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'00.11.26〜12.01 奈良→京都レポ by 靖子さん
INDEX

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吉城園
依水園
奈良国立博物館
法隆寺
中宮寺
法輪寺
法起寺
平等院
興聖寺
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東大寺戒壇院
興福寺
秋篠寺
大徳寺
清涼寺
宝筐院
二尊院
常寂光寺
野々宮神社
天龍寺
大河内山荘

11月30日
1東福寺
  ●ここは紅葉で有名な場所です。雑誌等でもおなじみの場所で、特に臥龍橋から通 天橋を写した写真は一度は目にされた方も多いと思います。この日もまさに紅葉真っ盛りという感じで、朝から大変な賑わいでした。
通天橋の両脇の庭には色鮮やかなもみじがたくさんあります。特に左側の庭は入ることが可能なので、色鮮やかな紅葉を目の当たりにできます。この日はどこかのテレビ局のカメラが1台、撮影してました。場所によっては緑の葉もあるので、紅葉の赤と紅葉前の緑が鮮やかさを一層増しています。

(1)光明院
●ここは庭園がきれいな場所で、少し前のJRのCM(関東圏でしか流れてないと思います)で撮影された場所です。今年3月の涅槃会を見に東福寺に行った時に行こうと思っていたんですが、カメラのフィルムがなくなってしまった為やむなく諦めて次回まで取っておこうと思ってました。その間にCMが流れてしまい、その効果 で来院者が増えてしまいました。
●庭は広々とした枯山水庭園で、本堂の右側に大きなもみじがあったんですが、既に葉の先がしぼんでいました。紅葉はいまいちでしたが、庭の苔・石・砂が見事でした。

(2)霊雲院
●東福寺に行く度に「霊雲院→」という看板は目にしていたものの、今まで一度も行ったことのなかった塔頭です。ここもきれいな庭園がある場所です。
「遺愛石と九山八海の庭」と「臥雲の庭」があり、どちらの庭も石・白砂・苔が見事にマッチしています。
 
2清水寺
http://www.kiyomizudera.or.jp/
  ●三寧坂から上がっていくと真っ先に見えるはずの仁王門が修理中だったので、布と言うか細かい目の網に覆われた工事用の足場しか見えませんでした。チラッと見た感じだと仁王門はほとんど形がなかったです。
●ここも紅葉真っ盛りでした。寺内の所々にもみじがあり、どれもが赤・オレンジ・黄に染まっていました。緑の葉もありましたが、他のもみじや木々との調和や色の重なりがとても鮮やかでした。
●まず最初に成就院に行きました。(下記参照)
●次に言わずと知れた御本尊ご開帳を見に行きました。3月にも一度見たんですが、その時にはほとんど人がいなくてゆっくり見れたのに、今回はかなり混んでて10〜15分くらい並びました。実際本堂内に入っても通 路が全て人で埋め尽くされていて、まさに満員電車状態でした。と言ってここで負けてちゃ仏好きの名が廃ると思い、じっくり見ました。(人が多すぎて動けなかった分じっくり見れたと言ってしまえばそれまでですが)
一番最初の雷神さんのお出迎え、やっぱりいーですねぇ。この雷神さんで既に打ちのめされてしまいます。カーッと口を開き力強く見開いた目でこちらを見下ろしている様は、まさに轟音や稲光と共に雷が轟きそうな感じがします。そのままずっと気の済むまで見ていたいところですが、何せそこは満員電車状態の本堂内、意識せずとも自然に前に押されてしまいます。人の流れに押され通 路の一番外側を通って次にお目にかかったのは、御本尊裏に安置されていた清水型十一面 観音像お前立ちです。暗い堂内の中、ろうそくの明かりだけに照らされてました。金箔がそれほど剥がれていなかったので、ろうそくの明かりだけでも充分輝いて見えます。頭上に高く上げられた二臂がめずらしい形ですね。ここでは観音像正面 できちんと立ち止まることもできず、人に流されるまま顔だけ観音像の方を見ながら移動しました。そのまま通 路沿いに本堂正面に行くと風神さんが頭上にいます。こちらも雷神さんに負けず劣らず険しい顔をして風袋を背負い、今にも風が吹き出しそうです。この御本尊ご開帳は、言ってみればここから先が本番なので、少しでも長い時間見れるように、すっと壁の隅(角とか柱の横とか)に移動しました。風神さんをじっくり見ながら、かつその位 置で先に安置されている二十八部衆にも目をやりながら徐々に移動します。二十八部衆は比較的どれも色や衣の模様が残っていたんですが、人が多かった分そばに寄って見ることができず、遠くから全体を見るに留まりました。御本尊ですが、お前立ちや二十八部衆の印象が強かったのか、今ではあんまり覚えていません。(何の為に見に行ったのか・・・情けない)唯一つ覚えているのは、3月に見た時に触れた御本尊中央の合掌手から出ている長い紐(何色かの組み紐のようなもので、触ると御利益があると聞いたような気がします)に触ることができなかったということです。触れなかったというよりは、触れないよう仏壇の欄干に結ばれていたと言った方が正確ですね。拝観者が増えてきたので安全面 等考慮されていたのかもしれません。堂内を一周して全ての像を見終わり、最後にもう一度、雷神さんをゆっくり見て本堂を後にしました。
●その後は寺内各所(奥の院・子安の塔・音羽の滝他)を回り、紅葉を楽しみました。

