Top雑感2022年1月(21日〜31日)

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1月21日 終末時計
 人類滅亡の時刻を午前0時として、その残り時間を象徴的に示す終末時計が発表された。今年も過去最も短い100秒前の状態だったそうだ。2年連続で据え置き
となったことで、2020年の発表から3年連続で同じ数字になっていることになる。まぁどれだけの基準を持って、客観的に判断して数字を決めているのかは
分からないのだが、分針が行ったり来たりしている。これまでに最も戻ったタイミングでも17分前だという。この17分が持つ意味というのも分からない
わけで・・・。実際のところ、この時計の発表って必要?人類が滅亡しない限りは継続されるというのであれば、永遠に午前0時にはならないし、この時計の
残り時間の持つ意味が説明できなければ、特に説得力もない。う〜ん、終末時計の終末を示す時計も必要なのでは?

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1月22日 32都道府県へ
 相変わらず多すぎて追えなくなってきているのだが、まん延防止等重点措置の適用を石川、鹿児島の両県も適用を申請するようだ。25日に正式決定との
ことだが、この2県にも適用されると合計で32都道府県になるのだそうだ。全47都道府県のうち32なんだから、もう全国に適用してしまえば?という
気にもなるが、一部では科学的根拠が無いとか、飲食店にだけ補助金が支払われるのは経済格差を生むという理由で、適用を考えていない首長もいるようで
簡単に全国一律ともいかないようだ。なんかなぁ・・・という気になってしまうが、そういうものらしい。政府の発表する対処方針と、政府の分科会が
記者会見で話す内容とに齟齬があるとして批判もされているし、どうにも対策がバタバタなんだよな。騒動が始まったのは2019年末。そこから丸2年は
経過しているのだから、なんとかして欲しいものだ。

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1月23日 ワクチン1回目接種へ?
 私がという話ではない。世間的に、3回目の接種が始まろうとしている中で、1回も接種していないということに罪悪感を覚えた人たちが、1回目の
接種に走っているという。実際、政府広報などでも1回目の接種の方もどうぞ、というような内容を言っている。つまり、それだけいるということ
なんだろう。なぜそこに罪悪感があるのかという話になるが、「なんとなく不安だから」という理由で受けなかったのだろう。確たる理由がないので
今になって申し訳なく思っているというところだろうか。かく言う私は、インフルエンザのワクチンでも高熱が出るので、打てないなぁと思っている。
ちょっと探したら、自治体から送られてきたワクチンのクーポンはあったのでその気になれば打てるのだろうけど、まぁいいかな、と。このまま接種しない
道を歩もうと思う。

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1月24日 ガソリン価格抑制へ
 このところ、ガソリン価格が高騰している。全国平均で1リットルあたり170円を超える見通しになった。それを受けて、政府がよく施策を発表する。
明日に正式発表の予定だが、今の所、元売り各社に1リットルあたり5円を事後精算で支給するという。その上で、支給された補助金相当分を引き下げた
卸売価格で小売業者に販売することを約束させるという。それを小売業者が反映させるかは各店舗の判断ということだ。まぁこれだけ大々的に発表されて
小売各社が小幅な値下げだとそれなりに批判を受けるのではないだろうか。以前にも同じようなことがあったが、タンクの中には卸売価格が高かった時の
ガソリンが入っているので値下げできないという苦しい言い訳もあったと思う。理由の是非はともかくとして、どれだけの効果があるのか注目だ。

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1月25日 警報、注意報が無くなる?
 気象庁が発表している注意報、警報、特別警報や台風情報などの見直しが行われるようだ。現在は40種類以上の情報を発表しているが、結果として一般市民
にとっては分かりにくい、どれが避難の判断の参考となる情報か分からないといった状況に陥っているようだ。そこで、受け取る側にとって分かりやすくなる
防災情報を提供するよう、検討会を立ち上げたという。これまでの枠組みにとらわれない新しい情報体系を検討していくとしている。まぁ今の状況だと
注意報が出ても誰も何もしないのが実情だろう。気象庁としては注意報でも十分に危険なレベルとしているのだが、連発しすぎたのだろう。仮に大雨警報
が出たとしても、よく降るんだろうな、くらいの感覚でしかない。結果、伝えたいであろう情報が伝わっていないのだ。だからこそ見直しには意義があると
思うのだが、だからって分かりやすくなるかなぁ・・・という気がする。

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1月26日 埋まらない予約
 COVID-19のワクチン3回目の接種が始まっているのだが、予約が埋まらないそうだ。高齢者向けということで、65歳以上の人の予約と接種が始まって
いるのだが、昨年の1回目、2回目よりも明らかに出足が鈍いそうだ。実際、会場によっては予約枠の4割しか埋まっていないというところもあるそうだ。
今現在、2つの会社のワクチンが供給されているが、その人気の差ではないかという話もある。実際のところ、そこまで必要性を感じていないのではないか
という気がする。空気感でしかないのだが、初期の頃のような絶対に打たないとマズいという切迫したものは感じない。まぁ打ちたければ打てば?くらいの
感覚だ。ワクチンの効果が見えないのと、ワクチンを打っても感染する人が大勢出ていること、なんだかんだで副反応が辛かったなどが理由だろう。
この先も伸びないんだろうな。年齢制限が外れた後もこんな感じなんだろう。

