Top雑感2020年1月(21日〜31日)

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1月21日 モバイルPASMO
 むしろ、何故今までなかった?という気がするのだが。首都圏の交通系ICカードのうち、私鉄系のものであるPASMOがスマートフォンで利用できるように
なるという。開始時期は2020年春、まずはAndroidでの提供だという。JR系のSuicaがすっかりモバイルに定着しているというのに、今になってやっと
PASMOも対応というのでは遅すぎるのではないだろうか。モバイルに移そうと思っている人のほとんどはSuicaに乗り換えてしまっている気がする。一部、
定期券区間でJRと他社線との兼ね合いで対象外になっていた人たちがモバイルPASMOに流れる感じのような気がする。記事によると、モバイルSuicaは
昨年3月の時点で715万人の利用者がいるという。これからこの牙城を崩せるのか。難しい問題のような気がする。

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1月22日 終電繰り下げ
 東京オリンピック、パラリンピックの期間中、首都圏だけでなく、地方会場でも最終電車の時刻を繰り下げることが発表された。首都圏では山手線が
午前2時過ぎまで、郊外へのJRや私鉄は午前1時〜2時ころまで終電が繰り下げられるという。競技の終了がそれくらいの時間に予定されているから
ということのようだ。同じことを地方の会場にも要求するようだ。サッカーの試合が行われる札幌市、宮城県、茨城県が具体的な対象のようだ。
結局は商業オリンピックなのだ。最大のスポンサーがいるアメリカに配慮した競技時間になっているということだ。日本開催なんだから日本の時間に
合わせて競技をやればいい、という理屈は通らないのだ。開催国に失礼というのもあるが、アスリートが可愛そうだ。気候に慣れるなどの理由で
早いうちに日本に入っておきながら、体調を合わせるのは現地時刻ではなく、夜中になるというのだから。何とも変な感じだ。

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1月23日 消滅集落
 果たしてそれを「集落」と呼んでいいのかすら疑問を感じるのだが、新しくそういう言葉が作られつつあるようだ。住民の半数以上が65歳以上の集落を
限界集落と呼んでいたのだが、さらに高齢化や都心回帰などが進んで、住民が0人となった集落を「消滅集落」と呼んでいるようだ。今、この消滅集落が
増えてきているという。日本の人口が減少局面に突入したし、限界集落だったところは高齢化が進む一方なので、当然のように増えているのだろうけど
果たしてこれを集落と呼んでいいのだろうかという疑問は消えない。まぁそういう言葉尻の問題は別として、これから増えてくるであろう消滅集落の
問題を考えないといけないだろう。倒壊の危機がある建物を放置しておくことも問題だが、それ以外にも色々と課題がありそうだ。都心の一極集中が
悪いというのは分かるが、高齢者であればあるほど、他の人の目と手があるところで過ごしたいというのもあるだろう。難しい話だ。

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1月24日 ポイントで運営
 サッカーのJFLに所属する鈴鹿アンリミテッドFCが今年の2月1日にチーム名を変える。変更後は鈴鹿ポイントゲッターズ。それに合わせてロゴやエンブレム
も変更になるのだが、変更後がダサいと話題になっている。この変更はクラブチームの運営の方法が他のチームとは違うからだ。試合の入場料やグッズ、
スポンサー収入のほかに、独自のポイントサイトを運営、物品の購入や保険の相談、各種カード入会などのスポンサー企業の商品やサイトを提供している
というのだ。そこでユーザーにはポイントを還元し、スポンサーからは収入を得るというモデルなのだ。実質、4部とされているJFLなので、通常の方法での
収入は高が知れているのだろう。そこで新しいモデルでの収入を目指したという感じだろうか。名前やエンブレムの是非はともかくとして、かなり面白い
と思う。こういう方法でも資金を集められるのであれば、それほど大きなスポンサーがつかなくても、クラブチームを運営できるということになる。
これは門戸を広げることにつながるのでは?と思うわけで。きっと他にも方法はあるはずで。。。今後も出てこないだろうか。

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1月25日 ナイトタイムエコノミー
 国土交通省と大阪メトロが今日の未明、御堂筋線の終電を午前2時まで延長する実証実験を実施した。訪日外国人観光客らの夜の消費活動である
ナイトタイムエコノミーの需要を調査することが目的で来月にも改めて実施し、終電延長の経済効果を検証するとしている。今回の結果だと、実際の
ところは外国人は予想したほどは見られなかったとしている。日付を設定した側としては「金曜日の夜だから」というのがあったのかも知れないが、
観光で来ている外国人にしてみれば曜日なんて関係ないわけで。しかも、1日だけ実施しているものを観光客が認識するというのも難しい話だろう。
どうやら周知活動も駅でのポスターだけだったようなので、ますます難しいかと。店舗がその時間まで営業しているとも限らないし、観光に行ったから
と言って夜中まで動き回るとも限らないわけで。何となく、実験の目的と手段がマッチしていないような気がするのだけど・・・。

