ブルガリアの日記 (2008年7月29日〜2008年7月31日)

■WIZZ AIR
2008/07/31
ソフィアからバルセロナへの移動日。
だけど、目先のことだけ考えればいい、という状況ではないので、さらに次のフライトのことを考え、午前中はエアヨーロッパのオフィスに行ってきました。調べてみたらソフィアにあったのよ。だったら世界一周航空券の変更もここでできたのに。。。調査不足。

エアヨーロッパのオフィスはちょっと中心街から外れたボロビルの3階にありました。マドリッド−カンクンのフライトスケジュールをチェック、空き状況を調べてもらうと、着々と満席が発生している様子。マドリッドでフライト待ちなんてできるだけ短く終わらせたいので、とりあえず適当な日で確定させちゃいました。日付変更は何度でも無料でできるんだって!

これで、スペインに滞在する日数も一応決定。10日間の滞在となりそうです。あぁ、短いヨーロッパ生活。でも出費は長期滞在並みにかさむ事でしょう。

ソフィアの空港は2つのターミナルがあり、WIZZ AIRは1番のターミナルから出発。チェックインが終わって、そろそろ搭乗開始かなぁ、と思った頃に遅れのアナウンス。なんと2時間遅れになるとのこと。だったらもっとソフィアを楽しみたかったよ。格安だから、あんまり文句は言えないけど。

WIZZ AIRは格安フライトを提供してくれている会社。だから、機内食もないし、飲み物のサービスもお菓子もない。とはいえ、有料で販売はしてくれます。席は指定ではなく自由席。キャピンアテンダントさんの制服はポロシャツ!そういう飛行機は初めてだったけど、割と快適。3時間程度のフライトで機内食ってのもそんなに必要ないし、過剰なサービスで費用がかかるのは考えものだと思った。

そして何より、機体のキュートさでは、一番だと思う。ピンクとパープルを基調としたデザインで、ほんとうにかわいらしい。ホームページのデザインとかもなかなか。お暇なら見てみてね。

私たちは、そんな「サービスにはお金を頂戴します」という主義のWIZZ AIRに、一つだけお金を払ってサービスを受けたことがあります。それは、シート。前のシートとの間隔がやや広いシートがあるんだけど、そこを買いました。一人5ユーロ追加するとその席をとることができます。座席争いしなくてもある程度席が決まってたし、追加払いする人があまりいないのか、空きが多くて広々使えて快適でした。

バルセロナは久々の大空港。空港内にはたくさん飛行機があって、分刻みに離陸・着陸が繰り返されてました。空港内も広々してキレイ。街の中心部まで行く電車も近代的だったし、成田に帰ってきたんじゃないか、という錯覚がしました。
■教会めぐり
2008/07/30
ソフィア観光。歩いてまわれる範囲にたくさんの教会があるソフィア。教会巡りなんてのも今後なかなかできないかもしれないし、いっぱいまわってきました。

ブルガリア正教、ロシア正教の教会があって、思っていたよりも全体的に質素な感じ。もっとキラキラしてたり、タイルが使ってあったり、ど派手なステンドグラスがあったりするのかと思っていたので拍子抜け。一番好きだったのはそんな中でもちょっときらびやかだったアレクサンダル・ネフスキー寺院。

ブルガリアは歴史的にロシアとの関わりが強いので、ロシア系の建物が多く、ロシアの建築が大好きなな私にはとても魅力的な国でした。アレクサンダル・ネフスキー寺院もロシア人の建築家が作ったものらしい。

お昼はまたもブルガリア料理。今度はちょっと遠いけど、評判のお店へ。昨日とまったく同じサラダを頼んだんだけど、こっちのチーズは口の中でとろける感じですごくおいしかった!お昼ならそんなに高くないので、絶対オススメです。

午後は、ウィンドーショッピング。靴がだいぶ磨り減ってきて、かかとの部分が斜めになっているので買い換えたくて靴屋さん巡り。でも、意外と高いのね。日本でなら4,5千円で売っていそうなスポーツ系ブランドのスニーカーがなんと約1万円!いろいろ見て、デザインと価格とバランスを計っていたのだけれど、どうも納得のいくものが見つからず。結局購入には至りませんでした。
■ブルガリア料理
2008/07/29
夜行電車に乗って、ブルガリア・ソフィアに到着。電車は超快適。今まで色んな国の寝台列車に乗ってきたけど、一番快適だったかもしれない。
ただ、同室のスイス人女性二人にはびっくりさせられましたのよ。matuがいるにも関わらず、下着姿でコンパートメント内を歩くんだから。あげくそのまま寝るし。

街にあふれる看板にはキリル文字。歩く人々はロシア系。トルコと隣国だとは思えないほどの急激な変化。ソフィアは首都とは言え人口が少ないのか歩道も歩きやすい。
アフリカ、中東、ときて、こんな開放的なヨーロッパに入ってきちゃったら、やっぱり誰でも油断するのかもしれない。ヨーロッパを飛ばして正解かも。気を許して盗難とか、ニセ警官の尋問とか、ひっかかりそうだもん。。。

アフリカ、中東、と、全く好みの食事でなかったらしいmatuのために(?)今日はブルガリア料理を食べに行きました。ブルガリア、と言われてヨーグルトを思い出す人が多いように、やはりヨーグルトを使った料理が多いみたい。あとはチーズも有名らしく、白チーズを使ったサラダもありました。乳製品がふんだんに使われているのがブルガリア料理の特徴ですね。

白チーズのサラダと、ヨーグルトの冷製スープ、(久々の)豚肉キャセロール煮込み、そして飲み物はアイラン(ヨーグルトドリンク)!

お料理に使う素材もさることながら、中東との違いはお皿かも。とても可愛らしい柄のお皿が使われています。中東なら端っこのかけた真っ白の皿とかで出てきそうだもんね。お店によるとは思うけど。

日程的に2日しかないブルガリアだけど、なんかもう1日で満喫しちゃいました。