Top雑感2021年12月(21日〜31日)

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12月21日 ポテトはSのみ
 大手ハンバーガーチェーン店で、全国2900店舗全店で、ポテトはSサイズのみとし、M、Lサイズの販売は休止すると発表された。カナダのバンクーバー港
近郊で起こった大規模水害やCOVID-19による物流網への影響で、原材料のポテトの輸入が遅延しているためだという。現在の予定では24日から販売を
休止し、31日10時30分に通常販売を再開する予定だという。2014年12月にもアメリカ西海岸での労使交渉が長期化したという理由で同じように
ポテトの販売休止をおこなっていたというのだが、その頃の記憶は全くないわけで。24日から販売休止とのことで、スマホアプリでメニューを見ると
まだMサイズ、Lサイズが残っている。このニュースが飛んだことで駆け込み需要が発生しなければいいのだけど・・・。まぁ1週間そこそこの休止だから
大丈夫だとは思うが。気になるのはその間のセットメニューの価格だ。セットメニューもSサイズになるらしい。気にはなるが試してみる勇気はない。

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12月22日 処理水放出へ
 東京電力福島第一原発で原子炉を冷却している水だが、放射性物質を取り除く処理を行なった後は敷地内のタンクに貯蔵している。流石に敷地にも限界が
きているので、再来年の4月頃の放出を目指して設備の建設の手続きが進められているようだ。残っているのはトリチウムが主なようだが、それについても
国の基準の40分の1未満にまで希釈して、沖合1 kmに放出するとしている。地元の漁協からは反対の声が上がっている。まぁ反対する理由は分からないでも
ない。地震直後の風評被害は本当に酷かったようなので、それが頭をよぎるのだろう。だが、そうは言ってもこれ以上は地上に貯めておけないし、基準より
かなり希釈して放出するのだから科学的には問題ないのではないだろうか。反対するのも分かるが、他に手がないのも事実なわけで。ところで記事を読んで
気になったのが、「処理水」という名前になっていることだ。かつては「汚染水」となっていたと思うが。。。放射性物質を取り除く装置を入れてからは
処理水になったのだろうか。単なるイメージ戦略でなければいいが・・・。

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12月23日 駆け込み
 やっぱりと言うか何と言うか。21日にネタにした大手ハンバーガーチェーンのポテトについて、駆け込み需要が発生したようだ。東京都内の各店で
今日の昼には店の外にまで行列ができていたという。中には袋いっぱいのポテトを持ち帰る人もいたとか。食べられないと言ってもせいぜい1週間の
予定だし、そんなに大量に持ち帰っても冷めてしまったら味は落ちるだろうし、あまり意味がわからないわけで。まぁなんとなく予想はできていた
けど、どうしてこう人々は一気に集まるのだろうか。ちなみに、セット商品は一律で50円の値下げになるそうだ。差額として適切なのかは分からないが
配慮はされているようだ。さて、本当に1週間で回復するのか、そこが地味に問題だったりする。

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12月24日 いつも通り
 新型コロナウイルス感染症の新しい変異株、オミクロン株についても、国内での市中感染が発生するようになり、再び政府の感染症対策分科会が記者会見を
行うようになってきた。2019年末に始まったこの騒動もかれこれ2年だ。何か変わるのかと期待したいところだが、結局は帰省は慎重に検討してほしい、とか
忘年会、新年会の開催は慎重に検討しつつ、第三者認証店を選んで欲しいとかそんな感じの話しか出てこない。これであれば別に分科会が出てこなくても
残念ながら定着してしまった感があるわけで。そもそも、感染者数が一段落していた時期にしかるべき対策を政府や分科会として行なっていたのか、という
疑問がどうしてもあるわけで。今になってひょっこり出てきて同じことを言われてもなぁ、と。

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12月25日 ホワイトタイガー
 こんな時季なので仕方ないのだが、本屋で年賀状の素材集を購入してきて、年賀状の印刷をしていた。一時期に比べて素材集の数が減った気がするし、
何よりも気になったのが、トラのイラストの中に占めるホワイトタイガーの割合の高さだ。勿論、通常の黄色いトラの絵も数多く収載されているし、
まだまだ主流ではあるのだけど、驚くほどにホワイトタイガーが多いのだ。印刷する側のメリットとしては、それだけ黄色いインクを使わなくて済む
わけだけど、そんなのは些細な問題なのだろう。干支が設定された頃には存在すら知られていなかったであろう存在が、シレッと入ってきているという
のが、なんとも興味深い感じであった。

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12月26日 秀吉のぬくもり
 本来は別の用事で入った大型雑貨店をフラフラを見て回っていた時に、USBから電気をとって中のヒーターで加温するタイプの室内履きが売られていた。
その商品名が「秀吉のぬくもり」だ。言わずもがな、豊臣秀吉が織田信長に仕えていた時に、自分の懐に信長の草履を入れて温めていたと言う話に準えて
のことだろう。実に秀逸な商品名だなと。名前だけでそこまで連想させる秀吉のエピソードの有名さもそうなのだけど。特に買ってくるわけでもなく
ただ商品を見て帰ってきたのだが、特にPC周りというわけでもないのに、USBから電源を取ろうという商品が多すぎる気がする。確かに気軽に、小さな
直流電源を得られるのかもしれないが、そうそうあちこちに転がっているものでもないぞ、と。ノートPCだとしても電源が入っていないと単なる穴だし。
この流れ、どこまで続くか?

