エジプトの日記 (2008年6月23日〜2008年7月5日)

■カイロ−ヌエバのバス災難
2008/07/05
夜行バスでヌエバへ。ヌエバはシナイ半島の東側、紅海に面した町です。ここからヨルダンのアカバ行きフェリーが出ています。

チケットを購入したのと同じトルゴマーンバスターミナルへ。すると、ヌエバ行きはここから出発ではない、と言われてしまいました。でも、ヌエバ行きバスと次のバスターミナルで接続のあるバスがあるからそれに乗っていけばいい、とのこと。良かった良かった。(と、言いながら、一悶着あったのですが、詳細は省きます。。。)

無事ヌエバ行きのバスに乗り換えて、深夜2時。やっと眠れそうだと思った矢先、突然バスが止まりました。他の乗客がみんな荷物を持って降りていきます。どうやらバスの不具合があったらしく、なんとまた乗り換え。しかもさっきトルゴマーンから乗ってきたまさにそのバスに乗せられました。

もともとの乗客がすでにシートに座っており、途中から乗ってきた私達故障バス組は席がありません。通路に立っての移動です。その通路ももうぎゅうぎゅう。真夜中なのに、寝れない。立ちっぱなし。

このままヌエバまで何時間もこの状態なんだろうか、と不安になったけど、1時間くらいその状態が続き、休憩所のようなところでドアが開きました。もう1台ヌエバ行きのバスがあって、そちらにはまだ少し空席があったので、人を分散させようということらしい。ドア付近に立っていた私たちはラッキーにもそのバスに席を確保することができ、そこからはやっと快適に移動。

カイロから13時間かかる、と脅されていたヌエバでしたが、なんと7時前に到着。トラブル続きの割に8時間かかりませんでした。もう少しバスで寝ていたかったのにな。バスの車窓から見えるんじゃないかと期待していたシナイ山も結局全く見る余裕なしでした。
■ピラミッドを取り巻く人々
2008/07/04
ピラミッドを見にギザへ。
宿からタフリールまで歩いて5分、そこから357番のバスで20分。あっという間にピラミッド前。
バスに乗っていくと、突然ピラミッドが目の前にどどんと現れます。しばらく前から見えていて徐々に近づいてくるんじゃなくて、東京タワーのように突然現れるのです。あんなに大きいのにね。カイロやギザあたりも高層ビルでいっぱいだから。
街の中に突然現れるピラミッド。後ろを見ればそこにはビル群。不思議な光景です。

バスを降りて、チケット売り場へ。朝7時半前だったのでまだゲートが開いておらず、しばらく待ちぼうけ。ウワサどおりラクダひきが勧誘にやってきたけど、ひたすら無視。
7時半にゲートが開き、チケット売り場には長蛇の列。でも私達は前から2番目、ゲートから売り場まで坂なんだけどがんばって歩いた。
地球の歩き方によれば、まずピラミッドのエリアチケットを買って、そのあとクフ王のピラミッド用のチケット売り場を目指す、となってました。でも、なんと今は最初のチケット売り場で全部買えるのです。私達が並んだのは知らず知らずにクフ王のピラミッドに入るチケット。150枚の限定品をさくっとゲットして、それからエリアチケットを買ったのでした。まぁラッキーだったかな。団体ツアーの人がものすごい列を作ってたから、万が一並ぶ場所を間違えていたらアウトだった。

ここには3つのピラミッドがあるけど、一番好みだったのはカウラー王のピラミッド。外見がね。頂上に少しちゃんと化粧岩が残ってるから。
クフ王のもカウラー王のも中に入って玄室を見に行きましたが、なんにもない広くもない暗いただの空間で、最初はがっかり。たどり着くまでにもっと登ったり下ったりすると思ってたのに、すぐついたことにもがっかり。でもよく考えたらあれだけの石を積み上げた中にどうやってあんな空間をつくることができたのか、なんであれだけの空間のためにあれだけの石を積み上げる必要があったのか、考えれば考えるほど不思議だなぁと思いました。

