Top雑感2022年2月(1日〜10日)

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2月1日 聖火リレー
 やっとCOVID-19の話題に混じってオリンピックの話がちらほらと出るようになってきたのだが、その話題というのが大体は寂しいものだ。今日出てきた
のは聖火リレーについてだった。4日に開幕する北京オリンピックだが、その聖火リレーは明日スタートするというのだ。北京中心部をスタートして
北京市北部の万里の長城に行き、スキー場などを巡回、歴代皇帝が整備したとされる庭園などを通る、約1200人のリレーなのだとか。途中でロボット同士
とか、自動運転車とか、科学技術をアピールする場も用意されているようだが、たった3日間の聖火リレーとなるようだ。2008年の夏のオリンピックでは
130日という史上最長の聖火リレーを行ったとは思えない縮小ぶりだ。COVID-19に配慮したという理由だけとは考えにくいわけで。何か他の思惑が
あるのではないか、国際的な批判を浴びている人権問題の講義活動を封じ込めるためではないかとか言われているが、真相は闇の中だ。とりあえず、
まだスタートしてなかったんだ・・・と。

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2月2日 みなし陽性
 ニュースはチェックしていたから知っていたけど、まさか本当に始まるとは思っていなかった。新型コロナウイルスのみなし陽性の制度だ。感染者の濃厚
接触者になった同居家族に発熱などの症状がある場合、検査せずに医師の判断で感染者とみなすというもの。場所によっては若年で重症化リスクが低い人は
地震でキットで陽性であることを判断し、医療機関の受診なしに自宅療養するというものだ。こちらもみなし陽性としてカウントされるようだ。発熱外来に
患者が殺到して検査が追いつかなくのを防ぐためと言われているが、現時点でも検査してから結果が出るまでに数日かかる状態で、その間に症状が消える人も
いるようだ。これまで日本は何の準備をしてきたのだろうか。そもそも、最初の緊急事態宣言は感染のピークを後ろにずらして十分な準備をするためという
名目だったと思うが、その頃からずっとバタバタだ。これで大丈夫なのか?と。ピークアウトした時に何もしなかったので今のような状態なわけで。
本当に政府は何をしていたのか・・・。

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2月3日 1%
 ここにきて急増している新型コロナウイルス感染者。東京都では病床が空いていても、医療従事者が感染者や濃厚接触者となったことで就業制限を受け
受け入れらないという事態が起こっているそうだ。その結果として2月2日時点での療養中の感染者は14万人近くであり、都民の100人に1人は新型コロナに
感染して療養中ということになっている。なかなか恐ろしい数字だ。こんなになっても特に目新しい対策が出てくるわけでもなく、過去の効果があったのか
怪しい行動制限を続けるばかりだ。果たしてこれで大丈夫なんだろうかと思ってしまう。結局のところ、この先で収束するのかどうかも分からないし、
ズルズルといけばそのうち勝手にピークアウトするだろうし。それにしても柔軟に対応を変えてきた諸外国はさすがだなという感じだ。日本人は相変わらず
大人しいので、SNSなどで文句を言うだけだ。これ、外国なら暴動が起きているぞ。。。

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2月4日 開会式
 北京オリンピックの開会式が今日だ。競技はすでに始まっている。日本人選手団のうちで開会式に出たのは1割くらいだったそうで、おそらく他の全ての
国も参加したのは選手の一部だったのではないだろうか。見ていないので分からないのだが。ところで今回の開会式は午後8時開始、1時間45分を予定
していたようなのだが、実際には30分ほど超過したそうだ。かなり気温が低かったようで、選手にとっては厳しい開会式になったようだ。色々と
評判を見ていると日本人でさえも東京オリンピックの開会式とは比べ物にならないほどに良かったとコメントが散見されている。まぁそれだけ良かったの
だろう。どちらも見ていないのでなんとも言えないのだが、予定の時間をオーバーした時点であり得ないな、と思ってしまうわけで。偉い人の挨拶が
長かったというのもあるだろうが、それでも30分は話さないわけで。時間は守ろうよ・・・。

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2月5日 まん延防止等重点措置の威力
 毎月恒例の献血に今月も来ている。詳細は後で別にレポートするが、来ているところはまん延防止等重点措置が適用されているところだ。住所地も同じく
重点措置が適用されているので同じようなものだだろう、と。昨年は年末が近づくにつれて空港や新幹線の乗客が明らかに増えてきていたが、今日は
また少ない時代に戻ってしまっていた。そして何よりも、今回来たところは、観光できそうな施設はことごとく臨時休業に入っていた。こういう動きって
あまり意味が無いとされて一段落していなかったっけ?どうしてこうなってしまった?という感じだが、観光すらできない私はホテルのチェックインまでの
時間を持て余してしまった。まぁよくあることではあるが。来月には復活していて欲しいものだ。

