Top雑感2019年8月(21日〜31日)

<<Prev. | Next>>

8月21日 女性限定
 家のポストに公文の先生を募集するチラシが入っていた。近く、説明会を開くので、その会場の案内も含めてのチラシだった。まぁ言いたいことは
色々とあるのだが、そこに書かれていた文句が気になった。「KUMONは55歳までの女性を募集しています!」というもの。今の時代に女性だけを
求める求人というのがあるのか、と。しかも、特に性別に限定があるような仕事でもないというのに。かつてアルバイトをしていた学習塾では
女性の講師はいなかった。応募こそ男女平等にかけ、試験も面接も受けられるのだが、女性は全員落とすという方針だったそうだ。今は変わった
らしいのだが。ところが、公文は最初から女性限定の募集。ある意味すごいな、と。行ったことがないので、実際には男性の先生もいるのかどうかは
分からないのだが。調べてみると、男性も働いているようなのだけど・・・。何故女性限定の求人なのか。謎だ。

▲Page Top

8月22日 前売券と当日券
 富山で行われたサッカー天皇杯の3回戦で異常な事態が起こった。当日券完売のため現地観戦できない観客がいたにも関わらず、1万数千人収容の
スタジアムでの観客動員数は3238人。つまりガラガラだったという。理由は全チケットのうち10%を当日券に回し、残りをオンラインの前売券に
したことによる。前売券にしたものは販売サイト毎に配分があり、一度配分したら戻すことはできないという。事実、販売サイトにはチケットが
残っているのだとか。何とも融通の効かないシステムだなと思ってしまうが今の状態であれば仕方ない。複数のサイトでの販売について、販売数を
管理するというのが難しいからだ。これができれば整理券のようにしておき、当日の窓口で引き換えるということができるわけだ。同じようなことは
他のイベントでも起こりうるわけで、今後の課題だな。

▲Page Top

8月23日 諦めた施設
 多摩川で隔てられている羽田空港と川崎市を橋で結ぶ「羽田連絡橋」の完成が、東京オリンピック、パラリンピック後にずれ込むことが明らかに
なった。理由は河口の土砂堆積が想定異常だったこと。作業船の航路を確保するための浚渫工事の範囲拡張を強いられたこと、地盤の粘度が高く
基礎工事の施工効率が落ちたことが挙げられるという。工事費用も約30億円上積みする必要が出てきたそうだ。まぁ何でもかんでもオリンピックに
間に合わせなくてもいいんじゃない?とは思う。首都高はオリンピックに間に合わせて作った結果、あちこちの老朽化が同時に進み、短期間に莫大な
金額の補修費が必要になってしまっている。それよりだったら計画的に建設した方が良い気がするのだ。事故が起こらないように、ゆっくり
建設すれば良いんじゃないか。

▲Page Top

8月24日 温泉湧出量
 岩手県にあるぺっぴんの湯で湧出量が減少しているという。95年の開業時は毎分205 Lあったというが、2017年に50 L、今年4月には20〜30 Lに
減少、7月には12 Lまで落ち込み、浴場を満たす最低限の量を下回ったという。掘削している深さを20 mほど延長したが湯量は回復しなかったそうで、
水道水を加えるよう、温泉成分の掲示内容の変更の届け出をしたという。湯量は日によってばらつきがあるそうで、加水しない日もあるとか。
原因は不明ということだが、温泉も資源が無限にあるわけではないし、そもそもが自然の恵みなので、あまり贅沢を言ってはいけないのだろう。
地下にあった湯量で、供給と汲み上げの量に差があり、限界を迎えたというだけのような気がするのだ。仕方ないのかな、という気がする。
ひょっとしたら東日本大震災で地下の何かが変わってしまった可能性もあるが、それも含めて自然なので、仕方ないと諦めるしかないだろう。
運営が民間ではなく、市なのがせめてもの救いか。

▲Page Top

8月25日 厳しい使用制限
 着々と近づいてきているラグビーのワールドカップ。ところが、これを盛り上げようとスポーツバーなどで大会名を使うと違法になる可能性があるという。
スポンサーの権利を保護するためではあるのだが、大会名やロゴあ会場周辺の飲食店であれイベントであれ無断使用できないことになっている。大会ロゴや
マスコットなどを商標登録しているという。「ラグビーワールドカップ」でさえも怪しい。実際に特許庁のページで調べると出てくる出てくる。
「4年に一度じゃない。一生に一度だ!」でさえも商標登録されていた。これは結構キツイ気がする。ワールドカップに向けて色々と用意していた
所はあると思うのだが、いざ準備を進めてみたら、色々なものが商標で縛られていて使えないとわかり、そこから使用許諾の手続きとなると
準備が間に合うのか・・・。ちなみに、大会組織委員会としては、ラグビージャージを着ての出迎えや、ラグビーファン歓迎などは問題ないとしている
ようだ。それって大会の盛り上がりに水を差さないか?大会の盛り上がりよりも、スポンサーを重視しているような感じがして、なんとも寂しい。
仕方ないのかもしれないが・・・。