あとは、ここでもそうですが、警備員のモラルの問題ねー。低い、低いよ、低すぎる。ピラミッドは登っちゃいけないの。なのに、登れって。ちょっとなら構わないからって。どうせ登ったらチップをよこせって言うんでしょ?絶対、いや!
写真を撮ってあげる、とか、これはプレゼントだから、とか、俺達の写真を撮れ、とか、まぁよくもそんなに人を陥れる方法を思いつくもんだよね。インドとモロッコとエジプトって、なんか似てるよ、そういうとこ。
スフィンクスが見ているといわれるケンタッキーフライドチキンのお店ですが、ここでもチップを要求してくる子供がいます。どうやら、箱を組み立てたり、食事をお客の席へ運んだりするアルバイトとして小学生くらいの子供を雇っているようなの。その子達が、大人店員の見てないところでチップを要求してくる。そんな年で一生懸命働くなんて、確かに日本では考えられないこと。だけどちゃんとお給料はもらってるはずだし、彼らのやってることは店員のサービスの粋を出ないささいなことなのにな。これもまた悲しい。

夏のエジプトは、観光客にあまり人気がないらしくどこでも比較的ゆっくり見ることができます。まぁそのかわりものすごい暑さです。暑さに耐えられるなら、エジプトは夏がオススメです。
■スタバ派?
2008/07/03
再びカイロに戻ってきました。ルクソールやアスワンのあとだとカイロは涼しく感じます。それでも36度くらい。

電車が朝7時頃カイロにつき、ホテルに荷物を置いて、エジプト考古学博物館へ行ってきました。
ここにはツタンカーメンのお墓にあった装飾品が展示されています。ツタンカーメンのお墓は意外にも20世紀に入ってからの発見。ロシアのマトリョーシカ人形のごとく、棺が何重にもなっているのが特徴です。

黄金でできたツタンカーメンのマスクは博物館の一番奥に展示されていました。ものすごい彫刻の細かさにびっくり。今まで見てきた神殿みたいにやたらと大きいものを作るかと思ったら、装飾品などの小さいパーツにまで細かい刺繍や彫刻をほどこしてあって、繊細でもあるんですね。

この博物館のもう一つの見所は、ミイラ。古代の王のミイラが展示されています。ミイラも時代によるのか保存状態が違って、黒くなっているものもあれば、ラムセス2世のミイラのようにとてもきれいなものもありました。でもみんな王家の墓で眠っていたかったんじゃないかな、と思うと申しわけない気持ちになります。

午後はヌエバまでのバスチケットを買いに、トルゴマーンバスターミナルへ。最近できた建物らしく、とっても新しいのですが空間が全く機能していなくて無駄になっていました。せっかくなんだからもう少しお店を入れるとかして活気を出したらいいのにね。

ついでに新しくできたというショッピングセンタータワーモールにも行ってきました。新しくできた、というより、まだ建設中であるそのビルは、そんなに大きいものではありませんでした。
スターバックスが入っていたので、そこで休憩。日本にいる時はあまりスタバには行きません。まゆがタリーズ派だから。でも、ここへきてmatuがスタバにこだわる姿を見ていると、実はmatuはスタバ派なのかも。日本に帰っても、たまにはスタバに行こう、と思ったのでした。
■気温44度
2008/07/02
昨日のアブシンベルもものすごい暑さでしたが、ここアスワンも負けていません。なんと本日の予想気温44度。44度と言えば、マリやブルキナファソで経験した気温を超えています。まさかあの暑さを超える場所にくることがあるなんて。日差しが痛い。外で売ってるトマトとか、絶対焼けてる。

アスワンの少し南に、北回帰線が通っています。6月下旬が夏至だから、今アスワンは太陽が真上近い場所にくる季節なわけです。日中の影、絶対日本ではありえないもん。ほとんど真下にきてる。

エジプトに来て、雲を見ることすら、ない。毎日青空。濃い青。この季節、雨が降ることなんてあるんだろうか。

そんなわけで、観光に行く気力さえなく、今日は夕方の電車が出る時間までカルカデを飲みながらひたすら、ぼーっとした一日を過ごしてしまいました。頭が痛くなるくらい、本当にぼーっとしていました。

