Top雑感2019年5月(11日〜20日)

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5月11日 インターフェースの変更
 スマートフォンユーザーのほとんどが使っていると言われているメッセージアプリがユーザーインターフェースの大幅変更を実施した。この手の変更の
場合、必ずと言っていいほどに使いにくくなったという苦情が出るのだが、今回も同様のようだ。ユーザーが多いだけにかなり辛辣なことが書かれている。
最近のインターフェースの大幅改造というと、Microsoft Officeのリボン導入があると思うが、あれも導入直後はどこに何があるか分からない
と文句があちこちから噴出していたが、結果的には落ち着いた。基本的にはアイコンのある階層が1つ深くなったような感じだったからかもしれない。
今回のメッセージアプリの変更は、増えすぎた機能に対応するため、操作方法を変えたり、以前からある機能を削ったりしているようだ。流石にそれは
苦情が出るかな・・・という気がする。まぁ、リリースしている側とユーザー側で目線がずれていたのか、リリース側の驕りか。そうは言っても
戻ることはないだろうな。

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5月12日 可搬式オービス
 神奈川県警が小型で持ち運び可能な可搬式のオービスを使い、自動車専用道路で取り締まりを行ったそうだ。ニュースの映像によると箱根新道で
行ったようだ。これまでは小学校の通学路などの生活道路で行なっていたようだが、自動車専用道路では県内で初めてだそうだ。
そもそもがオービスを設置できないようなところで取り締まるために作られたのが、可搬式オービスだったと思うのだが、幹線道路に設置
して取り締まったら目的が変わっているんじゃないか?という気がする。警察が取り締まりをする目的という話になると思うのだが、
本当に速度を抑制させて事故を未然に防ぐのであれば、オービスを設置してしっかりと取り締まるか、パトカーをしょっちゅう走らせるか
だと思うのだ。ネズミ捕りでは本当の抑制にはならないと思うのだ。点数稼ぎと言われても仕方ないだろう。

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5月13日 小惑星令和
 高知県の天文かが、30年前に発見した小惑星に「令和の星」と名前をつけた。直径は推定10 km。明るさは18等級で肉眼では見えない。
30年前に発見したが名前はつけていなかったのだが、今回、令和の星として国際天文学連合に提案したそうだ。早ければ1〜2か月後には
正式名称として承認される見通しだという。同じ人は既に平成という名前も登録しているという。名前自体は好きにつけてもらっていいの
だけど、「令和」ではなく「令和の星」とした理由がよく分からない。しかも発見したのは平成の時代だし。もう何がなんだか・・・。
小惑星はまだまだ見つかるだろうから、これからも命名は続いていくのだろう。名前のネタも尽きかけているだろうから、平凡な名前は
通らなくなる時代が来るかもしれない。その先駆けというわけでもないだろうけど・・・。

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5月14日 NHK受信料
 NHKが2018年度決算を発表した。それによると受信料は前年度より209億円増加して7122億円、5年連続で過去最高となり、初めて7000億円を
超えたという。世帯数やテレビの設置数が増え続けているとは考えにくいので、2017年12月に最高裁で受信料制度が合憲という判決が出たために
納付する人が増えたと見るのが妥当なところだろう。実際、受信料の支払い率は前年度より2ポイント増加の82%でこれも過去最高。私はよく
見ているので受信料を払うことはやぶさかでは無いのだが、やはり抵抗のある人というのは一定数いるようで。ワンセグからも受信料を取るとか
そういう話になると、ますます風当たりは強くなるはずで。ワンセグは全国的に受信できる訳ではないので、交換条件が成立しないからだ。
さて、これからどうなっていくのか。ずっと安泰というわけにもいかないと思うのだが・・・。

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5月15日 カーナビも?
 自宅にテレビを持たない女性が、自家用車に設置しているワンセグ機能付きのカーナビについても受信契約を結ぶよう、東京地裁で判決が出たという。
個人の場合は世帯単位なので、自宅にテレビがあれば不要なのだが、自宅にテレビがないということで、カーナビのワンセグにも契約が生じる
という理論らしい。今年の3月にワンセグ機能付きの携帯電話は契約義務が生じるという最高裁判決が出ているので、それを受けてのことだと
思うのだが・・・。もし、本当にワンセグにも契約義務が生じるのであれば、全国どこででもワンセグが見れるように放送網を整える必要がある
と、私は思っている。少なくともNHKが見れるようには。あまねく日本全国で見れるというのが放送法で縛られており、それに対しての対価としての
受信料契約だと思うのだ。ワンセグはまだまだ受信範囲が狭い状態なのに、受信料契約だけというのでは釣り合わない。う〜ん・・・司法は
放送法の条文をどう解釈しているのか、そこが気になる。

