Top雑感2019年10月(1日〜10日)

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10月1日 報道されないだけ?
 今日から消費税率が上がったわけだが、思ったほどのトラブルは報道されていない。一部の小売店で税率を間違えたとか、手書きの領収書で
対応しているとか、そういう報道は出てきている。インパクトが大きいものだと、会計のシステムで消費税が課税されないトラブルが起きていた
というものと、対応を万全にするために休業した小売店があるというところだ。これが世間の実際の動きなのか、報道されないだけで、もっと
ど派手なトラブルが起こっているのか、そのあたりは分からない。火曜日から増税ということで、何となくで始まったような気がする。
本当の問題はこれから消費が伸びてくるのか、ということ。これまでの増税時には消費が落ち込み、政権交代に繋がっていることばかりだ。
今回はどうなるのか。色々と影響が現れてくるのは半年後くらいだろうか。

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10月2日 電子書籍化
 ついにこうなってしまったか、というのが最初の感想。子どもに人気のアンパンマンの絵本が電子書籍化する。初期の作品もあり、紙での
入手は困難ということもあり、再び多くの人に楽しんでもらおうという狙いがあるという。子どもにとって電子書籍がいいのか、紙の本が
いいのかは色々と意見があるだろうが、子守としてタブレットでゲームをやらせたり、動画を見せたりしている現実がある以上、絵本の
電子書籍化も当然の流れと言えるのだろう。時代遅れかもしれないが、個人的には残念だなと思ってしまう。分からないのは、電子書籍でも
読み聞かせをさせているのか、という問題。読み聞かせには教育的な意味があるらしいという話はよく聞く。読み聞かせで新しい言葉を
学習していくのだろう。それと同じことが電子書籍でもできるのか、という疑問が残るのだ。読み聞かせができるなら電子書籍でもいいんじゃない?
という気はする。

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10月3日 新しいスマホ
 かつてウィンドウズ・フォンで大失敗したマイクロソフトが再びスマートフォンに参入する。折り畳み式の2画面式スマートフォンを、2020年の
年末商戦に投入する予定だという。5.6インチの画面を2つ持つ状態になるとか。同じ形式のタブレット端末も発売するようだ。搭載されるOSは
WindowsではなくAndroid。ここで純正のWindowsを搭載して、PCと連携してくれれば、法人での利用がかなり広がることが予想できるのだが
残念ながら諦めたようだ。Appleのように、全く同じではないにしても互換性のあるOSを搭載すればいいのに・・・とか思ったりする。
そんなわけで、イマイチ食指が動かないのだ。実際に商品の説明を見ても売れるのかどうなのか、疑問が残るところだ。まぁそれについては
iPhoneもMacのシェアを考えると売れるとは思っていなかったのだけど。マイクロソフトはなんとかしてWindowsが動く端末を作るべき
だったのでは?

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10月4日 整備不良車
 暗くなってからコンビニに行った時のこと。1台の原付が走っており、その後ろから来たパトカーがマイクで呼びかけて原付を停めた。
何だろうと思って見ていたのだが、どうやらテールランプがついていなかったようだ。ブレーキをかけても点灯しないし、おそらく
ライトも点灯していなかったと思う。つまり、整備不良ということだ。原付を止めて免許証を確認して・・・というあたりで、歩いていた
私が通り過ぎてしまった。で、コンビニから出たところでパトカーが走り去るのを目撃した。さて原付は?というと、エンジンを切って
歩道を押して歩いていた。こうすると扱いは歩行者になるのだ。警察としても、点灯していないというくらいであれば注意して終わるらしい
ということも分かった。それにしても、ライトがついていないことに気づかない運転手もどうかと思うわけだけど・・・。

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10月5日 キャッシュレス決済
 あるキャッシュレス決済のサービスが1周年ということで、導入当時に行われた20%のポイント還元キャンペーンを1日限定で復活させた。
その結果、アクセスが殺到したためか、決済や残高へのチャージなどができなくなるという障害が発生した。今日の夜の時点でどこまで
復旧したのかは分からないのだが、日中は混乱したというのが世間の声として挙がっていたようだ。今、政府では消費税増税に合わせて
キャッシュレス決済を進めようとしているのだが、今回のトラブルで世間からは冷たい目で見られるのではないだろうか。結局のところ
こういったトラブルも含めて、日本では現金への信頼が高いわけで、キャッシュレス決済を進めるのは難しい話なのだろう。
まぁ、この手のトラブルも1か月くらいすると忘れるのも日本人の悪い癖なのだろうけど。