夕方にはカイロ行きの電車に。今回は1等の席です。寝台ではありませんが、カイロ−ルクソールの移動では快適に寝れたので。

しかし、今回はこれが失敗。席がとっても悪かった。車両の1番後ろの席で、扉がぱたぱた気になるし、扉向こうのお手洗いの臭いが気になるし、通路挟んで隣の席は警備員さん達の席だし。
警備員の近くがどうして嫌かというと、とにかくうるさい。夜中でも寝ないし、無線で連絡取り合うからガーガー聞こえるし、カーテン閉めないから明かりが漏れてくる。エジプトの警備員さん、まともに仕事しないで世間話したり、携帯で音楽を大音量で聴いたりする。最悪だ。

だけどね。それでも眠れるのが、私まゆ。全く眠れないのがmatu。かわいそうなmatuはほぼ眠れず、暇なとき用に準備しておいた数独をひたすら解いていたそうです。エジプトの電車もやっぱりあたりはずれがあるみたいですね。
■アブシンベルツアー
2008/07/01
ホテルでお願いしたアブシンベルツアーに行ってきました。明け方3時15分発。眠った気がしない時間に起こされ、ミニバスに乗り込みます。16人乗りのミニバスに15人。ぎゅうぎゅう。

アブシンベルまでは警察の護衛がいるからか、何台か車が集まってから集団で移動することになります。他のツアーの車待ちなどでアスワンを出たのが5時頃。全く無意味だった早起き。。。

アブシンベルには8時頃着。見学時間は2時間です。ルクソールで見たいろいろな神殿に比べて、彫刻や絵がとてもきれいに残っていて、見ごたえ充分でした。エジプトまで来たのなら、アブシンベルは行くべきです。ここで音と光のショーをやってるんだとしたら、絶対きれいなはず。湖に面しているロケーションがいいし、周りに建物がないから星がきれいなはず。

小神殿の入口には鍵を持った警備の人がいて、それはなんですか?ってしらじらしく聞いてみたら、笑顔で鍵を貸してくれました。やったー。意外とみんな気がつかないのね、あの鍵に。

ロングツアーだったので、このあと、アスワンハイダムやイシス神殿・切りかけのオベリスクも見にいきましたが、あまりの暑さに記憶に残らず。
でもイシス神殿は良かったです。彫刻が仏教遺跡と似ていて、浮き彫りになっていました。他の遺跡は逆で、絵の部分が凹んでる。

ツアーが終わって15時過ぎ。安いだけあって、お昼もついてないし、お昼休憩もありません。帰ってきて、お部屋で少し休んで、マックで昼兼夕飯を食べるところです。
最近、胃の調子が悪いこともあり、一日2食な私達。ツアーは、暑い時期で、とってもとっても興味があるってことでなければ、ショートツアーがおすすめかも。ショートツアーはアブシンベルのみ見学して帰ってくる、というもの。実際その方が需要が高いらしいです。
■変な日本語
2008/06/30
アスワンにつきました。アブシンベルの音と光のショーが見たくてここに来たのに、暑さのあまり、アブシンベルは日帰りのツアーを申込んでしまいました。あぁ、軟弱者。いや、アブシンベルはホテルが異常に高いのでなかなか決心がつかなかったわけで。

アスワンはルクソール以上の暑さ。40度いってると思う。でも、マリで感じた絶望的な暑さではなく、暑いけど楽しい暑さ(意味わかる?)。両方ともあまり湿気がない場所だから何が違うのか自分でもよくわからないけど、matuも同意してくれるので、やっぱり何かが違うのでしょう。

アスワンにはスークがあって、宿に帰るにはそこを通ります。スークというのは市場のこと。と言ってもお土産物屋さん街。客引きのお兄さんがやたらといて、片言の日本語で自分の店に呼び込もうとします。

「こんにちは」まぁ、基本だよね。
「さらばじゃ」いきなりですか。
「カクヤス」誰が教えるんだろうねぇ。
「みるだけただ」そりゃそーだ。
「そんなのカンケーねぇ」もう古いんじゃないの?
「ビンボウ」だからどうした。
「かわいくなーい」悪かったなっ!
「ばざーるでござーる」!!いつの時代だよっ!

