■自由の女神
2008/11/06
アメリカ横断ウルトラクイズ、小さい頃よく見てました。ニューヨーク、と言うと何よりもそれが一番先に頭に浮かびます。今日は宿のお引越のあと、そのシンボルでもある自由の女神を見に行きました。天候はあいにく曇り時々雨でしたが、そのお陰ですいていたのでゆっくり見ることができました。

マンハッタンの南端部から出ているフェリーでリバティー島へ向かいます。台座の部分にある博物館を見学し、女神をほぼ真下から見上げます。さすがに台座からでは真下すぎで顔が見えるわけでもなく、何を見てるのかイマイチ実感がわきません。仏像と言われても気がつかないかもしれない。

自由の女神は近くでじっくり見るよりも、遠くに存在するシルエットを見るほうが実感が湧くのかもしれません。私はそのほうが良かったです。地下鉄に乗ってブルックリン橋から見えた時やバッテリパークから見えた時。これもアメリカ横断ウルトラクイズの影響?

それからグランドゼロと言われていたWTCサイトへ。事件のことでいろいろ問題はあるそうですが、再開発がはじまっていました。近くにあるWTCセンターで事件の様子を目の当たりにし、しばらく考えさせられました。テレビだけでは伝わらない事件の空気が、ここにはまだあります。

その後ウォールストリートと証券取引所を見学、チャイナタウンに少し足を踏み入れ、最後はロックフェラーセンターの屋上で夜景を見ました。マンハッタンの夜景は思っていたより色がありませんでした。単色のあかりで綺麗です。高層すぎて看板の類が全く見えず、ビルの明かりばかり見えるせいだと思います。たくさんの人種でごったがえす地表面とは反対に、夜景はシンプルでまっすぐに捕らえることができました。
■ミュージカルのはしご
2008/11/05
今日はブロードウェイ漬け。いつもは一日1公演の各ミュージカルですが、水曜は2公演になるところが多いです。今日は水曜日、その恩恵にあずかって、昼に1本、夜に1本、計2本のミュージカルを鑑賞してきました。

最初は「ライオンキング」。英語力のない私でもストーリーが簡単でわかりやすい、というのが決め手でした。鑑賞客が子供ばかりでマナーが守れるのか不安でしたが、さすがにブロードウェイにやってくる子供たちはきちんとしてる。騒ぎ出す子なんて一人もいませんでした。場を盛り上げる子はいたけれど。

動物ひとつひとつの動きがとてもよく再現されていて、タンザニアで見た大草原をふと思い出しました。それからリズム感。役者さんはほとんど黒人だったのですが、それもあってリズムを大事にした曲が多く、テンポ良く進んでいきます。派手さはありませんが、どっしりしている重厚感のあるミュージカルでした。

夜は「ヤングフランケンシュタイン」。こちらはセットの派手さと役者さんの歌唱力・演技力で見せるタイプのミュージカル。雷や稲妻がどどーんどどーんと、まぁとにかく派手。踊りや歌も大人数で盛り上げるものが多く、そういう意味でも派手。インド映画が好きな人はきっとこのミュージカルも好きだろうなと思います。

役者さんは有名な人をそろえている様で、やはりお上手。英語のわからない私には、もちろん英語のジョークなんてこれっぽっちもわからないんだけど、みんな常に大爆笑でした。笑いどころはイマイチつかめませんでしたが、ストーリーは英語がわからなくてもなんとかなるレベルでした。助かった。。。

2本の合間には、ニューヨークでとても有名なチーズケーキのお店、ジュニアーズに寄り、プレーンチーズケーキを頂きました。これぞニューヨークチーズケーキ、という感じのこってりどっしりした好みのタイプ。特に一番上の少し固い部分は最高です。

ブロードウェイとチーズケーキ、すっかりニューヨークを満喫しました。
■投票日
2008/11/04
前職でお世話になった方とニューヨークでお会いしました。約1年ぶりの再会でした。