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10月6日 献血事故
 多分、前回は1年くらい前だと思う。全く同じ献血事故を起こしている。今日で161回目となる献血をしてきたのだが、途中で血液が
戻らなくなるという事故に遭遇した。初回返血で上手く戻らず、内出血のようになるというのは聞く話なのだが、何回かの返血後に
圧力が限界を超えて戻せなくなるというのはあまり話に聞かない。というか、私は2回目なのだけど。事故発生後、針先を調整したり
したのだけど、結局は圧力上昇を抑えることができず、献血の継続は断念された。まぁ160回以上も献血をやっていると、こんなことも
あるよね、という感じではあるが。結構恐縮されてしまうので、こちらとしても困るのだが。まぁ新しそうな献血ルームだったので
経験の少ない人が多かったのかも、とか思ってみたりしている。次回は無事に終わりますように。

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10月7日 台風の接近
 現在、日本の南海上に台風が発生しており、現在の予想では12日の土曜日の夕方頃に日本に接近する。土曜、日曜、祝日と続く3連休は
台風の影響を強く受けるのではないか、とされている。さて、前回、関東地方に台風が接近した時は大混乱に陥った。千葉県で停電が長引いた
という事実もあるが、通勤がボロボロになったのだ。日曜日夜〜月曜日に関東地方に上陸したのだが、東京にある会社は社員に対して月曜日の
出勤について方針を伝えず、また鉄道各社も8時頃には運行が再開できるとしたものの、実際にはずれ込んだ。まぁ運行再開については、安全確認の
状況によっては遅くなるとも伝えられていたのだが、報道ではあまり強調されず、結果として混乱した。その反省を今回の台風で生かせるのか、
台風が接近する予想の出ている地域に従業員を抱える会社はどういう対策をとるのか、公共交通機関はどうするのか。前回の反省を
生かせるかがキモだ。

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10月8日 2次抽選延期
 東京オリンピックの観戦チケットの2次抽選販売について、申し込み受付を延期すると発表した。10日に記者会見をして日程を公表する予定だったが
一部の関係者の間で調整がつかなかったとして記者会見を延期すると発表されたのだ。当然、日程の公開も遅れることになる。2次抽選は今年の秋と
されていたが、どこまでずれ込むのかは不明だ。1次販売があり、その抽選で1枚も当選しなかった人を対象として追加抽選があったのだが、
この追加抽選が思ったほど伸びなかったようなのだ。1次で外れた時点で熱が冷めてしまい、追加抽選に応募しなかったという声をあちこちで見た。
他にもめぼしいチケットは売れてしまっていて見たい競技がなかったとか。実際のところ、旅行社やスポンサーが抑えているチケットがかなりの
数あるだろうから、それを捌ければまた変わってくると思うのだが・・・。さて、オリンピックはどうなるだろうか。ラグビーのワールドカップのように
蓋を開けてみたら盛り上がった、とかだといいのだけど。

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10月9日 転売
 昨今の状況を考えると、当然のように起こるわけで。東京オリンピックのチケットが中国などで転売されているという。中国の手口では在日中国人が
チケットを入手し、それを転売屋に販売、さらに中国国内で転売されるという。ニュースサイトに出ていた手口では、定価の2倍で買い取って、5〜10倍で
販売するのだとか。あとはチケットサイトからログイン情報を変更すれば完了というわけだ。日本国内では転売を禁止する法律があるが、実際の販売
価格を追うことは難しいし、そもそも海外で行われたものでは法律の範囲外になってしまう。こんな状況なのに、当の日本人がチケットが取れない
と騒いでいるのは悲しい限りだ。実際のところ、完全に阻止するのが難しいのだろうけど・・・。どうやったら防げるのだろうか。ネット販売では
本人確認にも限界があるだろうし。難しい問題だ。

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10月10日 出生数
 今年の日本の出生数が90万人を下回る予想が出た。2016年に100万人を下回ってからわずか3年だ。110万人を下回ったのが2005年というから、
10万人の減少にかかった期間が11年から3年になったことになる。実際には団塊ジュニア世代の晩産化で一時的に出生数が増えているように見えていた
のだが、それも限界にきてしまい、一気に出生数が減ったというのが実情のようだ。平成29年の推計と比較すると、中位推計と低位推計の間の出生数
となっており、中位推計で90万人を下回ると予想されたものよりも2年早く下回ったことになる。子どもがこれだけ減ると、生産年齢人口が減っていく
わけで、大丈夫か?という気になる。年金も然りだが。元々、日本は技術大国だった。ところが最近は観光立国のようなことを掲げている。観光資源を
活かすのは悪い話ではないのだが、そこに頼ってはいけないと思うのだ。悪いことを言えば産業がないことを意味しているわけで、飽きられたら終わりだ。
私も貢献していないので、あまり偉そうなことは言えないが。

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