Top雑感2016年11月(11日〜20日)

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11月11日 だから電子化しようよ・・・
 決着がついたと思われているアメリカ大統領選挙。今になって、逆転するかもしれない、という話が出てきた。それくらいの僅差なのだ。
1つは選挙人が誓約を破るケース。これまでも稀にあったという。他に接戦だった州の票の集計をやり直して結果がひっくり返るケース。
2000票以下の差しかつかなかったようなところもあるのだ。そして、期日前投票の票がこれから開くケース。これでひっくり返ったら
それこそ大混乱になりそうな予感がする。既に現大統領との引き継ぎも行われたようだし。そう考えると、そろそろ電子投票を本格的に
考えてもいいのではないか、という気がする。投票所でタブレット端末で投票する方式でもいいと思うのだ。必要以上に集計に時間が
かかったり、結局は出口調査の結果で情勢が決まってしまっており、開票作業の意味が薄れるというのは、それなりに問題だと思うのだ。
投票締め切りと同時に結果が出るようにしようよ、と思うのだ。まぁ実際には投票用紙を保管する必要があったりするので、難しいのは
理解しているのだけど。

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11月12日 スーパームーン
 国立天文台ではそういうった用語は公式には使っていないのだが、何となく使われているのでとりあえず。今年の満月で最大のものが、
11月14日。その詳細について書かれている記事があったので少し書こうと思う。視直径は33分30秒角。今年最小の満月は4月22日であり
29分24秒角。気付くかと言われると微妙だが、今日の夜に何の前情報も無く月を見たのだが、何となく大きいなという印象を受けた。
もちろん、満月ではなかったが。地球と月の間の距離は38.5万 km〜40.6万 kmの間で変化する。所詮はその程度でしかないのだが。
さらには地球の自転があるので、観察者と月の間の距離は1晩のうちにも数千 km変化していることになる。それがどれだけの差になるか
というのは計算すれば出ることなのだが、目の錯覚の方が大きく影響していることを考えると所詮はその程度の違いしかないということだ。
スーパームーンに興味を示すなら、もっと他の天体現象にも目を向けろよ、とは思う。

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11月13日 ケーブルの進化
 最近、家の中の配線環境が変化したことにより、急にHDMIケーブルが必要になった。色々なケーブル類をストックしていたのだが、
さすがにHDMIケーブルは持っていなかったようで、緊急性の低いところから流用していた。で持って、やっと今日になって買いに行ってきた
わけだ。で、店頭で驚いたのだが、HDMIケーブルの種類がすごいことになっていたのだ。ありがちなスマートケーブルは分かるが、何に
対応しているだとかしていないだとか。いつの間にHDMIケーブルでさえもこんなにいろんな種類が出てしまったのだろうだろうか。
最近はAV機器を買ってもケーブルが同梱されていないことが多い気がする。そんなもの、前の機器とのリプレイスだから残っている
でしょうとか、余っているでしょう、といったところ何だろうけど、意外と新しい規格のケーブルは持ってなかったりするのだ。
進化が激しすぎてついていけないのは久しぶりだな、とか思いつつも、そんな最新のケーブルが必要な機器を使っているわけでもないな、
と思ったりしている。

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11月14日 震災再び?
 今日がスーパームーン。そして昨日、ニュージーランドで大きな地震が起こった。この組み合わせ、実は東日本大震災に近い。東日本
大震災の時はニュージーランドで地震が起こって、約3週間後に東日本大震災。その1週間後くらいにスーパームーンだったのだ。
スーパームーンの前後は大きな地震が多い、ということを、様々なサイトがこぞって書いていたりするが、意外と科学的な根拠は乏しい。
関係ない時に起こった地震の回数と、スーパームーン前後に起こった地震の回数をキッチリと比較している統計には巡り合った
ことがないからだ。結局の所、今回もどうなるか分からないのだが。警戒しておいて損はないだろう。多分、何も無いと思うのだが。
何かとこういう終末論のようなものは流行る傾向があるので。

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11月15日 過剰なサービス?
 宅配便の再配達や年中無休のスーパーが本当に必要か、という記事が出ていた。特に宅配便がひどいようだ。2014年の調査では、
宅配便の2割が再配達に、さらに1回の配達で受け取れなかった理由については、4割が再配達があるので不在にしたというものだとか。
国の試算ではドライバーの1割に当たる年間9万人に相当する労働力が再配達に費やされているという。まぁドライバーが大変なのは
分かる。私も平日の日中は全く家にいないので再配達をよく頼む。ただ、この再配達でよくあるのが、指定した時間よりも早く来ること。
いや、時間通りが大変なのはよく分かる。経路を組む上でそんなに簡単ではないのは分かる。ただ、こちらとしても帰宅できるギリギリの
時間を設定していたりするのだ。それでいて早い時間に来ていて再々配達というのはどちらが悪いのか、悩んでしまう。
まぁお互い様という感じではあるのだけど。

