Top雑感2018年8月(21日〜31日)

<<Prev. | Next>>

8月21日 「2の1」と「2の2」
 現在、小惑星リュウグウの上空を飛んでいる探査機「はやぶさ2」、そこには小型の探査ロボットが積まれている。先代はやぶさに積まれていたのが
ミネルバなのだが、その後継機が3台、ドイツとフランスが開発したものが1台だ。後者はマスコット、前者はミネルバ2なのだが、このミネルバ2が
面倒なのだ。JAXAが開発したものが2台、5つの大学のコンソーシアムが開発したものが1台。このうち前者がミネルバ2の1、後者がミネルバ2の2
と呼ばれているのだ。無事に表面での探査が始まり、通信できたら名前をつけたいとはJAXAの担当者の話だが、もっと早くにつけてやれよ、とは
思う。おそらく、打ち上げ前に何らかの区別のつく呼称が必要で何となくつけた名前が定着し、何となくそのまま宇宙に行ってしまったのだろう。
こういうことって意外とあるんだよな・・・。名前は開発の早いうちに決めるに限る、といういい事例だと思う。

▲Page Top

8月22日 アメリカのコンタクト事情
 アメリカの下水に流されているコンタクトレンズは年間最大33億枚という水系が出された。細かく砕けてマイクロプラスチックになっている可能性が
あるとして注意を呼びかけている。研究チームによるとアメリカのコンタクトレンズ利用者は4500万人。そのほとんどがプラスチック製ソフトコンタクト
レンズで、そのうち15〜20%の着用者が流しやトイレに使用済みレンズを流していることを調査で明らかにしたというのだ。その結果からアメリカだけで
年18億〜33億6000万枚のレンズが下水に流されているという推測だという。この推計がイマイチ検算できないのだ。4500万人の15〜20%というと675万〜
900万人。2枚ずつ使うので、下水に流される枚数は交換の度に1350万〜1800万枚。1日使い捨てだとすると365日で49億2750万〜65億7000万枚となる。
1週間で交換の人もいるだろうから数字が減っていくのだろうけど、そのあたりの検証ができないのだ。特に困りはしないが、数字を鵜呑みにできない
のが何とも・・・。

▲Page Top

8月23日 停電
 西日本に台風20号が接近、そのまま日本列島を横断して日本海に抜ける見込みだが、この台風の影響で京都、兵庫、奈良、滋賀、和歌山の1府5県で
合計3万5990軒が停電しているという。台風で停電というのも久しぶりに聞いたなとか思っていたのだが、この停電を予見していたかのような
ニュースが夕方〜夜にかけて流れていたようだ。「“災害レベル”台風20号…今後の動きは?『停電に備え懐中電灯・充電器を手元に』」という見出しで
流れていたもので、気象予報士が停電に備えて懐中電灯や充電器などを手元に置いておいた方がいいということも伝えたニュースだ。なぜこの予報士が
そこまで踏み込めたのかは分からないのだが、かなり先見の明があったと言えるだろう。なかなか停電が起こらなくなっている昨今では、その恐怖を
忘れている気がするのだ。偶然かもしれないのだが・・・。

▲Page Top

8月24日 インドが人口1位に?
 インドの新聞が報じたもので、2030年までに中国の人口を追い抜いて世界1位になる見込みというものだ。現在は12億人あまりだが、2030年までに
16億5000万人に達し、中国を追い抜くとしている。中国は今でも育児制限があり、2人目までの子供を持つことが許されている。これを撤廃しないと
人口はどんどん減る方向にいくと考えられており、これもまたインドの人口が世界一になることを後押ししている感じになっている。私が高校で
地理を習ったのは20年近く前になってしまった。その間、世界は大きく変化してしまい、習ったことのどれくらいが通用するのかすら怪しくなって
いる。この上、さらに変化していくのだから、情報のキャッチアップがままならない。こればかりは本人が頑張るしかないのだが・・・。

▲Page Top

8月25日 1円玉減少中
 今。世に出回っている1円玉の数が減っているという。政府が流通用の1円玉の製造を中止した一方で、劣化した硬貨が回収されるのは続いているからだ。
電子マネーやクレジットカードを使うキャッシュレス決済が広がっているのが背景にあるという。この後、消費税が10%に引き上げられるとさらに
1円玉の需要は減るのではないかと言われている。1円玉の需要は消費税率に左右されている面もあるので、消費税が次に引き上げられる時にはどうなるのか
が問題だ。政府tは2015年は18%だったキャッシュレス決済の割合を2025年には40%に引き上げる計画を打ち出していることもあり、状況はそこまで
単純ではないかもしれない。これだけキャッシュレス決済が流行っているのだが、今でもバリバリにキャッシュでの決済しかしない私は一体・・・。ネット
通販では仕方なくクレジットカードを使っているのだが、やはりキャッシュを使いたいというのは変わらない。これからはこういう人は減っていくのだろう。
寂しい気もする。

▲Page Top

8月26日 企業公式
 Vertual YouTuber、略してVTuberなんて呼ばれることもあるが、とうとう企業公式のVTuberが現れた。大手飲料メーカー公式のもので、動画の
公開は1週間くらい前から。名前は燦鳥ノム。まぁ企業名そのままという感じだが。で、とりあえす見てみたのだが、さすが企業モノとでも言おうか、
CGのクオリティも高いし、おそらくしっかりした声優を使っているであろうという出来。 VTuberの動画をそれほどみているわけではないが、髪の毛
とかに物理演算のリソースを割くが故に関節の動きとか服の動きがほとんど無いものが多いと思うのだが、燦鳥ノムは髪をショートカットにして
帽子を被らせることで髪の毛へのリソースを前髪などの最小限に抑える代わりに服がよく動く印象。関節の不自然さもほとんど無し。色んな意味で
凄いところに手を出してきたな、という印象だ。他の企業も追随するのか、そこが注目だ。

