Top雑感2020年7月(21日〜31日)

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7月21日 Go To
 明日から始まることになる政府のGo To Travelキャンペーン。それに次ぐGo To Eatキャンペーンについて早ければ8月下旬にスタートさせたいと発表が
なされた。購入額の25%が上乗せされる都道府県内で使える食事券と、オンライン飲食サイトで予約、来店した場合に次回利用から有効になるポイントが
事業の中身だ。食事券は2万円が一度の購入の上限だが回数に制限はないとのこと。このオンライン飲食サイトは感染予防対策に取り組んでいることなどが
条件になるということだが、それを誰がどうやって確かめるんだろうか、という疑問がつきまとう。申し込んだもん勝ちじゃないのか?そしてイマイチ実施
された時にどういう動きになるのかが分からないのだけど・・・。食事券はまぁ紙の券なんだろうけど、ポイントはどうやって管理するのか?という問題が。
まさかマイナンバーカードということはないだろうし・・・。どうにも迷走しそうな雰囲気が漂っている。

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7月22日 出雲駅伝
 大学3大駅伝の初戦となる10月の出雲駅伝の中止が検討されているという。COVID-19が終息しないこと、首都圏からの選手やファンの往来に伴うリスクの
管理、2500人にのぼるボランティアの安全確保が懸念されていて、中止論が高まっているという。27日を目処に結論を出すとしている。ここが中止になると
続く全日本大学駅伝、箱根駅伝へと影響が広がっていくことが考えられる。強行しろというのではなく、その辺りのことも考えていかないといけないという
ことだ。出雲駅伝は10月11日の開催予定なので約3ヶ月前で検討開始ということになる。箱根駅伝は1月2日スタートなので同じ時間枠で考えると10月頃に
検討ということになるだろうか。残念ではあるが、中止になったらそれはそれで仕方ないだろう。出雲駅伝もそうだが、中止になった場合、テレビの放送枠は
どうやって埋めるのだろうか・・・。

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7月23日 感染第2波?
 そもそも、感染の波をどこで区切るのかというのが難しいのだが、世間的には第2波が来たということで見解が纏まりつつある。1日の感染確認者数が
緊急事態宣言解除後の最高値を記録したり、あるいは過去最高を記録したりしているためだ。東京都と愛知県は今日が過去最高、大阪は昨日が過去最高を
記録している。特に愛知県は3日連続でその記録を更新しているという。他の都道府県でも着々と増えている印象を受ける。そんな中でも政府の観光事業支援
の政策は実施されるわけで。さて、実際これからどうなるのかが大事なところだ。過去の推移を含めてプロットを眺めているのだが、ピークがいつ来るのかが
分からないという問題がある。後から振り返って「あそこがピークだった」とは言えるのだが、その真っ只中にいる時にはピークの判別がつかないという
問題があるのだ。さて、この騒動、いつまで続くのだろうか。年間に渡って闘うとなると、あちこち疲弊するぞ。

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7月24日 梅雨明け
 関東甲信地方の梅雨明けがいつになるのかさっぱり見えて来ない。今日現在、梅雨明けが発表されているのは沖縄と奄美地方のみだ。気象庁発表の週間天気
予報を見ると、近畿地方辺りまでは来週から晴天が続き梅雨明けが発表されるかなという雰囲気を見せているのだが、関東甲信地方はまだ梅雨空が続きそう
なのだ。気象庁のサイトを見ると、1951年以降の梅雨入り、梅雨明けの日付が出ているのだが、日付が出ている中で最も遅いもので8月4日というものが
ある。東北地方ではたまにあるのだが、日付がはっきりしなかったため確定できなかったというのも1993年にある。なんとなく、今年も日付無しになるか
8月に入ってからの梅雨明けになるのでは?という気がしている。暑がりの私としては、熱波が来ないので有難い限りではあるが、稲の生育とかを考えたら
大丈夫なのか?という気がしてくる。何とも天候が気になる年になった。

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7月25日 3万人超え
 これから、こういう「カレンダー記事」が増えてくるのだろうか。横浜港のクルーズ船での感染者を含め、国内でのコロナウイルス感染が確認された数が
累計で3万人を超えたという。感染者の最初の報告が1月16日、1万人は4月16日なので3か月かかっている。2万人は7月4日というので2か月半ほどだろうか。
そこから7月25日で3万人なので3週間という計算になる。それだけ感染者が出る数が加速しているということを意味している。まぁここのところ、400人〜
900人が1日に確認されている状態だったので、3週間と言われてもそんなもんかもな、という感じでしかない。その割には死亡者は増えていないので、弱毒化
したのか?とか色々と思うところはあるのだけど、少なくとも日本で感染が拡大しつつあるのは間違いないわけで。次の1万人までにかかる日数はどれだけ
になるだろうか。

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7月26日 テレワーク70%
 拡大が止まらないCOVID-19に対して、国の担当大臣が経済界へお願いを示した。「業種別ガイドラインの徹底」「テレワーク70%・時差通勤」「体調の
悪い方は出勤させない 相談し、PCR検査を勧める」「大人数での会合は控える」「接触確認アプリCOCOAの導入促進」の5点だ。例によってお願いベース。
これらのうち、我々労働者に最も影響があるのはテレワーク70%だろうか。これまで私のいる部としては出社率70%を目指して在宅勤務の体制を整備して
きた。これがまるっきりひっくり返る事になる。2週間に3日の出社となる。週1日か2日ということだ。さて、これを受けて経済界、そして私の会社が
どう動くかが注目される。まぁお願いというレベルなので何も動かない気がするのだけど、果たしてどうなるだろうか。というか、むしろこれで動く会社が
あるのかが疑問にすら思えるわけで。きっとどこも動かないんだろうな・・・。