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1月26日 百貨店
 山形県内唯一の百貨店である大沼山形本店が昨日の営業を最後に閉店し、経営する会社は自己破産を申請した。日本百貨店協会によると、全国の県庁所在地
で協会加盟の百貨店がなくなったのは山形市が初めてだという。今回のケースでは郊外型店舗との競争激化やネット通販の拡大などで売り上げが減少し、
消費税率引き上げも影響して資金繰りに行き詰まったという。まぁ今の時代は百貨店の生き残りは難しそうだなと思っている。不況と言われて久しく、
服なども安いブランドが進出してきている。そんな中で百貨店で良いものを買おうという人の数は減っていくだろう。一定数は必ずいるだろうけど、
やはり限界はある。これからもっと減ってくるのではないだろうか。日本百貨店教会のWebページを見ると、既に県で1店のみというところもちらほらと
確認できる。これから先、苦しい時代が来そうな気がする。

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1月27日 さて降るか?
 今日の夜から明日の朝にかけて、東京都心でも雪か?と囁かれている。天気図を眺めていると、雪か雨かはちょうど境界線のような感じ。こんな時、
天気予報やマスコミでは雪が降るという方向で報道する。まぁ降らないと言って降った時の方がダメージが大きいのでわからないではないのだが、あまりにも
しょっちゅうこれをやられると誰も信用しなくなる気がするのだ。交通機関の乱れを恐れて早くに家を出たり、会社から早めに帰宅したりと、色々と
イレギュラーなことをした挙げ句、何もありませんでしたというのは虚しいわけで。ここ何年かは、1日くらいはドカッと雪が降ることがあった気がする
わけだが、今シーズンは暖冬と言われているわけで。さぁ、どうなるだろうか。

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1月28日 今度は雷
 結果だけ書くと、昨日の夜からの雪は山の上だけだった。箱根などは積もったようだが、平野部は1日中、冷たい雨が降っていただけだった。冬なのに
あまり冬晴れの日がないというのは気落ち悪いのだが、これはこれで仕方ないだろう。さて、そんな中、民間気象会社が大胆な予想をしてきた。東京付近では
眠りを妨げるほどの雷雨になるというものだ。私が住んでいる地域は、そろそろピークとされる時間に入るのだが、外は荒れているのだが、雷が鳴るような
感じではない。一応、雷注意報は出ているものの、風が吹き荒れているだけという感じだ。あまりこういうことが続くと狼少年のようになるぞ、とか
思ってしまうのだが・・・。さて、どうなることやら・・・。

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1月29日 チャーター便の値段
 新型コロナウイルスによる肺炎の中心地である武漢から日本人を帰国させるチャーター便が運行された。これで帰国した人は約8万円の自己負担を求められる
そうだ。まぁ飛行機だってタダではないし、中国の奥地からチャーター便で片道8万円というと破格の安さだとは思うのだが、ちょっと意外だった。政府が
全面的に援助してくれるわけじゃないんだ・・・と。医療スタッフの診断を受けられたりと、単純な話ではないのだけど。今回の帰国も任意だし、仕事の都合
で滞在していた人もいるだろうから、負担も会社がするのだろうけど、あまりしっくりくるものではない。過去にも同じようなケースで飛行機を飛ばした
場合には負担を求めていたというので今回が特別というわけではないのだろうけど。これに関しては難しい問題だ。気になるのは帰国する前に説明していた
のかどうかだ。日本に着いてから8万円請求しますので、ではちょっとフェアではない気がするわけで。ちなみに、30日に第2便を飛ばす予定だが、同じく
自己負担があるようだ。

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1月30日 値上げ
 東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは入園チケットの価格改定を発表した。1デーパスポートが8200円と700円の値上げになるという。
他にも年間パスポートなども値上げに。4歳〜小学生の子供が対象の個人向けチケットの価格は据え置きになっているという。なんというかけっこう大きく
値上げしたなという感じだ。価格を調べてみたのだが、小学生の子供2人と親2人で1デーパスポートを購入すると、大人8200円、子供4900円なので、合計で
26200円となる。これに加えて中での食事代などもかかってくることを考えると、かなりの出費になりそうだ。しかも、1デーパスよりも安いチケットの
設定がないというのが苦しい。入場だけのチケットとかも作ればいいのに・・・。それでも混んでいるというのが凄いわけだけど。

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1月31日 あと半年なのに?
 国際パラリンピック委員会が、車いすバスケットを東京パラリンピックから除外する可能性を示した。いわく、国際パラリンピック委員会の定める選手の
クラス分けに関するルールを遵守していない、ということらしい。国際車いすパスケットボール連盟はこの問題を承知していたのに放置してきたというのが
委員会側の主張だ。2024年のパリ大会ではすでに除外が決まっているのだが、東京でも・・・という話が出ているのだ。対処してこなかった競技連盟にも
問題はあると思うのだが、今になって東京大会の種目から外すと言うのも乱暴な気がする。開催に向けてチケットも売られているだろうし、大会の会場や
ボランティアだって募っているはずなのだ。ちょっとな・・・という感じはどうしても残る。どうなっているんだ東京大会は。

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