Top雑感2024年1月(21日〜31日)

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1月21日 指定野菜
 恥ずかしながら、こういう指定があることを知らなかった。農水省が消費量が多く国民生活に重要な野菜としている指定野菜、ここにブロッコリーが新たに加わる
のだそうだ。今は指定野菜に準じる特定野菜となっているそうだが、そこからの格上げだそうだ。安定的な生産を促すため、価格が著しく下がった場合に生産者に
支払われる補助金の額などでさがあるようなのだ。新規の追加は1974年のバレイショ以来、特定野菜からの格上げは初めてなのだそうだ。なんか農水省ってこんな
ことをやっていたんだな、と。で、これはうまく機能しているのか?と。一方では食品衛生法が厳しくなって、道の駅などで農家の手作りの商品の販売が難しく
なりそうという話もあったりして、全体的にどこに向かっているのか分からなくなる。結局、日本の農業政策はどこに向かっているのだろうか。

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1月22日 賃上げ
 政府が昨年を上回る水準の賃上げを企業に要請している。政府、労働界、経済界代表による政労使会議でのことのようだ。はっきり言って、政府のお願いレベルなので
企業側として聞く義理はないし、中小企業は特に賃上げできるような状況でもないだろう。中小企業については労務費の価格転嫁対策に全力で取り組むとの発言も
政府側から出たようだが、価格が上がればその分だけ消費者が離れるのは当然の成り行き。政府側としてはお願いするしかない、と言いたいのだろうけど、減税すれば
実質賃金は上がるのだから、政府側としてもやることはあるわけで・・・。手取りは上がらないし、もう何が何だか・・・。果たして、このお願いにどこまで
企業は応えるのだろうか。確か昨年は高水準の賃上げという結果だった気がするが、それで日本の景気は良くなったのだろうか。あまり実感がないのだけど。

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1月23日 午前1時31分
 中央省庁の国家公務員が、昨年の臨時国会で委員会の答弁案作成を終えた時間についての平均がこの時間だそうだ。勿論、前日とかではなく当日の午前1時31分だ。
政府が長時間労働の是正を目指しているが、昨年の通常国会が午前1時42分だったとのことで、あまり改善されていない。議員が質問内容を政府に伝える質問通告が
前日の午後6時以降にずれ込むケースが2.5%あったとのことで、これも時間が遅くなることを助長しているとのことだ。いや、質問の通告はまぁ仕方ないだろう。
回答に必要な資料を集めるとか、事前に調べておくとかあるだろうから。なぜそれを国家公務員、要は官僚がやらないといけないのか、ということだ。回答する
大臣なり議員なりが自分で行えばいいだろう。日本という国は、本人の専門性とは異なる分野の大臣になることがほとんどだ。だから質問に対しての回答、答弁を
することができないので、官僚が答弁書を作ることになるのだ。いよいよ茶番劇じゃないか・・・。どうしてこうなった?

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1月24日 大雪
 昨日の夜あたりから、日本海側では大雪の警報が出ていた。今日のニュースを見てみると、名神高速関ヶ原IC付近で立ち往生が発生したらしい。午前9時すぎから
通行止めの範囲が広がり、全く動けない車が多数出たようだ。中には体調不良でネクスコの社員が付き添う形で車から降りてインターチェンジまで歩いて、救急車で
搬送された人もいるらしい。昨日の夜から不要不急の外出は避けるように言われていたのにこうなるというのは、やはり用事があったと見るべきなのか、そこまで
重要ではなかったものの、以前から予定していたので出かけたと見るのか、難しいところではある。それにしても、雪による立ち往生は毎年のように発生する
わけなのだが、どうしてこんなにも反省しないのだろうか・・・。

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1月25日 サラッと一句
 かつてのサラリーマン川柳だ。必ずしもサラリーマンの話だけではなくなったので2022年から名称が変わっている。今年のノミネート100句が発表された。
意外とネタが被っているなというのが正直な感想だ。コロナ明けの話、物価高、生成AIであるチャットGPT、阪神タイガース優勝に引っ掛けた「アレ」の話が大半を
占めているような気がした。それだけネタが無いということなのか、強烈な印象を与えたニュースだったということなのか。流石にここで全く違うネタを放り込んでも
世相を反映していないとかで選ばれなかったのかもしれない。サラリーマン川柳の頃は家に居場所がなく、会社で理不尽なことばかりあるサラリーマンの悲哀が
面白かったわけだが、世相となると偏ってしまうのか。まぁ何が選ばれて好きにやってくれ、という感じではあるのだが。

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1月26日 ペイハラ
 もはや英語として正しいのかという疑問すら湧いてしまうこの言葉。ペイシェントハラスメントを略してペイハラなのだそうだ。医師や看護師などの医療従事者が
患者やその家族が医療現場で暴言や暴力などの迷惑行為を受けることなのだそうだ。今、医療現場でそれが問題になっており、医療従事者が精神被害を訴えて
離職に追い込まれることもあるという。どうやらCOVID-19も原因の1つのようで、あれ以来来院の事前予約や待ち時間の増加など、患者側の手間が増えていることが
1つの理由ではないかとされている。実務が煩雑になって医療従事者の負担が増えている中で、サービス業と捉えている人が増えているようだと。かつては教師や
医師などのは尊敬の対象だったものだが、そういう考え方は無くなってしまったのだろうか。教師の地位が落ちたというのは聞いたことがあるが、医師も
そんなもんかもしれない。気に入らなければ他の病院に行けばいい、そんな時代になりつつある。行き過ぎたサービスが起こした悲劇かもしれない。にしても、
ペイハラという言葉が気になる。

