Top雑感2020年2月(11日〜20日)

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2月11日 ウイルス検査
 中国武漢から始まったとされている新型コロナウイルスによる肺炎。この検査がどうにも上手くいっていない。チャーター機の第1便に乗っていた人で、
症状はあったものの2回の検査で陰性だった人が、3回目に行われた検査で陽性と判定されたのだ。症状が回復しなかったとして再度のウイルス検査を行った
とのことだ。やっている試験がPCRなので、時間がかかるのは分かる。それなりにウイルスが検体に入っていないと検出できないというものでもないと
思うのだけど、感度の悪さはどういうことなのだろうか。かなり少ない数で症状が出るとか?少なくとも、今分かっているのは感染者を正確に割り出すのが
難しいという事実だ。そうなると封鎖が難しいわけで。明日以降は気温が高くなりそうなので、それで感染が抑えられればとか思うのだけど・・・。
苦しいかな。

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2月12日 COVID-19
 今、流行っている新型コロナウイルスによる肺炎に名前がついた。COVID-19という名前をWHOが決定したのだ。曰く、コロナ(Corona)とウイルス
(Virus)、病気(Disease)という単語を組み合わせ、最初に報告された2019年の19をつけたという。これでやっと2か月以上に渡って「新型」と
呼ばれ続けた肺炎が固有名詞で呼ばれるようになる。ちょっと遅かったんじゃないか?という気はするが、こんなもんらしい。それにしてもいつになったら
終息するのだろうか。ワクチン開発は18か月かかると言われているし、それだと遅すぎる気がするし。よく分からない理由でマスクの買い占めが起こって
不足する事態になっているし。ここまで混乱するとは当初は思いもしなかった。これだけ文化が進んでも、意外と簡単に大混乱に陥るんだなと思った次第だ。
むしろ、情報が早いからなのかもしれないが。

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2月13日 賞味期限
 すっかりコンビニのセルフレジにハマっている。どうせ行くならセルフレジがある店舗を選択してしまうほどだ。ところで、コンビニは弁当やおにぎり、
パンなどは賞味期限をバーコードで管理している。じゃぁセルフレジで廃棄対象になっている商品を引き当てたらどうなるのか?今までは出会ったことが
なかったのだがついに今日、出会った。結論としては、商品名が出る画面に店員に連絡するよう表示と音が出て、商品としては読み取れない、という
ものだった。まぁ当然と言えば当然の気もするが、そう簡単にはレジを突破させてはくれなかった。通常のレジと同じPOSシステムにつながっているので
システムの導入としては難しくないのだろうけど。セルフとは言ってもしっかりしているな、と。

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2月14日 覆砂
 オリンピックのテスト大会でトイレのような臭さと酷評を受けたお台場河浜公園で、水質改善のために砂を入れる工事が始まった。今の海底に砂を敷き
詰めることで水中に溶け出す栄養塩減らすことで悪臭成分を減らす効果を期待してのものだ。既に効果も検証されている方法ということなのだが、問題は
対症療法だということだ。敷き詰めた砂の効果は少しずつ薄れるし、東京湾に生活排水が流れ込んでいる以上は、上から汚染物質が供給され続ける限りは
再びヘドロが溜まることがあるという。工事は3月末まで続くということで、そこから3〜4か月の間もてばいいということなのだろうか。ちなみに砂代で
約6千万円かかるそうだ。果たしてこのオリンピックでどれだけの金額がかか流のか、と。この工事だって当初は想定していなかったものだろうから、
追加の費用となるわけだけど、果たして。東京都の必死さを感じてしまう。開催都市の負担が大きすぎる・・・。

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2月15日 暖冬
 今年は記録的な暖冬になっており、那覇市で3日連続で夏日となっているという。2月で3日連続の夏日というのは実に10年ぶりだという。今の予報では
明日の最高気温も26 ℃なので夏日。4日連続で夏日となる見込みだ。その先は少し落ち着くようだが、この気温の高さは一体・・・。本州の方でも雪が少ない
とニュースになっているし。異常気象という言葉がよく聞かれるのだけど、正直なところ、こんな年もあるだろうと私は思っている。気候というのはもっと
長期的に見て判断しないといけないので、何とも言えないのだ。実際、同じことが過去にあったということなので、決して今年だけが異常というわけでは
ないのだ。東京も4日連続で15 ℃越えで65年ぶりだとか。予報では17日まで続きそうなので、6日連続となりそうなのだが、その場合は観測開始以降
最長の記録に並ぶという。つまり、これでもまだ前例がある範囲。異常気象なのかもしれないが、気候として判断するにはまだまだ、というわけだ。
これを地球温暖化のせいにしていいのかは分からない。

