Top雑感2023年12月(21日〜31日)

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12月21日 睡眠時間
 厚労省が年代別に推奨する睡眠時間を示したガイドラインを取りまとめた。成人は6時間以上、小学生は9〜12時間、中学、高校生は8〜10時間としている。厚労省の
調査では睡眠による休養を十分に取れていない人が多いことがわかっており、十分な睡眠が心身の健康を保つために極めて重要だとして、約10年振りにガイドラインの
改訂をしたようだ。これらの年代で全て満たしていたことがないなというのが正直なとろ。小学生の頃でも8〜9時間くらいだったのではないだろうか。中学は
部活があって遅かったし、高校は通学に時間がかかるので睡眠時間を削っていた。大学の研究室は言うまでもなく、今でも1日5時間くらいだろうか。6時間寝ることは
ほとんどない。その分だけ日中は眠いのだけど。こんなに眠れる人なんてほとんどいないのではないだろうか。まぁガイドラインはガイドラインだし。

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12月22日 結局いくらかかる?
 2025年の大阪・関西万博で、大阪府、大阪市が負担する費用の総額が、これまでの1112億円から1377億円と265億円ほど積み増しになったようだ。開幕に向けては
さらに増える見通しだとか。負担費用は会場建設費の他、大阪ヘルスケアパビリオンの建設、大阪メトロ中央線の輸送力増強、会場の埋め立て、環境整備費、こども無料
招待費などのようだ。政府が発表した会場へのアクセス向上や周辺整備など、万博に直接関係するインフラ整備費の府市負担分は含まれていないというので、実態は
どうなっているのやら・・・。大阪府民、大阪市民はいわゆる国民負担分に加えてこの費用を払うのだから大変なことだろう。しかもパビリオンの年内着工数は
ゼロであることが確定したという。大丈夫なんだろうか。いまだに費用の全体像が見えない万博なのだが、不安しかない・・・。

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12月23日 年末感
 果たしてそんな言葉があるのかどうかも分からないのだが、どうにもそういった感覚が欠如している気がする。年々無くなっっているような気もするのだが、
本屋に行っても年賀状の素材集が売られていなかったり、仕事をしていても年末ギリギリまでバリバリと会議の予定を入れられたり、かく言う自分もバリバリと
仕事をしていたりする。高速道路を眺めてみてもあまり渋滞は発生していない。年末だなんだと盛り上がっているのはテレビの業界くらいの印象すら受ける。
果たしてこれでいいのか?という疑問は残るものの、年の変わり目という区切りの意味がどんどん無くなっているような気がするのだ。何年も前から言ってる
気がするのだが、本来は年が変わることに大きな意味を持たせる意味はないのだ。だんだんその状態に近づいている気がするので、個人的には嬉しいのだが、
世間的にはまだ風習が残っている気がするのだ。これが全部取り払われれば・・・とは思うが、まだまだ先だろうな。

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12月24日 年賀状
 毎年のように同じ本屋で年賀状の素材集を購入している。例年は最も人通りの多いフロアの入り口付近に平積みで年賀状の素材集が置かれるのだが、今年は
そこに並んでいるのはずっと家計簿だった。ひょっとして売らないのか?とか思っていたのだが、在庫検索をすると全く違うフロアに在庫があることになっていた。
やはり数枚はフォーマルな年賀状を出すので素材集を購入しに行ったのだが、辛うじて平積みではあったものの、人の少ないフロアに追いやられていた。
年賀状を出す人が減っているので素材集もどうしても売れないのだろう。まぁ仕方ないと言えば仕方ないのだけど、売り場の配置でも厳しくなっているのが
窺い知れるのは悲しい話だ。来年になってハガキ代が上がるともっと減るんだろうな、と。

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12月25日 中国の地方都市
 中国の上海や重慶といった大都市ではショッピングモールでイルミネーションや巨大なクリスマスツリーが飾られた一方、地方都市では軽はずみに外国の伝統や
文化に従わないようにとクリスマスカードやプレゼントの販売をしないように通達が出たそうだ。ニュースもどこまでの範囲で取材しているのか分からないが、
少なくとも記事になった都市はそうなんだろう。上海などでは禁止していないということは、中央政府ではなく、地方の政府の動きなのか、観光需要を見越しての
動きなのか難しいところだ。いくら中国とはいえ、そこまでしなくてもいいんじゃないか?という気にはなってしまう。かなり大きな金額が動くと思うのだけど、
そのあたりは無視なのだろうか。中国は他にもいくつか大きな商業イベントがあるので、クリスマスくらいは潰れてもいいということなのか・・・。日本のように
節操なく騒ぐのも違う気がするけど、流石にちょっとやりすぎかな。

