Top雑感2020年9月(1日〜10日)

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9月1日 テレビ欄廃止
 アメリカのニューヨークタイムズ紙がテレビ欄の掲載を8月一杯で終了したという。曰く、ストリーミング時代を迎えており、番組表という形式が人々の
テレビ視聴のスタイルに合わなくなってしまった」のだという。テレビ欄の掲載は実に81年間続けてきたというのだからこの決断は凄い。ここまで続けて
きたのだから止められないというのではなく、潔くやめてしまうのが実に合理的だと思う。今の時代、新聞そのものも必要なのかどうかが叫ばれても
不思議ではなく、旧態依然のままではいずれ淘汰されるだろう。少なくとも紙媒体は無くなる方向に行くのではないだろうか。日本の場合は・・・消費税率も
軽減税率だったりして、何かと保護されているので変わらないような気がするのだけど、本当にそれでいいのかは疑問が残る。本当はテレビがデジタルになり
番組表が配信されるようになった所でテレビ欄は消えるかなと思っていたのだけど・・・。

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9月2日 台風の勢力
 今年は観測史上初めて、7月に台風が発生しなかった。その分のツケを払うかのように8月から台風ラッシュとなり、今日現在10号まで発生している。この
台風10号の予想されている勢力が凄い。やはり台風が発生しなかっただけあって、海面温度が下がっておらず、日本付近まで発達を続けて来るのだが
5日15時で予想されている中心気圧は920 hPaだ。その後、鹿児島付近に近づく16日15時には930 hPaが予想されているのだが、それでも十分に強い台風だ。
気象庁やニュースでは早いうちに対策を取っておくようにと繰り返し訴えている。この930 hPaという台風が想像を絶しているので、どうやって対策を
取っていいのかが分からないのだ。風速は50 mとも言われており、駐車していることがトラックが横転するとも言われている。それをどう対策すれば
いいのだろうか。避難所が早めに開設されると言っても、避難できるだけだからな・・・。

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9月3日 終電繰り上げ
 JR東日本が来春のダイヤ改正で、東京駅から100 km圏内を走る首都圏のほぼ全ての在来線で、終電を30分程度繰り上げると発表した。これにより終着駅
への到着は概ね午前1時までになるという。一律で終電を繰り上げるのはJRが発足してから初ということで、なかなか大きなことのようだ。理由の一端には
コロナウイルス感染症があるようで、午前0時台の山手線は6割以上減っているという。また、線路の保守、点検やホームドア設置の工事などに充てられる
時間が以前より増えるという。実際のところ、あんな遅い時間まで電車を運転しないといけないのか?とは思っていた。どれだけの利用があって、実際は
どれだけが空気の輸送に使われているのか、という疑問が。結局、終電に縛られて行動をしている人がいるだけで、どうしてもその時間でないといけない人
というのは少ないのではないか、というのが私が思っているところだ。そうであれば終電の時間を多少繰り上げても問題はないのではないだろうか。来春
のダイヤ改正というので、もうしばらく先ではあるが、世間がどう変わるのか、楽しみではある。

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9月4日 ニュースにならない
 今日の午前9時10分頃に福井県内で震度5弱を観測する地震が起こった。地元私鉄が全線運転取りやめになったり、ショッピングセンターの天井が壊れたり
しているのだが、あまりニュースになっていない。在宅勤務だったので、多分その時間もテレビをつけていたと思うのだが、特に大きく扱われた記憶がない。
夕方になってけが人が合計13人というニュースが流れていたが、全国的に大きく扱われている感じではなかった。日本は地震大国とも言われるほどで、
地震はしょっちゅう起こる。特に東日本大震災以降は震度3とか4くらいでは何とも思わないほどに日常の風景になってしまった。今回は震度5弱だがそんな
感じの扱いになっているのが恐ろしい。問題はこれが首都圏でも同じ感じだったか、という話だ。福井だから騒がないけど、首都圏だと大騒ぎだとすると
あまりにも差別が酷いと思うのだ。無いとは言えない感じなのが恐ろしいわけで。

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9月5日 最大瞬間風速
 2日にもネタにした台風だが、今日の夜には大東島地方に近づいている状態だ。明日の夜から明後日にかけては九州から中国地方に影響を及ぼしそうだ。
現在予想されている最大瞬間風速は70 m/sになっている。なかなか秒速なのでイメージがわかないが252 km/hとなる。新幹線の窓を開けて手を出した時に
受ける風と同じくらいの風が吹くということを意味している。停車中のトラックが横転するとか言われているわけだが、この数字を考えると納得できる。
これ、他人事だから気にしていないのだが、現地の人にとっては大変なことになっているようだ。実際、離島の人がヘリコプターで本土に避難している
様子がニュースになったりしていた。被害が大きそうなので、気象庁が記者会見を開いたり、特別警報を出すかもしれないという発表をしたりと、
かつてないようなことをしている。実際、どうなってしまうのか。これから明後日くらいまで緊張状態が続く。