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1月27日 あと8日
 協議の日程なんて全く知らなかったのだが、北京オリンピックの開幕まであと8日なのだそうだ。国内は再び増加してきたCOVID-19の患者の数で
ニュースが持ちきりなので、それどころではない雰囲気。選手たちには申し訳ないが、全く盛り上がっていない。冬季オリンピックと言っても、日本で
盛り上がるのはスキージャンプとフィギュアスケートくらいのものなので、元々そんなに大々的に騒ぐものではないのだけど。そうだとしても
あまりにも話題になっていないのが凄い。これだけ盛り上がらないので開幕日を忘れていたくらいだから・・・。果たして競技が始まったら盛り上がる
のだろうか。このままひっそり終わったらそれはそれで面白いのだけど。なんだかんだでニュースにはなるんだろうな。

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1月28日 世界遺産へ
 日本政府が佐渡金山を世界遺産に推薦すると発表した。歴史問題を巡って韓国から反発を受けていたようだし、日本政府が推薦を発表した直後に韓国から
声明のようなものが出ているようだが、地元自治体の他にも与党からも推薦を求める意見が上がって方針を転換したようだ。2023年の登録をめざすと
発表されている。日本ではすでに石見銀山も世界遺産登録されているわけで、これで佐渡金山もとなると金も銀も世界遺産という、なんとも不思議な
ことになる。そんなに貴金属が出たのに今となっては・・・な日本がなんとも悲しい。さて、相変わらずこの先がどうなるのか分からないが、とりあえず
世界遺産はもう要らないんじゃない?という意見はなかなか出てこないようで。もう登録されすぎでしょ。登録されたからってどうにかなるわけでもないし。
とりあえず、これまでの流れからも、登録は目指すんだろうな。

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1月29日 不可解選考
 3月18日から始まる予定の春の選抜高校野球での出場校で不可解な選考があったとして議論を読んでいる。東海地区の選考で、東海大会で優勝した学校と
4位になった学校が出場校として選ばれており、準優勝校は出場を逃したのだ。選抜の基準は予選の成績ではなく、試合内容を見て決めることになっている
ので、特に問題のあることをしているわけではないのだが、選抜の選考基準が曖昧なのは昔からのことだ。過去にも近畿枠で大阪府の学校がゼロになるのを
避けるためと揶揄されるような選考があったようだ。その時にもセンター返しができるとかいう苦しい言い訳に終始していたようだが、結局は何らかの
思惑が働いて出場校が決まるのだ。予選がないということはそういうことだ。21世紀枠に至ってはもっと分からないわけだし。出場を逃した学校の生徒には
申し訳ないが、大人の理論とはそんなもんなのだ、多分。

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1月30日 過去1年半で最多
 あと5日で開幕する北京オリンピックだが、そんな中で北京市内のCOVID-19の新規感染者数が過去1年半で最多を記録したと発表された。オリンピックの
関係者は一般市民とは隔離された状態で競技が行われるとされているが、市内がそんな状態で大丈夫なのか?と思ったら、新規感染者数は20人なのだそうだ。
東京なんかよりもずっと優秀じゃないか、と思ってしまった。まぁ中国は日本などに比べても圧倒的に強い対策をとっているので、それくらいの数字は
出してくるのかもしれないが、なかなかのものだと思う。東京オリンピックはもっと多くの新規感染者がいる中で行われたことを考えると北京オリンピックは
十分に抑えられている数だろう。問題はイマイチ盛り上がっていないことだろう。一応、日本選手団も現地入りしたというニュースが流れていたが。
ところで、放送予定もいつまで行われるのか、マスコットが何なのかもさっぱり分からないのだけど・・・。

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1月31日 人口減
 東京都の1月1日時点の人口が発表された。前年同月比で4万8592人減少とのこと。1997年から増加を続けていた東京都の人口が、26年振りに減少に転じた
とのことだ。感染リスクへの不安やテレワークの普及で都外居住を選択するケースが増えていると分析されている。東京23区では1万4828人の転出超過
であり、2014年以来だという。東京都全体では5433人の転入超過だったという。ということはここから実際の減少人数にするための差分が自然減という
ことになるだろうか。そんなに減っているか?という気がするが・・・。それでも転出超過というのはかなり大きな出来事のような気がする。これで
東京一極集中が無くなったかというと、それほどでもなく、結局は首都圏か1都3県で考えないといけないわけで。そのあたりの数字は発表されていないので
なんとも言えないが、まぁ増えているんだろうなぁ、と。日本の人口が減少に転じたのに、東京だけ増加し続ける方がアンバランスだったとも言える。

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