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12月26日 厚生年金保険料
 現在、月収63万5000円以上で頭打ちとなっている厚生年金保険料について、65万5000円以上という新しい区分を作って保険料を増額しようという案が厚労省から
社会保障審議会に提出された。保険料収入を増額させ、年金財政を改善させることが狙いだという。保険料を折半している企業側は反発しているという。対象者数は
全n国で264万人で加入者全体の6.3%だという。そんな月収には全く届かないのだけど、そろそろ日本人もデモを起こした方がいいんじゃないか?という感じだ。
厚生年金も自分で払った分は戻ってこないのが今の状態。しかも高所得者はこれまでのコロナ禍での補助金などは全く恩恵を受けていない。その上で社会保障費を
増額されたのでは貯まったものではない。企業側も単純に負担が増えるので嫌がるのだろう。「働いたら負け」という言葉がまことしやかに言われてきたが、
ますますその様相が強くなってきている。大丈夫か日本。これだけ労働の意欲を損なわれると困るぞ。

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12月27日 FAX
 学校の教員の働き方改革が進められる中で、業務にFAXを使用している全国の公立小中学校がおよそ96%にのぼることが明らかになった。文科省が全国の小中学校や
教育委員会などを対象に行った調査だとか。教育委員会がインフルエンザの感染者数をFAXで送るように指示することもあるという。実際のところ、FAXから出力された
紙をコピーして担当の教職員の机に置くといった作業もあるという。保護者からの問い合わせも電話ベースらしく、クラウドツールなどはないそうだ。まぁそんなもん
だろうなというのは予想できる。デジタル化するほどの予算は与えられていないだろうし、しょっちゅう転勤するので腰を落ち着けて体制を整えられる教員もいない。
それでどうやって定着させろと・・・。すでにあるインフラであれば整備の手間はかからないわけで。これから3年を集中期間として、国がアドバイザーを派遣する
とのことだが、まだまだ難しいだろう。世の中そんなに甘くはないのだ・・・。

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12月28日 免許更新
 更新の頻度がそうなっているから仕方ないのだが、5年振りの運転免許更新で免許センターに行ってきた。近くの警察署でもできるのだが、何となくあの空間が
好きなので免許センターに行ってしまうのだ。朝イチで行くと物凄く混んでいるのは知っているので、少し遅れて行ったので、比較的サクサクと手順は進んで
いった。相変わらずという感じの講習も受けて、免許証を受け取って帰ってきた。これまで、免許の更新に行く度に手続きが楽なっていたり、システムが
変わっていたりしたのだが、今回はそれがなかった気がする。可能性があるとすれば、免許証に設定する暗証番号のうち、第一暗証番号が免許証に
記載されている番号の一部になったことだろうか。それって暗証番号の意味があるのか?という気もしてしまうが、そもそもランダムな番号を2つも割り当てる
意味がないと悟ったのかもしれない。とりあえず、これからまた5年間、ゴールドを守ろうと思った次第だ。

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12月29日 禁煙
 何かと話題を振りまいてくれる大阪・関西万博だが、会場が全面禁煙であることが発表された。喫煙所も会場内には設けないとのこと。会場外での喫煙所設置が
検討されているという。まぁここまでは普通の話かなと思うが、問題は規模。会期中は2820万人の来場を予定しているし、ピーク時は1日あたり22.7万人の来場を
想定している。その人数の中の喫煙者が会場外の喫煙所まで移動して、タバコを吸って・・・というのがあまりにも考えにくいのだ。会場だって広いわけで、
移動だけでも大変なのに、捌ききれるのか?と。喫煙者が1%だったとして2000人いるわけで流石に全員が同時に訪れることは無いと思うが、100人規模が
収容できる喫煙所は考えないといけないだろう。これまでの流れから考えると、広大な喫煙所を設けるとも思えないわけで・・・。結果、会場内のあちこちで
隠れて吸う人が出てくるのではないだろうか。華香、運営は心配だな。

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12月30日 氷河くん
 厚生労働省愛知労働局の就職氷河期支援キャラクターの名前だそうだ。このキャラクター、見た目はアザラシの可愛らしい見た目をしているのだが、実際の設定は
「正社員になれず契約社員として働くも、過酷な労働環境から体調を崩し、引きこもりの経験がある」とされている。なかなかにリアルな設定ではあるが、実際に
愛知労働局のWEbサイトを見に行くと、第2話ではサポートステーションに通い自信をつけ、第3話では安定した就職を手に入れている。氷河期世代というとそこそこの
年齢になっている。この状態から安定した仕事への就職というのは結構難しいのではないだろうか。まぁ行政機関としてはこのようなアピールが必要というのは
分かるのだけど、ちょっと現実離れしているかな、と。それにしても、こういう企画、誰がOKを出すんだろうか・・・。

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12月31日 大晦日
 世間的には色々と特別なことをやっているのだろうか。テレビも何やら特番が色々と組まれているようだが、至って普通の日を送っているわけで。というか長期休暇に
なっているので、普段はなかなかできないことを腰を据えて行っていたり、溜まりに溜まった録画した番組を消化したりしている。まぁこれはこれでいいのでは
ないだろうか。年末だからといって特別なことをするつもりは元々ないので、こんなものだろう。相変わらず帰省もしていないので、いつもの週末の延長のような
状態だったりする。それにしても、年末年始でこれだけ騒ぐのはいつまで続くのだろうか。もうそんな特別な日でもないだろう。親戚一同が集まって年取りの晩を
過ごすなんて物語の中のような時代になってきている。年賀状も減っているし、そろそろ普通に月が変わるタイミングと認識してもいいのではないだろうか。

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