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12月（11日〜20日）
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アメリカでの統計だが、新型コロナウイルスの新しい変異株、オミクロン株の感染者43人のうち、8割に当たる34人がワクチン接種済みで、14人は追加接種
もしていたという。入院は1人、死者はなかったということで、ワクチンの感染予防効果は下がるが、重症化は防げる可能性を示しているというのがアメリカの
研究機関の見解のようだ。ところで、そもそも、アメリカのでの接種者の割合を考慮しているのだろうか、という気がする。接種している人の割合が8割だった
場合には、オミクロン株についてはこれまでのワクチン接種とは無関係という話にならないだろうか。しかもその上で入院も死亡例も少ないことを考えると
オミクロン株そのものの毒性が極めて弱いという話になるような気がするのだが。実際、オミクロン株は病原性が弱いという話も出ているし。何となく数字の
マジックに騙されないようにしながら見ているとこういうことを考えてしまう。
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中部国際空港で滑走路を2本増設し、合計3本にする計画があるという。原稿の滑走路は老朽化から大規模改修が必要になるため、その間の発着のために
まずは1本を増設、現行滑走路を改修した後にもう1本を増設する予定だという。これで発着能力は現在の1.6倍にまで高まる見込みだという。今は
滑走路が1本しかないという事実に驚いたが、それで回っているのだから、意外と十分なのでは？という気もする。それ以上に気になるのは、滑走路の
方向が全て同じなのではないか、という点。埋立地で滑走路を増設していくようなのだが、そうなると最も増やしやすいのは今の滑走路と並行したもの
になるだろう。実際2本目は現在の滑走路と平行のようだ。風向きによって自由に運用を変えられる方がいいと思うのだけど・・・。まぁ土地がないから
仕方ないのかもしれないが。
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毎年恒例で、これが来ると年末だなぁと思う・・・というのがパターンだったのだが、今年は微妙に忙しいからなのか、年末感があまりなく、ニュースを
見るまで完全に忘れていたと言ってもいい。日本漢字能力検定協会が発表する今年の漢字だ。今年選ばれたのは金。実に4回目だという。これまでは
2000年、2012年、2016年ときているので、全て夏のオリンピックが開かれた年だ。勿論、今回も例外ではない。これだけ選ばれるとそろそろネタ切れを
疑ってしまう。一般公募なのでネタ切れというのも違う気がするが、これだけ何回も選ばなくてもいいじゃないか、という気がする。工夫がないというか、
もっと何かあるだろう、と。とりあえず金ということで受け入れて、何となく年末を迎えようと思う。
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東京一極集中が叫ばれている中で、地方にも財源を分配しようという流れで始まったふるさと納税だが、今年度、東京23区では区民税の5%に相当する
531億円が他の自治体に流出したという。過熱する返礼品競争を冷ややかに見ていたというが、それどころではなくなり、23区内でも返礼品を用意する
ところが出ているようだ。実際、昨年度最も寄付金が少なかったのは返礼品を用意していない千代田区だったとか。東京23区は地方交付税も交付されていない
ので、ふるさと納税での流出分はそのまま財政を直撃することになるのだ。まぁ返礼品目当てで色々とやる人がいるのは理解できるのだが、自分が住む
自治体の行政サービスを受ける以上は、やはり地元に納税すべきでは？と思ってしまう。本当にそれが正しいのかどうかは分からないのだが。まぁ返礼品の
競争も一段落したので、あまり騒ぐようなものでもないかもしれないが。それにしても、流出額が大きい。
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アメリカが打ち上げた探査機が、太陽の上層大気であるコロナに到達したと発表された。太陽の表面温度が6000度なのに対し、100万度にも到達する
あの太陽コロナだ。実際には太陽から1300万km地点ということで、太陽風になる一歩手前のような状態に触れたようだ。4月28日だったとのことで、
実に8か月経って発表された。この探査機は1400度まで耐えられるということで、コロナと太陽風の境界面を掠めるように周回をするようだ。来年1月にも
再び突入するようだ。コロナ粒子や磁場のサンプリングを行なっているのだとか。とうとう人間の太陽探索もここまで来たかという感じだ。地球の軌道の
内側に落ちていかないといけないので、惑星の重力を使って速度を落とさないといけないのだが、それがなかなか難しいようだ。実際、太陽よりも観測が
難しい水星は分からないことだらけだ。太陽の探査機はいくつかあるが、ついにコロナに触ったとのことで、これからの進展が楽しみだ。まぁ太陽に関しては
何が分かっても地球には影響がないだろうから、ある意味では気楽に見れるだろうし。
