Top雑感2020年5月(21日〜31日)

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5月21日 夏の甲子園中止
 実際の決定は昨日だったか。夏の全国高校野球選手権大会、いわゆる甲子園の中止が決定した。まぁ理由は色々とあるのだが、コロナウイルス感染症の影響
と書けば簡単だろう。この知らせを受けて泣き崩れる高校球児の映像が昨日からニュースで流れていたのだが、何故そんなにも野球を特別扱いするのか?
という疑問はどうしても晴れない。すでにインターハイは中止が決定している。扱いとしてはそれと同じである筈なのだ。それなのにどういうわけか野球は
判断を先延ばしにしたし、報道のされ方も大きい気がする。そんなのはやってきた人にしか分からないと言われるかもしれないし、その通りだとは思うが
野球だけを特別扱いする理由にはならない。文化部系の部活を含めて、多くの大会が中止になっているのだ。動くお金の規模が違うというのはあるかも
しれないけど・・・。

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5月22日 どうなる紅白
 もう年末の紅白歌合戦の話かという感じだが、今回のCOVID-19はそこまで影を落としているようだ。今は収束の方向に向かっているように見えるが、
秋から冬にかけて第2波が来るかもしれないという話もあるし、アーティストを一箇所に多く集めるというのも憚られる状態。さらにはオリンピックが
延期になったり、ドラマや映画も公開が延期になっているのでヒット曲が出にくい状態が続いている。この状態で今年の出場歌手を決めるのも困難
ということも考えられているという。元々はオリンピック関連の演出を考えていたがそれもできなくなったので、新しいことを考えないといけないという
ことらしい。ここまで続いたらやめちゃえば?という気もする。勝敗をつけることが目的ではない筈だから、いいんじゃない?という気がしてしまうのだ。
年末はどうなるだろうか。

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5月23日 25日に全面解除か?
 緊急事態宣言が続く東京、埼玉、千葉、神奈川、北海道だが、25日に全面解除となる見込みがついてきた。政府がその方針で検討しているというのだ。
解除に向けては直近1週間の新規感染確認者数が人口10万人あたり0.5人という数字が出ていたのだが、神奈川はそれを超えそうな感じだが、医療機関
などの状況から考えて解除という流れのようだ。北海道も基準は超えそうだが同じ理由だ。まぁありがちな話ではあるが、基準をいくつか並べておいて
「総合的な判断で決定」というのは何でもありになるのだ。一律で決められるものではないと思うのだが、結局は決める人の意思がそこに働くわけで、
色々な規定を厳密に設定しているようなところでも、総合的な判断が使われることがあったりして驚くことがある。結局のところ、基準を示せないんでしょ
という感じだ。これで25日に解除される見込みが強くなった。

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5月24日 時刻表の発売中止
 COVID-19の影響はこんなところにも出るのかと言うのが、交通新聞社の小型全国時刻表とコンパス時刻表の6月号だ。JR東日本が5月28日以降は新幹線や
特急を4〜5割減らすと発表したものの、6月1日から定期ダイヤに戻すと発表してみたりと、月刊の紙では最新情報を掲載できないとして6月号は休止となった
ようだ。大判のものは設置場所が主にJRのみどりの窓口や旅行センターということで、別途最新情報が得られるということで発売されるようだ。今回の
件は別にJRがコロコロと方針を変えたからというわけではなく、元々は政府の方針から考えて、6月以降も長距離の移動客は少ないと見込まれたことに
起因する。その後、近々に緊急事態宣言が解除される可能性が出てきたため、JRは急遽元の時刻表通りにすると発表したまでである。時刻表の休刊は初めて
だということからも、今回がいかにバタバタしているかが分かる。仕方ないのは事実なのだけど、もう少し計画的な対応を政府はして欲しかったな、と。

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5月25日 コンビニ時短営業
 緊急事態宣言が今日で全面的に解除になったのだが、そんなことをネタにするほど素直ではない。大手コンビニチェーンの1つが、6月から一部店舗で
時間短縮営業を行うと発表した。全国787店舗、建物の都合で時短営業している店舗や直営店を除いた店舗の5.4%に相当するという。23時〜翌7時の間で
オーナーが閉店する時間と閉店する曜日を設定するという。時短の理由としては人員不足が最も多いのだとか。まぁ深夜まで営業している必要性は必ずしも
無いというのは事実としてあるだろう。しかし、一方では閉店しないからこそ、開店準備、閉店後の片付けが無く効率的という話もあったのも事実。
働いている人からすればそんなことはないのかもしれないが、正月に閉店しているコンビニを巡った感じでは色々と措置をして閉店しているところが
多かったので、あながち間違ってもいないだろう。売り上げの減少の割合は小さいだろうけど、これからのコンビニの形態に大きな影響を与えるかもしれない
試みだろう。

