Top47都道府県 献血巡り熊本

熊本

2020年12月6日
174回目 血小板


福岡に次いで九州は2県目になる。2県目として熊本を選んだことにはそこまで理由はない。ゆるキャラグランプリの初代グランプリのくまモンが有名で
街中に溢れているという話を数年前に聞いたのだが、今となってはそれほどでもなかった。どちらかというとONE PIECE押しが凄い。何故だろうと
思っていたのだが、帰宅して調べると作者が熊本出身だったようだ。

そもそも、この時季に九州を選んだのは南の方にしておけば気温が高くが暖かいだろうと思っていたからだ。しかし、盆地だからか、朝はキッチリと
冷え込んでいた。スマホのアプリで確認すると、朝の気温は住所地である神奈川県のとある市と熊本市の気温が同じだった。後述する理由で冷え切った
状態で献血ルームに行き、検査採決の看護師に、九州だから暖かいかと思って・・・と伝えたら、沖縄まで行かないと冷えますよ、と言われてしまった。
沖縄に行ったのは先月、確かに半袖で生活できるくらい暖かかった。

献血ルームは商業ビルの中に入っている。「エレベーターでお越しください」という注意書きがあった。10時からの予約だったので9時半頃に行ってみた
わけだが、商業ビルの方針なのか、エレベーターの稼働は9時50分からだった。仕方なく20分ほど、近くをフラフラと歩き回っていた。それで手先が
冷え切ったわけだ。エレベーターが稼働するタイミングがわかっているからか、お出迎えは完璧。ばっちり準備をして待ち構えていた。「こんにちは、
お世話になります」「ありがとうございました、お世話になりました」という挨拶をしていたが、ちょっと新鮮だな、と。ちなみに、シーフテストは
無し。もうずっとやってないな・・・。

献血ルーム自体は白を基調とした清潔感溢れる雰囲気。ベッドは14床。ロビーも採血室も必要十分な広さという感じ。広すぎず、狭すぎず。ベッドの間に
衝立があったが、コロナウイルス感染症対策で後付けだろう。ロビーの中にはフォトプロップスが用意されているフォトブースが用意されていた。
私を含めて撮っている人は見かけなかったけど。

献血の手順は特別なことは無いかな・・・という感じ。抜針後の休憩も特にないので、時間を計ることもなかった。献血の機械の後始末と血圧の測定の
ためにちょっと待つくらい。献血後の注意点を献血前に丁寧に説明してくれたくらいだろうか。こういう手順は何故全国で統一されていないのかが
不思議ではある。

九州というと、どうしても方言を期待してしまうのだが、そんな人はほとんど見かけなかった。献血ルームの受付にいた年嵩の男性だけだった。
福岡出身の芸人さんがネタにする福岡のオジサンの典型例のような話し方をするので、本当にそういう人っているんだなと思ったほどだ。



さぁ熊本駅。福岡駅もそうだったのだけど、JR九州の赤いロゴというのをなかなか見かけない。

駅舎が新しい気がしたのだが、駅前も工事中だった。この先どういう広場ができるのだろうか。
駅に飾り気が全く無いのが気になると言えば気になる。

熊本市内の移動は市電の1日券で。

この1日券は500円で、市電は170円の均一料金なので3回乗るとモトが取れる。この1日券は見ての通りスクラッチカードのようになっており
購入者自身で日付の部分を削るスタイル。ちょっと面白いなと思って見ていたが、間違えた日付を削るとアウトになるという妙な緊張感が。

この市電だが、車両の種類が色々とあるのだが、基本的にはワンマン運転。だが、超低床車とされる車両には「トラムガイド」と呼ばれる車掌に相当する
人が乗っている。結構な回数乗ったと思うのだが、実際に出会えたのは1回だけだった。すれ違うなどで見かけるだけなら何度かあるのだが。意外とレア
なのだろうか・・・。 因みに、このトラムガイドは 鉄道むすめ でも取り上げられている。確かにこの制服だった。
取り上げられてるのだが、実際に車両のラッピングや装飾では見かけなかった。 富山市千葉市(ステーションメモリーズ)、 仙台市とは扱いが違うらしい。



熊本県庁。庁舎前は広場になっており、ゆったりした時間が流れていた。
親子連れが遊んでいたりした。

遠くからだと木が邪魔で全景が撮れないので、近付いて魚眼で。何とか撮れた。

定礎はいい定礎。ピカピカに磨かれているので正面で撮ったら自分が写った。

県庁の前にはONE PIECEの主人公であるルフィの像があった。

正面は勿論だが、どういうわけか後ろからも写真を撮る人が多くいた。
勿論私も。。。

冒頭にも書いたように、作者の出身地ということでONE PIECEがあちこちに。
これは駅にあったもの。

こちらは県庁の前の広場にあったもの。これを見て応援プロジェクトだったのかと納得した。

県庁の近くにある水前寺成趣園(すいぜんじじょうじゅえん)。巨大な日本庭園なんだけど・・・

水が物凄く綺麗なのが分かるだろうか?成趣園の外側の用水路の水も澄んでいた。

成趣園の中にある出水神社の拝殿の前。こんなところでもソーシャルディスタンス・・・。
世知辛い世の中になったな。。。

熊本と言えば、2016年の熊本地震で被災した熊本城に行かねばなるまい。特別展示のコースが設けられていたので行ってみた。


こういう感じで痛々しい状態が残っている部分もある。石垣が崩れて上の建屋が歪み
壁にヒビが走っている。

派手に崩れた石垣。今は近くに行けず、新設された見学用通路から見下ろすことしかできない。

他にも色々と撮ったけど、特別展示の終着点からの天守閣。この辺りは自撮りスポットに
なっており、やたらと頑張る人が多くいて、人が切れるタイミングがなかなか見つからなかった。

近くで見るのもいいが、少し離れたところにある熊本市役所の14階、展望ロビーからもよく見える。
クレーンのブームが無ければなぁ・・・。


献血ルームの名前にもなっているCOCOSAは商業ビルの名前だ。オシャレな店で献血ルームでもないと
ここに住んでいたとしても立ち寄らないであろう建物だ。

通路から見るとこんな感じ。白くて明るい。わかりやすくていいと思う。


完全に無視するのも流石にどうかと思うので


熊本駅にあった加藤清正っぽいくまモンと・・・

熊本城の近くにある加藤清正の像。

この加藤清正像の前でスマホのカメラでの写真撮影を頼まれた。昔から観光地でシャッターを頼まれることが多かったのだが、
最近はめっきり減っていた。久しぶりだなぁと思いながら撮影に応じた。自撮り棒が増えてきた中でも、まだそういう人たちもいる。
まぁ、見上げる位置に清正像があるので、自撮り棒ではどうしても過剰なほどの煽り気味になるので、正面に近い形で撮りたかったのだろう。


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