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12月27日 東京都の人口
 東京都の人口が今年1月から11か月間で4万人近く減少していることが明らかになった。このままで行くと、東京都の年間の人口が減少することになり、
実に25年ぶりになるという。1997年から増え続けいていた東京都の人口が減少に転じるという。COVID-19でテレワークが増えたとか、地方への転居が
増えたとか予想されているが、実態は周辺3県が増えているのだろう。東京都内で高い家賃と物価で生活するには苦しくなったので流出した、中には大学を
中退したという例もあるだろうし。結局は東京都単体で見るのではなく、1都3県、もしくは首都圏全体で見ないと意味がないと思うのだ。東京都の
人口が減ったくらいで一極集中が解消に向かうなんて甘い話ではないのだから。さて、12月分も含めた2021年の東京の人口の発表は来年1月になる。

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12月28日 バリアフリー化費用
 国交省が鉄道事業法などの施行規則を改訂し、駅のバリアフリー化にいつような費用を運賃に上乗せすることを可能とする新料金制度を創設した。東京、
大阪、名古屋の3大都市圏で1乗車あたり10円以下の上乗せを想定しており、2023年春以降に始まると見込まれている。これまでの乗車料金は運送対価と特急
などのサービスの対価とされていたが、そこにバリアフリー化に使途を限定した上乗せを認めた形だ。もちろん、形だけバリアフリーかと言い張って値上げも
可能なので、徴収する額や範囲、バリアフリー設備の整備計画などは国交省に届け出るという前提があるようだ。まぁ分からんではないが、昨今求められて
いながらも、その費用の高さから導入が進まないホームドアはどうなんだろうか。いざという時に避難する妨げになるという話も出ているし、バリアフリー
とは関係ない。ただ、1乗車10円というのは小さいようで地味に大きい。これをどう考えるか。特に首都圏や大都市の駅ではバリアフリー化は終わっている
のでは?という気もするし。

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12月29日 月面探査
 2020年代後半に、日本人宇宙飛行士の月面着陸を実現させる。総理大臣が宇宙開発戦略本部でそのように表明した。国の宇宙基本計画の工程表の中に
盛り込んだという。アメリカ人以外で初となることを目指すとも記載されているとか。世界的にもアポロ計画以降は下火になっていた月面探査が熱を帯びて
きている。NASAはアルテミス計画というのを進めているし、中国は地球から見て月の裏側への着陸などを構想しているようだ。そんな中で日本人が
月面に行くというのは、ちょっと遅い目標ではないか?という気がする。自前で月面と往復できる宇宙船を持っているわけでもないし、月面に行くこと
そのものが目標ではあまりにも意味がない。実際のところ、どうするんだろうか。結局はアメリカにおんぶにだっこという形になりそうだけど。
これから10年で月から帰還できる宇宙船を作れる?

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12月30日 日経平均
 今年の株式取引が終了する今日だが、午後から何となくそういう経済番組を見ていた。午後3時の取引終了時点での日経平均株価は2万8791円71銭。この
数字そのものに大して思い入れもないのだが、年末の終値として32年ぶりの高値ということに驚いた。この32年前というのがバブル景気で最高値を
記録した3万8915円87銭になるそうだ。今でもそこが日経平均の最高値になっている。それだけバブル景気が凄かったということなのか、日本の経済が
成長していないということなのか、色々と思うところがある。まぁ私の世代もバブル期の恩恵を受けてはいないので、景気が良いというのがどういう
状況なのか分からないのだけど・・・。これから来年はどう動くのか分からないけど、年末ってご祝儀相場で上がるんじゃなかったの?という思いの
方が消えない。前日比マイナスの日経平均を見てモヤモヤとしていた。

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12月31日 年金手帳
 2022年に年金手帳が廃止されるそうだ。2022年4月以降に新しく国民年金の被保険者になった人へは、資格取得を知らせる書類として基礎年金番号通知書
が送付されるのだそうだ。現時点においても様式は決定していないようだ。ちなみに、今の年金手帳は無効になるわけではなく、引き続き基礎年金番号の
証明書類として認められるのだそうだ。年金周りもマイナンバーへの統一が進められているがまだまだ番号が必要なこともあり、年金手帳は捨てないで
欲しいということが周知されている。年金手帳なんてあったなぁという感じだ。おそらく今でも引き出しの中に入っていると思うのだが、実際に使ったのは
就職した時に厚生年金への加入手続きのために会社に提出しただけではないだろうか。それくらい使わない手帳だ。何のためにあるのかすら若干
怪しいし、日の目を見ることがないから保管場所すら怪しくなる。こういうところをもっと効率化しておくべきだよな、と強く思う。やっと廃止になる
のかと思いつつも、通知書という紙1枚が送られてくるだけだと、余計に紛失のリスクが・・・。

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