Top雑感2018年10月(21日〜31日)

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10月21日 献血事故
 献血の回数も今日で151回。さすがにこれだけやっていて、全回ノートラブルというわけにはいかないのが実情。実際、これまでにも機械から肝臓の
パラメーターの数字が高すぎて駄目だったり、配管の留め具のところで管が破れて血液が漏れ出したこともある。成分献血の機械から血液を戻せずに
採血しただけで終了したこともある。そして今回も新たなる事故が。途中まで順調に採血と返血ができていたのだが、終了に近くなったところで、機械が
返血を拒否したのだ。採決時の圧力と返血時の抵抗を測定しているのだが、その返血時の抵抗の値が大きすぎたというのだ。針周辺を見ても内出血
している様子はないし、痛みも殆どない状態。確かに返血時に微妙な違和感があるなと思っていたが、そんなに気にするほどでもなかった。結局は
献血は途中で中止。終盤だったのだが、機械の都合上、取れ高は予定量の半分程度。機械の中に100 mL程度の血液が残った状態で終わったこともあり、
4週間の間を空けることが条件として加わった。まぁこんなこともあるよな、と。体は何ともないのでいいのだけど・・・看護師が色々と大変そうだった。

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10月22日 駅前広場整備計画
 東京の中心部と言ってもいいかもしれない、品川駅の高輪口。そこに駅前広場を整備する計画を国土交通省が計画している。狭い東京に駅前広場というのは
結構厳しく、しかも品川駅前というと広い道路が通っている。国土交通省の計画はその道路の上に歩道や建物を配置するというもの。道路を跨ぐように
ペデストリアンデッキを作るというとイメージできるだろうか。目標は2027年のリニア中央新幹線の開業に合わせることだという。リニア中央新幹線の
整備工事と同時に進めることになりそうなのだけど、大丈夫なのか?と。ペデストリアンデッキ自体はあれば使われると思うのだけど、品川駅前の
大きな道路の上に作る工事はなかなか大変だろう。車道を通行止にするわけにもいかないだろうから、工事期間中の渋滞をどうするんだ?という問題が
残される。そこまで考えて計画を立てているのか、そこが疑問だ。

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10月23日 ここにきて経営破綻
 2020年の東京オリンピック、パラリンピックの関連施設の工事を請け負っていた業者が経営破綻した。テニスの会場となる施設のテニスコート17面の
セミハードコート舗装や競技用証明塔の設置などを請け負っていたところで、完成予定は2019年7月だった。当然のように工事は中断。しかも、下請け
業者との契約も解除したとのことで、いよいよ工事がどうなるのかは不明になった。東京都はあくまでも2019年7月の完成を目指すと強気だが、
本当にどうなるのかが分からない状態だ。おそらく工事は入札の方式で行われたはずで、入札できる会社として経営状態などを調査していなかったのか?
というのが疑問だ。それでも起こってしまったことは仕方ないので、このあとはいかに上手くトラブルシュートするかにかかっているわけで。
入札の場合はこういうことが起こりうるわけで、オリンピック、パラリンピック関連の他の工事も大丈夫なのか?

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10月24日 ついに発売へ
 トヨタ自動車が今日発売した車。量産車では初めてとなるサイドミラーの無い車で、代わりにカメラが設置されているというものだ。車内にはモニタがあり
カメラの映像が映し出されているというもの。右左折やバック、夜間などに画角や明るさを調整してくれるというものだ。すでに外国メーカーでは
大型トラックで採用されていたり、するが、量産車では初だとか。今回は高級ブランドのみでの展開だが、これから他の車種にも広がっていくと考えられる。
考えられるのはいいのだけど、本当にどこまで広がるのか、運転していて危険はないのか、どんな自然状況でも問題がないのかなど、確認すべきことは
山のようにあるわけで。これからの展開が気になる。そして他のメーカーも追随するのか・・・。

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10月25日 ヒトからも
 マイクロプラスチックの海洋汚染が問題になっているが、ヒトはどうなんだ?という研究がウィーン医科大学などの研究チームから発表された。日本を含む
8か国で採取した8人の便で、全員からマイクロプラスチックが検出されたという。5 mmより小さなプラスチック片がマイクロプラスチックの定義のようだが、
ヒトから見つかったのは0.05〜0.5 mmとのことで、1桁〜2桁小さい。平均で便10 gあたり20個。ポリプロピレンとPETが多くを占めたという。まぁ
どこから、どのタイミングで入ったのかは分からないが、ヒトの消化器にもプラスチックが到達していたということだ。これが健康被害をもたらすかは
分からないという。冷静に考えれば化学繊維の服から繊維が千切れて口に入ることだってあるだろうし、人間だってプラスチックを飲み込む可能性は
大いにある。これを海洋生物を同じと考えていいのか、問題ないと見るのか、そこが大事だと思うのだが、記事にそこまでの言及はない。

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10月26日 単位の話
 台風などで風速を伝える時、日本ではm/sで表記される。単位こそ明確に言われないが、ニュースで読み上げる風速○mというのも、実際には秒速だ。
ところが海外ではkm/hで表記するところがある。そちらの方が何かとイメージしやすいから、ということのようだ。日本が秒速で出していることにあまり
大きな意味は無いようなのだが、風の強さというのは秒単位で変わるものだから、というのが苦しい言い訳か。海外で天気予報を見たときに、mph、つまり
マイル/時で表記されていて、1マイルが1.6 kmで、同じ強さの風が1時間吹いたとしてだけど、そんな風は無いよな、と冷静に考えたりもした。
こういう単位というのは馴染みがないと全くイメージできなくなるのだ。アメリカで車の広告を見たときに、燃費がマイル/ガロンで書かれていて
全く分からなかった。1マイルは1.6 km、アメリカの1ガロンは4 Lだから・・・とか考えて、諦めた。数学とか物理とかをやっていたのに、情けないな
としみじみ思った。

