Top雑感2019年10月(11日〜20日)

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10月11日 台風
 関東地方に台風が接近する。「非常に強い」勢力で本州に上陸するのは初らしく、関東地方では慌てて防災グッズを買う人が続出しているようだ。
帰りにコンビニに寄ったのだが食べ物がほぼ消えていた。公共交通機関は早々に運休を決め、宅配業者も明日は荷物の集配を行わないと発表した。
かなり凄いことになっているのだが、問題は台風の速度が当初の予想よりも遅くなり、関東地方に上陸するのが明日の深夜〜未明にかけてになりそう
ということだ。日中はそこまで酷いことにならないのではないか?と思うのだが、一度発表したものを覆すことは難しいようで。まぁ災害を未然に
防ぐという意味では正しいのだろうけど、ちょっとやりすぎじゃないか、と。もう少し柔軟にさぁ・・・とか思うのだけど。

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10月12日 台風当日
 関東地方に台風が上陸すると見られているのは今日の夜の予想だ。物流は止まり、鉄道各社は運休、高速道路も全面通行止めになっており、
関東平野一帯は全く活動できない状態になっている。テレビでは台風の特集が組まれ、あちこちの川の情報などが報道されている。これを見て
九州、沖縄の人は何を思うだろうか。毎年のように同じような経験をしていたわけで、東京方面に報道が偏っているという思いだろうか。
まぁ1つ考慮に入れて欲しいのは、都会はとにかく災害に弱いということだ。コンクリートばかりで雨水は全て川に流れ込むし、風に耐えられる
ような建物の作りにはなっていない。かく言う私は特に何もしていない。変なタイミングで停電になったら嫌だなと思っているので
パソコンでの作業を避けているくらいだ。今のところ、停電はしていないけど。台風本体は今書いている時間の後。さて、これからどうなるだろうか。

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10月13日 一応報告
 台風19号だが、結果としてどうだったのかを報告しなくてはいけないだろう。少なくとも私の住んでいるところでは被害はほとんどなし。
避難勧告は出たものの、どれだけの人が避難したかは不明。1~2分程度の停電が2回発生したものの、道路を挟んで向こう側は通電していたようで
地域はかなり狭かったようだ。台風が通過した23時以降は穏やかな天気が続いてた。そうは言っても、結局は関東地方でも堤防が決壊するなど
被害はあちこちに出ているので、私のところは被害が少なかったと言っていいだろう。実際、死者も出ているし、被害の具合はいまいち
全容が見えない感じだ。首都圏はボロボロ、何かと反省の残る台風一過だった。

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10月14日 回復しない物流
 台風が通過した後に分かったのが、いかに首都圏が脆いかと言うこと。全く物流が回復してこないのだ。一応、宅配便等は復活している
ようだが、コンビニの商品棚はまだまだガラガラ。今日の夜になってそれなりに入荷したようだが、今朝はまだ全くだめだった。どれだけ
物流が回復していないんだ?と思った次第だ。私の住んでいるところが被害が少なかっただけで、あちこちで川が氾濫していたりするので、
物流が乱れているのだ。都会というのはそこだけでは成立しないというのを改めて思った。周辺の広い地域から支えてもらって成り立っている
というのを改めて思った。今回、マスコミなどが広く訴えていたのだが、準備したのは停電や断水だった。実際に起こったのは水の氾濫。
もう何をどうしていいのか分からないというのが実際だろうか。

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10月15日 周波数という問題
 台風による河川の氾濫で北陸新幹線の車両基地が水没した。結果、北陸新幹線の車両10編成が窓の下くらいまで水に浸かり、廃車かもという
話が出ている。全体の3分の1に相当し、元どおりのダイヤでは運行できない見込みになっている。ここで問題なのは、他の路線から車両を借りて
くることができないということ。北陸新幹線の場合、走っている途中で何度も電気の周波数が変わるのだ。これがなかなか他の車両では
難しいのだ。結局、日本国内で交流電源の周波数が統一されていないことの影響がこんなところに出てしまったことになる。どうして誰かが
どこかのタイミングで統一しようと言わなかったのかが分からない。まぁ、当時はそんなに長距離を移動することがなかったのだろうけど、
だからって・・・。今からでも遅くはないと思う。