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2月6日 都心の小学校
 今年4月に開校される港区の区立芝浜小学校が地元関係者向けの内覧会が開かれたという。学校は地上9階建てのビルになっており、開校当初は学年ごとに
最大4クラスが置かれる予定だという。田舎育ちとしてはこの時点で驚いてしまうのだが、6階に25 mの温水プール、7階に体育館、9階に95 mトラックを
備えた屋上校庭があるという。もう何が何だか・・・という感じだ。田舎の小学校とは隔世の感がある。第一、6階に温水プールってそこまで水を揚げるのが
大変じゃないかとか、給食の物を運び上げるのが大変だろうなと思ったり。物や人の移動に関してはエレベーターが用意されるんだろうけど、避難訓練とか
大変そうだな、と。都心らしいと言えば都心らしいのだけど、すごい時代になったなぁ、と。

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2月7日 措置延長へ
 今月13日が期限になっているまん延防止等重点措置だが、3週間を軸に延長の検討が進められているという。かれこれどこに出た重点措置のことを
指しているのか分からないのだが、13都県とニュースで言われていた。政府関係者によると前半の2週間の措置の効果を後半の1週間で見極めるのだ
そうだ。ちょっと調べてみたところ、13日が期限となっているところは1月21日から適用されているようだ。つまり、ここまでで既に2週間経過している
わけで、ここまでの2週間の措置の効果をまずは来週に検証すべきではないのだろうか?それを1週間ごとにアップデートしていくというのが本来の姿
では?という気がする。なぜここからの2週間で効果を判定しないといけないのか。その辺の理論が理解できないわけで。結局、自然にピークアウト
しそうな感じがしているので、特に効果は無かったという結論に・・・は絶対にしないだろうな。

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2月8日 つまり全部
 今、国会では予算委委員会が開かれているが、その場で新型コロナウイルス感染症対策分科会の会長が今後の見通しについて述べた。曰く「可能性
としては高止まり、最悪の場合は亜種があるためむしろ上がることも考えられる」とのこと。一方で、都道府県単位では増加が鈍化傾向にあることから
「ピークアウトは可能だ」とも述べたそうだ。つまり、可能性として増加、停滞、減少の全てがあり得ると発言しているわけで、結局は全ての可能性に
ついて言及したに過ぎない。なんか凄そうなことを言っている振りをして、何も言ってないという、偉い人にたまに見られる論法だ。こういうことを
発言しているから信用を失うんだろうな、と。分科会もその他の予想もそうだが、ほとんどは「増加する」という予想しか出てこず、ここでピーク
という予想は出てこない。難しい予想なのはそうなんだろうけど、いい加減に危機感を煽るだけというのはちょっと・・・。

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2月9日 雪で大騒ぎ
 明日、東京都心では警報級の大雪が予想されている。1週間ほど前から週間予報に雪のマークが現れ、まぁ直前には変わるんじゃない?と思っていたが
そのまま当日を迎えそうだ。会社からは無理して出社しないように連絡がきたし、飛行機は欠航を決めていたりするし、なんだったら東京都が出勤を
抑制するように企業に要請しているようだ。まぁ飛行機が欠航するのは分かる。自社の都合だし。ただ、なぜこの状況で東京都が企業に出勤の抑制を
言えるのかという問題が。要請なのでお願いのレベルとも取れるが、まん延防止等重点措置での飲食店の時短営業も要請だった割には罰金を課すことも
できたような気がするし、妙に行政が強くないだろうか。ま、要請されたところで、出勤しないと仕事にならないので出勤するし、そもそも都内でもないし。
結局、どうなるんだろうか。

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2月10日 結局のところ・・・
 今日は雪が降ったのだろうか?私がいるところは若干みぞれのようになったが基本的にずっと雨。あまり大雪で大混乱というニュースは見ていないし、
夕方には雪のピークは今夜から明日の朝という見出しも出ていた。何となく後ろにずれたような感じだ。実際のところ、この時期の関東地方の雪については
低気圧が通る場所が少しずれると全く降らなくなることもあるので、予報が難しいというのは分かっている。それを踏まえた上で最大限の警戒をしておいて
何もなかったらそれでいい・・・という姿勢でいいのかどうかが難しい。全く備えずに大雪になって大変な目に遭うというのも分かっているのだが、
備えによるデメリットが大き過ぎた場合は1日くらいの不都合はペイしてしまうのではないだろうか。その辺の判断は数字では出ないだろうから難しい
のだろうけど。

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