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1月27日 コロナ禍
 COVID-19は第5類になって全数把握ではなく拠点病院の数を把握するだけになった。で、今は第10波の真っ最中であるらしい。今の変異株の名前はJN.1と呼ばれる
らしい。日本に限らず世界中で流行しているオミクロン株の変異株であるらしい。従来のオミクロン株も増えているとのことで面倒なことになっているらしい。
そんな状態なのに5類のままでいいのだろうかという気がしないわけでもないが、いつまでも気にしていたらいつまで経っても進展が無いので問題のような気もする。
それにしてもまだオミクロン株のままなんだな、と。ギリシア文字の残りが少ないので、やたら文字を進めるわけにはいかないというのもあるのだろうけど、
オミクロン株が粘りすぎじゃないか、と。文字を進める基準が何かあることを期待しているのだけど、明確に示されたことはないい気がする。結局オミクロンから
進んでいないというのは怪しい気がする。結局、何がどうなっているのか、5類になってから全く追えていない気がする。

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1月28日 Suica
 元日に発生した地震の被災者に、JR東日本の交通系ICカードのSuicaを配布すると発表した。石川県からの要請を受けたもので、氏名や住所といった情報を紐付け、
避難所の入退出の際にリーダーに読み込ませることで人の動きを把握しようということらしい。夜間は親戚の家に泊まったり車中泊をする人など、さまざまなケースが
把握できるとしている。本来はマイナンバーカードを使うべきというのが政府の言い分だが、カードリーダーを用意できなかったというのが理由であるらしい。
こうやってマイナンバーカードが便利なのでぜひ使ってくださいというキャンペーンなのだろうが、リーダーが用意できなかったという失態をやらかしたのでなかなか
難しい状況になってしまった。これからはマイナンバーカードの携行率も見ていく必要があるとは政府の言だが、元々は大切に保管しろというお達しだったのだから
今更のそのイメージを覆すのは大変だろう。持っていても使わないし。とりあえず、私はまだ作る予定がない。

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1月29日 豊田自動織機
 豊田自動織機で試験結果の不正があったとしてニュースになっていた。織り機を作っているのだと思っていたので、それほど大きな問題ではないだろうと思っていた
わけだが、実際にはトヨタ自動車から一部の開発を受託しているディーゼルエンジンなのだそうだ。エンジンの性能試験でデータを差し替えるなどの不正行為が
行われていたのだそうだ。なぜこうやって自動車やエンジン業界は不正がよく告発されるのだろうか。一時期、ジェネリック医薬品のメーカーがバタバタと
告発され、結果として医薬品不足に陥っているわけだが、同じようなことが自動車業界で起こらないとも限らない。自動車が足りないなんて景気のいい話は
出てこないだろうけど。この手の不正、結局は現場に負荷がかかっていたことが原因なのだと思う。余裕がなくなっているんだろうな・・・。

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1月30日 大河ドラマ
 ドラマは全く見ないので、例によって大河ドラマも見ていないのだが、出てきたニュースが気になった。タイトルは「光る君へ」とのことで、源氏物語の著者である
紫式部が主人公なのだそうだ。で、清少納言も出てくるらしい。どちらも生い立ちについては詳細な記録が残っていないだろうから、ドラマで自由にやりたい放題
といったところだろうか。2人とも平安時代に登場するのだが、果たして生きていた年代が重なっているのかさえも分からないのではないだろうか。同じタイミング
だとしたら枕草子に源氏物語が出てきそうなものだが、私が知る限りでは出てきていない。というか、そんな章立てになっていないからかもしれないが。
なんか大河ドラマもなんでもアリになっているなぁ、と。それにしても、今日までタイトルすら知らなかったというのはなかなかにヤバいのでは?

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1月31日 富士山通行量
 山梨県が今年の夏から導入を検討している富士山の通行量について、原則1人2000円で調整しているそうだ。これまでの任意の保全協力金1000円とは別で、
原則的に義務。登山口にはゲートを設置し、時間で閉鎖、1日の登山者が一定数を超えた場合も閉鎖するとしている。通行量はゲートの維持や噴石、落石から
身を守るシェルターの設置などに充てられるとしている。この値段を安いと見るか高いと見るかは人それぞれだろう。世界の多くの山の入山料を考えると
安い方だろう。にしても、そこまでして登りたいという情熱が分からない。少なくとも登っている時のモチベーションは分かるのだが、下山の時は何を
楽しみに歩みを進めればいいのか分からないので、私はなかなか登山に手を出せないわけで。う〜ん、イマイチ理解できんなぁ。

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