Top雑感2021年1月(1日〜10日)

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1月1日 新時代の初詣
 政府が密集を避けるために初詣は分散するように呼びかけていたためか、明治神宮や京都の伏見稲荷なども人出が少ないことが夕方のニュースで放送されて
いた。私が毎年行く神社も、平年であればローブを使って入場規制をしているようなところなのだが、混雑を避けるためにライブカメラを設置して、ネットで
混雑具合が分かるようになっていた。そこで混雑状況を確認して空いていた今日の午前中に初詣に行ってきた。混雑はなしで入場規制するはずもなく、全く
止まることなく拝殿まで行けたし、そのまますぐに帰宅した。公共交通機関も通勤時の方が混んでいるのでは?という感じ。とまぁ、これだけであれば
いつもと変わらないのだが、大きな違いが御神籤にあった。筒の中から番号が書かれた棒を振り出して、その番号の紙を貰うのがスタイルだったのだが、
不特定多数の人が触れるのがマズいと判断したのか、それは無くなっていた。お金を入れて、札の入った箱の中に手を突っ込んで1つ取るタイプの御神籤
のみが生き残っていた。つまり、今年はそのタイプで御神籤としてくれと、そういうことのようだ。まぁいいんだけど・・・ちょっと味気ないな、と。

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1月2日 やっぱりそうなるよな
 1月2日、3日といえば箱根駅伝。今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止のために沿道での応援は自粛するように大会主催者から要求が出ていた。
同じようなことは東京マラソンでもあったのだが、その時も結局沿道には応援している人がいた。さて、今回はどうなるだろうかと思ったら、やっぱり
沿道には応援している人がいた。例年に比べれば圧倒的に少ないし、協賛している新聞社が旗を配っていなかったのか、揃いの旗を持っている人も
いなかった。が、やっぱりこうなるんだよなと思ってしまった。テレビの中継でも繰り返し応援に出ないようにと呼びかけていたのに、だ。スタート地点や
ゴール地点での出場校の応援団などはまるっきりいなかったのに、それ以外の一般人が沿道にいるというのは何か違うな、と。これで感染が拡大しても
追跡は難しいだろうから何とも言えないが、違和感が・・・。

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1月3日 結局のところ・・・
 箱根駅伝の復路だ。ジョギングコースの一部が箱根駅伝のルートに重なっているため、どうしようかと悩んでいたのだが、昨日は駅伝が通過した後に走り、
今日は早い時間に走りに行った。ランナーが来る1時間〜1時間半くらい前だったと思うのだが、大会関係者や交通整理のための警察官を見かけるのは当然
だとして、既に応援に来ているであろう人も見かけた。実際に家に着いてからその辺りの中継を見ていたのだが、沿道にはずっと人がいるような状態
であった。昨日からあれだけ沿道での応援は控えるように言われていたのに・・・。もう何なのだろうか。どうやったら人の動きを止められるのだろうか。
ジョギングをしに行っている私自身も責められることなのかもしれないが。そろそろ「自粛」というのでは限界が来ているのではないか?という気がする。
かと言って、憲法上の理由で主権を制限するようなことはできないし。何か上手い手はないものだろうか。今日もコロナウイルスの陽性者数は相変わらず
高止まりを続けている・・・。

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1月4日 さて、どうなる?
 緊急事態宣言がバタバタと進んでいる。年末時点では明確なことは言われていなかったのだが、今日になって総理大臣が検討を始めることを発表。要請をした
東京、神奈川、埼玉、千葉の知事は先んじて緊急事態行動を実施することで合意した。細かいことは色々とあるのだが、来週からは全飲食店に時短営業を
要請すると発表した。これまでは酒類を提供する飲食店への要請が多かったのだが、全飲食店となると与える影響の大きさが全く変わってしまう。特に
愛用しているわけではないが、24時間営業の牛丼屋とか、高速道路のSA内の飲食店などはどうしたらいいのかが難しくなる。もちろん、要請でしかないので
無視してもいいわけではあるが、人々の経済活動が20時で止まるわけでは無いので、その時間まで動いている人たちが外食するのが難しくなるわけで。
まぁ生活様式を変えろという話なのだろうけど、色々と影響が大きいなと思う次第だ。

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1月5日 爆発的感染拡大
 COVID-19という言葉が示す通り、始まったのは2019年の末だったと思うが、世界的には1年経っても全く収まっていない。それどころかどんどん酷く
なっている感じすらする。とうとう日本でも首都圏では爆発的感染拡大に相当する対策が必要との見解が示された。政府の分科会の緊急提言だが、
行政機関や大企業での極力7割のテレワーク実施、イベント開催要件の強化などが含まれているようだ。早ければ7日にも緊急事態宣言を出すという話に
なっているわけだが、終わりの見えない闘いに挑む感じになっているのが精神的にも辛い。ところでこういうことを訴える政府の分科会などが全く
リモート開催を行わないというのが結構不思議なのだ。いまだに大きな部屋に集まって会議をしている。全国知事会などは集まるのが大変というのも
あるのだろうが、リモートで行われているのをよく見るのだが、この分科会はいまだに全員が集まっている。そういうところで温度差を感じるんだよな。