ってな具合で、スークを歩く間中何かしら聞こえてきます。相手をするのにも疲れちゃうけど、せっかく日本語覚えてくれてるしなぁ。

明日は明け方3時出発のアブシンベル行きツアーなので、今日は早めに寝ることにします。おやすみなさい。
■ルクソール東岸
2008/06/29
カルナック神殿を見に、タクシーで。なぜタクシーかと言うと、matuの体調がイマイチだったので。大事をとってタクシーで。
カルナック神殿はルクソールの街北東側にある神殿です。暑くなけりゃ歩けるかもしれませんが、今は酷暑。私達は歩く気にはなれませんでした。

一昨日見たルクソール神殿よりだいぶ規模が大きな神殿で、まだまだ修復が続いており、入れない場所もたくさんあります。が、それでも充分なくらい広いです。

一番の見所は、柱のいっぱい立っているところ。ルクソール神殿にも柱はいっぱいあったけど、数が圧倒的に違う。柱にほどこしてある彫刻や絵画も思ってたより残っていました。
気になったのは、人物が彫られていたり、描かれていたりすると、その顔の部分がつぶされていることが多いということ。昔の争いで傷つけられてしまったのでしょうか。仏教遺跡でも仏像の頭だけとられてしまっていたので、顔や頭というのはそれだけ意味があるわけですよね。

次はミイラ博物館。比較的新しくできた博物館で、サル、魚、ワニ等のミイラが展示されています。もちろん人間のミイラも。
ミイラって本当にすごいです。体はともかく、顔がそのまま残っている。中に詰め物をしているらしいけど、そういう技術が紀元前からあった、ということが驚きです。
神殿のような大きな建物を作ることも単純にすごいことだけど、ミイラを作るほうがよっぽどすごいと思う。ミイラ作りに使用されたメスの展示もありました。

もし、エジプトに観光にきたい人がいたら、ある程度勉強してからきたほうが楽しいと思います。古代の神々は決まった姿なので、覚えていれば一目瞭然だし、どの神が何を表すかを知っていると見る視点が変わってくるかもしれません。
ガイドブックももっていない私達はパッと見の学習だけだったので、もっと勉強してくればよかったと少し後悔中。
■ルクソール西岸
2008/06/28
今日はホテルでチャーターしてもらった車でルクソールの西岸を観光。
朝8時に出発し、6時間で4つまわってもらうことができます。私達のチョイスは王家の谷・ラメセウム・ハトシェプスト女王葬祭殿・ラムセス3世葬祭殿の4つ。

一番見ごたえがあったのはやっぱり王家の谷だけど、1枚のチケットで3つのお墓しかまわれないことをしらなくて、適当に見ちゃったから有名なお墓が見れず、残念でした。

それにしても相変わらず無駄に大きなもの作るなー、というのが私の個人的な感想。
今は跡形もないけど、この遺跡群、昔は屋根あったんだよね?この殺人的な暑さの中、屋根がないと大変だもん。今は遺跡に屋根がないから観光だけでも結構つらいです。気がつくと太陽が真上にある。
王家の谷って不思議です。どうして過去の王が眠ってるところにみんな眠りたがったんだろう。新しい場所を切り開くパイオニアになろうとはしなかったのはなんでだろう。宗教の問題?

どこへ行ってもそうだけど、各遺跡には監視員の人がいます。だけど、彼らのモラルが低すぎる。写真撮影禁止のところなのに「写真を撮ってもいいよ」とか、むしろ「写真を撮れ」とか。立ち入り禁止のところなのに、「入れ」とか。そうやって小銭をかせいでいるんだろうけど、それじゃ監視員の役割って一体何?
私達は一応魔法のカードの関係で職業が教師ということになっているので、「そういうことはできません」と全てお断りしています。教師だって言うと、みんなすぐ引き下がるので。きっと口車に乗っかっちゃう人もいるんだろうけど。最初彼らを買収したのは旅行客だったんだろうか。だとしたらどちらのモラルが問われるべきか。難しい。
■魔法のカード
2008/06/27
ルクソール初日。さて、ピラミッドも見ないでどうしてカイロを出たのか。その答えがここルクソールにあります。そのためにルクソールに来たと言っても過言ではありません。

内緒ですが、色々な観光地の入場料が半額になる魔法のカードがあります。具体名は書きませんが、とにかくそんなカードがあるわけです。
それを作りにやってきました。本来なら私達は資格がなく、作れないのですが、ここルクソールならそれが作れてしまうらしいのです。

