Top雑感2021年1月(21日〜31日)

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1月21日 大学受験の傾向
 今年が初の開催となった大学入学共通テストだが、受験生は思った以上の手応えがあったようで、難関大学への強気の出願をする学生が増えているそうだ。
多くの受験生の情報を集める予備校や学習塾の分析の結果であり、しかも複数社が同じ分析結果を出しているのでなかなかの確度の話なのだろう。ただ、
ここで気になるのは、強気の出願をするのはいいのだけど、できたのは自分だけではくて周りも同じなのではないか?という疑問をどう解決するかだと
思うのだ。自分が手応えがあったとしても、それは周りも一緒なのではないか、そういう疑問は抱かないのだろうか。というか、そういうものなのではない
だろうか。また、急に志望校を変えると2次試験の傾向が変わって大変なのでは?とか思ったりもする。まぁそこまで考えてないのかな?という気もするが。
2次試験は2月下旬だ。

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1月22日 経済的損失
 2021年の東京オリンピック、パラリンピックについての経済損失について、経済効果の研究で有名な大学の名誉教授が試算した結果が出た。曰く、1年延期
による損失は6408億円、簡素化による経済損失は1兆3898億円、無観客開催による経済損失は2兆4133億円、中止の場合は4兆5151億円とのことだ。ただし、
これまでに行われた公共事業などの経済効果は実現しているし、ITS技術、ロボット産業、通信技術の進歩、水素社会の実現などの技術開発は将来に貢献する
とも述べているようだ。それにしても大きな損失だなぁと。中止になった場合にはこれに加えて、招致活動に使った費用を損失に加えないといけない気がする
わけで。いよいよなんだったのか・・・という世界が近づいてくる。ちなみに、日本でも世界的にもCOVID-19は収まる傾向を見せていないのだが、
オリンピックを中止するという話は出ていない。誰も言い出せないだけという気もするが。

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1月23日 あと半年
 昨日もネタにした東京オリンピック、パラリンピックだが、先に開催されるオリンピックの開会式まで180日となった。東京駅前にはカウントダウンクロック
が設置されているのだが、今日時点で残り日数が180日となったようだ。実際の開会式は7月23日とのことで、感覚的には半年、日数的には365の半分よりは
少し短い感じだ。日本では緊急事態宣言の解除がどうなるのか分からない状態、世界でも感染が収まっていない国がいくつもある状態だ。それでもIOC、
国際オリンピック委員会は開催に前向きだ。流石に無観客も視野に入れるなど、少し姿勢に変化は出てきたが。開催した場合、選手の準備不足はどうする
のかという問題が。世界的に見ると、感染が落ち着いて十分な準備ができる国とそうではない国がある。普段の開催から国の経済力によって格差が生じている
わけだから、別にいいじゃないかという考え方もあるが、選手としては可能な限りのパフォーマンスを発揮したいだろう。その辺りをどこに着地されるのか、
難しい判断になりそうだ。

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1月24日 南極で地震
 日本時間の今朝8時37分頃、南極付近を震源とするマグニチュード7.3と推定される地震があった。大西洋南西部になるのだが、場所としては南極大陸の
南極半島の近く、サウスシェトランド諸島付近と考えられている。近傍では0.04 mの海面変動が観察されたというが、大きな津波にはなっていないようだ。
南極付近ってあまり地震が無いところじゃなかったっけ?と思っていたのだが、同じ場所で2012年にも地震が起こっていたらしい。地球上のプレートの配置を
見てみると、確かにその辺りにはプレートの境界があるので、地震が起こっても不思議では無いなという感じではある。まぁ定住している人はほぼいない
だろうから、大地震が起こっても、実際に現地の人としては大変だろうが、被害は限定的だろうが、人がいないということは同時に調査が進んでいないことを
意味するだろうから、何が起こるか分からないという怖い面もあるわけで。なかなか恐ろしいことなのかもしれない。

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1月25日 紙の本が売れる?
 COVID-19で外出できない影響なのか、紙の書籍、雑誌の売り上げが回復しつつあるようだ。2019年は前年比-4.3%だったのだが、2020年は前年比-1.0%
だったという。数字としては減っているのだが、その減少幅が小さくなった、ということだ。ヒットした漫画があったことに加えて、学習図鑑や読み物、
ドリル類が売れたようだ。ある書店ではペン習字の本が普段の5倍売れたということもあるようだ。前々からやってみたかったけど、時間がなくて手を
出すことができなかったことに、この期に手を出したということがあるのだろう。元々紙でしか本を読まない私にしてみれば、なぜ今更?という感じでは
あるのだけど。日本では全ての紙の書籍が電子書籍になっているわけではないので、どうしてもこういう現象が起こってしまうのだろう。全ての本が
紙と電子書籍で用意されていれば紙の本が売れるということはないはずなのだ。そういう書籍業界の景色も見えてくるニュースだな、と。

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1月26日 減少?
 ここのところ、日本国内でのコロナウイルス感染者数の報告数が減っている。いや、減っていること自体はいいことなのだが、あまりに急なのだ。東京都
の数字で言えば、年末〜1月第1週のあたりは毎日1500〜2000人で推移していたのに、その後1200人程度の数字になり、今週に至っては3桁の数字が出る
ようになっている。確かに緊急事態宣言が発出されてはいるが、実際に行われているのは午後8時以降の外食の禁止くらいのもので、あとは実効性のある
対策は打ち出されていない。これで減るというのが信じられないのだ。なぜこんなに減るんだ?というのが実際だ。冬に感染者数が増えるのは当然として
暖かくなってきているかというとそれほどでもないわけで。このまま減り続けてくれればいいのだけど・・・。そんなに甘くはないだろうな。

