みみかきぐさ
科 名:タヌキモ科
別 名:
高 さ:7〜15cm
花 期:7月〜9月
花 :花茎の先に黄色い距のある花が数個、総状につく。
その他:地下に捕虫袋がある食虫植物。
撮影地:岩崎町
撮影日:2002.8.15
湿地に生える多年草で、地中の浅い所に糸状の地下茎を伸ばし、捕虫袋で地中の虫を捕らえて栄養源にしています。
花が終わると、がく片が大きくなり花茎を柄とした耳かき棒のようになるのでこの名で呼ばれるそうです。
養分の乏しい湿地という、特殊な環境に生育するため、どこでも見られるというものではありません。豊橋でも、葦毛湿原など限られた場所でしか見ることができません。しかも、草そのものも、花も非常に小さいため、目を向ける人も少なく、ほとんど顧みられることのない植物です。
<似ている植物>
ホザキノミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