Top雑感2017年12月(21日〜31日)

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12月21日 人口増加のワケ
 日本の全都道府県中、トップの人口増加率を示している沖縄県だが、その増加分の約4割が外国人であることが明らかになった。4割なので
2.5人に1人の計算。アメリカ軍の分を差し引いたとしても最も多いのはアメリカ、次いで中国、フィリピン、ネパールと続いている。ベトナムも
ここ2年で増加しているという。技能実習や留学が多いようだが、政府が認めていない単純労働をする在留も実際にはいるようだ。まぁ今や
国境にどれだけの意味があるのかは分からないのだが、素直に喜べない感じの増加の仕方だな、と。そこまでして日本に来たいという
気持ちもよく分からないのだが、何故沖縄に?というのも謎だ。人口が減少して働き手が少なくなることを補うために外国人労働者を
受け入れようという話はあるものの、どうも日本人は純血主義のようで、イマイチ受け入れる体制になっていない気がする。沖縄が特殊なのかも
しれないわけで。なんにせよ、日本の人口は減っていく。

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12月22日 ついに逆転
 全国で飼育されているペットのかずで、猫が初めて犬を上回ったという。推計で猫が952万6000匹、犬が892万匹だという。1994年の調査開始
以来、初めてだという。猫が横這いなのに対し、犬が数を減らしていた結果、逆転したということのようだ。残念ながら推計なので正確な数字が
出ているわけではないのが残念だ。犬は登録制だが、猫に登録する制度がないのでどうしてもこうなってしまうようだ。理由は集合住宅の
増加などが考えられているのだが、やはり生活スタイルの変化があるのではないだろうか。犬はどうしても散歩に連れて行かなくてはならないが、
共働きで子供も遅くまで塾とかになると、いつ散歩に連れて行っていいのか分からなくなる。実際、朝5時とか夜10時頃に犬を散歩させている人を
見ることがあるのだが、犬も可哀想だなと思ってしまう。ま、どちらも飼いたいとは思わない私にとっては、どうでもいい話ではあるが。

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12月23日 FAQはAIで
 オランダ航空が、SNSでの顧客対応にAIを使うと発表した。1週間で13万件もの問い合わせがSNSで届くらしいのだが、そのうち、人が
対応する必要のないものはAIで、人による回答が必要なものにのみ実際の人が回答するという。人は集中できるようになることから、効率的な
顧客対応ができるようになり、しかも人数を減らせることから人件費の節約にもなると考えられている。SNSだと文字だけのやりとりなので
可能なのだろう。流石に電話対応は難しいと思うのだが、それはそれ。フライト情報の問い合わせなんかは人よりも検索速度が早いだろうから
AIが向いているだろうし。なんでも人が対応しないといけない時代は終わりつつあるわけで、適材適所ということだろう。仕事を奪われる人
というのも出てくるかもしれないが、その分、別の仕事が発生している可能性も否定できないわけで。この流れは止められないだろう。

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12月24日 隠れ疲労
 消費生活の変化を示す言葉として「○○離れ」というのがよく使われるように、肉体的、精神的な健康管理の面では「隠れ○○」というのが
よく登場する。今回、記事で見かけたのが「隠れ疲労」。なんでも疲労感があっても同時に成果を出した達成感や幸福感、高揚感があると
疲労感を感じなくするのだそうだ。気づかないまま疲労を貯めていくと、過労死や突然死だというのだ。まぁ分からないではないけど、
体のサインに気づけない人がそうなるんだろうな、という思いがあるのもまた事実。限界を迎える前に、体はなんらかのサインを出しているわけで
それをキチンと見極めて、然るべき対処をすれば何とかなる、というのが私の感覚。疲労だけがサインではない、ということだ。
ま、色々と思うところはあるが、とりあえず、今日は早く寝る。

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12月25日 6万字
 日本の漢字はとにかく異字体がおおい。戸籍を手書きで作っていたことから、書き間違いがそのまま採用されて増えていったとも言われている。
その増えすぎた漢字にとうとうデータが追いついた。情報処理推進機構がデータで扱える漢字として約6万字の国際規格化が終了したと発表した。
これまでは約1万字と言われていたので5万字が追加されたことになる。勿論、喜ぶ人も出てくるだろう。が、同時に頭を抱える人も出てくるわけで。
文字コードの問題というと、インターネット黎明期によく起こったものだが、今はほぼUnicodeで統一されてきている。今回追加されたのは
ISO/IEC10646であり、Unicodeと概ね互換であると言われている。が、やっぱり違うものなので、文字化けが起こらないとは言い切れないのだ。
そして、フォントを作っている人たちはこの6万字を網羅したフォントを作る必要が出てくるわけで。まぁ5万字を作るとは思えないのだが。
なんでも増やせばいいってものではないと思うんだけどな。。。

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12月26日 興味は東京?
 2020年の東京オリンピック、パラリンピックに向けた建設工事で、過労死やケガで労災と認められた人が4人だという。以前ニュースになった
過労自殺が1人の他、クレーンから落下した物が当たって骨折などした人が3人だという。全国の建設工事の労災件数と比較すると多いという
ことで、厚労省が東京都に労災防止を要請したという。労災が起こっていることは確かに問題だ。日程がギリギリだったりして現場が大変なのは
想像に難くないわけで。ただ気になるのは、こんなに直前になっても平昌オリンピックの話が出て来ないことだ。開会式は来年2月9日。
あと2か月半くらいしかないのだ。なのに全く話を聞かない。フィギュアスケートの代表が決まったとか、そういう国内の話は出てくるのだが
現地がどうなっているのか、街の様子はどうなのか、競技会場はどんな感じなのかが全く出て来ないのだ。大丈夫か?代表選手がかわいそうに
なってくるのだが・・・。

