Top雑感2022年4月(1日〜10日)

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4月1日 値上げの春
 何となく毎年同じ言葉が繰り返されているような気がするが、今年も値上げがある。小麦粉の政府売り渡し価格が上がったりするし、トイレットペーパーや
調味料類、文房具、食用油なども値上がりだ。先日からガソリンもどんどん上がっている。まぁ円安、原油高が材料費や輸送費、包装費を上げている結果
企業努力で賄える範囲を超えてしまったというところだろう。今回は大手コンビニ2社が10%以上値上げする商品が出てくるということのようだ。なかなか
時間の都合上自炊できない私のような人にとってはかなり厳しいことになる。その割に給料は上がらないので、どうしてものかなぁという感じである。
日本の賃金水準は上がらないままなので、乖離が大きくなっている状態なのだ。さて、これから先どうなるだろうか。一度上がった価格は元に戻らない
だろうし。

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4月2日 オートロック
 例によって明日の献血に備えて旅先でビジネスホテルに宿泊しているのだが、そこで高校生と思われる集団を見かけた。まぁそれくらいならありがちな
ことではあるのだが、なにやら大勢でフロントに来て、フロント係の人を連れてエレベーターで客室階に一緒に行っていた。なんか珍しいなとおもっていたら
少ししてフロント係の人だけが戻ってきた。手には見慣れない目立つ色の紐がかかっていた。まぁその辺でタイトル通りのことが予想できるわけで。要は
オートロックの客室で鍵を持たずに外に出てしまって入れなくなったということだ。もう久しくそんなミスはしていないなぁと思いながらも、中学の
修学旅行くらいの時には散々注意されたなと懐かしく思ってしまった。やはり高校生くらいであればやってしまうこともあるようだ。慣れてないってのは
そういうことなんだろう。ひょっとしたら2人部屋とかだと、パートナーガ持っていると思い込むとかありそうだし。そう思うとほほえましい光景だな、と。

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4月3日 感染は拡大か?
 もう何年この話題が続くんだろうという感じだが、続いているんだから仕方ない。一時期はニュースが全てこれだったのでマトモになったとも言えるが。
COVID-19だ。政府の分科会の会長が感染の再拡大が起こっているのかの判断にはもう数日待つ必要があると発表したのが3月30日の衆議院厚生労働委員会
でのことだ。そこから数日経った。だが、そこに関して新しい情報は出ていないし、出てくる気配もない。前の週の新規感染者数との比較をするのが最近は
流行っているようだが、全国的にも増えているようだ。結局は何の発表もなく、なんとなく蔓延防止等重点措置が適用されたり、場合によっては緊急事態
宣言が出されたりして、ズルズルといくんだろう。どうにもこういう発言は言いっぱなしのことが多くて困る。仮にも責任ある立場の人なのだから、
数日後とか言わずに1週間後に正式な場で発表するとか、そういう発言はできないのだろうか。その場が凌げればそれでいい、というのでは困るのだ。

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4月4日 新500円玉
 硬貨の中では最も額面が大きいということで500円玉は他に比べて更新される回数が多い。最後に更新されたのは2021年11月1日からだ。実に21年ぶり
ということだが、なかなかお目にかかれなかった。元々、あまり500円玉を手にすることがなかったというのもあるが。そして今日、先日どこかで入手した
500円玉を使おうと思ったら新500円硬貨であることに気づいた。どこかでお釣りとしてもらってあまり見ずにそのまま財布に入れていたらしい。
まぁそれはそれでいいのだけど、使う直前まで気づかないというのはいかがなものかと。ちなみに、自販機で使おうとしたのだが、今はまだ新しい
500円玉に対応した自販機が少なく、使えなかったのでそのまま持っている。今回の硬貨の更新後、あまり自販機の対応が進んでいないような気がする。
これで次は紙幣も更新されるのだが、自販機やお店のレジ、金融機関のATMの更新は大丈夫だろうか。今回の惨状を見るとなかなか入れ替えが
進まないのではないかという気すらしてしまう。困るんだよな・・・。

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4月5日 IPCC
 国連の気候変動に関する政府間パネルが第6次評価報告書を公表した。地球温暖化の緩和策を盛り込んだ第3作業部会のものだ。産業革命前からの
気温上昇を1.5 ℃以下に抑えるというパリ協定の努力目標を達成するには温室効果ガスの排出量を2025年までに減少に転じさせ、貯蔵や吸収なども
進める必要があるとしている。まぁ理屈の上ではそうなんだろうけど、今の状況でどうしろと?という感じだ。東日本大震災で世界的に原子力発電を
控える方向に動き、ウクライナに侵攻したロシアとの関係悪化で天然ガスなども手に入りにくくなり石炭を燃やす日々。再生可能エネルギーの発電量が
急に増えるわけでもない。まぁ理屈は分かるし、誰かがそう言わないといけないことも理解した上でだが、あまりにも現実離れしていないだろうか。
今回の報告書にロシア関連の事情は考慮されていないというが、それにしてもねぇ・・・。

