ほざきのみみかきぐさ
科 名:タヌキモ科
別 名:
高 さ:10〜30cm
花 期:6月〜9月
花 :花茎の先に紫色の直径4mmほどの距のある花が数個、穂状につく。
その他:地下に捕虫袋がある食虫植物。
撮影地:岩崎町
撮影日:2002.8.15
湿地に生える多年草で、地中の浅い所に糸状の地下茎を伸ばし、捕虫袋で地中の虫を捕らえて栄養源にしています。
タヌキモ属の中では最も背丈が高く、花に柄がほとんどないように見え、「穂咲き」の名がついたそうです。
養分の乏しい湿地という、特殊な環境に生育するため、どこでも見られるというものではありません。豊橋でも、葦毛湿原など限られた場所でしか見ることができません。気をつけて見ないと見落としてしまうような小さな花、小さな植物ですが、近づいてよく見ると、りっぱな花をつけ、一生懸命生きている姿には、思わず声援を送ってしまいます。
<似ている植物>
ミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