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■仏前(ホットケマエ)やのう〜?■

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┃■仏前(ホットケマエ)やのう〜?■■■■■■■2001.10.10発行┃
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 ■もうすっかり秋、見仏シーズンまっさかりです!

 お久しぶりーッス!「やのう〜?」でございます。前回予想した通り、「ぶっ
 かけ(仏像のおっかけ)さん」ネタはなかなか寄せられないのでこのまま終わ
 ろうか、と、読者数を覗いたら、また増えてる・・・。こりゃ何もしないのは
 悪いなーと思い、ちょっと顔を出しました。皆さんお元気でしたか?私はなん
 とかやっとりますです。
 というわけで、今回は前々からやってみたかったことなんだけど、読み手とし
 てはどうなんだろ?って思ってたのをやってしまいます。それは以下の3ステ
 ップにより成り立ちます。

 1.ここに書いてあるサイトのページを開き
       ↓
 2.そこに載っている画像を見る
       ↓
 3.その画像と照らし合わせてメルマガを読む
 
 ま、簡単に言えばサイト紹介ですわ。多少面倒臭いのですが、やはり画像が
 あると全然違いますので興味のある方はおつきあい下され。では行きます。

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│1.東京国立博物館ホームページの彫刻のページを開いてください   │
└─────────────────────────────────┘
       ↓トップページ→館蔵品から→分野で選ぶ(彫刻)
         東京国立博物館はこちら→http://www.tnm.jp/
┌─────────────────────────────────┐
│2−1.最初に●金属製のページに行きます             │
└─────────────────────────────────┘
        ↓         ↓         ↓
  ┌─────────────────────────────────┐
  │3−1−1.●十一面観音菩薩立像(E14848※)を見て下さい  │
  └─────────────────────────────────┘
              (※この数字は多分識別ナンバーだと思います)
   ●以前にも書きましたが、私、鋳造仏が好きなんです。デフォルメされた
   フォルム!細部の表現!好み仏を見るたびに狂喜乱舞しております。この
   十一面観音さんも小踊れる仏!薄くて細長い胴体と、細い腕の先にある手、
   というか拳のでっかさに鋳造仏の好きポイントが要約されています。表情
   もいいよな〜、簡単に作られているようですが、なかなか出そうとしても
   出ない味わい深ぁい顔だと思うのですよ。いいなあ、この顔。飽きないや。
   それとやはり象高30cmという小ささも携帯に便利でいいですよね。展
   示見る度に「持って帰りたい」という衝動に駆られ、抑えるの大変。「ほ
   ら、実際にはモバイル仏としてはちょっと重いよ、イマイチだよ。」とか
   ろうじて自分を説得、我慢させています。
   あ、っとこのページにある「拡大してみる」とか「他の画像も見る」もク
   リックしてみて下さいよー、アップや斜めからの写真とか見れますから。
        ↓         ↓         ↓
  ┌─────────────────────────────────┐
  │3−1−2.●摩耶夫人及び天人像(N191)を見て下さい     │
  └─────────────────────────────────┘
   ●42号でも触れました摩耶夫人<まやぶにん>及び天人<てんにん>像
   です。ルンビニ宮で花に手を伸ばそうとしたらその腋下から釈迦が産まれ
   出て、くるぞっ!てところ。わりと博物館で常設展示されており、結構な
   確率で彼女たちに会える気がします。これまたつるん、ふにゃん、とした
   フォルムが素晴らしく、とてもお気に入りなヒトたちです。クレイアニメ
   よろしくこれでアニメーション作って欲しいなぁと思う。したら絶対映画
   館に見に行くね、と毎度思う。

