もちろん中には、「日本が好きだ、たくさん援助してくれた」と言った人もいたし、「こんにちはー」と声をかけてくれる人もいた。大半の人はフレンドリーなだけに、一部の人のせいで嫌なイメージになるのはもったいないとわかってはいます。でも、大人ぶって理解者面したところで、ムカつくー、というが今の正直なココロです。
■西アフリカの食事
2008/05/06
ケープコーストへの移動日。エアコンつきが気に入ってまたもSTCバス。他の会社より少し高いのだけど、許容範囲なもので。今日は移動のみでおしまい。昼の移動だと、もう他に何かをすることはできません。

書くことがないので、今日は西アフリカの食事について。
全体的に言えるのは、油っぽい、ということ。量が少なくてもあの油でみんな太っている気がする。

セネガルは比較的、食、がしっかりした国で、種類も豊富。パエリヤみたいな「チェブジェン」、シチューのような「マフェ」。鶏肉などをタマネギとレモン汁で煮込んだ「ヤッサ」。

マリは相当な貧困国。子供が食べ残しを奪い合うくらいだから、やっぱり食材も不足。バスの休憩所で食べた「リソース」は全く具が入っていなかった。みんな露店のサンドイッチを買ってた。それも具はジャガイモ・アボカドくらいのもの。

ブルキナファソはなぜかパスタやハンバーガーなどの欧米食がたくさん。「リソース」がマリより格段においしい。具がたくさん入ってる。

ガーナが中では一番食が豊か。地元食から外国物まで選択肢が広い。気に入ってるのは「ヤム」。ヤム芋のことです。煮てもよし、揚げてもよし、焼いてもよし、の三拍子。「キャッサバ」もあります。あとは、「フフ」というものもあります。とうもろこしの粉を練って作ったもので、白玉団子のすごく大きいのを想像してもらえれば。ちょっと辛味のついたスープと食べます。かなり胃にたまるので、注意。
旅行人ノートをみて気になっていた北ガーナのみで食べられるという「TZ」にも遭遇。これまたとうもろこしの粉を使った料理なのですが、見た目、食感、共に葛餅に似ています。ピーナツ風味のシチューと一緒に出てきました。

油っぽさや、その単調な味に飽きた時には中華料理のお世話になりました。やはり中華はすごい。どこの国にも間違いなくある。

各国のお食事は、そのうち「アルバム」ページに写真を載せるので、見てくださいね。
■暇な一日
2008/05/05
日本ではこどもの日。でもこちらは普通の平日。
ここクマシは銀行も多く、ATMから現金が降ろせます。実にセネガルのダカール以来。「プラス」「シラス」の表示はなかったけど試してみたらあっさり現金が。マリ・ブルキナファソではトライすらしなかったのですが、もしかしたら降ろせたのかも。クレジット機能が付いてない国際キャッシュカードだとこういう時気軽に試してみれるので安心。

クマシではスーパーよりも露店の方が品揃えがいいです。スーパーは棚がガラガラしてますが、露店はギューギューです。輸入品も豊富。
缶詰のお魚、なぜか「GEISHA」っていうブランド名。あと、クッキーで「HOKKAIDO」っていうのを見つけて、日本製か!と飛びついたのに、中国製でした。そういうことするから北海道も中国だと思われちゃうんだよ。。。

タマレと違って、クマシでは路上物売りの売り子さんが少ないです。頭の上に商品のせた大きな籠を持って大声で売り歩くスタイル、ちょっと気に入っていただけに残念。都会になってきたんだね。
matuの好きな「FANYOGO」。ヨーグルト風味のアイスですが、これもそろそろ見なくなるのかと思うと、悲しい限りです。
■STC
2008/05/04
予定通り、クマシに移動。STCのバスに乗ってきました。
STC、超快適〜。席も左右に2席ずつだし、クーラーがんがん。途中から乗ってきたり降りたりも少ないし。