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11月16日 得票数
 約1週間前に結果が出たアメリカの大統領選挙。当選した人と落選した人の得票数で、落選者の方が100万票以上多いことが判明した。
間接選挙という形式をとっており、選挙人が必ずしも人口と比例していないこと、得票1位の候補がその州の選挙人を総取りすることから
こういうことが起こるのだという。開票作業そのものはまだ続いており、その差が最終的にどうなるのかは不明だ。一部では選挙人制度を
廃止するよう求める議論も起こっているという。同じような事態は日本でも起こっていたわけで、別に選挙人制度による間接選挙が
原因ではないわけで。完璧な選挙制度というのは存在しないという。どうしたって死に票が出てくるわけで、それをいかに減らして、
投票者の意図を結果に反映させるかが課題になるわけで。こればかりは仕方ないのではないだろうか。今更のように制度のせいにする
のは間違っている気がする。

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11月17日 新語・流行語大賞
 こういうのが出てくると年末だなという気になってくる。新語・流行語大賞のノミネート語30が発表された。一応、一通り目を通した
わけだが、流行ったと呼ぶには失礼な言葉もいくつか。「EU離脱」「ジカ熱」「パナマ文書」あたりがそれに当たるだろうか。あとは
ニュースでやたらと取り上げられたものが多い。「保育園落ちた日本死ね」「新しい判断」「マイナス金利」「盛り土」といった
あたりだろうか。あとは本当に来年には忘れているだろうもの。「PPAP」「斎藤さんだぞ」「ゲス不倫」あたりか。今年前半の
ものについてはそろそろ忘れかけている。毎年思うのだが、今となってはインターネットの発達により、流行の変遷の速度がやたらと
早くなっている。年末に振り返ってみても、その頃には上半期のものはすっかり昔のものになってしまっている。意味が薄れているな
という感じだ。

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11月18日 ネット流行語
 昨日に続いて流行語大賞。しかし、今日はインターネット上で流行った言葉だ。「ネット流行語大賞」とアニメのセリフが主となる
「アニメ流行語大賞」のノミネートワードを眺めていた。実際にはまだノミネートする語を受け付けているのだが、とりあえず
今現在までに挙がっているものを眺めていたのだが・・・。意外なほどに流行った単語ってないな、という印象だ。最近は
めっきりネット上での活動範囲が狭くなっているせいもあるかもしれないが、それほどしょっちゅう目にした単語は無いなという印象。
一緒に出ていた「アニメ流行語」の方も、見ていないアニメの方が多くてさっぱり分からない・・・という状況。きっとこうやって
時代から取り残されていくんだろうな、という感覚さえある。おそらくだが、ネットの方でも流行り廃りの変遷が早いのだと思う。
結果として爆発的な流行が生まれにくい状況が続いているのだろう。やはり流行語大賞には無理があるな。

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11月19日 簿記初級
 日商簿記の受験者はまだまだ結構いるらしい。2015年の受験者は58万人。それでも2010年から14万人減少しているということで
受験者の裾野を広げるべく、4級を廃止して初級を新設するという。4級は個人商店レベル、3級は中小企業レベル、初歩的な実務ができる
くらいとされている。初級を基本的な知識の内容に絞り、3級と4級を統合するという。これって結局のところ、どうなるんだろう、という
感じだ。こっそり4級くらいなら取れるかなとか思っていた私のような人はどうしていいのか分からない。初級では何の役にもたたなさそう
だし、その割に統合された3級は難しそうだし。日商としては受験者の増加を見込んでいるのだが、初級が企業にとってどのように評価
されるのかが鍵になりそうな気がしている。簿記って今でもそんなに必要とされている資格なのかが分からないわけだが。

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11月20日 鳥インフルエンザ
 日本で異常なほどに騒がれたのは何年前だっただろうか。その後も環境省は地道な検査を続けていたようで、今季になって初めてのウイルス
検出が報告された。場所は鹿児島県出水市。ツルのねぐらの水から高病原性鳥インフルエンザウイルスが検出されたという。その場所を
ねぐらにしているナベヅルやマナヅルなどに異常は見つかっていないという。環境省は半径10 kmを野鳥監視重点区域に指定するほか
専門家による調査チームを現地に派遣するという。最近はあまり騒がれないから、すっかり下火になって、大々的な活動はしていないのだろう
とか思っていたのだが、地道に活動は続けていたようだ。一見地味だけど、こういう地道な活動が実を結ぶことだってあるんだろうな、
という気がしている。それでも、世間の関心事は、それがヒトに感染するのかどうかだと思うわけだが、その点についての発表はされて
いないようだ。とりあえず、今後の動向を見守るのみ。必要以上に騒ぎ立てるものではない。

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