(1)成就院
●ここは普段は公開されていないんですが、特別公開されてたので行きました。庭がよく手入れされててとてもきれいだったんですが、写 真撮影禁止だったのが残念でした。庭には広めの池があり、私が行った時は全く風がなかったので水面 が鏡となって周りの景色を写していました。市街の喧噪とは裏腹に、ここだけ時が止まったように静かで穏やかな空間でした。
 
3高台寺
http://www.kodaiji.com/
  ●清水寺→三寧坂→二年坂と歩いて行くと右手にあります。
●ここはもみじがあったかどうか覚えていなかったので行こうかどうしようか迷ったのですが、せっかくきたのだからと思い行きました。
●実際に入ってみると予想に反して色鮮やかなもみじがたくさんありました。どの葉も比較的建物の側にあったので、建物と紅葉がとてもきれいに重なっていました。

(1)円徳院
●ここも普段は公開されていないんですが、特別公開されてたので行きました。南北二つの庭がきれいな場所で、こちらにも高台寺同様鮮やかなもみじがありました。南庭はそれほど広くはありませんが、中央に広く配された白砂の周りに様々な木が植えられています。北庭は南庭の2倍くらいの広さがあり、もともと伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したものだそうです。枯山水のこの庭は多数の巨大な石組みや石橋があり、その間には苔が敷かれ石組みの奥には様々な木が植えられています。庭を見た時に下(地面 側)から順に、苔の緑・石のグレー(あるいは白)・もみじの紅と色が変化していくのが楽しめます。

<番外>円山公園
●高台寺円徳院を出て3〜4分歩くと円山公園に出ます。とても大きな公園で、八坂神社の裏側に位 置しています。ここにもたくさんのもみじがありました。この公園はどちらかと言うと桜で有名な所ですが、思った以上にもみじがあり、池に落ちている葉もきれいでした。
 
4青蓮院
http://www2s.biglobe.ne.jp/~can/
  ●円山公園を抜けて知恩院山門を右手に見ながら3〜4分歩くと、とても大きな楠の木が見えてきます。そこを右に曲がり、もう1本楠の木を超えると青蓮院入口です。それらの楠の木の大きさ・みごとさには本当に驚かされます。
●まず最初に屋内を拝観します。華頂殿・宸殿・小御所を通り本堂へ行くと青不動と言う不動明王が安置されています。案内によれば、不動明王は密教の仏であるので五色(青・黄・赤・白・黒)に配せられることがあり、赤不動・黄不動・目黒不動・目白不動等はその例だそうです。その中で青色は方位 に配せられれば中央、五大に配せられると大日如来の三昧耶形である五輪塔婆の頂上の宝珠形となるように、青不動は五色の不動明王の中では最上位 にあり中心にあるので、不動明王中の不動明王という地位を占めるそうです。
(なんだか書いてる自分でもよくわかりません。すいません)
実際にこの像を見てみると、堂内が狭いことや像の周りのろうそくやライトの加減でとても力強く怒りをあらわにした姿が印象深く残ります。
●屋内拝観後、受付そばから外に出て庭園を拝観します。庭園は池の周りを回るよう順路が設けられ、様々な木々が植えられています。進んで行くと竹林があり、時期や天候によっては艶やかな竹を見ることができます。宸殿前の広い庭には苔が敷き詰められています。
 
12月1日
1真如堂
http://www.interq.or.jp/sun/junsho/
  ●ここも紅葉で有名な場所で、初めて行きました。バス停からかなり急な坂を登って行かなければならないのが少し辛かったですが、紅葉の名所と言われるだけあってとても色鮮やかな紅葉を見ることができました。紅葉の隙間を縫って見える三重塔は、空高くそびえたつような感じでした。
●本堂内には特別公開の当麻曼荼羅がありました。かなり大きく古そうなものでしたが、色や線もはっきり残っていました。御本尊も見たんですが、そんなにじっくり見た訳ではないのでほとんど覚えてません。
(後でまた見れると思いじっくり見なかったんですが、戻ってきたら御本尊が安置されているところは柵の向こうで行けなかったんです。ショック・・・)
●本堂から廊下を渡って本坊へ行くと、比叡山をはじめ東山三十六峰を借景にし涅槃を表した涅槃の庭があります。涅槃と言われるだけあって、石組みが見事に涅槃を表しています。
 
