Toyohashi Look & Walk 豊橋の見どころ
葦毛(いもう)湿原
豊橋市の東部、弓張山系のふもと岩崎町にある湿原で、東海の尾瀬とも呼ばれ、市街地の近くにあるものとしてはたいへん珍しいものです。
葦毛(いもう)の地名は、平安時代末期に源頼朝がこの地を訪れたことに由来するそうです。頼朝の乗った葦毛(あしげ)の馬が、きびしい山越えのため死んでしまい、だいじにしていた愛馬の死をいたみ、その馬のなきがらを手厚く葬ったのがこの地であるということでついた名です。
湿地内は観察路が整備され、四季折々の自然を間近に見ることができます。
1992年2月28日には、愛知県天然記念物に指定されました。
さらに詳しい情報はこちらへ→豊橋市内に住む吉田 豊さんのページ
なお、豊橋市内には他にも小さな湿地がいくつか点在し、モウセンゴケやナガバノイシモチソウなどを観察することができます。