サバンナからだんだん熱帯に移る様子が見れて、車窓は楽しかったです。大きな葉っぱの植物、久々に見ました。湿気も増えてきて、空気がだんだん重くなります。

クマシが思っていたよりも都会だったことにも驚き。見渡す限りの建物群。全部平屋みたいなものだけど、でもそれでも久々に見る都会。きっとクマシでこれならアクラはずっと都会なんだろうなぁ。

それから、クマシには日本企業がたくさん進出していました。トヨタ・日産・ヤマハ・コマツ。西アフリカはフランス語圏が多いけど、ここガーナは英語圏だから進出しやすいのでしょう。物価も安いから人件費も安いのかもしれません。

英語圏、と言えば、旅行者の国籍も変わってきました。セネガルからブルキナファソまでのフランス語圏では、フランス人がやはり大多数を占め、ドイツ・オランダが続いていたのに対して、ガーナではカナダ人が多い。ドイツ人もなぜか多い。ヨーロッパの人は自分の車で来てたりして、ちょっと羨ましい。アフリカは交通に泣かされることが多いから。

明日はクマシの町をふらふらして、明後日ケープコーストへ移動します。最近は移動ばかりで疲れ気味です。
■ダラダラ
2008/05/03
モレ国立公園を4時発のバスに乗りタマレへ。
夜、相変わらず暑い中、今回はさらに停電でファンも止まる事態に。こうなると眠るどころではない。一瞬落ちてもすぐに目が覚める。

そんなわけで2日連続で寝れてない私達。バスの中も含め、今日1日は寝貯めデーでした。ホテルについてからは午前も午後もとにかくひたすら睡眠。だから今日は書くことがありませーん。

明日はクマシに移動。その後はケープコーストに寄って、アクラに向かいます。ついに西アフリカもゴールが見えてきてしまいました。
■ぞうさん
2008/05/02
暑すぎてまったく眠れず、朝7時半。早速ツアー開始。レンジャーが1人に観光客7,8人で一つのグループです。そんなに本格的なトレッキングではないので、普通の靴で充分。

運がよければぞうさんが見れる、と先日書きましたが、どうやら乾季は毎日見れるみたい。私たちも、ホテルのある高台から遠くにぞうさんが歩いているのをみたし、ツアー中には水浴びのぞうさん達を近くに見ることができました。
野生のぞうさんは初めて見たのですが、やっぱりおとなしい。あんまり吠えない。近づきすぎなければ怖いことは何もありません。
あまりの暑さに水浴びのぞうさん達を羨ましく思いながらの2時間半。結構あっという間でした。
水浴びのあと、ぞうさん達は自分の体に砂をかけて汚していました。上半身にだけ砂がかかるから、アポロチョコみたいにくっきり2色になっちゃって。何のためかと思ったら、洋服の代わりなんだそうです。日差しが強いから地肌に直接こない様に日除けなんだって。

念願のぞうさんが思ってたよりたくさん見れて、とってもハッピーな一日でした。
明日は朝4時のバスでタマレへ戻ります。今日は少しでも眠れるといいけどな。。。
■モレ国立公園への行き方
2008/05/01
モレ国立公園への移動日。
ロンプラでも旅行人ノートでも、タマレからモレへは「OSA」バスに乗っていく、と書いてあります。が、「OSA」バスなんて見当たりません。ターミナルで聞くと、「モレならMETRO MASS TRANSITのバスだよ」とのこと。それが昨日聞きまわった成果。オレンジ色の車体が目をひく中型バスの会社です。STCバスターミナル入って右側の通用口から抜けると、そこの会社のバスターミナルがあります。

matuだけ朝5時起きでバスターミナルへ。一人で乗ったほうがタクシー代が安くなるので、まゆは留守番。英語できないし。早起きの甲斐あってチケットはなんとかゲットできました。7時売り出しと聞いていたのに実際は8時だったとのこと。