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Appleが従業員のオフィス復帰を無期限で延期した。オフィスや直営店に勤務する従業員全員に、在宅勤務に必要な機材の購入費用として1000ドルを
支給するという。今のオミクロン株の換算拡大に対する懸念とも伝えられるが、従業員が在宅でも十分に仕事ができるという判断をして、何らかの
働きかけをしたのではないか、という気がする。なかなか大きな決断だなと思う。さて、日本はというと、結局は対面で話をするのが大事という風潮が
広まってきており、オフィスへの回帰が起こっている。在宅もある程度は残っているが、結局は出社という形を選ぶ人が増えているような感じだ。
あれだけ流行ったオンライン飲み会もどうなったのか分からないし。結局のところ、日本人には合わなかったのかな、と。これをもってIT後進国とは
言わないが、新しいものを取り入れるのがこんなに苦手な国民性だっけ？とは思う。
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スウェーデンの研究機関の研究によると、世界中のバクテリアがプラスチックを分解できるように進化しているという。自然環境から採取された2億以上の
DNAサンプルを評価した結果、10種類のプラスチックを分解する3万種類の酵素が発見されたそうだ。見つかった酵素の数やタイプが採取された地域の
プラスチック汚染の規模や種類と一致しているという。かつて生分解性のプラスチックが話題になっていたが、まさか生物の方から分解できるように進化
してくるとは。確かに元は石油なのでエネルギーを取り出すという意味では都合がいいのかもしれないので、大量にあるのならエネルギー源として利用したく
なるのだろう。バクテリアは生物としてのサイクルが早いので進化も早いと思うのだが、まさかこんな方向に進化してくるとは。恐るべし。ところでこれらの
酵素の60%は、これまでの酵素の分類に適合しないという。何が起こっているんだ？
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COVID-19という名前だけに、始まったのは2019年の年末だった。そんな新型コロナウイルス感染症とまだ闘っている。日本では5回の大きな感染者数増加の
波を乗り越えて、今は小康状態が続いており、政府やら専門家会議やら分科会やらの存在感が全くなくなっているわけだが、再びわずかずつ上昇している
気配がある。今日、全国での感染者数は202人となっており、11月17日以来の200人を超える発表だという。今、変異株では、最近になって猛威を奮っている
オミクロン株の感染者は新たに13人発表されているという。必ずしも今日の数の中ではないということには注意が必要だが、そんな感じのようだ。結局、
これから先はどうなるんだろうか。いつまでこんな戦いを繰り広げないといけないのか、人類に勝算はあるのか？そもそも勝つとか終息とか、何を以って
判断するのか、全く分からないまま走り続けている感じだ。そろそろ明確な目標を世界で定めるべきではないだろうか。
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COVID-19のオミクロン株はどちらかというと海外での広まり方が大変なことになっている。オランダで都市封鎖、ロックダウンが決まった。今月19日から
来年1月14日までだという。生活必需品以外の商店、レストラン、バー、ジム、美容院、映画館などを閉鎖、1月9日までは学校も休校になるという。さらに
各家庭が受け入れられる訪問者は原則2名まで、屋外の集まりも最大2人に制限するという。期間中にはクリスマス休暇が含まれているので、市民の反発は
強いようだ。一族で集まるということもできないんだろうし。海外なので年末年始というよりもクリスマス休暇が大事なんだろうけど、急だったな
という感じがする。仕方ないのかもしれないが。オランダでのワクチン接種率は90%とも言われているので、意外なほどワクチンに効果は無いのでは？という
気がしてくる。それでもロックダウンするわけで。別にオランダに限った話ではないが、これから先どうなるんだ？
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東京オリンピック、パラリンピックの大会経費が、昨年12月の試算より1910億円下回る1兆4530億円となり、新たな追加負担は発生しない見通しとなった。
2019年12月の試算では1兆3500億円だったが、COVID-19対策や大会の延期に伴う費用で1兆6440億円という試算が2020年12月にされていた。チケットの
売り上げ減少による減収もあるが、組織委員会の節減分や東京都の負担金により支出と収入が同額になったということで、追加の費用負担は無い見込み
だという。これだけの金額が動いて支出と収入が同額というのは考えにくいので、東京都の負担金で帳尻を合わせたということだろう。これで追加負担無し
ということになったのだが、そもそも誘致の時点の費用は7000億円くらいだったはずだ。その約2倍の費用がかかっている事実に目を瞑って、追加が
無くて良かったとは言い難いものがある。この差額分の説明が必要だと思うのだが・・・。
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