Top雑感2022年11月(11日〜20日)

<<Prev. | Next>>

11月11日 3800万円の村
 スペインのある村が26万ユーロ、3800万円で売りに出されているという。首都マドリードから車で3時間というから、決して遠いわけではないと思う。
ホテル、教会、学校、教会、公営プール、住宅44戸などがあるが、住人が30年以上おらず、村丸ごとが売りに出されている状態だという。この村を
観光地にするつもりで買った現在の所有者だが、ホテルを建てる夢などが頓挫したので売りに出しているのだそうだ。すでに問い合わせも多いようで、
予約金を払った購入希望者もいるとされている。元々が近くの貯水池を作るための労働者のために作られた村だったそうだ。確かに工事のために
となると、土地に愛着もないだろうし、先祖代々の土地というわけでもないので、職場が近いというメリットが無くなれば村から出ていくのも理解できる。
それにしても村ごと売りに出して、しかも買い手がつくというのが凄いな。今から観光地に再開発というのも難しそうなのだけど・・・。

▲Page Top

11月12日 大量解雇
 twitterがある起業家に買収されて3700人、全体の約半数の社員がレイオフとなり、今度は同じ起業家が起業していたメタ、旧Facebookが1.1万人
約13%を解雇すると発表した。まぁテクノロジー産業だし、アメリカだし、サービスの立ち上げには大量にエンジニアが必要でも、軌道に乗ってしまえば
必要な人員は減るし、業績が悪くなれば大量解雇も起こり得ること・・・ではあるが、それにしても大量に切ったもんだなという印象は消えない。
逆にいえば、これまではそれだけの不要な人員を抱えて会社を動かしていたということになるわけで・・・。本当に不要だったのかどうかは、これから
先のサービスレベルなどで測っていくことになるのだろうけど。流石に今回はやりすぎじゃないか?という気がしている。

▲Page Top

11月13日 季節感
 季節は進んでいるものの、意外と気温が高かったりしてなかなか相応のものというのは感じにくいのだが、今日、用事があって外に出た時と、買い物に
行った時に、もうそんな季節か、と思わされた。1つ目は年賀はがきの販売をしている旨の幟が立っていたこと。大体コンビニが多いのだが、外に幟が
立っていることが多い。2つ目は近所のスーパーでポチ袋が売られていたこと。もちろん、そこでも年賀はがきも売られていたのだが、ポチ袋が近くに
並んでいたのだ。いくら何でもこんな時期から両方とも準備しなくてもいいじゃないか、という気がするのだが、並んでいたものは仕方ない。そろそろ
準備をしろという警告のようなものだろう。今年は資格取得などで何も準備できていないからなぁ・・・。困った。

▲Page Top

11月14日 上場廃止へ
 日本の大手ジェネリックメーカーが来年春にも上場廃止になる見込みだ。品質管理の不正の問題があり、営業停止などを受けていたのだが、その影響か
350億円を超える債務超過隣、国内投資ファンドと医薬品卸大手が出資する会社の完全子会社となる予定だ。それに合わせて上場廃止となるようだ。
ジェネリックとは言え医薬品メーカーを卸が買うという、少し前には考えられないような構図が生まれてしまったわけだ。日本ではジェネリック薬が
あまり普及しないわけだが、今回の一件でまたしてもイメージダウンにつながるわけで。ただでさえ工場が止まった時にジェネリックの品薄を起こして
イメージを損ねたというのに。さて、厚労省はこれを受けてどう動いてくるのか。ジェネリックのイメージ回復に努めるのか、そのままなのか。
気になるところだ。

▲Page Top

11月15日 紙の値上げ
 トイレットペーパー、ティッシュペーパー、ペーパータオルなどの大手メーカーが来年2月1日出荷分から値上げすると発表した。減量価格や円安進行で
製造費用が加算δネイルという。今年4月にも値上げしたとのことで、1年持たずに再値上げとなった。値上げ幅は15%以上とされている。別の大手メーカーも
10月に価格改定したばかりだが、来年1月21日出荷分から20%以上の値上げとしている。何というか、この値上げラッシュに国民が悲鳴を上げているためか、
つい先日、政府が消費者物価指数の1.2%以上引き下げる効果を見越した政策を行うと発表したばかりだ。それに関係なく物価は上がっていくので、政府の
目標達成がどんどん難しくなるという。まぁ政府が何を言ってみたところで、物価が下がる方向に動くとは思えないので、無駄なんだろうけど、
これから先は本当にどうなるんだろうか。給与水準が上がればなぁ・・・。

