Top雑感2017年5月(21日〜31日)

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5月21日 AIで退職予測
 人工知能で4ヶ月後の退職確率を予測するAIが出たようだ。月曜の出勤時間の微妙な変化や遅刻、残業、早退、打刻忘れなどからAI が
7000以上の退職影響因子を作成して予測するという。ストレス耐性などの影響もあるので、因子も人によって異なるという。これによって
4ヶ月後に考えられる退職理由を早めに見つけて問題点を改善するという目的のようだ。的中率は90%前後というが、そもそも確率の予測で
その的中率というがピンと来ないので困っているわけだが。このAIを、どう受け止めるのかは人によって色々とありそうだが、結局は
運用次第という話になりそうだ。辞めて欲しくない人を引き止めるツールになるし、逆に辞めて欲しい人を追い込むこともできるわけで。
冷静に考えると恐ろしいシステムではある。この一件だけでAIに支配される時代になった、とは思わないが、感情と思い入れに左右される
今の評価制度よりは、公平で透明性のある人事評価ができる時代が近づいている気がする。

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5月22日 少額ひったくり
 埼玉県川口市で5月に入ってから少額のひったくりが頻発しているという。多い時は約10分に4件連続。ただ、被害額が100円〜300円
と少ないのが特徴。中にはゼロというのもあるらしい。あまり治安の良くない地域らしく、住民がそもそも、多額の現金を持ち歩いて
いないからではないか、という説も浮上している。ひったくりする方もする方で、生活費の為であれば繰り返すのは分かるが、それだけ
罪が重くなっていくわけで。スリルを楽しんでいるだけという可能性もあったりして、結局は捕まえてみないと分からないのだ。
ところで、カバンに入れているのが数百円でどうやって生活しているのか。男性であればズボンのポケットや内ポケットに財布を入れる
ことが多いし、力もあるのでひったくりに狙われることは少ないわけで。考えれば考えるほど訳のわからない状態なのだが。
ひったくり犯もそろそろ諦めればいいのに・・・。

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5月23日 117
 深夜番組で紹介されたのをきっかけにして、NTTの時報、117の回線がパンクしたようだ。テレビ番組としては一昔前の常識として
紹介されたもので、今の若い人は知らないのだそうだ。確かに携帯電話を見れば時刻は分かるし、携帯電話も腕時計も今や時報電波を
受信して自動的に時刻を合わせるので、自分で正確な時刻を調べて時計を修正するということもやらなくなっている。結果、忘れ
られているらしいのだ。デジタルテレビになって、テレビ放送でも時報を放送しなくなったので、時報そのものへの馴染みが
なくなっているようだ。確かに一昔前は時報と天気予報は常識だと思っていたのだが、今となっては使わないだろうことは想像に
難くないわけで。時報は上に書いた通り、天気予報もネットで調べられるし、スマホでは専用のアプリが入っていたりする。
色々と失われているのだろうけど、NTTはサービスを続けるのだろうか・・・。

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5月24日 終話機能
 NTTdocomoがスマートフォンに搭載しているタップレス通過補助機能について、自動終話機能を追加すると発表した。今は特定の動作を
した後にスマートフォンを耳にあてると発信するというもの。今でも通話中に画面を下向きに置く、通話中にスマホを振るといった
動作による終話に対応していた。今回はスマホを耳から離す、耳を離す5秒前に言葉を解析、終話の合図が入っていたら電話を切るという
流れになっている。何だろう、この無駄っぽい機能は。この機能要るか?という感じだ。今のところ、終話の合図は「じゃあね」「バイバイ」
「失礼します」の3ワードだという。ビジネスシーンも含めて、ほぼこれらで終わるような気もするが、方言も存在しているわけで、
そのあたりも完全対応しないとあまり意味はないかな、と。使っている人ってどれくらいいるのだろうか・・・。

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5月25日 生産ラインは?
 大手製菓メーカーが50年続いたブランド商品の大幅減産を発表した。全国的に売られていたのだが、滋賀、京都、奈良、和歌山以西の地域
のみの販売になる。こういうニュースが流れると一気に売れたりするんだよな、とか思いながらニュースを見ていたのだが、この措置に
合わせて、全国5箇所の工場で作られていた商品を1箇所に集約するという。この手の商品を生産する機械は大体は特化している。
となると、最大で4つの専門の機械が排出されることを意味しているわけで。さすがに生産量が5分の1で賄えるのかが不明なので、
ラインを1つくらいは移設するかもしれないが、さすがに全部を維持することはないだろう。そのラインが欲しいとは言わないが、
行方が気になるわけで。廃棄かなぁ・・・。

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5月26日 昼まで忘れていた
 実は今日、月末の金曜日だ。そう、月末の金曜日というとプレミアムフライデー。実際のところ、今日の昼過ぎまで忘れていた。
偶然目にした他の人の予定表にその文字が書かれているのを見て、そういえばと思い出したのだ。全く話題にならなくなってしまった。
今日の夜のネットニュースを見ても1報のみ、夜のニュース番組では触れられもしない有様。飲食店は客が来るのを期待して早く開店
してみても、全く客が来ないとして、来月は早い開店を取りやめようかというインタビューすら出ていたようだ。飲食店の場合は
そのためのアルバイトも確保しなくてはならないので、客が来なければそれだけ損をすることになる。そろそろ辞めようという
店主の気持ちもよく分かる。これ、やっぱり失敗なのだろう。政府は絶対に認めないだろうけど。

