Top雑感2022年6月(1日〜10日)

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6月1日 テレビの不調
 少し前にテレビの地上波が不調だった。集合住宅であり、アンテナが立っているわけではなく、建物としてケーブルテレビに加入しているので、通信線で
直接届いていることになっている。それなのに調子が悪いというのは流石に途中の機器に問題があるのだろう。全部が映らないのではなく、いくつかの
放送局でノイズが乗るという感じなのでテレビ側の不調ではない。どうしようかと思っていたら同じ建物の誰かが連絡してくれたようで修理が行われた。
その後は綺麗に映っている。まぁケーブルテレビも良し悪しだな、と。アンテナだったら自力で色々とやって解決させることができたかもしれないが、
ケーブルで届いていて、しかもどこをどう配線が通っているのか分からないとなると手の出しようがない。その分、周囲の電波状況に影響されることは
ないわけだけど。どっちがいいのかは難しいか・・・。

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6月2日 リモート勤務
 世界一の資産家であり、アメリカの電気自動車メーカーのCEOも行っている人が送信したとされr、リモート勤務は今後容認しないと題されたメールが
リークされた。曰く、リモート勤務を希望する人は週に最低40時間オフィスで勤務しなければならない。さもなくば退社してもらう」という内容だ。
本人は肯定も否定もしてない状態だが、長時間勤務が常態化していると言われている会社なのであながち偽物ではないのではないか、という憶測が
広がっている。まぁ何でもかんでもリモートにすればいいというわけではないだろう。実際、あれだけリモートで十分とされた飲み会も復活の兆しが
出てきていたりするし、会議こそリモートだが物足りなさを感じている人もいることだろう。結局のところ、できるところはする、リモートではない方が
効率の良い場合は無理にリモートにしない。リモートは強制ではなく選択肢とするべきなんだろう。そういう意味ではこのメールの内容はやりすぎな
気もするが・・・。

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6月3日 節電要請
 東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県は、この夏に電力不足が生活を直撃する恐れがあるとして、省エネ、節電の協力を呼びかけている。今年の夏の
東京エリアの電力需給は安定供給に最低限必要な予備率3%を辛うじて上回る3.1%となっており、かなり厳しいことが予想されている。そんな中で
家庭での省エネ、節電を呼びかけているのだ。エアコンの設定温度や冷蔵庫の温度設定は当然として、省エネ家電に買い換えることや、照明の基準まで
打ち出してきている。いやぁ、どうしてこんなことになってしまったのか。電力供給が不安定なんて発展途上国じゃないんだから。それに、家庭での
電力消費なんて、企業の消費量に比べたら微々たるものだろう。そこに節電協力を呼びかけてもねぇ・・・という感じだ。それにしてもこの予備率
だとすると、事故で発電所が1つ休止とか、気温が予想以上に高くなったとかで一発アウトではないだろうか。実に困った話だ。それでもテレワークを
推奨するのだろうか。一箇所に集まった方が電力消費は少ないはずなのだが。

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6月4日 参院選
 今年は参議院議員選挙がある年だ。街中にもポスターの掲示板の設置が始まっている。まだ投票日は記載されていないが、日程が決まった時点か
公示が終わって立候補者のポスターが貼られる頃には同じように投票日の数字が貼り出されるはずだ。そんな中、与党の幹事長が6月22日に公示だと
発言したようだ。公職選挙法などを鑑みると、投票は7月10日になる見込みだ。野党への警戒なのかもしれないが、そんなことをポロッと発表して
いいものなのだろうか。今回は首相の専権事項とされている衆議院の解散ではなく、任期満了なので特に構わないといことなのかもしれないが、
やはりそれは行政の立場から発表があるべきではないだろうか。与党の幹事長とはいえ、立法の立場である国会議員が発表していいものではない
ような気がする。それにしてもまた選挙か・・・。勿論投票に行くけど、また全国で見ると投票率が低いんだろうな。

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6月5日 プラごみ
 海洋研究開発機構は、相模湾の水深750 mの改訂で、多数のプラスチックごみが堆積しているのを確認した発表した。有人潜水調査船での調査の
結果だ。インスタントラーメンの袋やバケツなど多数のプラスチックごみが見つかったという。一部は泥がついたり端がボロボロになっていたりしたが
商品名や表示ははっきりと確認できたという。太陽光に晒されていれば紫外線でボロボロになっていくのだろうけど、深海ともなるとそうもいかないので
形のあるまま残るのだろう。深海に沈んだプラスチックごみの実態はまだまだ分からないことが多く、種類や分布、生態系への影響などを解明を目指して
調査が続けられるという。海底に沈んだままで上から泥が降り積もるといずれは埋まる。埋まったままで岩石の中に取り込まれて、プレートの動きとともに
マントルに引き摺り込まれたら・・・う〜ん。元々が石油だけに、元に戻るだけでは?という気もするが、そんな長い年月を相手にしているわけではない
のだろう。生態系への影響はもっと短い期間で出てくるかもしれないし。難しい話だ。