2金戒光明寺
http://www.jodo.or.jp/jodo/temples/02/
  ●真如堂の南側に位 置するお寺で初めて行ったのですが、普段は公開していないような雰囲気でした。(本堂等も障子が閉められていました)
今シーズンの京都冬の旅で庭園等が公開されるらしく、それに関する看板等は出てましたが、この日はまだ公開前だったので辺りは静まり返ってました。多少紅葉もあったので数枚だけ写 真を撮って後にしました。

金戒光明寺から大通りに出る道が良く分からず少し時間がかかってしまいましたが、直接永観堂に行かず500mくらい哲学の道を歩きました。両脇にある木々が紅葉していて、秋の風情を醸し出していました。
 
3永観堂
  ●言わずと知れた紅葉の名所です。当日は特別 展も実施されていて、かなりの拝観者がいました。寺内の至る所にもみじがあり、どれも赤・オレンジ・黄色に色づいていました。
●堂内の様々なところに仏画や仏像等を中心とした寺宝が展示されていました。また普段は入れない経蔵(?蔵のようなところです)でも曼荼羅図やみかえり阿弥陀の模型(レプリカとでも言うんでしょうか)のようなもの等が展示されていました。廊下の脇には拝観者をねらってか、普段は出ていないお土産屋さんが3〜4軒あり様々なものを売っていました。(中には怪しげなものもありました)
●ずっと順路を進み、本堂のみかえり阿弥陀如来を見ました。今まで何度も見たことがありますが、何度見てもやさしいお顔をしてますね。初めてこの像を見た時は、等身大くらいの像を想像してたので小さいという印象が強かったし、もっと大きければ良いのにと思いましたが、もしかしたらこの像はあの程度大きさが一番美しいのかもしれませんね。
●その後順路に沿って山(というのかな?)の中腹にある多宝塔まで行き、京都市街を眺めました。高い建物が少ないため、どの辺までかはわかりませんがかなり遠くまで見渡すことができます。
●堂内の拝観を終了してから境内の紅葉を見て回ったんですが、どこもかしこも様々な色の葉に覆われ、紅葉を充分満喫できた時間でした。

<番外>聴松院
永観堂を背にして左に3〜4分程度歩いて行った右側にある湯豆腐屋さんです。(ちょうど南禅寺の横あたりになります)
湯豆腐で有名な奥丹の隣と言った方がわかりやすい方もいらっしゃるかと思います。
ここは南禅寺の塔頭です。お座敷の前には広い庭があり、庭を眺めながら湯豆腐を食べるようになっています。(自分の席が窓際や縁側だとラッキーです)
以前行った時は奥のお座敷の窓から少し離れた所で食べたんですが、今回は手前のお座敷の前の縁側だったので、庭を見ながら湯豆腐を食べました。白砂がしかれたところに赤く染まったもみじがあり、白砂の向こうの池には数羽の鴨(だと思うんですが)がいたりと、とても優雅な気分にさせてくれる庭でした。(もちろん湯豆腐もおいしかったです)
 
4南禅寺
http://nanzen.net/
  ●まず最初に三門に登りました。三門上部には釈尊像や十六羅漢等が安置されているんですが、内部は公開されていないので正面 にある小窓から覗くという感じになります。この三門は歌舞伎の石川五右衛門のセリフ「絶景かな、絶景かな」で有名な場所で、そこから見る市街や眼下の紅葉・境内はまさに絶景でした。
●本坊には方丈庭園・如心庭・六道庭・中庭があります。方丈庭園は羊角嶺大日山等の山並を借景とした庭園で、白砂の奥に巨石や丸く刈られたつつじがあります。巨石の姿から「虎の児渡し」と呼ばれる庭園でもあります。(確か龍安寺も虎の児渡しでしたね)
その他の庭は案内に解説がないので詳しくはわからないんですが、如心庭は白砂に巨石を配しただけの簡素な庭で、六道庭は巨石の周りに苔を配した庭です。中庭は白砂にそれほど大きくない石を配し、一部南禅寺垣で囲まれている庭です。南禅寺垣の奥には窮心亭と言う茶室がありその後ろにある背の高いもみじが真紅と黄色でとても鮮やかでした。

(1)南禅院
●本坊を出て左にある水路閣の下をくぐり階段を登ったところにあります。建物内部は拝観できませんが、その前には池泉廻遊式庭園があり周りには背が高くたくさんの葉が生い茂った様々な木が植えられています。池のそばのもみじはまさに真紅という言葉がふさわしいほどに赤く染まっていました。

