タイの日記2 (2008年2月1日〜2008年2月9日)

■水上マーケット
2008/02/09
またもツアーに参加して、今度は水上マーケットを見に行ってきました。午前中だけのツアーです。
水上マーケット、というのは、ボートに商品が乗っていて、それをボートに乗ったお客さんが買う、というものです。
川沿い、運河沿いではそのほうが便利だったようです。

さっそく木でできた船に乗り込んで出発。水の色が緑色だし、ウミヘビが泳いでるし、ちょっとしたスリルです。
10分くらい行くと、水上マーケットの始まり。思っていたのと違って、みんなが船に乗っているのではなく、
陸にもお店があって、お客さんも船から降りていました。もうそうなると何が水上マーケットなのかさっぱり。
もっと船がたくさんひしめいて地元の人も買いにきてるのかと思ってたのに。
結局観光用の見世物なんだな、とちょっとがっかりでした。

午後はお買い物タイム。タイ最後なので、今後使えそうなものを物色。薄紫色のロングスカートを買いました。
理由は。。。インドではお手洗いがない、もしくはきちんとしてない場合が地方では多く、そんな時は青空の下で、
なんてことになるらしいのです。そしたら、ロングスカートにもぐればあら便利。
ウエストはゴムなので、自由自在にもぐれます。アフリカでも使うかもしれませんね。
■荒行
2008/02/08
コルカタのいろんなホテルにメールを送っています。なのに、どこからも返事がきません。
結局メールなんて、見てもらえなければなんの意味もありません。
ホテルの予約は電話に限りますね。だけどそこまでしたくない私たちは、行き当たりばったりで決めることにしました。

そんな事態にそなえて、ガイドブックはやっぱり大切、と思い知った私たち。
日本人のやっているツアー会社へ行って、必要な国のガイドブックをある程度借りてきました。
そこの従業員さんがバックパッカーで世界をまわった人で、その時のガイドブックがおいてあるのです。

そしてホテルへ直行。借りてきたガイドブックを1枚1枚ペラペラめくってその都度パチリ。写真を撮ります。
これが結構、パソコンに落としてみるとちゃんと読めるんですよ。小さい文字もくっきりと。
2人で手分けをして、ガイドブック2冊を写真にしました。
ずっと下を向いて、照明で本が光らないよう注意して、ピントが合うように息を殺して、ページがとばないように慎重に。
なかなかの荒行でした。首と肩が悲鳴をあげます。写経ってこんな感じかな、と思ったり。
■アユタヤー
2008/02/07
今日はツアーに参加してアユタヤーに行ってきました。
ずっと、アユタヤ、だと思っていたのですが、ガイドブックにも「アユタヤー」、ツアーのガイドさんも「アユタヤー」。
これはやっぱり、「アユタヤー」ですね。

有名な寝転んでいる仏陀などを見学。本を見て思っていたより、小さくてちょっと拍子抜け。
あとはガジュマルにとりこまれてしまった仏陀の頭部を。
東南アジアの遺跡はガジュマルと一体になってしまったものが多いです。
それを神秘的、と取るか、侵食、と取るか。人それぞれですね。

カオサン通りへと戻る途中、突然の大雨。車はなぜかワイパーが動かなくて、前も思うように見れません。
運転手さんも少し焦り気味。道が川のようになって、タイヤが浸かってきます。
今は乾季のはずのバンコクで、ものすごいスコール。やはり異常気象は全世界的みたいです。

カオサンまであと少し、というところで車を降ろされてしまいました。
写真は水浸しのカオサン通り。みんな靴脱いでじゃぶじゃぶ歩いてました。
私たちは靴脱いでじゃぶじゃぶ、という勇気もなく、ネットカフェで調べ物をして、
水が引くのをまっていました。2時間くらいで水もはけて、元通りのカオサンになりました。
■※※※
2008/02/06
※※※
■タイ風カキ氷
2008/02/05
今回の旅でまわる予定の国、すべてのガイドブックを持ってこようと思うと、ものすごい重量になります。
できるだけ軽くしたくて、持ってきたのは東南アジアとアフリカの一部だけ。

ガイドブックというのは、やはり見所を知るうえで欠かせないものです。
インターネットもさすがに毎日できるわけではありません。

そんなわけで、ここ数日、ガイドブックを探しています。中古の日本語のガイドブック。
カオサン通りにはバックパッカーが集まるだけあって、いろんなところで中古イドブックを売ってます。
だけど、日本語、となるとなかなかない。あったとしてもものすごく古いものばかり。
英語のガイドブックはいっぱいおいてあるのですが、あまりちゃんと読まないので見所を逃しがちなもので。。。

ツアー会社の人に、伊勢丹に行けば新品の日本語本があると聞いて、今日はスクンビット・プロンポンへ。
伊勢丹以外にも周辺に日本人街みたいな場所があるのでその辺ものぞいてみようと。

