Top雑感2019年3月(1日〜10日)

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3月1日 新元号
 新しい元号の発表まで1か月となった。そろそろ水面下では決まっているか、数個の候補に絞られていると思っていたのだが、実際はまだまだ
だったようだ。内閣官房長官の記者会見によると、新元号を打診した学者から100以上の案が寄せられているが、絞り込みを行なっていないと
のことだ。どこまでが本当でどこからがリップサービスなのかは定かではないが、特に隠す必要もないことなので、きっと本当なのだろう。
世間では変わる1か月前の発表でも遅いとして騒いでいるにも関わらず、まだ全く選考に手をつけていない状態というのは流石に考えさせられる。
締め切りギリギリまで待って物事を片付ける人なんだろう・・・とか思ってしまうわけで。色々と問題だなぁと。折角、天皇は混乱を避けるために
退位の意向を示したというのに、あまり活かせていない感じだ。

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3月2日 結局何個?
 昨日、100個以上の案から絞ると記者会見で話されていたのに、今日出てきた報道では20程度の案から絞り込む作業に入ったとされる新元号。
結局はいくつの案が生き残っていて、何がどうなっているのか、さっぱり見えない状態が続いている。ちなみに、元号は「良い意味、書きやすい、
読みやすい」などが基準になっているわけだが、おそらく最近はアルファベットで書いた時の頭文字が最近のものと重ならないというのが
加味されているはずだ。元号を略号で書くことが増えているからなのだが・・・そんなに書くのが面倒なら、元号なんてやめてしまえばいいのに
とか思ってしまう。全て西暦にすればスッキリするのにとか思うことが多々。まぁ、無くならないだろうけど。

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3月3日 Windowsの準備
 数年前に購入した安いWindowsタブレットを持っているのだが、2週間ぶりくらいに起動してWindowsアップデートを行なった。が、空き容量が
足りないためにアップデートできないというエラーメッセージが。元々、必要最低限のアプリケーションしかインストールしていないのに、そんな
状況になっており、一時ファイルを消したり、ディスクのクリーンアップをしたりして空き容量を稼いだがそれでもダメだった。諦めて電源を
落とそうとした時に出てきたのが「Windowsの準備をしています」というお馴染みのメッセージ。電源を切るなという文言とともに。そしてそのまま
約2時間、クルクルと円が回っているだけだった。どれだけ準備に時間がかかっているんだ?と。せめてプログレスバーを出すとか、残り時間の予想を
出すとかして欲しかった。途中で電源を切ろうかとも思ったが、電源ボタンの長押しは受け付けてくれなかった。こういう細かいところが不親切なんだよな。
結局、アップデートはできず・・・。アップデートのために10 GBの空き容量を求めるってどうなの?

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3月4日 折りたたみスマホ
 スペインで開かれている世界最大の携帯電話見本市で、折りたたみスマートフォンが出ているという。中国系のメーカーは有機ELを使い、画面を
山折りにして2つにたたむとか。今の常識から考えると怖くて操作できない感じだ。サムスンも4.6インチの画面のスマートフォンを広げると
7.3インチのタブレットになる端末を発表しているという。こちらは谷折り。価格はそれぞれ21万7千円、28万7千円と、ちょっと手の出る価格
ではない。この普及は難しいんじゃないか?日本でも2画面式で折りたためる端末が発売されたが、実際に街中で見ることは私はできていないし、
その後も追随するモデルが出なかったあたりからも人気のほどがうかがえる。今度の端末も果たしてどうなるのか。折りたためるスマホは、
イマイチどこを目指しているのかが分からないのだけど・・・。

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3月5日 液体ミルク
 乳児用液体ミルクの解禁から約半年。ついに液体ミルクが発売された。粉ミルクと違いお湯がいらず、常温で6か月保存可能と、災害時の備蓄にも
使えるくらいの保存期間を持っている。価格は125 mL入りで216円。一般的な粉ミルクの価格は正確にはつかめていないが、流石に液体ミルクは
割高なようだ。旅行の時に便利という話もあるのだが、最近は高速道路のSAでは授乳室があるのが一般的になってきている。入ったことこそ無いが
粉ミルク用のお湯が出るという話は聞いている。そうなってくると、いよいよ災害備蓄用か?という感じに。商品のパッケージを見る限りでは
哺乳瓶に移し替えて飲ませるタイプのようで、今度は哺乳瓶の消毒はどうするのか?という問題が。まぁ、消毒しなくても意外と平気という話は
よく聞くのだけど・・・。