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5月27日 教科書が変わる?
 木星を周回している無人探査機の観測結果が続々と公開されている。木星の南極では巨大な嵐を観測しており、全体が複雑で巨大な
乱流の世界であったことも発表された。また、地磁気がこれまで考えられていたよりも強く、地球の約10倍あるがムラが多いという。
また固体の核を持つのかについて、「不明瞭」という曖昧な結果が出ており、部分的に溶解している可能性もあるが、これまで考え
られていたよりもはるかに大きそうだというところまできているという。こういう発見が相次ぐと教科書が書き換えられていく
わけで。どういうわけか、同じように発見がある度に教科書が変わる歴史は許せないわりに、科学の方はそんなもんかな、と
おおらかな気持ちになっている。この差がどこにあるのかは定かではないのだが、おそらく、歴史は遺物からの推測に過ぎないのに対し、
科学は事実の観測に基づく理論によるものだからだと思う。勝手な差別かもしれないが。

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5月28日 2Bが主流?
 鉛筆の出荷がかつてのHBから2Bが主流になっているらしい。メーカーによると、1994年にはHBが出荷量の5わりだったが2014年には
2割に、逆に2Bは2割から4割になったという。小学校低学年で文字の書き方を覚える時期には、筆圧が低いこともあって2Bの使用を
勧めている自治体もあるらしく、逆にオフィスでは鉛筆のニーズが減っているのでこうなったようだ。シャーペンに限った話では
Fがいいと推し進めていた知り合いがいるが、なかなか2Bというのは見かけない気がする。元々筆圧の高い私にはあり得ない選択肢
ではあるのだが、確かに筆圧が低いのであればB側に振るというのはアリだと思う。ただ、右利きの場合、右手の側面が真っ黒に
なるんだろうな、というのは想像に難くないわけで。一長一短かな、と。そして、鉛筆はまだまだ売れているという事実があるわけで。
やはりシャーペンは小学校では不可とかなのだろうか。

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5月29日 AIで採用選考
 ある会社が新卒採用のエントリーシートの評価にAIを活用すると発表した。人事担当者がエントリーシートの確認作業に使う時間を
75%削減できるとしている。エントリーシートのデータを読み込ませて項目毎に評価、合格基準を満たす評価が提示された項目を
選考通過として、それ以外の項目を人事担当者が確認、最終判断を行うとしている。これで統一された評価軸での公平な選考ができる
としているのだが、結局最後は人の目が入るわけで、そこで軸がブレることになる。そもそも、不採用になった理由なんて絶対に
明かしてもらえないのだから、軸がブレたところで問題はないのだが。AIで採点するということは、特定のキーワードを入れれば
クリアできる可能性があるわけで、そこをどう塞いでいくのかが難しそうな気がする。AIがまた新たな分野に進出してきた、ということで。

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5月30日 テロップにふりがな
 NHKがニュース番組の中でタイトルにふりがなをつけていることがあるのだそうだ。あまり記憶にはないのだが、2016年11月22日に
初めて行われ、その後2回、合計3回あったのだそうだ。条件は大津波警報、津波警報、津波注意報、震度5以上の地震、特別警報発表
だとか。その他にも必要性が高いと判断されればふりがながつくのだそうだ。子供や外国人に分かりやすくするためとされている。
実際に見たことがあるのか、記憶が定かではないので何とも言えないが、いっそのこと、数カ国語で字幕を表示すればいいんじゃないか?
という気がする。NHKの場合、メインの画面を縮小して、左右と下に情報を表示させることがよくある。それと同じことをして、
平仮名ではなく、複数の言語で表示させればいいんじゃないか?と。まぁ、そこに向けた第一歩かもしれないので、目くじらを立てる
ことではないのだろうけど。

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5月31日 校則が憲法違反?
 北海道の高校生が道苦情審査委員に校則が憲法違反だと申し立てたそうだ。アルバイトが許可制となっているのは、憲法27条の勤労の
権利と義務に違反しているという内容だ。未成年の申し立ては初めてだったそうだ。回答としては校則には合理性があるというものだが
高校生の行動を評価するものだったという。アルバイトを無制限にした場合、判断力が未熟であるために劣悪な環境で働かされ、学業が
おろそかになる可能性があるというのがその理由だ。校則なんて理不尽なものだと思っていた。私の中学の頃は男子は坊主頭が校則として
書かれていたし、今でも女子のスカートの長さだとか、服装だとかは決められているはずだ。憲法に服装の自由は書かれているとは
思わないが、「健康で文化的な最低限度の生活」あたりでうまく言い訳できそうな感じだ。校則なんてそんなもん、と思っていたのだが
申し立てをするとは。思い切ったことをしたなぁ、と。ま、委員としても校則を変えろとは言えないんだろうな。

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