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2月16日 それでも走る
 なかなかCOVID-19という名前が定着せず、新型コロナウイルスと呼ばれ続けている。その感染は広まり続けている中で熊本城マラソン、京都マラソンが
開催されている。中国からの参加者には自粛を要請した他、ランナーやボランティアにはマスクを配布して対応したという。マスクをしたら呼吸が苦しく
なるだろうに、それでもマラソンに参加する人たちがいるという事実がすごいな、と。来る3月1日には東京マラソンが行われる。日本国内の艦船も
市中感染に及び、感染経路が分からなくなってきているというのに、大量に人が集まる、しかも体力を極限まで消耗するイベントを実施するというのは
どうなんだろうと思ってしまうわけで。ここで勇気ある撤退を決定できる人というのはいないだろうな。本当に、いつになったら終息する?オリンピックは
大丈夫なのか?

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2月17日 こちらは中止
 影響範囲がよく分からないCOVID-19。熊本と京都でのマラソンが開催された一方、東京マラソンは一般参加の中止を発表した。男子は東京オリンピックの
選考会を兼ねているので、エリート選手のみで実施するとのこと。そして、規約に基づき、参加料やチャリティ寄付金は返金しないという。来年大会への
出走権は与えられるが、その際には別途参加料が必要になるという。この参加料、国内は16,200円、海外は18,200円だ。国内と海外の参加者の割合が
分からないので、全て国内とすると、一般募集人数は26,370人なので、単純に掛け算すると4億2719万4千円になる。このお金はどこに消えるのだろうか。
ここまでの準備費用にある程度は使われているとは言っても、全額ではないはずだし、関連イベントの中止などもあるので、費用はそれなりに浮くと思う
わけだが・・・。下世話な話ではあるのだが、非常に気になる。

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2月18日 もう中止しろよ・・・
 一般ランナーが参加できなくなった東京マラソン。それでもオリンピックの選考会を兼ねているので、エリートランナーとされている人たちは競技を行う。
そうなると沿道で見てみたいという人も出てくると思うのだが、主催者側は沿道での観戦や応援も自粛するよう呼び掛けている。応援自体が濃厚接触と
なる可能性があるというのが理由だ。人が集まることでウイルスの蔓延を防ぐということなのだろうけど、沿道にも誰もいない中で走り続けるというのも
なかなか苦痛なのではないだろうか。もうこうなったら中止してしまってもいいんじゃないか?オリンピックの選考会というのをどうするのか考える必要は
あるのだけど、選手同士にも感染の可能性はあるわけで。まぁ、誰も中止という判断ができないんだろうな。

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2月19日 コンビニでも
 世界的なプラスチックゴミの問題が噴出しており、小売店でのレジ袋が槍玉に上がって久しい。比較的大きな小売店ではそれなりに浸透しているのだが、
今回新たに声を上げたのはコンビニだ。しかも大手3社のうち1つ。今年7月からの有料化を発表したのだ。値段は今後決めるということだが、袋も
サービスの一環という考え方が根付いていたコンビニ業界としては大きな決断だ。このコンビニチェーンはセルフレジの導入にも比較的積極的であり、
結構あちこちに店舗で見かける。セルフレジのところには大きさの違う袋が3種類用意されているのだが、今後はこれが有料になるわけだ。一体そこを
どうやって管理するのだろうか。もうそこは良心に任せるという方針なのだろうか。難しいところだ。

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2月20日 人間関係まで影響
 そろそろCOVID-19の話題から卒業したいのだが、どんどんおかしな方向に進んでいるので取り上げざるを得ない。福岡市営地下鉄で、マスクをせずに
乗客が咳をしたのを見て、他の乗客が走行中に非常通報ボタンを押すということが起こった。どの程度の咳き込み方だったのかは分からないのだが、
ちょっと神経質になりすぎているのではないだろうか?東京オリンピックの開催も色々と騒がれている中で、2012年にオリンピックを行ったロンドンで
市長選挙の候補者がロンドンで開催すればいいと言ってみたり、その割に政府は不特定多数の人が集まるイベントについては、開催の必要性を検討する
よう依頼するだけで、一律の自粛要請は見送ったなど、決められなさっぷりを発揮した。もう色々とおかしなことになっている。経済というか政治まで
大混乱だ。梅雨には終息するという話もあるのだが・・・・。

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