▲Page Top

8月26日 アマゾンの火災
 NASAが衝撃的な衛星画像を公開した。今月15日〜22日に地球観測衛星テラとアクアに搭載されている中分解能撮像分光放射計で観測された南米の
大部分の画像なのだが、南米各地で猛威を振るう森林火災を捉えたものだ。どうせ小規模に燃えているんでしょ?とか思っていたのだが、想像以上に
広い範囲で燃えていた。何割とか具体的な数字は難しいのだが。中には幹線道路沿いに集中して火災が起きているところもあるようだ。南米アマゾン
なので、乾季があるわけでもないのだけど、ずっと燃えているというのがすごい。乾季に落雷などで火がつくというのは聞いたことがるのだが。
まぁこれを自然の摂理と考えるかどうか。燃えているのを放っておいていいというつもりはないが、ある程度は自然の営みとして燃えるもの
なのではないだろうか。無理に消そうとしても消せるものでもないし。せめて動物と人的な被害が少ないことを願うのみだ。

▲Page Top

8月27日 新東名高速
 NEXCO中日本は新東名高速の残りの区間の開通見通しを発表した。元々は2020年に全線開通を目指していたのだが、2023年度まで延期する区間が
出てきた。法面の崩落に伴う工事の難航や、想定以上の断層破砕帯、場所によってh用地取得の難航や埋蔵文化財調査などで工事が思うように進められて
いないというのが理由のようだ。こういうことって工事を始める前に準備として済ませておくことじゃないの?特に用地取得は進めておかないと
ルートが確定しないので、キロポストの設置がままならなくなる筈なのだが・・・。それとも工事完了後にキロポストをズラすとか考えて
いるのだろうか。この新東名が全線開通したら、もう少し渋滞が緩和されるだろうか。渋滞シーズン恒例の厚木ICのライブカメラ映像が配信されなく
なるとそれはそれで寂しいのだけど。とりあえず、もうしばらくは渋滞の映像が楽しめそうだ。

▲Page Top

8月28日 値下げ
 10月1日の消費税率引き上げに向けて、外食チェーンが続々と値下げを発表している。以前、あるファーストフードチェーンで、テイクアウトと
イートインで同じ値段になるように価格を調整するというニュースがあったが、それとは全く別。新しくお得感のあるメニューを出して客離れを
食い止めようというものだ。これらの価格が増税後にどうなるのかは発表されていない。さて、こういう値頃感のあるメニュー展開をして
多く売れた場合、店側の利益を圧迫するはずで、それがそのままアルバイトや社員の給料に跳ね返って来るのではないか、という懸念は杞憂なの
だろうか。さらにきになるのは、この施策が新規顧客の開拓に繋がってはいないのではないか、という懸念だ。減るであろう客足を止めることの
一助にはなるが、業績の回復には向かわないのではないか、という懸念がどうしてもあるのだ。消費税増税、大丈夫だろうか。

▲Page Top

8月29日 SAの売り上げ
 高速道路のサービスエリア好きとしては、あそこでどれだけの売り上げがあるんだろうか、ということは時々思うことだ。24時間開けていないと
いけないし、清掃も常にしていないといけない。食事できるスペースが用意されているところもあるとなると、維持費もかなりのものだろう、と。
お盆の真っ只中、8月14日に始まった東北自動車道、佐野SAのストライキは各所に波紋を呼んでいるのだが、運営会社の労働組合の元には
会社側から賠償請求をほのめかす書面が届いているという。曰く、損害は1日800万円を下らないとのこと。多少は盛っている可能性はあるのだが
それに近い収入はあるということなのだろう。意外と凄いぞ。まぁ佐野SAというと、かなりの人が集まる所ではあるので、かなりの収入は
見込めるわけだが。だとしても、結構凄いな。

▲Page Top

8月30日 一灯式信号機
 田舎に行くとよくある一灯式信号機。通常の3色ではなく1色しかない信号機だが、これの撤去が進んでいるという。理由は色々とあるようだが、
意味が正しく理解されていないというのが大きいようだ。赤の点滅が一時停止、黄色の点滅が他の交通に注意して進めになるのだが、赤の点滅でも
一時停止している車はほとんど見かけない。維持費もかかるので、撤去して一時停止にするところが北海道などで出ているようなのだ。いいことなのか
悪いことなのか。夜、暗くなっても交差点であることが分かるので信号機があったほうがいいと思うのだが、世間的にはそういうものでもないらしい。
であれば、ラウンドアバウトという選択肢はどうだろうか。正しく一時停止してくれるかは分からないが、猛スピードで突っ切る車はいなくなる
と思うのだ。まぁ、色々と制限があるのは事実だが。

▲Page Top

8月31日 折り畳みスマホ
 韓国のサムスン電子が折りたたみスマートフォンを9月から発売することを発表した。昨年11月に一度発表したものの、試用モデルが散々な出来だった
モデルだ。ヒンジ部分の強度不足だとか、新品に付属する保護フィルムと思われていたものが、実はディスプレイの強度のために必須の部品だったとか
色々と言われていたものだ。問題はこれが売れるのか、ということだ。いまいち私には分からないのだが、そんなに大画面で操作しないといけない
ようなものが多いのかということだ。今の世の中、Webサイトにしてもモバイル端末用が用意されているのが普通になり、スマートフォンの画面のサイズに
合わせて作られている気がする。そんな中、折りたたみまでして大きな画面で操作しようというモチベーションがイマイチ分からないのだ。
だとしたら最初からタブレットを使え、と。まぁ、売れないだろうな・・・。

▲Page Top

<<Prev. | Next>>