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1月6日 JRの人出
 年末年始のJR旅客の利用者数が発表された。12月25日から1月5日になるのだが、在来線特急と新幹線などの主要線区で前年同期比68%減の487万9千人
とのことだ。記録が残る1991年以降で最少であり、落ち込み幅は最大だとか。COVID-19による帰省や初詣の自粛の他、東北などの大雪による運休が
影響したと考えられている。ただ、お盆期間は354万9千人とのことなので、そこからは持ち直している。まぁ正直なところ、絶対数ではなく、お盆期間も
落ち込みの幅が知りたいところだが、そこの数字は出ていなかった。最近は自粛疲れとか、気の緩みとか色々と言われており、人出が抑えられなくなって
きている。お盆と年末年始の数字の違いがそこに影響しているかどうかは定かではないのだが、全くないわけではないだろう。さて、こうなってくると
他人事ながらJRの収益が気になってしまう。年末年始、お盆の帰省シーズンが収益全体のどれだけの割合を占めているのかは分からないのだが、やはり
影響は避けられないだろう。実に気になる。

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1月7日 緊急事態宣言 2回目
 政府がCOVID-19の拡大を受けて東京、神奈川、埼玉、千葉に緊急事態宣言を発令した。効力の発揮は8日から2月7日までの1か月間だが、状況によっては
延長も早めの切り上げもあるという。出社していて発表の記者会見やらその後のニュースやらを見れていないので正確なところは掴めていないのだが、
どれだけ生活が制限されるのかが分かっていない。ついでに書くと、記者会見が午後6時だったようで、それを受けての会社としての方針もまだ示されて
いない。一応、少し前から協議はしていたようだが、何も決定できないままで今日に至ったのだろう。結果、実生活も通勤も、明日以降はどうなるのか
さっぱり分からないまま夜を迎えた形だ。これって大丈夫なのだろうか?なるようにしかならないという諦観から、特別な感情がない状態なのだけど。
1か月後には収まっているとも思えないわけで。この闘いはもうしばらく続きそうだ。

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1月8日 緊急事態宣言 拡大か?
 首都圏の4都県に発令された直後の出来事だ。京都、大阪、兵庫の3府県が緊急事態宣言の要請を行う方針で話を始めたのは。週明けにも政府に要請する
のではないかと言われている。他にも茨城、栃木、山梨、岐阜、愛知の5県も状況次第では政府に要請する可能性があるという話も出てきた。仮にこれらが
全て対象になった場合は12都府県ということになるだろうか。まぁ発令したからって何かが変わるわけでもないのだが、住民に緊張感が伝わるといった
ところだろうか。この調子で行くと、結局は全国に広がるのではないか、という気がしてならないのだ。昨年の5月にはなんとなくで全国に拡大された
気がするのだが、その時とは感染者数の桁が違うので、これまで宣言しなかった理由、何を期待しての宣言なのかは説明が必要な気がする。まぁ今でも
説明があったかというと無いのだけど。とりあえず、よく分からない、ダラダラと拡大していく状況はなんとかすべきではないだろうか。

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1月9日 効果はあるのか?
 緊急事態宣言が発令されて最初の週末。しかも成人の日があるので3連休となるのだが、その初日だ。果たして人出は減ったのか、ニュースは色々と出ている
わけだが、見解が別れていてよく分からない。携帯電話の基地局の情報を使い、主要な駅の人出の情報を集めている結果では減少が確認されているのだが、
銀座や渋谷などでインタビューをしている記事だと、先週と変わらないという回答が出てくる。ここから推測されるのは、駅や空港などで遠くに出かける
人は減っているのだが、同じ経済圏内、例えば東京23区内など、近場に出かけるという人は変わっていないというところだろう。まぁ飲食店に夜8時以降の
営業自粛を求めているものの、その他の小売店には特に制限を要請していないので、買い物客が減らないというのは納得できる話かと。さて、緊急事態宣言の
効果が出てくるのは約2週間後と想定されている。どうなるだろうか。

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1月10日 電力の逼迫
 電気事業連合会が電力需給の逼迫を受けて節電を呼びかけている。全国的に厳しい寒さが続き、暖房需要が増加した結果と考えられている。また、悪天候で
太陽光発電などの発電量が低下する日もあるということも関係しているようだ。節電とは言っても暖房を止めるわけにはいかないので、暖房の利用はこれまで
通り行い、その他の電気機器の仕様を控えて欲しいというのが電気事業連合会の訴えだ。ひょっとしてテレワークが盛んになって、暖房を動かす場所が
増えたことによる?と思って電気事業連合会の資料を見てみたのだが、昨年度と比較して増えているのは平日のみではなく、年末年始の休暇期間中も含めて
ほぼずっと上回っていた。夏の電力逼迫は東日本大震災以降の恒例行事みたいになっていたが、どうして冬もこうなった?という感じだ。本当に暖房の
話だけなのだろうか。使い道を調べられない以上はどうしようもないけど。

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