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12月27日 ワンセグは「設置」か?
 部屋にテレビはないが、ワンセグを受信できる携帯電話を所持しているとして、NHKから受信契約を結ばされ、受信料を支払ったことに対し、
受信料の返還を求めた訴訟の判決が出た。これまで地裁で3件の判決があり、NHKの勝訴が2件、ワンセグ所持者の勝訴が1件だという。今回は
ワンセグ携帯の所持は受信設備の設置に相当するかどうかが争点になり、結果としてはNHKの勝訴だ。1345円の受信料の返還を求めるために、
より多額の費用がかかった結果になった。先日のNHKの受信料制度が合憲かどうかが争われた裁判もNHKの勝訴だったわけで、なんとなく
司法判断はNHKに甘くないか?という気がする。司法に問い質すとそんなことはないという回答が来るのは目に見えているのだけど、
なかなかNHKが敗訴という話を聞かない。根拠になっている放送法を見直すように求めるわけでもなく、放送法制定の頃には想定されていない
状況に対してもNHKが有利な判決が下されている感じだ。公平性に疑問を感じるのは私だけだろうか?

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12月28日 1割削減
 大手食品メーカーが働き方改革の一環として、社員の労働時間の1割削減と副業容認を検討していると発表した。現在の約1980時間の労働時間を
2020年に1800時間にすると表明した。空いた時間は副業に充てても良いという案だそうだ。1日8時間の労働を仮定すると約7時間15分の労働時間
ということになる。それでも会社としては同じ成果をあげてもらわないと困るわけで、結果的に現場に求められるのは徹底的な効率化だ。
1割分の時間を作り出すのがどれだけ大変か、上の人たちは分かっているのだろうか?おそらく、1割ともなると効率化だけでは届かないので、
無駄な仕事を徹底的に削る必要も出てくるだろう。実はこれが難しいのだ。無駄だと思っている人と、それでも必要だという人の衝突、その無駄と
思えることを仕事としていた人の次の仕事を探す作業など、意外と頭を悩ませる要因が多いのだ。さて、うまく行くだろうか?結果はきっと
世に発信されないんだろうな・・・。

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12月29日 金属の回収
 東京オリンピック、パラリンピックで必要とされる約5000個のメダルについて、必要となる金属を不用品のリサイクルで賄うプロジェクトで
全国の地方自治体での参加率に地域差が出ているらしい。都道府県別に見ると100%の市区町村が参加している県が6つあるのだが、低いところでは
33.9%を最低として36.6%。37.1%と続いているらしい。これ、案が出ているのは知っていたが、実際に動いているとは知らなかった。まぁ
私は携帯電話を買い換えたときはそのまま店に引き取ってもらっているので、リサイクルに回っているはずだ。ただ、iPhoneなのでメダルではなく、
Appleのリサイクルプログラムに乗っている可能性は否定できないが。こういうのはもっと大々的に宣伝したらいいのではないだろうか?
ただ、本来、オリンピック、パラリンピックは都市での誘致であり、その恩恵もほとんどが開催都市で終わるのに、都合のいい時だけ
オールジャパンを打ち出しての反発も予想されるわけで。そのさじ加減が難しそうではある。

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12月30日 需要はこの時季か?
 強引に年賀状を作り上げて印刷にこぎつけた。これで年末の準備は終わったかなという段階になって、そういえばテレビ周りの配線をし直さないと
いけないことを思い出し、家電量販店に行くことに。ついでなのでフラフラと歩き回っていたのだが、プリンタのインク売り場が妙に盛況だった。
しかも手元にノートに書いたメモを持っていたり、何かをプリンタの型番を撮影してきたと思われるスマートフォンを片手にしている人が多くを
占めていた。つまり、年賀状を印刷してみたものの、インクが切れたので慌てて買いに来た、という人が多くいたようなのだ。日本のプリンタは
インクタンクが小さいので、何かとよく買い換える必要が出てくる。その需要が一気に高まるのが年賀状を印刷するシーズンだけにこうなって
しまうのだろう。ま、仕方ないと言えば仕方ないのだけど・・・。インクタンクを大きくした商品も売られ始めているが、あまり売れているという
話は効かないので、その程度なんだろう、まぁ、これも年末の風物詩として理解しておこうか。

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12月31日 見ないという選択
 知っている曲が少ないとかなんとか文句を言いつつ、結局は毎年紅白歌合戦を見ていたのだが、今年は見ないと心に決めていた。本当に
知っている曲が少ないし、見たってどうこうなるものでもないからだ。結果、こんなにも大晦日が楽なのかと驚いている。時間に縛られることが
無くなったので、何となく出かけることもできるし、思い切り昼寝して起きたら夜だったとしても何もないわけだし。iTuneに入っている
曲をひたすら聴きながら別の作業をしているわけだが、この方がよほど捗るしいい感じだ。これでいいんじゃないか?正月休みの日程を
考えてみたのだが、意外とバタバタとしていて、1日中ゆっくりできる日というのが少ないことに気づいたのだ。紅白に時間を割いている
場合じゃないな、となったのが決意した理由の1つだったりする。もう紅白も要らないんじゃないかな。

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