結局めぼしいガイドブックはみつからず、空振りな一日だったのですが、
色々まわって疲れきった足で、面白い食べ物をみつけました。
タイカキ氷。タイ風のカキ氷です。

たくさんあるゼリーや豆類、タピオカなどの具材から好きなものを2つ選んで、その上に氷とシロップをたっぷり。
日本のカキ氷と違って、具が入ってるから華やかな感じ。

さて、明日からもガイドブック探し、がんばります。
■屋台
2008/02/04
カオサン通りはTシャツや短パンなどの衣料品以外に、屋台がたくさんあります。
今日は夕飯を屋台で食べてみました。パッタイ20B、レッドカレー30B、ヌードルスープ25B、やきとり1本10B、パンケーキ25B、揚げ春巻25B。
おなかいっぱい食べてもいつもと同じくらいの出費。いつもは足りないくらいの少ない量なのに。
まだ試してないけど、おもしろかったのは、もち米の上にマンゴがのっているもの。おやつなのか食事なのか?
それから、パッタイの屋台。麺の種類が5種類あって、どれがいいか選べるようになっています。
今日の夜、おなかこわさないといいけどね。


【追伸】

それから、今日はインド行きのフライトを確定させてきました。
担当の人が、希望通りの日で確定してくれたのですが。。。

「バンコク、コルカタ」と一言。

ん?コルカタ?コルカタって、デリーのこと?
いや、カルカッタだよね?え?デリーじゃないの?

実は、二人ともインドはデリーからだと思い込んでいたのですが、なんとコルカタからだったのでした。
私たちの世界一周航空券は、マイル数が重要なんです。
それで出発直前までマイル数を計算して、インドは、デリーではなくコルカタIN、トリヴァンドラムOUTで決着がついたはずでした。
が。
あまりにもばたばたしていて、当初計画していたデリーのままだと思い込んでいたみたい。
よりによって二人とも。。。

そんなわけで、私たちも今日はじめてコルコタへ行くことを知り、びっくりしていたりします。
■値上げ
2008/02/03
再び、バンコク。前に宿泊していたところに予約を入れたので、久々におうちに帰ったような気分です。
水上マーケットやアユタヤに行くツアーを申し込みにカオサン通りの旅行会社へ。

カオサン通りにはいつもチャオプラヤ川を行く船を利用して行きます。
宿から船つき場には歩いてすぐ。この間と同じ要領で知った道を行くだけ、と思っていたら。

船代値上げだってー。

ガソリンの値上げは何も日本だけの問題ではありません。ここバンコクも影響を受けています。
そんなに大きな値上げではないものの、毎日利用する人には大きいですね。

カオサン通り、なんと意外にも、新しいホテルが結構できています。
今日、自力で見つけた「RICCA」はカオサン通りにあるニューオープンホテル。
予約を入れようとしたのに、ほぼ満室。あまり希望する日ではないけど、せっかくだから1日だけ予約。

ツアーの出発がカオサン通りだったりで、今の宿は不便です。
もう少ししたらカオサン通り付近へ移動してみようかな。
■ファーストクラス
2008/02/02
初のタイ鉄道。ファーストクラスはやはり外国人が多いですが、子供連れのタイ人も数組いました。子供いて長距離は大変ですもんね。

2人個室が1車両に12室。個室には洗面台がついていました。まったく意味のない洗面台。水でないんだもん。
車掌さんが寝台のベッドメイクをしてくれます。これは楽。

ウドンターニーを出発し、さてお部屋でくつろぐか、と思った矢先。どこからか日本語が。
冬の間3ヶ月だけバンコクで暮らしているというご夫婦が乗っていました。

私たちはあまり見るところのないウドンターニーだと思っていたのに、近郊にいくつかあったらしく、
とてもよかったので今度きたときは是非行ってみて、とのこと。残念。調査不足です。

約12時間の鉄道旅。海外での夜行列車の楽しみは、電気を消して窓から外を見上げること。
星空がきれいに見えます。新月のときはなおきれいですね。
■ウドンターニー
2008/02/01
旅行会社にお願いしてバンコクまでの切符を取ってもらうつもりが、自分たちで移動することに。

タラートサオでタイ行きのバスチケットを購入。
ノンカーイではなくてウドンターニーというもう少し南の町行きを選択。
万が一夜行列車の切符が取れなかったときは1泊しなくてはならないので、大きい町を選びました。
ウドンターニーは国際線空港のある比較的大きな町だそうです。観光すべきところは何もないらしいけど。

国境越えはあっという間。下見した友好橋を通って、ビザなしでもあっさり通過。
これは幸先いいかなと思ったのに、やはりそううまくはいきません。
夜行列車のチケットが売り切れでした。やはり今日の今日では甘かったか。
結局翌日のチケットを購入し、今日はウドンターニーで泊まることにしました。

ウドンターニーは思ったよりもさらに大きな町で、映画館やらボーリングやらデパートやら買い物にも娯楽にもいい町です。
セブンイレブンもあるし、あんまり日本とかわりません。
ただ、バスステーションでのトゥクトゥクの勧誘がしつこいことは東南アジア共通みたい。。。

明日の夜行は、なんとファーストクラス!2人部屋の個室です。楽しみだなぁ。

写真の子犬は、本日の宿の飼い犬、オンセン。覚えやすいお名前です。
一番下は、ウドンターニーの複合施設。ここに映画館もスーパーもなんでも揃ってます。