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10月27日 区の要請も空しく
 今や日本におけるハロウィンの市場規模はバレンタインを抜き、クリスマスに次いで2番目なのだそうだ。ここ数年大騒ぎになる渋谷駅前のスクランブル
交差点なのだが、渋谷区が当日以外は集まらないように要請していたのだが、見事に今日は集まったようだ。当日が平日ということもあって、直前の
週末に集まったようだ。動画サイトでライブ映像が見れるので確認してみたのだが、夜11時半には仮装した人はほとんどいなようだった。相変わらず
人は大勢いたけど。少なくとも今の状態でどこかの業界が利益をあげているのだから、無碍に全面禁止というわけにはいかないだろうけど、やはり
行政の要請を踏まえて、周囲に迷惑がかからないように行うのが礼儀ではないだろうか。歴史が浅いが故に、自由になってしまっているのかもしれないし、
日本人特有の、とりあえず乗っかっておくという姿勢の所為かもしれない。なんにせよ、もうしばらく対策の模索が続きそうだ。

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10月28日 架空請求
 インターネットの世界でも架空請求というのは数多く報告されていて、某サイトのユーザー名とパスワードが流出して、それが両方とも記載された
架空請求メールが飛び交っていたというのは記憶に新しい。今でも時々飛んでくるが、私の場合はパスワードが違っているので、何年前のデータベースを
使っているんだ?という感じ。今回、新しいもので、IPアドレスとGPSの情報付きの架空請求メールが来た。書いてあることが全体的にめちゃくちゃなので
特にどうこうするわけでもないのだが、場所が気になったので、勝手に北緯と東経と信じて場所を検索してみた。出てきたのは池袋駅にほど近い工事現場。
東経を西経にすると海の真ん中になるし、南緯と東経だとオーストラリアの舗装すらされていないような道、南緯、西経だとやっぱり海という。
やるんならもうちょっと現実味のある座標にしてくれればいいのに・・・。

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10月29日 区長が緊急コメント
 27日に仮装した人が大勢集まり、複数の逮捕者や被害届が出ていることに対し、渋谷区長が緊急コメントを発表した。到底許せるものではない、という
かなり強いものだった。そもそも、当日以外は自粛するように伝えていたのに無視、実際にこんなことになっている。日曜日の夜も集まるかなと思って
ライブカメラをチェックしていたのだが、ほとんど人は集まらず。翌日に仕事があると集まらないという、社会人らしさを見せつけてくれた渋谷の
スクランブル交差点だが、むしろ本番は31日だ。結局は区の方でゴミ箱を設置したり、フィッティングルームや仮設トイレを設置したり、翌朝には
ゴミ拾いをやったりと、涙ぐましい努力が行われている。本来は騒いだ人が片付けるべきだし、トイレや着替えも状況を踏まえて迷惑がかからないように すべきなのに・・・。だからって放置するわけにはいかないし、逮捕できるほどのものでもない。区としては頭が痛い問題だ。

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10月30日 支出
 会計検査院は2020年の東京オリンピック、パラリンピックを巡る国の支出が直近5年で8011億円と試算した。それに対して、政府は大会との関連性に
応じて、準備、運営に特に資するもの、行政サービスとの線引きが困難なもの、関連性が比較的低いものの3つに分類し、大会の準備や運営に直接関連する
支出を1725億円として発表した。具体的には競技場の整備費やパラリンピックの準備費などだ。会計検査院の発表に対して、国が必死の言い訳を
しているような構図がなんとも言えないのだが、オリンピックってこんなにお金がかかるものなのか?という話。このお金の流れが一般庶民にも
波及して景気が良くなれば分からないのでもないが、一部の人、しかも都市部にしか恩恵がない感じなのが何とも。地方からすれば、良く分からないまま
休日をずらされるだけのイベントなわけで。東京の自分勝手さが良く出る大会になりそうだ。

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10月31日 雑な傷メイク
 仕事の都合で東京の方に行っていたので、帰りは東京から戻ってくることに。時間帯としては夜8時を回った頃だ。今日はハロウィンで、渋谷のあたりは
大変なことになっていた時だ。そうなると、渋谷のハロウィン帰りの人に遭遇するのも不思議ではないわけで。実際に何人かは見かけたのだが、その傷メイクが
恐ろしく雑だったのだ。ただ赤く塗っただけだろ、という感じ。そもそも、ハロウィンで求められるのは傷メイクではないはずなのだけど、日本では何を
誤解したのか、傷のメイクをする人が多い。大きな誤解だなという気はするが。そもそも、こういう風習を文化的背景や、本来の意味を考えずに導入
した結果なのだから、仕方ないとも言えるわけだが。渋谷のスクランブル交差点のライブカメラを見ていたのだが、意外と混乱は少ないかな、という感じ。
少し離れた道玄坂の方は凄いことになっていたようだが。来年あたりから本気の規制が入るかも・・・。

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