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9月6日 九州全域が
 果たしてどうなってしまうんだろうと思っていた台風だが、ついに九州全域を風速25 m/s以上の暴風域に巻き込んだようだ。ただ、当初の予定よりも
若干勢力は落ちたようで、今日の午後10時45分現在の情報で中心気圧は945 hPa、最大瞬間風速は60 m/sになっている。当初の925 hPaからは弱まった
とは言ってもなかなかの数字が出ている。鹿児島県をはじめ、かなり広い地域で避難勧告が出たようだ。そのお陰なのか、まだ情報が集まっていないだけ
なのか、意外と被害を伝えるニュースは流れていない。何となく情報が集まっていないだけのような気がするのだが、ひょっとしたらそんなものなのかも
しれないな、と。意外と日本の住宅は頑丈にできているらしいということを示しているわけなのだけど。ただし、九州電力によると、九州の全県、18万戸を
超えて停電が起きているということで、意外とインフラが追いついていないという現実が突きつけられたようだ。まぁ、これまでの気象条件では想定して
いなかったというのが実際なのだろうけど。これから先、どのレベルを想定するのはかなり難しい話になりそうだ。

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9月7日 台風の予報
 昨夜から今日にかけて九州西武を南北に通過した台風の被害の全容が明らかになるのはこれから先のようだが、夕方のニュースでは76人の重軽傷、行方不明
4人頬か、亡くなった方も発表されている。そんな中、気象庁が台風の予報について新しい発表をした。これまでは熱帯低気圧が24時間以内に台風に発達
すると見込まれる場合に1日後までの予報を出していた。しかし、2018年に導入したスーパーコンピューターで、5日先までの予想進路を発表できるように
なったという。残念ながら今回の台風には間に合わなかったものの、より早く対策が取れるようになるわけだ。実際、日本付近の海面温度が高くなってきて
おり、台風になってから日本に接近するまでに時間があまりないことが増えてきているので、より早く分かるのはありがたいことだ。まぁ、今回のように
分かったからと言ってどうしようもないほどに強い台風だと困るのだけど。

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9月8日 コンビニの休業
 台風が近づくなど、大きな自然災害が予想されるときに、事前に休業することを発表するようになったのは最近になってから。主に鉄道の計画運休という
形で行われている。今回、台風10号の接近にあたってはコンビニエンスストア大手3社が休業を前もって発表した。九州全体の店舗のうち6〜8割の店舗で
休業したという。店舗のオーナーや従業員、商品配送業者の安全確保というのが目的となる。結果、3社ともに人的被害や大きな設備被害はなかったとか。
まぁ名目は色々とあるのだろうけど、開けていても人が来ないというのも1つだろう。元日に多くの店舗で休業を発表したのも記憶に新しい。昔は
意地でも休業しないという噂があったのだが、こういう休業が発表され、世間もそれを認める流れになっているのは大きな時代の流れだなと思う。
それに対し、意外とこの流れに乗れていないのが一般企業に通勤するサラリーマンだったりする。結局は出社しなきゃという雰囲気がどこかにある。
今年はテレワークが広まったので、この流れも変わっているかもしれないのだが。

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9月9日 宝くじ
 今年のサマージャンボ宝くじの売上額が、前年度比10.4%増だったそうだ。前年度を上回るのは1等の当選金額を5億円に引き上げた2012年度以来8年ぶり
なのだとか。特に宝くじ公式サイトでのインターネット販売による売り上げが好調で前年度比2.4倍になったという。まぁ売上高で数字が出ているのだが、
特に値段が変わったわけでもないので、そのまま売上枚数も同じ倍率になっているわけで。これだけ売れているんだなと思っていたのだが、意外にも
ドリームジャンボや年末ジャンボは売上も低迷しているのだとか。サマージャンボは2013年度に1000億円を割り込んで以来、現象が続いているという。
事実、今年度も743億4800万円なのだとか。まぁ冷静に確率から期待値を計算すると得をするのはかなり難しいということに気づいた人が多いのかも
しれない。もう少し当たる確率が高ければ・・・。

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