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3月6日 複雑・・・
 今年の4月いっぱいで天皇が退位することになるのだが、それに伴って三種の神器のうちの2つ、剣と勾玉は5月1日午前0時の皇位継承と同時に
現皇太子に継承されるという見解を政府が示した。ちなみに、三種の神器の最後の1つ、鏡は宮中三殿のうち、賢所の御神体なので動くことはない
そうだ。この所有権の移動だけでなく、退位礼正殿の儀が4月30日の午後5時から、剣璽等承継の儀は5月1日の午前10時半から行われるという。
名前からすると剣璽等承継の儀で継承されそうな感じなのだが、それとは別に日付の区切りで継承されるとしている。どうしてこんなにも複雑
なのだろうか。もっとスッと簡単にできたらいいのに・・・。曲がりなりにも皇位継承だからそんなに簡単にやるわけにはいかないか・・・。
単なる儀式を繰り返すというのも、サラリーマンとしては無駄なような気がするんだけどな。

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3月7日 朝食時差ボケ
 なんでも朝食を抜くと体内時計が狂って時差ボケのような状態になる、という実験結果があるそうだ。体内時計には脳にある主時計と、肝臓など
様々な臓器にある抹消時計があり、この抹消時計の制御に食事が関わっているというのだ。思うに、結局は慣れではなかろうかと。規則正しく
食べてさえいれば3食でなくともリズムはできると思うのだ。1日1食という生活もしたことがあるが、慣れてしまえば意外と平気だった。
さらに削って2日で1食というのもやったことがあるが、新陳代謝の激しい口の中の粘膜などが荒れたのでやめたが、それさえ無ければ
リズムさえできれば平気だ。本当に朝を食べることが必要なのか、3食が必要なのか、ちょっと考え直す時期かもしれない。人類として。

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3月8日 小惑星を破壊
 地球に衝突しそうな小惑星を爆破して衝突を回避する、そんな映画のようなことを本気で研究している人たちがいる。そして、結果として
明らかになったのは意外と頑丈だということ。これまでは大型であるほど亀裂が生じやすく、粉砕は容易だと考えていたのだが、実際に完全に
粉砕するには想定以上の大きなエネルギーが必要だということ。来るその時に向けて研究者は本気で次の方法を考えているようだ。
本当にそんな時が来るのかという問題はあるが、恐らく小さすぎてかなり近くに来るまで望遠鏡で観察ができないという事態を想定
しているのだろう。軌道を変えるという選択肢もあるのだが、どうやら検討されているのは破壊の方向。気付いた時には軌道変更では
間に合わないということなんだと思っている。実際には観測技術がこれからも向上するだろうから、近くまで気づかないものは、破壊可能な
サイズのものばかりなのでは?というのは考えが甘いだろうか。それにしても、小惑星を破壊しようと考えていたとは・・・。

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3月9日 国名が変わる?
 フィリピンの大統領が、植民地時代の国名を変更する考えを演説で言及し、国内で議論を呼んでいるという。フィリピンという国名は16世紀の
スペインのフェリペ皇太子に由来するそうで、それを新しい名前に変えようということらしい。変更後の名前はマハルリカという候補が挙がっている。
マレー語の自由の派生語や、サンスクリット語の気高く誕生したなど複数の説があるが、マルコス元大統領が提唱していたらしい。国名の変更というと
数年前のグルジアからジョージアに変わったものがあるが、何となくスペルはそのままで読み方が変わったんだろうなという印象でしかなかった。
他にも国が分裂して新しい国名ができたりというのもあったが、国はそのままで、全く新しい名前になるというのはなかなか無いことだ。
仮に名前が変わってもしばらくは定着しないやつだろうな・・・。

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3月10日 最大81兆円
 福島第一原発の話題というのは事欠かないのだが、地震が起きた3月11日が近づくにつれて、さらに色々と出てくる。今回出てきたのが、原発事故の
対応費用が最大で81兆円んあるという、民間シンクタンクの試算だ。経産省が2016年に公表した試算が22兆円というので、そこから大きく上回って
いる。特に大きな差が出ているのが、廃炉、汚染水処理で民間が51兆円に対して経産相は8兆円と6倍以上の差が出ているのだ。これをどう考えるのか
という問題だ。何事も無ければこれだけの費用はかからなかったわけで、そういう考えで「低コスト」を貫くのか、廃棄物や事故のことを考えて
高コストと認識を改めるのか。実際には原発を停止した場合の火力発電に使う石炭や天然ガスの使用量増加分の燃料費も加味して、全体の収支を
考えないといけないので、情報としては足りていないのだけど。結局、何が一番いいんだろうか?

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