エジプトは大観光国ですが、入場料がそれぞれ高額なのが悩み。まともに払っていたら、せっかくの物価安もふっとんでしまいます。

そんなわけで、魔法のカードを作成してしまいました。本当はだめなんです、でも予算がどうしてもあわなくって。ごめんなさい。

でも、30歳を超えていると難しいらしく、一般的に使われている魔法のカードとは違うカードになりました。使い方も、割引率も一緒だそうなのでいいのですが、知名度が低いのではねられたりしないかちょっと心配です。

不安にかられて、夕方からルクソール神殿へ。ここは宿から歩いて数分の街中にある遺跡です。ここもその魔法のカードで入場料が半額になるのですが、果たして結果は。。。ちゃんと使えました。やったー。これで節約しながら観光ができる。

ルクソール神殿は夜間ライトアップされます。だからか、夕方から見に来るツアーが多いみたい。日本人の団体さんもいくつかやってきていました。日中は暑すぎて観光できないのも理由の一つか。。。

初めてのエジプト遺跡だったのですが、やはりエジプトの遺跡は大きい。何もこんなにしなくても、とあきれるほどの大きさです。もしかしたら権力を見せるとかそんなんじゃなくて、公共事業だったのかも、と思ってしまいました。
■シティスターズ
2008/06/26
今日は、ルクソールへの移動日。
ですが、その前にカイロのショッピングモールへ行ってきました。できるだけ、お金のかからないところで涼もう、というのが目的。

タフリールからミニバスでマクラマバイードまで、のはずが、運転手さんすっかり忘れてちょっと先まで連れて行かれ、結局そこからタクシーで。マクラマバイードで降ろしてもらえていれば余裕で歩ける距離にありました。
シティスターズというところです。ここにはエジプトではまだ珍しいスタバが2件も入っています。エジプト限定のタンブラーがあったそうですが、今現在は売り切れ。どうやらずっと売り切れ状態が続いているみたいです。

他にも大きなスーパー、ブランド物のお洋服、おしゃれな喫茶店、フードコートと日本と何も変わらぬ様子にびっくり。こんなところもあるんだねぇ、カイロ。そしてこんなところで大量買いできるエジプト人だっているんだねぇ。エジプトも列記とした格差社会じゃないか。ますますインドと似て見えてきた。

その後、夜10時初の電車に乗りました。1等のチケットを買ったのでなんの根拠もなく寝台だと思い込んでいたのですが、なんと普通の座席。ががーん。でもかなりゆったりだったし、リクライニングもしっかりきいて、席間もそれなりに広く、足置きもあって、なかなか快適でした。しっかり眠れたのでまぁ満足。エジプトは電車の旅がいいかもです。
■イスラム教地区
2008/06/25
さて、カイロまで来て何をしているんだ、と思われそうなので、今日はきちんと観光してきました。イスラム教地区、というモスクがたくさんある場所です。私はモスクが大好き。あの丸い造形にとても惹かれます。

まずはシタデル。ガーマ・ムハンマド・アリという高台にあるモスク。イスタンブールのモスクを真似した、とあって、本当にイスタンブールのブルーモスクみたいな雰囲気。概観ももちろん、中もシャンデリアがあって、ステンドグラスがあって、似ていました。

その後はブルーモスクへ。入口に、ブルーモスクの入場料は無料です、と書いてあったので安心していたら、入ったところにおじさんが。で、勝手にいろいろ案内を始めてしまった。あげく、ミナレットに登りたいか、と言って、どんどん登ってしまい、ついていく羽目に。ミナレットの上からは、遠くにピラミッドまで見渡せるとても素晴らしい眺めが。こんな高さからピラミッドが見えちゃうなんて、すごい!横の3枚目の写真はミナレットから撮った写真。中央あたりに薄い三角形が見えませんか?

