Top雑感2017年8月(1日〜10日)

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8月1日 24年と28年
 2020年の東京オリンピックの後、2024年と2028年のオリンピックの開催都市が決定した。2つの都市まで決まっていて、あとはどちらが
どちらで開催するかだけだったのだが、結局2024年がパリ、2028年がロサンゼルスとなった。この2028年に向けて、ロサンゼルス
市長は、市の税収は一切充てず、スポンサーとチケット収益で賄うと発表。さらにオリンピックのための建物は建てないとした。
市民のために建てたものをオリンピックが利用するという考え方なのだそうだ。まぁまだまだ時間はあるので、これから整備しても
本番までには一般の人が利用する時間があるので自然とそうなる、ということなのだろう。実際にはオリンピックともなると
ある程度の基準はあるし、客席も広く取らないといけない。どっちにしろ、そういう施設を作るのは確かなのだろう。最初に使うのが
オリンピックなのか市民なのかの違いだけかと・・・。それにしても10年近く先のオリンピックの話をされてもピンとこないわけで。

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8月2日、3日は更新停止。

8月4日 新幹線の移動速度
 今日、終電付近の列車を乗り継いで出張から帰ってきたわけで。新幹線での移動だったわけだが、ちょっと気になって新幹線での
移動中にスマートフォンの地図アプリを開いてみた。在来線での移動中も時々開いたりするのだが、普段の歩きとは違う移動速度に
驚いたみたりする。で、新幹線だ。早すぎるのか、GPSで現在位置を捕まえるまでにしばらく時間がかかった。しばらくの間
クルクルと回るアイコンが表示されるのみ。で、やっと現在位置を捕まえてくれたのだが、その移動速度がやっぱりすごい。
さすが250 km/h越えだ。在来線の倍以上の速度で移動しているわけで。ただ、それだけ早いのに、一度座標を掴んでしまえば
トンネルに入らない限りは正確な位置情報を示し続けていた。新幹線の凄さと同時にGPSの凄さを実感。出張帰りくらいは大人しく
していろと言われそうだが、気になったのだから仕方ない。

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8月5日 サマータイム
 この議論はしょっちゅう蒸し返されていて、またか、という感じなのだが、どうにも理論が納得できないので、書いておこうと思う。
サマータイムが健康に影響を及ぼすというものだ。日本で導入した場合、ただでさえ短い日本人の睡眠時間がさらに短くなるので
導入に反対という理論だ。サマータイムでの時刻変更直後に心筋梗塞の発症頻度が変化しているのは統計的に確からしいのだが、
これは新しい時間に体が慣れていないためだろうと考えられる。だが、この結果を元に、日本人の睡眠時間がさらに短くなるとは
言えないのではないか、という話だ。曰く、時間を1時間早くした時に、出勤や通学を1時間早くすることはできても、就寝時間は変わらない
ためだ、というのがその理論。時計を変化させずに行う、自主的なサマータイムならそうなるだろうが、時計ごと変化させるのであれば
1週間もしないうちに元どおりの生活になると考えるのが自然だろう。なんか理論が繋がらないのだ。東京近辺なんて、夏は朝5時には
すっかり明るいんだから、サマータイムを入れればいいと思うんだけどなぁ・・・。明るくて涼しい時間帯が勿体無い。

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8月6日 台風情報
 台風が東京に近づく時、公共放送では夜通し台風情報を流している。アナウンサーが登場するのは毎正時から10分程度なのだが、
それ以外の時も予報円や天気図などの情報をずっと流している。で、台風が東京を過ぎるとぱったりと放送しなくなる。これが
東京地方限定なのか全国放送なのか分からなかった。今、まさに台風が日本付近にあり、明日の朝にも高知に最接近、ひょっとしたら
上陸かという感じになっている。東京付近では夜に台風情報を放送する様子はない。では高知ではどうなのか?早速高知での
放送予定をチェックしてみたのだが、時々放送予定が入っているものの、いたって普通の深夜番組と同じような放送予定が高知の
公共放送で組まれていた。やはり、あれだけ大々的に放送できるのは東京ならではなのだろう。公共放送も東京優位は変わらないのだ。