▲Page Top

11月16日 第8波
 一体いつまで数えるんだ?という気がするが、COVID-19の流行が第8波に入ったと医師会が発表したり、専門家が言い出したりしている。そして東京都の
ピークは来年1月14日頃で1日3万1000人の新規感染者が出るという予想が出てきた。こんなニュースが流れても、その頃には忘れられているだろうし、
専門家の予想というのが結局は役に立たないというのを多くの人が気づいているだろうから、予想を出す方も気楽なんだろう。何しろ専門家の予想は
常に「これから増えます」というものばかりであり、減る時の予想というのはしないからだ。しかも、何の対策もしなければという条件付きだったりして
「そんなわけないじゃん」というものばかりだからだ。そろそろ普通の病気として扱ってもいいんじゃないか?あれだけワクチンを打つように促して
結構な人数が打ったはずなのに相変わらず波はやってくるし。

▲Page Top

11月17日 COCOA停止
 日本政府が開発を委託した新型コロナ接触確認アプリであるCOCOAの機能停止版が今日から配信される。設定などで自分で動作を停止させることもできるが
その操作をアプリ上のUIで実施できるようにしたバージョンだ。COVID-19の全数把握をやめたことに合わせて機能を停止することにしたものだ。2020年
6月から始まり、2年5か月で4117万ダウンロード、369万件の陽性登録がされたという。その間に陽性と判定された人の人数がどれくらいなのかが
分からないのだが、少ないであろうことは想像に難くない。一時期、接触があったことの通知が停止していたことも明らかになっており、実際にどれくらいの
効果があったのかは謎のままだ。私は結局インストールしなかった。日本のIT技術が世界から見て周回遅れであることを世間に知らしめたという意味では
意味があったのかもしれないが、盛大な税金の無駄だったな・・・と。

▲Page Top

11月18日 会期延長
 エジプトで開催中の国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議、通称COP27は今日が最終日の予定だった。しかし、地球温暖化で引き起こされた豪雨や
旱魃による損失と被害への対応で支援のための基金設置を求める途上国と、巨額の負担を警戒する先進国との間で交渉が難航し、会期を延長することと
なったようだ。議長国の外相は明日会議を終了させることに全力を尽くすと述べているようだが、この溝は永遠に埋まらないものだろう。途上国としては
先進国が好き勝手やってきたツケを払わされているのに、頭を抑えられている状態に腹を立てているだろうし、先進国としては巨額の負担を強いられても
国に戻ってから説明できないだろうし、そもそも経済的に余裕のある国なんてそんなにないし。1日程度の延長では何も変わらないと思うけどな・・・。

▲Page Top

11月19日 インフレ手当
 夕方にニュースサイトをチラチラと見ていた時に目に留まった言葉だ。物価高騰が続く中で一部企業が従業員に対して支給したということらしい。実際に
支給した企業は6.6%、今後予定している、検討中も含めると26.4%になるという数字が出ていたりする。ただし、有効解答数は1248ということで、
どういう規模の企業が回答したのかは謎だ。今後のことを考えると物価高騰を理由に基本給を上げるというわけにはいかないだろうから、手当という
形になるのだけど、一過性の支給で本当に労働者が救われるのか、という問題は残っていたりするわけで。そろそろ年末も迫ってきているわけで、
SNSでは年内に給付金を出すように政府に迫る動きがあったりと、色々と動きはあるようだが、政府側の動きは全く無かったりして、このまま年末を
迎えそうな雰囲気は感じる。インフレ手当も結局は支給されない企業が多いんだろうな・・・と。

▲Page Top

11月20日 タートルネック
 この冬は電力が逼迫することが予想されており、政府は12月1日〜3月31日までの間、不要な照明を消すこと、屋内で重ね着をして暖房の温度を低めに
設定するなどの節電要請を出している。それを受けて東京都知事がタートルネックの着用を呼びかけた。実際、都職員は率先してタートルネックを取り入れる
ようにと述べたようだ。確かに首回りのような体の繋ぎ目を温めると体が冷えないということは言われているし、おそらくその通りなのだと思うが、
もう少しいい表現はなかったものかとも思う。単に重ね着をして、ではダメだったのか、という気になる。何にせよ、もっと他の対策があるだろうという
気になるのは確かだ。これでタートルネックの着用を推奨された都の職員も大変だろうな・・・。

▲Page Top

<<Prev. | Next>>