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6月6日 梅雨入り
 気象庁は今日、関東甲信地方が梅雨入りしたとみられると発表した。例年、秋には見直しが入るので現時点では速報値になるのだが、それにしても異常だ。
いや、平年と比較すると1日早いだけなので普通とも言えるのだが、これまでに梅雨入りが発表されているのは沖縄と奄美地方だけなのだ。九州南部よりも
関東甲信地方が早く梅雨入りするのは17年ぶりなのだそうだ。過去にも例があったことにも驚くが、だからって看過できるものでもない気がする。
天気図を見ても梅雨前線っぽい停滞前線は遥か西にあるだけで、今日の天気図でいうと、関東地方は熱帯低気圧による雨であり、梅雨っぽい雨ではない
のだけど・・・。それでもここから雨が続くと予想したのだろう。イマイチしっくり来ないが、まぁ見直しで変わるかもしれないし。例年、秋には
忘れているんだけど・・・。

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6月7日 日本ツアー
 今月10日から添乗員つきツアーに限り外国人観光客の受け入れを再開すると発表されている。それに合わせて、海外では日本ツアーが人気を博している
のだそうだ。まぁ、日本国内向けのニュースなので多少の脚色はあるだろうけど、元々日本は旅行先として海外から人気があったので大きくは違っていない
のだろう。今回の受け入れに際してガイドラインがせていされており、ツアー参加者はマスクを着用、感染防止策を徹底すること、民間の医療保険に
加入することなどが求められているそうだ。ただ、所詮はガイドラインであり、罰則規定があるわけではないようだ。となると、守られないわけで・・・。
ここのところ、どこに行っても大声で騒ぐ外国人観光客がいなくて静かで良かったのだが、それも崩れていくのだろう。まぁそれでも受け入れないと
日本の観光業は苦しいということなんだろうけど。いつから観光立国になってしまったのだろう・・・。

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6月8日 内閣不信任庵
 参議院議員選挙が近くなったので野党が提出した。野党第一党が提出したのだが、意外と追随する野党がいないようで、迫力に欠けると新聞に書かれる
始末だ。旧態依然と見られることを懸念する政党もあるようだ。まぁどうせ否決されるので好きにしてくれればいいのだが、与党からは不信任案の提出
に合わせて衆議院を解散、参議院議員選挙と同日選挙の可能性も匂わせているようだ。ここで急に同日選挙となると慌てるのは野党側で立候補者を
集めないといけないのだろうけど、それ以上に慌てるのは選挙の準備をしないといけない市町村の職員だろう。何しろ、私の周囲ではだが、設置されて
いるのは参議院議員選挙用のポスター掲示板だ。そこに急に衆議院もと言われると準備が間に合わないのでは?という気がする。その辺も考えろというのは
無理な話だろうけど、ちょっとわがままが過ぎる気がする。

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6月9日 ふるさと納税
 ふるさと納税の返礼品の代わりに現金が受け取れるサービスを運営していた会社が、提携関係のない自治体の名称をWebサイトに掲載したとして謝罪、
ユーザーには入金額と違約金を返金することになった。このサービス、返礼品がいらない人から業務を受託、得られた返礼品を欲しい人に販売し、
その売上から手数料を引いた分を元の依頼主に渡すというビジネスモデルだ。まぁ分からんではないが、そもそもふるさと納税をする人というのは
返礼品が目的ではないのか?それゆえに返礼品の過熱競争が起こったわけで。それに現金が戻ってきた場合には所得になるはずで、節税のつもりが
そのまま税金がかかるようになるという始末。入会の時にそこまできっちり説明していたのだろうか。そもそも、ふるさと納税の制度を踏み躙るような
ビジネスモデルなのが気になるわけで。特にお取りつぶしになるわけではなさそうなのが気になる。

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6月10日 サービス終了
 昨日ネタにしたサービス、名前を「キャッシュふる」とされていたのだが、いきなりサービス終了を発表した。サービス開始が今月8日という
ことなので、わずか2日でサービス終了を決定した。総務大臣が閣議後記者会見でこのサービスを問題視する考えを強調したことを受けて、
サービス終了を決定したという。既にサービスを申し込んで支払いをした人に対しては全額返金するらしい。やっぱり苦言を呈されるような
サービスだったようだ。昨日も書いたがそれでも政府として法令違反と断言できるわけではないというのが残念だ。法令上は成立する
ビジネスだということ。これを機にふるさと納税の制度について改めて議論してもいいのではないだろうか。返礼品の競争もそうだが、バタバタと
制度を決めたのか、制度の抜け穴が酷過ぎる気がする。

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