自分達ではミナレットに登れるなんて絶対思わないし、色々説明も聞いちゃったし、いくらか渡すか、ということで無料のはずのブルーモスクで20LEを渡してきたのでした。少ない、と文句を言われつつ。

その後、ハーンハリーリというお土産屋さん街のようなところへ行って、なぜかビーチサンダルを買い、ホテルに帰りました。

ところで、今、ユーロ2008が行われていますね。サッカーです。サッカーには、普段興味がないのですが、なんとロシアが残っている!
そんなわけで、今とても注目しています。今日はトルコとドイツの試合。ホテル近くのカフェでテレビが見れるらしく、見に行くつもりでとても楽しみにしていました。が、いざその1時間前、という時になって、matuが、今日は疲れたから行くのやめない?って。自分がそのカフェで放送するから、と言い出して、ロシアしか興味のない私まですっかりその気にさせて、結局疲れたからやめにする、ってひどくない?ものすごくがっかりです。前のタイでのサッカーの時もそう。いつもなんでも、やめにしない?って言い出すのはmatu。せっかくの旅なのに、本当につまらない。私が英語をもっと話せたら、一人で出かけていくのになぁ。無念だ。。。

一番見たい明日のロシアとスペインの試合中は、なんと夜行電車の中で見れないし。これはロシアに決勝まで進んでもらうしかなさそうです。
■ニューカメラ
2008/06/24
さて、突然ですが、カメラ買いました。
エジプトで買ったわけではありません。先日のケニア航空のフライト中に飛行機の中で買いました。デューティーフリーとか言って、パンフレットあるでしょ?あれで。

買ったのはおもちゃみたいなカメラ。一応デジカメなんだけど、500万画素あるんだけど、本体がやたらと小さい。手のひらに余裕でのるものです。
ライカM3をイメージして作ったものらしい。そんなに安くはなかったけど、なんとなく遊びとしていいかな、と思ったので。えへ。

今日はそのデジカメをデビューさせるべく、一緒に街に連れ出しました。
撮影してみて思ったのは、難しい、ということ。小さいからもちろんモニターも小さくて画面の確認がしづらいし、操作性もイマイチ。ズームは4倍まで対応だけど、ぶれやすい。自分か被写体かどちらかが少しでも動くと画像がゆがむ。室内で撮ると、ものすごく暗い写真しかとれない。今まで広角のカメラを使っていたから、広角でないことが気になる。だってどれだけ被写体から離れてもなかなか全体が写らないんだもん。うー、やっぱりおもちゃはおもちゃなのか。。。

それでも外の陽があたっている建物なんかの場合にはとてもよく撮れます。ホワイトバランスをその都度しっかり変えてから撮れば、暗さもなんとかなります。ぶれてもゆがんでも、それを味だと思えば楽しいです。うまく撮れたら、なお楽しいし。

そんなわけで、なんだかんだいいつつ、このニューカメラにはまっている私でした。

横の写真は3枚ともニューカメラで撮った写真。1枚目はゆがんで撮れてる不思議空間写真。2枚目はエジプト料理、コシャリ。3枚目はコプト教の教会の壁です。
■アラブ人
2008/06/23
さて、真夜中にカイロにつき、宿を電話で予約。開きのあったホテルへタクシーで直行しました。結構キレイなお部屋で、エアコンもついてて、やっと眠れる、と思った矢先。ホテルのスタッフが設備や街についてのガイダンスをするからロビーにこい、と。なんでこんな時間にー。この時夜中の1時半!
ロビーに行くとウェルカムドリンクがある、とハイビスカスのジュースを出してくれました。これはものすごくおいしかった。でも、次にはタバコ嫌いのこの私の前で、プカプカタバコを吸い始め、これを読めと言わんばかりに美辞麗句の並べられたノートを差し出し、明日はどこへ行くんだ、ときた。
結局はツアーの勧誘。どこのチケットでも手配するから君達のプランを教えてくれ、とか、プランがないならこういうのはどうだ、とか、まぁ勝手に色々言ってくるわけ。ついた日の、しかも真夜中にそういう話をされるのってかなり不快。
眠いから明日にしてくれ、と言うと、行くとも言っていないツアーの前金を払ってくれと言い出した。ありえない。そりゃないよ。
やっと開放されたのが2時半頃。寝れたのは3時過ぎ。はぁ。
起きてから速攻、次のホテルを探しに行きましたよ。
アラブ人の強引さにぐったりの初日となってしまいました。