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10月16日 やはり無理か?
 今になって東京オリンピックのマラソンと競歩を東京で実施するのは厳しいのでは?という話が持ち上がった。先日、ドーハで行われた
世界陸上で夜中にレースが行われたものの、リタイアした選手が続出したことで選手やコーチから批判の声が上がったことを受けてだ。
東京オリンピックではスタートを午前6時にまで早めたが、それでも暑いだろう、と。で、開催地として候補に挙がっているのが札幌。
札幌も最近は暑いのだが、東京よりはマシということだ。問題はチケットが既に売り出されていること。この暑さ自体は誘致した時から
分かっていたことなのだが、開催地を決めるときには気にしなかったということなのだろうか。実施日の頃の東京は晴れの日が多く気候も温暖
という説明がされていたらしいのだが、温暖では済まないだろう、と。これ、急に話が出ただけで、全く着地点が見えていないらしい。
本当にどうなるんだ?

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10月17日 決めた!?
 昨日の段階では話が持ち上がったという段階だったのだが、今日になって札幌開催に決めたというニュースが流れた。国際オリンピック委員会の
会長と大会組織委員会の2者間でマラソンと競歩の会場を札幌市に移すことで合意したと発表されたのだ。マラソン関係者や当の札幌市は驚いている
ようだ。この発表前だと思うが、札幌市長が開催費用について、工場的に残るものは札幌市で負担するが、それ以外の運営については大会組織委員会
負担という原則で話をするとの認識を示している。そりゃそうだ。いきなり指名されて300日後にはオリンピックの競技をやりますと言われても
予算やら計画やら何もできないわけで。しかも、東京都が不在のままで話が進んでいるようで。もうなんなのか、という感じだ。ロゴマークに始まり、
国立競技場のバタバタも一段落したように見えていたのだが、ここにきてこの惨状は一体・・・。大丈夫か、東京オリンピック。

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10月18日 今度は三重
 先日の台風でかつてないほど広い範囲に特別警報が出た。特別警報が設定された時は、せいぜい1都道府県にとどまる程度の範囲にしか発表されないと
想定されていたのだが広範囲に出た。台風の影響は関東以北だ。で、今度は三重県に記録的な雨が降っている。17日午前6時のフリはじめからの雨量が、
既に10月の平年1か月分に相当する量だという。どうした日本列島。これだけあちこちで前例のないような天候が続いていると、流石に不安になる。
気候が変わってきているということなのだろうけど、あまりに急すぎないか?この頃は秋晴れの日が多く、それゆえに10月10日に東京オリンピックの
開会式を行なったのではなかったか?色々と心配になるわけだが・・・。

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10月19日 2か所以上
 日に日に台風の被害状況が明らかになってくる。最近明らかになったのは堤防が決壊した数だ。合計71の河川で130か所が決壊したという。つまり、
1つの河川で平均1.8か所になる。つまり2か所以上決壊した河川もあるということだ。2か所も決壊できないくらいの小さい河川も多いだろうから、
2か所、3か所と決壊した河川もあるということだ。一か所決壊したらもう溢れることがないくらい水が出ればいいのに、とか思うのだけど、
雨の降り方から考えて、そんなに単純ではないのだろう。それくらい降ったということなのだろうけど。河川の決壊というのも予想以上に難しいもの
なんだなと。ダムの流入量と流出量を見て喜んでいてはいけないということだ。

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10月20日 これから先が本番
 ラグビーワールドカップ、決勝トーナメントが昨日から始まり、日本戦は今日だったのだが、流石に歯が立たず敗退となった。これで日本戦は無くなった
ことになる。これまで、開幕前までには想像できなかったくらいの盛り上がりを見せていたのだが、それは日本代表の躍進にも支えられていた部分が
あると思うのだ。で、日本戦が終わり、残るは決勝トーナメントの準決勝と決勝の3試合。これがどこまで盛り上がるのか、テレビで放送して視聴率が
取れるのかが本当の勝負のような気がするのだ。なんとなく、この盛り上がりのままでいきそうな気がするけど。ルールが分からなくてもいいじゃない
という盛り上がり方をしたのは、ある意味で発明だなと思ったわけで。同じようにアメフトも盛り上がらないかな・・・。

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