▲Page Top

8月27日 何をさせたい?
 昨日ネタにした企業公式VTuberだが、すでにYouTubeのおすすめに上がってくる状態になってしまった。で、今日公開の新しい動画あったのでみてみた
わけだが、ゲームをやっていた。しかも、俗に言う死にゲー。つまりは初めてやるとバタバタ死ぬ仕掛けが山のようにあって、攻略法は死にながら覚えていく
と言うパターンのもの。中の人も決してゲームが上手いわけではないようで死にまくっていて、ほとんど進まないままに終了となった。企業公式という
立場を1週間で忘れているんじゃないか?という有様。一応、出身の水の国では、お互いに水を掛け合う水遊びしかなかったという紹介は入るのだけど・・・。
方向性が分からなくなっている。でまぁ、同時に思うのが、水の国、貧過ぎないか?ということ。飲み物は水だけ、遊びは水遊びだけ。今時、日本の
どんな田舎でももう少し充実しているぞ。水の国、大丈夫か?

▲Page Top

8月28日 当たりそうで当たらないけど当たった
 プロ野球の試合で、ファウルボールがテレビカメラに当たってレンズにヒビが入るという事態が起こった。3塁線をの痛烈な打球がカメラ席を襲い、
テレビカメラのレンズを直撃したのだとか。勿論、ちょっとヒビがという程度ではなく、網目状にバキバキにヒビが入り、もう何も撮影できないような
状態になってしまっていた。野球とか、そういったスポーツで、意外とテレビカメラは近くにいたりするのだが、ボールは当たらないというのが
定説。確率としてはかなり低いからだ。しかし、それでもゼロではないので、当たる時もある、ということなのだろう。撮影していたカメラマンは
何が起こったか分からない状態だったのではないだろうか。その後、現場では修理をしようとしていたようだが、果たして修理できたのか・・・。
予備のレンズなんて持っていっていないだろう、とか思うのだけど。レンズカバーならいいのだろうけど、果たしてどうなったのか、私は知らない。

▲Page Top

8月29日 QRコード決済
 ネット通販最大手の企業がQRコード決済に乗り出した。ユーザーはスマートフォンのアプリからQRコードを表示、店舗側は専用のタブレットで
読み込んでクレジットカード決済するという。金額は店舗側が入力するので、ユーザーはQRコードを表示するだけ。決済内容はメールでユーザーに通知
されるので、不当な金額を入力するとすぐに分かるというわけだ。QRコードは30秒ごとに更新することでセキュリティを高めているという。
狙っているのはキャッシュレス決済の導入が進んでいない中小企業だとか。果たしてネット通販と同じように一気にシェアを獲得できるだろうか。
すでにキャッシュレス決済が導入されているところに入り込んでいくのは難しいような気がするのだが・・・.こういったものは最初に参入した者が
勝つという図式が成り立ちやすい。そこをブランド力で打破できるか、だ。私を含め、現金派の人をどうやって切り崩すのかが一番難しい気がするが。
まだまだ現金を使うつもりだ。

▲Page Top

8月30日 施錠の義務化
 東京都葛飾区では8月から条例が改正され、自転車の施錠が義務化されたのだという。区内の犯罪認知件数のうち、44%が自転車の盗難ということで
それを減らそうということらしい。特に罰則があるわけではなく、条例の改正による義務化を広報して、鍵をかける人を増やそうという考えのようだ。
実際には鍵を壊して盗む人もいるようなのだが、実態としては近くの駅までという感じで盗難する人が多いので、鍵をしてあるだけで件数は減ると
予想しているようだ。数値目標は特にないらしい。自治体としては盗難事件の発生件数を減らしたいのだろうけど、自転車に関してはもっとやることが
あるんじゃないか?と。今でも歩道を走って歩行者にベルを鳴らす人もいるし、信号を守らない人も多数。それは警察の管轄だから別、というのは
分かっているのだが、自転車についてのマナーの悪さはどうにかして欲しいものがある。

▲Page Top

8月31日 かもめ〜る
 最近は全く見ないなとか思っていたのだが、どうやら郵便局員は今でもノルマに苦しんでいるらしい。社員だけでなくアルバイトにもノルマが課せられて
おり、しかも人事評価に影響するという。しかも、個人の成績ではなく、チームとしての販売目標だとか。この連帯責任にするあたりが、個人レベルでの
諦めを許さない手法として有効なのだろう。勿論、それだけで人事評価がされるわけではないというが、だからってどうでもいいというわけでは
ないのだろう。それにしても、まだこんなことをやっているとは。ノルマとしては年賀状の10分の1程度だというが、年賀状に比べて圧倒的に
数が少ないかもめ〜るは厳しいだろう。実際、滅多に見かけないわけで。もうそろそろ時代遅れなんじゃないか?SNSがこれだけ普及している今、
かもめ〜るのやりとりは企業同士くらいでは?年賀状もそろそろ限界ではとか思ってしまう。

▲Page Top

<<Prev. | Next>>