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1月27日 フロリダオリンピック?
 東京でオリンピックの開催が難しいならフロリダで、という話が一部で盛り上がっているようだ。フロリダ州の最高財務責任者が急にtwitterに投稿し、
国際オリンピック委員会に東京に代わる開催地として申し入れたというのだ。フロリダ州はこれまでもバスケットボールやアメリカンフットボールなどの
様々なスポーツイベントを成功させてきたと実績をアピールしているようだ。ただし、現在のアメリカのCOVID-19の状況を鑑みると無理ではないか、
という気がする。だからって東京でできるのかと言われると疑問なのだが。まぁフロリダ市民の間でも賛否両論のようだが。今のCOVID-19の状況は
それくらい微妙な状態になっている。この夏の開催はまぁ無理だろうなという空気が漂う中で誰も言い出せないチキンレースになっているのが今の状態だ。
果たしていつ、誰が決断するのか。微妙な駆け引きが続そうだ。

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1月28日 大阪場所
 新型コロナウイルス感染症の拡大で、異例とも言える大量の休場者の中で開催された大相撲初場所。終わった直後から次の大阪場所についての話が進んで
いたようだ。感染症の蔓延の状況を考えて、大阪での開催を断念、東京の両国国技館での代替開催を決めたという。大阪には相撲ファンも多いということで
地域に根付いている巣も熱が冷めてしまうことを恐れているという。そんなこと言っても仕方ないじゃん・・・というのが実際だろう。それにしても意外と
国技館って空いているんだなと。日本武道館はコンサートなどにも使われるので、2か月前に急に使いたいと言われても空いていなかったりするのでは
ないだろうか。その点、国技館は相撲でしか使われていないのでは?一応調べてみると200坪の大広間もあるようなのだけど、あまりイベントとしては
見ないなと。まぁ国技館だし・・・。

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1月29日 今年はやる?
 春の選抜高校野球の21世紀枠の発表があった。この後、2月23日に組み合わせ抽選会が行われ、3月19日に甲子園球場で開幕する。正直言ってどこの学校が
選ばれてもどうでもいい話ではあるし、組み合わせがどうなっても特に気にすることはない。最も気になっているのは今年は開催するのか?ということだ。
COVID-19の感染者数などの話をすると、中止になった去年よりも多い状態だし、ワクチンや治療薬で状況が変わったわけでもない。それでも今のところ
中止という話は出てきていないのだ。いつの間にかというべきかもしれないが、スポーツを始め、イベント関係も色々と開催されるようになってきている。
去年の高校3年生は本当にハズレくじを引いたなという感じだ。高校野球もインターハイも軒並み中止になっていたわけだし。今年、インターハイが開催
されるかは分かっていないが、今の流れだと開催するんじゃないか?という気がする。う〜ん、いまいちしっくりこないな。

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1月30日 第二日程
 大学入学共通テストの第二日程が今日と明日に行われる。センター試験の時には追試験と言われていたもので、難易度が跳ね上がるという噂もあり、
なるべく受けないようにと注意を受けたものだ。以前見たニュースでは結構な人数が受けるような感じだったのだが、2500人とのこと。それでも去年の
追試験に比べると10倍を超えるということだったが、2週間前の第一日程と同程度の数かそれ以上だったような気がしていたのは全くの間違いだったようだ。
今回はコロナウイルス感染症の濃厚接触者に該当したとか、体調不良とかでこちらの日程に回った人もいるようだ。まぁ今回の受験は初めて尽くしで色々な
ことが起こるよなとは思っていたが、ここまで色々起こるとは思ってもみなかった。問題も傾向が変わったとして騒がれていた教科もあったわけだし。
気になるのは来年以降がどうなるのかということ。今年の反省がどう活かされていくのかということに尽きると思うのだけど、そもそも来年は余計な心配事が
無いままで受験が行われることを願うばかりだ。

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1月31日 大阪国際女子マラソン
 新柄コロナウイルス感染症で騒がれいる中で開催された大会だ。これまでも箱根駅伝などでどれだけ沿道での応援自粛を呼びかけても無駄であるかを認識
したらしく、今回は公園の周回路を14周と5分の4を走るという周回路、しかも周回路の周りは工事用のフェンスで囲うという徹底っぷり。生活道路にもなって
いるということで、警備員がしっかりとタイミングを見て人を通していたようだ。14と5分の4を周回した後は隣接する陸上競技場に入ってのゴールとなった
ようだ。実際に中継を見ていないのだが、コースずをみる限りではそんな感じだ。正直言うと、大規模な交通規制も必要ではなく、大会そのものを市民の
生活に大きな影響を与えることなく実施できるという意味では、周回コースというのは理想的なような気がするのだ。だが、一方で景色が変わらないという
選手側への負担をどう考えるかという問題が。個人的には景色が変わらない周回コースは辛くて走れない。この辺り、今後の大会運営にも関わってきそうな
気がしている。結局、何を最優先にするかに依存しそうだけど。

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