   ★金属製仏は以上。このページには他にも金属製の仏がいるんですが、ど
   ーも萌えないなあと思って他と比べて気付いた、どうやら私の好きなのは
   小さくて飛鳥時代あたりの作で菩薩形ばっかりだと。お釈迦さんもいいん
   だけどやはり腰のくびがはっきり見れないと今イチなのであった。
       ↓         ↓         ↓
┌─────────────────────────────────┐
│2−2.1ページ戻って今度は●木製のページに行きます       │
└─────────────────────────────────┘
        ↓         ↓         ↓
  ┌─────────────────────────────────┐
  │3−2−1.●菩薩立像(C217)を見て下さい          │
  └─────────────────────────────────┘
   ●のへらーとした顔の菩薩さん。短足なところが可愛いのです。ん?これ、
   膝下がなくなってるのだろうか?だから短足に見えるだけなのか?腕も肘
   から先が失われてるし、もしかしたらそうかも。でも私はこのバランスで
   いいや。腕のとれた断面→◎もアクセントになっていてなかなかリズムが
   あっていいですね。首飾りや衣装の線がシンプルかつこれまたフォルムが
   美しい。埴輪にも通じる省略のされ方ですな。(私、埴輪も好きです。)
        ↓         ↓         ↓
  ┌─────────────────────────────────┐
  │3−2−2.●天王立像(C1855)を見て下さい         │
  └─────────────────────────────────┘
   ●目玉がまん丸く「あらびっくり!」て感じの近所のおばさんのような顔
   してます。身体は両腕がないのだけどかなりかっこいい。四天王系の仏を
   見る時のチェックポイント○鎧→かっこいい。○靴→かっこいい。→着て
   みたい。→でも家には置けない、狭いし。→でも着たい。→ドグラマグラ。
        ↓         ↓         ↓
  ┌─────────────────────────────────┐
  │3−2−3.●文殊菩薩立像(C23)を見て下さい         │
  └─────────────────────────────────┘
   ●お人形のように可愛らしく、整ったバランスを持っている文殊さん。大
   変若々しい体でパッと見、ふっくらしたにこやかな顔をしてるのかな?と
   思うんだけど、拡大写真を見ると、きりりとつり目でかっこいい、いやそ
   れを通り越してむしろ怒ったような厳しい表情。5つ髷<まげ>があるか
   ら五髷<ごけい>文殊さんですね。私はね、このヒトの足先が好きです。
   ふっくら丸くてすすーっと音もなく滑るように歩いてきてくれそう。でも
   来てくれるとしたら怒りにか、よくて説教をくらう時だよ。  

 ■以上、東京国立博物館のサイトは画像満載なので検索などして遊べますです。
 (※2001.10.10時点)ぜひ行ってみてくださいね。おすすめです。

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 ★お知らせ1 サイトを移転します。
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 只今リニューアル作業中です。今迄のところは容量が10Mbしかなかったの
 ですが、今度のところはなんと100Mbです(値段は400円高いだけー)。
 新しいURLは次回お伝えしますね。


 ★お知らせ2 メルマガ、終了します。
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 久しぶりに出しておいて何なんですが、今回のでもうやりたいことをやり尽く
 した感があるので、メルマガ、終了します。サイトも移転するし、やめ時だと
 思いますのでね。え、10月20に「聖徳太子展」、10月28日に「弘法大
 師空海と高野山の秘宝展」に行って参りますのでそのレポを次回書いて終わり
 ます。長々と(本編終了後はだらだらと)おつきあいいただきありがとうござ
 いました。なお、仏像ファンサイトはまだまだ続けますのでお暇がおありの時
 はお寄り下さい。んではまたね!

 「聖徳太子展」@東京都美術館
 2001年10月20日(土)〜12月16日(日)
 詳細はこちら→http://www.nhk-p.co.jp/tenran/taishi/taishi.html

 「弘法大師空海と高野山の秘宝展」@そごう美術館(そごう横浜店6階)
 2001年9月29日(土)〜11月4日(日)
 詳細はこちら→http://www.koyasan.or.jp/kanagawa/

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■久々にメルマガ書けて楽しかったです。でも終わる。
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「仏前(ホットケマエ)やのう〜。」は2000年5月8日より週刊で全46号発行しまし
た。お付合い有難うございました。メルマガ終わっても引き続き仏友は募集中。
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