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8月7日 続・台風情報
 昨日、高知県に接近した台風は和歌山県北部に上陸し、明日の朝にかけて関東地方に接近する。となると、当然のように公共放送では
終夜で台風情報が放送される。最新のテレビ欄をチェックすると24:05〜28:30で「ニュース『台風5号』関連」の文字が。これは
他地域の公共放送もチェックせねば、と見てみると、昨日の夜に本当はこの情報が欲しかったであろう高知県、すでに通過して久しい
沖縄県、本当に関係ないであろう北海道の札幌地域の全てで同じ時間帯に同じ文字が並んでいた。この状況を見ると、さすがに東京を
優遇しすぎじゃないか?という気になってしまう。あまりにも勝手すぎて、全国から文句を言われても仕方ない気がする。公共放送という
肩書きであるなら、地域ごとにもっと必要な情報を流すようにしてもいいのではないだろうか。う〜ん・・・。

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8月8日 新人研修
 ある製薬会社の新入社員研修の中身を苦にして自殺した人の両親が、製薬会社と研修を請け負った会社を相手取って損害賠償を求める
裁判を起こした。この新人研修、MRということもあって長いのだが、その間は会社の指定した宿泊施設に缶詰。まるで軍隊のような研修を
受けていたのだという。まぁMR認定試験を受けるには一定の研修期間が必要なので仕方ないと言えばそうなのかもしれないが、
ホテルに缶詰で新入社員研修をするのなんて、ごく一部の限られた会社だけだと思っていた。外からの情報を遮断、ある程度疲れるくらい
まで徹底的に情報を詰め込んで、思考力がなくなったところで新しい価値観を刷り込ませる、というのはマインドコントロールの
代表的な方法だ。それに近いことができてしまうわけで、それに感化されるかどうかでその人の将来が決まるのかもしれないが・・・。

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8月9日 食料自給率
 別に地理のテストを受けるというわけでもないが、こういう統計資料というのはどうにも気になるタイプの人間なのだ。2016年年度の
カロリーベースの食料自給率は38%だったそうだ。天候不良で米不足となった1993年度の37%に次ぐ、過去2番目の低水準だという。
相変わらず続くお米の消費減少と、台風被害を受けた北海道での小麦の生産量の減少などが影響していると考えられるようだ。
個人的にはまだ40%近くもあったのか、という感じだ。すっかり30%は切っていると思っていた。何しろ、日本は国土のうち、平地が
占める割合が小さい。いくら単位面積当たりの米の取れ高が大きいと言っても、無理なものは無理なのだ。そして、今更かもしれないが
食事の西洋化。これで食料自給率が高い水準を維持できるわけがないと思っていたのだ。それでもまだ38%もあるとは。日本人、
やっぱり米が好きなのか?

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8月10日 体操は労働か?
 始業前の体操や朝礼を労働時間とするかどうか、それについて労基署が是正勧告を受けた会社がある。もともと、任意で5分程度の
体操を行い、始業後に1〜2分の朝礼を行なっていたという。しかし、体操が任意であることが伝わっていなかったり、始業前に朝礼を
行なっていたりということがあり、会社側が未払いの賃金を払ったという。ここで問題になるのは、労働時間の定義だ。まぁ色々と
あるのだが、使用者の作業上の指揮命令下にある時間、または明示、暗黙の指示により業務に従事する時間というのが一般的。
なので、自由参加の体操は本来は労働時間に入らないのだが、任意であることが伝わっていなかったので労働時間になったのだろう。
さらに、この手の任意の体操も、参加しないと事実上不利な扱いを受ける場合も労働時間にカウントされるのだそうだ。難しい問題
だなぁ、と。みなし労働の私にとっては、大きな問題ではないのだけど、世の中的には重要なのだろう。う〜ん。。。

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