バスの出発予定は14時。13時半に集合とチケットには一応書いてあります。が!そんなうまくいくわけない。待てど暮らせどバスがこない。蒸し暑い超炎天下。日陰だってそうそうたくさんあるわけじゃないから、日陰は人人人。人口密度で余計暑い。そこへ売り子さんがあとからあとからやってくるからもうパンク状態。

結局15時過ぎにやっと出発しました。バス自体は、意外としっかりした中型バスで快適。エアコンはないけど走っていれば涼しいです。座席も今までと違ってちゃんと指定席。これは助かる。変な席に押し込まれなくてすみます。途中の村々に物資を届けるため停止。これが時間がかかる原因。
モレ国立公園に1番近い村「ララバンガ」の村の人達が途中から乗ってきて、ララバンガに泊まれ、モスクもあるぞ、と激しく勧誘してきます。ルーフトップで星を見ながら眠れるそうです。公園内のホテルより安いと言っていたのでいくらかは知りませんが興味のある人はどうぞ。ララバンガからモレ国立公園までは約6キロ。レンタサイクルで行けるそうですよ。

モレ国立公園内のホテルについたのが7時半頃。3時にタマレを出てこの時間ならロンプラに載っている時間より相当短縮されていることになります。ホテルのチェックインにだいぶ時間がかかって8時。シャワーを浴びて9時。ホテルのお部屋に関してはだいぶ文句があるけど、それはガーナの宿のページを見てください。。。

明日は朝7時半からツアーがあるとのことなので、張り切って早起きしようと思います。
■タマレ
2008/04/30
このあとの進路を考えていました。クマシ−アクラと直行してもおもしろくないしすぐついちゃうので、ここでちょっと寄り道。モレ国立公園に向かうことにしました。

モレ国立公園はタマレから100キロ程西へ行ったところにあります。サバンナになっていて野生動物が見られる場所です。特に野鳥で有名のようです。あとはぞうさん。小川に水浴びをしにくるのを運がよければ見られるみたい。あぁ、見たい。

今日のモレ国立公園行きのバスは満席で取れなかったので、明日行く予定です。朝6時にチケットを買いに行かなくてはいけません。大変だ。

そんなこんなでバスターミナルでの聞き込みで忙しい一日でした。ここへきて空気が湿気を帯びてきて、ただ暑いだけじゃなく蒸し暑いに変わりつつあります。

ところで。関係ないけど、最近よくテレビでサッカーを見ます。夕飯を食べに行くと必ずやってるからなんだけど。アフリカはヨーロッパ諸国と時差がほぼありません。それにフランス語圏、英語圏なので言葉にも困らない。そんなわけでアフリカのみんなもヨーロッパのサッカーをほんとによく見てます。
私ももう少しわかれば楽しいんだろうけど、今は西アフリカにいるのでコートジボワール出身の「ドログバ」がいる「チェルシー」を応援中です。
■ガーナ入国
2008/04/29
昨日、体調は悪くない、と書いたばかりですが、昨日の夜38度の熱を出してしまいました。西アフリカで熱、といえば「マラリア」です。が、鼻や喉の調子もイマイチなことから風邪の可能性もあり、しばらく様子を見ることにしました。

今朝には熱も引き、35度台に。予定通りガーナへ向けて出発しました。相変わらずの超満員ミニバス。お尻の自由はききません。7時半発、と朝早かっただけあって、みんな熟睡でした。
お昼頃パガに到着。パガはブルキナファソ・ガーナの国境の町、というよりは国境そのものです。ブルキナファソ側の国境でバスはおしまい。ガーナ側までは歩いていきます。徒歩5分くらい。やっぱりイエローカードは使いませんでした。
そこからはトロトロという乗り物がありますが、私たちは疲れてしまってタマレまでダイレクトで行くバスに乗ってしまいました。結構ぼったくられちゃったけど。

タマレには16時頃到着。結構大きな町ですが、ホテルが中心にはあまりないので大変です。バスターミナルがせっかく中心にあるのに。。。
なにはともあれ、これで西アフリカ最後の国、ガーナに無事到着です。

熱も一時的だったようで、すっかり今は元気です。