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7月27日 同時配信へ
 民放の放送局が地上波のテレビ番組をインターネットで同時に配信する試みを始める。10月から12月までの予定で午後7時〜11時で試行すると発表された。
出演者やスポンサーなどの許諾が取れた番組限定ではあるが、民放が単社で毎日配信するのは初めてだという。この試みがどちらに転がるかは分からない
わけだけど、テレビで見るものがパソコンやスマホで見るようになるだけなので、基本的には変わらないのかな、という気がする。今の時点で分からないのは
配信内容がアーカイブされて振り返って見ることができるのかどうか。それが無いのであれば、見る装置がテレビから変わるだけなので何も変わらない
気がするわけで。テレビ離れが進んでいると言われているが、これで打開できるのかは分からない。テレビを見なくなった理由は、テレビが無いからではなく
内容が面白く無いからだと思うのだ。そう考えるとあまり意味はないかな。

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7月28日 来年6月末まで
 IT企業大手のGoogleが、新型コロナウイルス感染拡大を受けた在宅勤務について、オフィス勤務が必ずしも必要ではない社員に対して、2021年6月末まで
在宅勤務を許可すると発表した。これまで世界的にオフィス勤務を今年の6月にも再開し始めるという方針を示していたが、方針を転換したようだ。さすが
Googleという感じだ。自社で持っているプラットフォームが強力なので、テレワークへの切り替えもスムーズだったのだろう。元々、敷地内のどこにいても
業務を行える環境と慣習があったというので、全く違和感は無いのだろう。それでもちょっとした書類の印刷などを考えると会社の方がやりやすいのだろう
けれども。さて、日本の政府はお願いレベルでテレワーク70%という目標を出してきた。その数字に素早く反応した企業はごく僅かだ。お願いであれば従う
必要はない、ということなのだろう。残念ながら日本はそのレベルなのだ。完全にITで世界に周回遅れだ。これでいいのだろうか・・・。

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7月29日 止まらない
 新型コロナウイルスの感染確認者数の増加が止まらない。新聞各社や厚生労働省の統計では1日の締めの時刻が違うために微妙に数が揃わないのだが、
今日の夜までで統計をとっている新聞社や放送局によると、1日の感染確認者数が1000人を超えたという。東京こそ少なかったものの、大阪や愛知、沖縄
などで1日の数としては最大値を更新した。さぁここまで来たらそろそろ何か手を打たないととは思うのだが、政府が何か大きな動きを見せる様子はない。
4月からの緊急事態宣言がなんだったのかと思うところだ。まぁ今再び緊急事態宣言をしたら、いよいよ経済が危ないからというのは分からないでもない
のだけど、ちょっと・・・。まぁ何かの基準があって出した緊急事態宣言ではないので、再び出すにしても基準がないというのが実際だろう。それにしても
そろそろ・・・。

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7月30日 緊急地震速報
 朝9時半過ぎだった、会社の居室にいたのだけど、一斉にスマートフォンからけたたましい音がでた。部屋にいたほぼ全員の携帯電話からなので、騒然と
なった。緊急地震速報だった。その時にいた建物が免震構造だったとは言え、全く揺れを感じなかった。実際には誤報だったのだ。地震波の検知から
震源地、地震の規模を予想するわけだが、鳥島付近の地震を房総半島南方沖と450 kmほど離れた場所と予想し、マグニチュードも5.8だった地震を
7.2と推定したためだという。結果、震度1以上の揺れが観測されなかったのに、緊急地震速報が出た形になった。東日本大震災の直後によくあったのだが、
偶然にも同じタイミングで複数の地震が起こったりすると誤って推定することがあるようだ。気象庁は謝罪していたが、速報性を重視しているので仕方ない
と言えば仕方ないかもしれない。ただ、あまりにも空振りが続くと誰も警戒しなくなるので、そこが心配だ。ただ、あの音だけは慣れない・・・。

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7月31日 しれっと値上げ
 世間的にはコロナウイルスの新規感染確認者数で大騒ぎしている裏で、JTがたばこ税増税に伴い、224銘柄のたばこを値上げすることを発表した。今日、
たばこ小売定価改定の認可申請を財務大臣に対して行い、認可を受けた後で10月1日より値上げとなる予定だ。価格の上昇幅としては40円〜50円程度
となるようだ。吸わないので関係ないのだけど、値上げする度に大きな話題になるのだけど、今回はひっそりとしている。時々値上げが発表されるのだが、
どうやら2018年からは毎年実施されているようだ。価格の半分くらいは税金だったと思うのだけど、その税金が変わるから、最終的に価格も変わる
ということらしい。よく分からないのは、集めた税金は何に使っているのか、ということ。受益者負担が原則だったと思うのだが、果たして喫煙者は
利益を得ているのだろうか。どんどん肩身が狭くなっているし。喫煙者が減るよな・・・。

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