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4月6日 イベントワクワク割
 ダサいネーミングここに極まれりという感じだろうか。政府が発表したGoToイベントを継承した事業だ。新型コロナウイルスのワクチンを3回接種
した人や検査で陰性が証明された人を対象に行う、コンサートやスポーツ観戦などのイベントに割引を適用する事業だ。ネット上ではこのネーミングの
センスに一斉に反応しているようだ。さて、これまで政府はワクチンの接種の有無に関してで差別があってはならないということを言っていたと思う。
だが、ここに来てワクチンの接種を条件とした割引を持ってきたのだ。一応、検査で陰性が証明できた場合にも適用されるというのだが、検査だって
タダではないし、いつまでの検査が有効なのかも今のところ不明。さらには2かいめの接種のタイミングによっては割引適用時点で3回目を打てない人だって
出てきそうな感じだ。なんだろう、この接種を急がせるような政策は。なんとも不思議な状態になっている。う〜ん・・・。

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4月7日 あれから2年
 もうそんな経つかという感じだ。年を取るごとに1年の早さに恐れ慄くのだが、新型コロナウイルス感染症対策で、緊急事態宣言が初めて出されてから
2年が経過するそうだ。政府は相変わらず「最大限の警戒を保つ」というようなことを言っているわけだが、国民側は意外と冷めているような印象を受ける。
同じ言葉を繰り返すことで強調したかったのかもしれないが、あまりにも繰り返しすぎたせいで逆に飽きられているのが今の状態ではないだろうか。
また言ってるよ、という感じだ。「安心・安全」とかも同様だ。海外では普通の生活に戻そうという動きが強くなってきていることを知っているわけで
そうなると自国の対策と比較してしまうのも仕方ないだろう。国民の我慢もそろそろ限界だろうなと思う。おとなしい国民性だから政府は助かっているが
国が国なら暴動が起こっていても不思議ではない気がするのだ。さて、いつまで今のような行動を続けるのだろうか・・・。

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4月8日 で、結論は?
 3月30日に再拡大が起こっているかの判断にはもう数日待つ必要があると発言された政府の分科会の会長。どうやら今日、記者会見を行なっていた
ようだ。実際には見ていないのだが、その点についての発言は無かったようだ。感染が急上昇する可能性がある。この時期はやはり大事で、メリハリのついた
いくつかの対策をすることでなるべく急激に行かないようにできれば」という発言をしたようだ。この発言だけが切り取られたとしても分かるのは
結局拡大しているのかそうではないのかの結論を出していないということ。どうしてそういう発言ばかりするのかなぁという感じだ。結論を先送り
したのだとしても、その疑問に応える必要はあるのではないだろうか。結局、政府の分科会であり、専門家の集団ではあっても、政治的なこと
ばかりをしている状態なのだ。一時期に比べて一般人の信頼が大きく失われている気がする。かつてはこんな素晴らしい、実績のある人の言うことを
しっかり聞いておこうと言う感じだったが、最近はそういったコメントを見なくなった。まぁ仕方ないよな、今回の感染症に対しては全く実績が
無いんだから・・・。

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4月9日 ISSに民間人
 国際宇宙ステーション(ISS)に民間人4人が到着したと発表があった。アメリカの企業が行なっている宇宙旅行に参加した人たちであり、
8日間滞在するとされている。実際に国際宇宙ステーションでお客様をやっているわけではなく、科学研究への参加も予定されているという。
まぁそんなことは言っても専門的なことはできないので、ちょっとした雑用とかではないだろうか。しかも8日間ということで、あまり
細かいことも注文できないだろうし。そうなると、旅行とはいえ、国際宇宙ステーションに他の人を呼ぶ理由というのが分からない
わけであって。限られたスペースに実験機器を詰め込んで少ない人数で運用してきたはずだ。そこに一時滞在というのは実に役にたなない
人員をどうするかで頭を悩ませるわけで。今回の一般人と一緒に補給物資も送付しているなら意義はあるかも、とか思うが、今のところ
そういう記述は見ていない。

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4月10日 ジェンダーフリー
 最近のありようはちょっと行き過ぎているのではないか、という気がするが、男女の区別を見た目ではなく、本人の自認するものに、さらにはそれ以外の
性別もという流れになってきている。数年前に参加した学会は大学で行われていたのだが、そこでは男子トイレ、女子トイレを本人が自認する性に応じて
いますという貼り紙があった。今日、ニュースになっていたのは手話で「〜さん」と表現するときに男性と女性の区別があり、新しい時代に合わせて
手話もアップデートする必要があるのではないか、という話だった。実際、既に日本の手話についてはアップデートされたものがあるようだ。他にも、
科学の世界ではよく使われる次世代を意味する「娘」という表現も変わりつつあるようだ。ちょっとやりすぎじゃないか、という気がするが、どうにも
世の中の流れというのはそういう方向らしく。生きにくい世の中だなぁ、と。

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