一緒にお昼(久々の本格日本料理!お刺身〜。)を頂いて、メトロポリタン美術館へ。私はあまりエゴコロがなく、しかも芸術への感心もどちらかと言えば薄く、美術館は縁遠い場所のひとつです。でも、このメトロポリタン美術館は、ガイドブックを見て行きたいとちょうど思っていたところでした。

理由は、スーラ。大好きな画家、スーラの絵が何点か展示されているのです。高校生の時に画集を買って、真似して描いてみた絵が、目の前に。実際の大きさを見て、彼の描く点の細かさに改めて衝撃を受けました。他にもモネやゴッホ、ゴーギャン、ピカソ。有名画家をあげてもきりがないほどの展示数。きちんと見たら絶対に1日では足りないと思いました。

鑑賞に疲れたら、カフェも併設されています。カフェはセントラルパークに面して作られており、窓からは見事な紅葉が!もう、それ自体絵画のような空間でした。そこで人生初のアフタヌーンティーを。あの、上からスコーン・プチタルト・プチケーキ・サンドウィッチ・フレンチトーストと続く、3段くらいになった、あれ、です。

美術館のあとには、セントラルパークでしばし紅葉を眺めました。緑色の芝生に黄色く色づいた葉っぱが散り積もっていました。日本にはあまりない風景かもしれません。

とても優雅で贅沢な時間を過ごすことができて、本当に嬉しかったです。日本でもお世話になりっぱなしでしたのに、さらにニューヨークでもお世話になりっぱなしという結果になってしまいました。どうもありがとうございました。お陰さまでとても楽しい一日となりました。

ところで、話変わって、本日はアメリカ大統領選挙の当日でした。ブロードウェイ周辺や、ロックフェラーセンター周辺をうろうろしていた私達。ちょうどそこでは選挙結果を報道するテレビ番組を撮っていたり、選挙結果を表示するディスプレイになっていたり。大勢の人がつめかけて、開票結果に一喜一憂するにぎやかな夜でした。こちらの時間で夜10時くらいにはすでにオバマ氏優勢が伝えられ、11時くらいには決定の声が聞こえるようになりました。ニューヨークは圧倒的にオバマ氏支援だったようで、みんなのお祭り騒ぎったらすごかったです。
■宝石箱
2008/11/03
朝ごはんにエッサベーグルというお店にベーグルを食べに行きました。日本のベーグルより本場はやはりおいしいです。ただ、ガイドブックに載っていることもあって、日本語のメニューは準備されているし、店員さんが片言の日本語を話します。そういうの、和める人にはこのお店オススメです。私はとっても和みました。

5番街をセントラルパークにぶつかるまでお散歩しました。5番街はものすごくおしゃれな通りです。ブランド物のお店がぎゅぎゅーっとつまった、宝石箱のようなイメージ。手が出ないのはわかっていてもついつい覗きたくなっちゃいます。

アバークロンビー&フィッチというお店が途中にあったのですが、平日の昼間だと言うのにお店に入るために大行列。これは覗いて見なければ、と並んでみました。カジュアルウェアのお店だったのですが、パーカーとか、ダウンとか、デザインももちろんだけど質もものすごく良さそうでした。人気なのがうなずけるかも。だけど、店内の照明の暗さと、香水の香りのきつさに、ちょっとぐったり。やっぱり私に流行り物って合わないみたい。。。

結局今日は5番街に一日を費やしてしまいました。ニューヨークの主要観光名所を全てまわれるか、残りの日数を考えてもとても不安です。
■マンハッタン
2008/11/02
ニューヨークで感動したこと。
お手洗いに紙を流せる、ということ。
物価は高いけど何でもある、ということ。
アジア系の人がとっても多い、ということ。

