メキシコの日記2 (2008年8月23日〜2008年8月25日)

■宇宙人?
2008/08/25
パレンケ遺跡へ。マヤ文明の遺跡はいまだ解明されていない点が多いです。天文学がとても進んでいたことや遺跡内に残されている絵画・彫刻から、マヤの王は宇宙人だとする説もあるくらいです。パレンケ遺跡はその一つ。

パレンケセントロから遺跡へはミニバスで行けます。遺跡は8時から。お昼になると暑くて歩けないので、午前中に見学。ゆっくり見ても3時間くらいでまわれます。

「宇宙人ねぇ」とつぶやきながら遺跡に入ると、まず最初の不可解なもの発見。ウサギの頭蓋骨。と言っても本物ではなく、彫刻です。神殿の上部にウサギの頭蓋骨の彫刻が。神殿の名前は、頭蓋骨の神殿。ズバリそのものでしょう。でもウサギの頭蓋骨なんて、一体何の意味があるんだろうね。

次の不可解なものは、別の神殿内にあった彫刻。男性が彫ってあるんだけど、今まで見てきた他の文明の彫刻とは一味違う。なんか、芸術、というより、子供の絵?って感じ。

あとは、マヤ文字。これはまだ謎が多く全てが解明されているわけではなさそうですが、とっても複雑。人の顔の絵が文字になっています。エジプトでは鳥とか槍とかそういう身の回りのものが文字として使われていたけど、同じように宇宙人が身の回りの人を文字にしたんだろうか。

宇宙人が、とか言うからあんまり期待してなかったけど、疑いながら見たらとても楽しかったです。
入ってすぐの碑文の神殿や、頭蓋骨の神殿は登る事ができません。宮殿や、北のグループにある遺跡は登れるので、そちらの方が見ごたえありました。
■パレンケの町
2008/08/24
朝9時にパレンケについて、宿探し。地球の歩き方に載っていた宿はすごい値上げをしていたので、ロンプラに載っていた宿に決定。

快適バスでとても良く眠れたにもかかわらず、午前中はクーラーの効いたお部屋で昼寝。最近外が暑いせいか、寝ていることが多いです。よくない。。。

午後から次の目的地、グアテマラのフローレスへ行くバス探し。旅行会社をいくつかまわって明後日発のチケットを買いました。

パレンケの町は、小さいわりにお店が多く、食料品の買い物や食事にはこまらなそうです。
■新靴
2008/08/23
出発時から履き続けていた靴のかかとが磨り減って、履けなくなってきました。両足ともかかとの外側だけが激しく減ってしまいました。そこで、今日は靴探し。

ブルガリアからずーっと探してはいたものの、価格とデザインのバランスに納得いくものがなくて、結局買えずじまいでいました。ブルガリアとかスペインとか、ユーロ圏はやっぱり物価が高すぎ。

今日買ったのは、ニューバランスのスニーカー。どうしても白が嫌でそれ以外の色を探してたんだけど、やっと違う色にめぐり合えました。女性用のスニーカーって、なんであんなに白ばっかりなんだろう。

ピンクときいろと迷ったけど、安かったのと阪神の色だったのとできいろのスニーカーにしました。

早速おニューのスニーカーを履いて、夜行バスに乗りました。行き先はパレンケ。12時間ちょっとかかります。早めにチケットを購入していたからか、一番前のとてもいい席がとれて、すごく快適でした。ただ、運転手さんががさがさ袋を開けてヨーグルトやらお菓子やら、前も見ないで食べていたのはとってもスリルでした。