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5月16日 新料金プラン
 国内の携帯電話キャリア大手が新しい料金プランを発表した。政府からの指摘を受けて、通信料金と端末の値段を分離したプランを発表したようだ。
公正取引委員会から他者が問題視されている48回の分割払いではなく、36回払いが採用された。しかし、24回の支払いを終えれば、スマートフォンを
返却することで新しい端末に機種変更できるプランを発表したようだ。政府としては色々と策を弄しているようだが、結局は2年縛りを抜けられていない
ような印象を受けるのだが、これで良いのだろうか。結局はどういう表現をするかだけのような印象だ。携帯端末は壊れるまで使えば良いと思っている
私のようなタイプは珍しいのだろうか。OSのアップデートができなくなるか、壊れるまではそのままでいいや、という考えの持ち主なのだが、
果たして。で、トータルで見ると安くなったのか、高くなったのか、そこが問題だ。

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5月17日 30年の金利
 昭和最後の日、昭和64年1月7日に信用金庫に三年定期複利の預金をし、満期を迎える度に継続した場合、平成最後の日にはいくらになっていた
だろうか。実際に実験した人がいて、その金額は1万3537円だったという。最初は3.14%だった金利が直近では0.01%と300分の1へ。実際、最初の
9年間で3215円の利息がついたが、そのあとは雀の涙。最後の3年は11円だったという。いやぁ、まぁこれが現実だよな、という気がする。
1億円あれば利息で生活できるとされていたのは何年前だったか。金利としてこれしかつかないのであれば、タンス預金も増えるって・・・。
政府としてもタンス預金を防ごうと、休眠口座を引き上げようとしているのだが、そんなことをしたら余計にタンス預金が増えるだけ
だろうに・・・。令和の時代はどうなるだろうか・・・。

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5月18日 椅子の寿命
 パソコンで作業をする時に座っている椅子。かれこれ10年以上使っているものなのだが、それが壊れた。座面を支えているネジがあるのだが
それが途中から折れたのだ。元からあちこちガタがきていて、限界は近いかもなと思っていたので、ある意味では諦めに近いものもあり、
とうとう来てしまったか、という思いもある。今回、10年ちょっとで壊れたわけだが、そもそも、椅子は何年持つものなのだろうかという
疑問が。家電製品はある程度の寿命が言われているが家具類は?会社や学校で使われているのを見ると、10年以上使われているのが
普通だったりするし。安い製品を買った記憶はあるので、そのせいかもしれないのだけど・・・。ちなみに、椅子なんてすぐに手に入る
ものでもないので、応急処置をして座っている。

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5月19日 地震の予知
 南海トラフ巨大地震について、事前に発生する時や場所、規模の直前予知を100回試みても99回程度は失敗する。日本の地震学者は
そう考えている。観測データをもとに危険性を判断するというのが今の地震学デアr、予知の実用化はまだまだ難しいということなのだ。
地震の研究が進んで予知ができるようになったのでは?という機運が高まっているのだが、実際にはそんなに簡単ではないということだ。
ずっと南海トラフ地震が起きると言い続けていて、実際には起こっていないことに対する言い訳のように聞こえなくもないが、現実問題として
予知が難しいのは確かだろう。結局は防災を頑張れという話なのだろうけど、それだって「想定外の規模」だったりすると限界はあるわけで。
地震の場合はこれまでに得られている観測データがそもそも少ないし、場所によって発生の仕方がマチマチなので、他の場所のデータが使えない
とか、難しい点が多いのだろうけど。

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5月20日 ティッシュが品薄
 どうやら大型連休前からティッシュペーパーの品薄の状態が続いているという。理由は大手製紙メーカーの工場で起きた火災。2週間ほど生産を停止
した結果、出荷量が4割程減少した結果、連休前までの供給に影響が出たという。そこに加えて10連休中の在庫確保に小売店が動いた結果、一気に
品薄になったということらしい。人はどういうわけか品薄になると妙に買いたくなったりするので、さらに拍車をかけたのではないか、というのは
私の想像だが、当たらずとも遠からずだろう。さらに、古紙の値上げや光熱費の値上がり、物流費の高騰などで値段も上がっているという。
こうなってくると、値段が上がる要素が止まる所を知らないなという感じ。値下がりする要因が見えてこない。日本人は世界で最もティッシュを
使うと言われている。ちょっと立ち止まって別の方法を考えてみてもいいのではないだろうか。代替案はパッと思い浮かばないけど。

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