ニューヨークで困ったこと。
ビルが高すぎて空がない、ということ。
ビルの陰だらけで陽があたらない、ということ。
つまり、日中もびっくりするほど寒い、ということ。

早朝にニューヨークにつきました。この旅一番の大都会。
私はニューヨークを、いや、アメリカを最大の犯罪国だと思っていて、空港に着いたときから相当の警戒を始めています。アフリカよりも中南米よりも、もっと知的で陰湿な犯罪が多いと思うから。
でも、危険と言われる場所をしっかり知って、近寄らなければ、楽しめる場所のようです。あまり警戒ばかりでもいけません。

アメリカは今日の2時に夏時間を終えたようで、ペルーとの時差はなし。長時間飛行機に乗って時差がないなんて、始めて。

ニューアーク空港からマンハッタンへのバスに乗りました。バスに乗っていると、車窓からマンハッタンの遠景が見えました。周囲とあきらかに違う存在感。建物群の高さがあきらかに違う。ふと空を見上げれば、無数の飛行機雲。ニューヨーク上空は飛行機だらけ。さすが世界の中心地です。

今日はニューヨークマラソンが行われていて、ホテルまでの道に影響がないといいけど、と思っていたけど、マラソンが一体どこで行われてるのかさえわからないほど影響なんてありませんでした。マンハッタンは広いです。

今日から4泊、マンハッタンで過ごします。ロックフェラーセンターのすぐ近くです。立地は最高。マンハッタンの北中部観光の拠点です。ブロードウェイとか。
そして次の1泊をブルックリンに移動。チャイナタウンやウォール街、リバティー島はこちらが拠点になります。

短いニューヨーク観光ですが、見所しぼって最低限のところは押さえたいと思います。
■一足早い仮日本
2008/11/01
リマ最終日。ペルー最終日。南米最終日。
ホテルからホルヘチャベス空港までは、流しのタクシーをひろいました。このタクシーがなんと、正規のものではなくて、自称タクシーだったのでちょっと心配でしたが、結果的にはなんと15ソルで済んでしまい、とってもお得だったのでした。

3時間前からチェックイン開始、ちょうどその頃ついたのでカウンターへ行ってみると、すでに長蛇の列。予約がとりずらかっただけあるなぁ、としみじみしてしまいました。列の構成員をよくよく見ると、驚くべきことにほとんどが日本人。大手ツアーの参加者さん達でした。

そんなわけで終始あちらこちらから飛び交う日本語。こういう時、不思議なことに私達自由旅行者と、ツアー団体の人とは、日本人だと知ってもあまり話をしません。なんでだろう。

座席は予定通り一番うしろ。気にすることなくリクライニングできるーと思っていたのに、最後部の席はリクライニングがほんの少ししか倒れないようになっていました。同じ金額払ってるのに、こんなの詐欺だ。

一人一人の席にモニターがついていて、映画を見たりゲームをしたりできるので、調子にのってバックギャモンをやっていたら初の飛行機酔い。その後はひたすら寝ていました。
■全てのフライト確定
2008/10/31
色々な逡巡の結果、この先のフライトが日本帰国まで全て確定しました。matuのお友達に日本でほとんどの手配をしていただき、今日我々で最後の関門を突破してきました。さすがにアメリカがからんでくると利用客もぐっと増えるのか、とりづらい路線が多くて苦労しました。アメリカがらみの路線は比較的早めに取った方がいいみたいです。
最後の関門だったニューヨーク−シアトルも航空券の種類を格下げしてなんとか押さえることができました。

ただし、座席はどれも一番うしろ。並びで取ろうと思ったらもうそこしか空いてなかった。トイレ待ちの人とかが列つくったりして、うるさいんだろうなぁ。。。憂鬱。
ニューヨーク−シアトルに至っては、席の確定すらできず。フライトぎりぎりになったらキャンセルとかで席も空いてくるでしょう、きっと。

アラスカ行きの飛行機も、マイル特典で無事に手配終了。オーロラを見るための宿泊先も確保。防寒具に不安があるものの、準備は整いました。

全部が決まってしまって旅行の終わりが見えてしまってかなしく思う反面、懸念材料が減ってほっとしたような気もします。

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