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5月26日 夏のマスク
 COVID-19の影響がいつまで残るのか、全く予想もつかない状態であり、外出する時はマスクをと言われ続けている。このまま夏に突入したら大変だろうな
と思っていたら、厚労省が呼びかけを行った。夏場には屋外で人と十分な距離が確保できる場合にはマスクを外すという物だ。高温多湿の中でのマスク着用は
体に負担になるためだ。折しも、気象庁が三ヶ月予報を出したばかりであり、今年の夏は厳しい暑さの予報が出たところだった。ありがたいという感じだが
それって同じことは今でも言えるのでは?と思ってしまうのだ。屋外で人と十分な距離が保てるのであればマスクを外してもいいということなのではないか?
というか、こういう発表こそ大々的にやってほしいと思うのだけど・・・。

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5月27日 死亡者数
 まだまだ世界で猛威を振るうCOVID-19だが、その死亡者数の増加ペースが鈍化してきているという。これおまでは1〜3日ごとに1万人増えるペースが2か月
ほど続いていたというが、23日に34万人を上回ってから4日経った今日、35万人を超えたという。まぁこの1日のズレというのがどれだけのことなのかは
詳しく分析しないと難しいのだが、統計をずっと取っている大学の発表なのでそれなりに意味のある1日なのだろう。さて、日本。感染者数ばかりがニュースに
なるのだが、実は死亡者数の増加のペースが落ちない。今日までで858人と発表されているが、ずっと一定のペースで増え続けているのだ。逆に考えると、
爆発的に増えたタイミングもないというのが凄いのだが。日本人は感染者が少ないとか言われているのもあるが、この死亡者が一定のペースで増え続ける
のも気持ち悪い。誰か解明してくれないかな。

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5月28日 議事録
 コロナウイルスの政府の対応については専門家会議が様々な分析をした結果として立案されてきた筈だ。今回の対応の根拠となる法律では専門家の意見を
聞くこと担っており、必要な措置だった。だが、この専門家会議の議事録が作成されていないことが明らかとなった。作成したけど非公表とか、破棄した
とかではなく、作成していないという。別に誰が何を発言したから責任を取れとか、そういう話をしたいのではない。今回の感染症対策として、どういう
話をして、どういう判断をしてきたのか、それが正しかったのか間違っていたのか、それを検証する方法を永遠に失ったということを意味している。
これからの感染症対策への重要な資料になる筈だったのに・・・。ちょっとした会議ならいいのだけど、政府の方針を決めるような会議で、これは
いいのだろうか?

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5月29日 地震→津波
 日本は何かと津波に襲われてきた過去がある上に、日本海中部地震、東日本大震災と地震の後の津波による被害が有名なので地震となると津波の心配を
する傾向があるのだろうか。今日、岐阜県飛騨地方で震度4の地震があったのだが、ニュースの見出しには「津波の心配なし」と添えられていた。そりゃぁ
内陸部で起こった地震だから津波なんて起こらないだろうさ。異常震域ということも考えられなくはないが、ケースとしては少ない筈だ。そこまで考えての
表示なのか、とりあえず地震であれば津波の有無を出さないといけないという慣例からなのか、そこが気になるところだ。と同時に、世の人はどちら
なのだろうとも思ってしまう。震源地がどこであれ津波を心配してしまうものなのだろうか。

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5月30日 高速道路
 COVID-19による緊急事態宣言が解除されたものの、都道府県を跨いだ移動は自粛するという要請は継続している。それを強化するために、高速道路では
休日割引を廃止している。元々の発表は5月一杯ということだったが、ふとニュースを見たら6月14日まで延長されていた。不思議に思って幾つかの数字を
見直していたのだが、政府が都道府県を跨ぐ移動を6月18日までは自粛するよう要請していることに起因しているようだ。要請期間中は割引きの廃止を
継続するということのようだ。この影響があってかどうか、高速道路の渋滞はめっきり見られなくなった。渋滞様子を家で見て楽しんでいる者としては
結構寂しい。仕方ない面はあるが、いつまでも経済を止めているわけにもいかないし。観光業が酷いことになっていそうなので、早く経済を回してあげたい
ところなのだけど、どうだろうか。

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5月31日 布マスク
 総理大臣が日本の全戸に布マスクを2枚ずつ配布すると発表したのは4月1日。発表してからすぐに無理だと悟ったのか、少しして5月中には配布を完了する
という内容の発表に変わった。さて、手元にはまだ届いていない。都道府県単位でほぼ配布が終了しているのは東京都だけらしい。全国的に見ると25%程度
とも言われている。配布を始めてから不良品が見つかって再発注、回収しての検品など色々とドタバタがあったのは確かなのだが、どうしてこんなに遅く
なった?という感じだ。同じようにマスクを配布すると発表した国もあるが、俗にいう発展途上国であるにも関わらず、配布が完了しているようだ。
どうして日本が・・・。そして、特別給付金の申し込み用紙は各自治体に事務が任されているが、当然届かない。現場を無視して政権が発表した感じなので
こうなっているのだろう。全く分からないのだけど・・・。

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