(2)天授院
●ここは、ちょうど三門の横あたりに位置します。
●受付を入るとすぐに紅葉のトンネルをくぐって本堂前庭に出ます。前庭は白砂・飛び石・苔●巨石が配され、その奥にはもみじを含め様々な木が植えられています。もみじはどれも赤やオレンジに染まり、背の低い木の葉の緑との調和が取れています。
●順路をたどって行くと、書院南庭に出ます。この庭は本堂前庭とは違い、池の周りを散策するような感じの庭です。池には赤や黄色に染まったもみじが映りその中を鯉が優雅に泳いでいます。

(3)金地院
●南禅寺境内を出てまっすぐ行った左奥にあります。ここは鶴亀の庭という広い枯山水庭園があります。その横には弁天池という池があり、庭園と池の両方を取り囲む感じで順路が設定されています。
 
5無隣庵
  ●金地院から歩いて5分程度のところにあります。(交差点を渡ったの向こう側です)
●ここには、東山を借景とし疎水の水を引きいれた池泉回遊式庭園があります。既に夕方に差し掛かった時間帯に訪れたので多少日が陰っていたのが少し残念でした。広々とした庭園の間を縫うように流れる疎水の水の周辺には、丁寧に手入れのされた芝が敷き詰められています。庭園中央に行くにつれて疎水の水は池のような広がりを見せ、木から落ちた赤い葉が水面 を覆っています。さらに奥に進むと石で組まれた小さ目の滝口があり、そこから疎水の水が流れ出ています。紅葉の名所と言わないまでも多くのもみじが色づいており、芝の上にも赤い葉が隙間を埋め尽くすかの如く落ちていました。
●5月頃にも一度来て今回が二度目だったんですが、ここは紅葉の時期よりは新緑の時期の方が庭全体のよさが出ているような気がしました。
 
6平安神宮
  ●多少時間が余ったので平安神宮に行きました。
●既に3時を回ってたので日も落ちはじめていましたが、空の青・建物の柱の朱色・屋根の緑がとても鮮やかでした。
●神苑には様々な植物があるのですが、秋の植物は少ないので春先に訪れた方が良いかもしれません。(拝観者も数える程度しかいませんでした)もみじも多少あり、真っ赤に紅葉していてきれいでした。
 
全体的な感想
  ●今年の京都の紅葉は例年より遅いという話がありました。毎年、11月下旬くらいが紅葉真っ盛りだと思うんですが、今回は11月下旬でもオレンジ・黄・緑の葉がありましたので、確かに遅かったのかもしれません。でも、今まで紅葉の時期に合わせて行ったことがほとんどなかった分、たとえ時期がずれていたにせよ今回の旅行は十分満足できるものでした。
●あれだけたくさんの紅葉を目の当たりにして、今まで紅葉の時期に合わせて旅行しなかったことを少し後悔しました。人混みが嫌だからというだけで、あんなにもきれいな紅葉を見ずにいたなんて残念でなりません。紅葉に限らずまた京都に限らず、オンシーズンというのは人がたくさんいてゴミゴミしてる分、その中に入るだけで疲れてしまいますが、当然ながら良い時期だからこそみんな集まるんですよね。人の少ないオフシーズンに出かけてじっくり見るのも良いけど、たまにはオンシーズンに出かけてその場所の一番美しい姿を見るのも良いなぁと思いました。
(でも関東在住なので、秋期特別公開に行こうと思ったら続けて紅葉の時期に行くというのはきついですね)
●また、今回はいろんな所で当麻曼陀羅図と文殊菩薩・普賢菩薩を多く見ました。これらをどこで見たというのはあまり覚えていないんですが、見る度に「あ、ここも当麻曼陀羅だ」とか「また文殊と普賢だ」なんて思いました。文殊菩薩・普賢菩薩は動物の脇腹(というか、鞍かな?)から植物が出てるのとそうでないのとあるんですね。その違いには何か意味があるんでしょうか・・・。

●長々と書いてしまいましたが、読んで下さったみなさん、ありがとうございました。仏知識のほとんどない私が書いたので見仏のところは大した感想など一つもなく何の参考にもなりませんが、紅葉のところは雰囲気だけでも伝われば・・・と思います。今回初めて自分の旅行記のようなものを書く機会が与えられ、何を書いたら良いかもわからないままダラダラと文章を連ねてしまいましたが、とても良い記念になりました。いつかまたレポートを書くことがあったら、今回のようにダラダラと書かずに、なるべく短く簡潔に書くよう努力したいと思います。最後に、このような機会を与えてくれたアキラに、そして最後まで読んで頂いた方全員に感謝します。ありがとう。


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