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2016年＞
8月（11日〜20日）
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この夏、気温が高いために、電力の需要が密かに逼迫しているようだ。あまりにもニュースにならないので気付かなかったのだが、
この夏は東日本大震災以降では初めて政府による節電要請が見送られたのだ。特に厳しいのは関西電力のようで、8月に入ってからの
猛暑続きで、特に8月5日には94%に達していたという。8日の関西電力の最大需要はこの夏最高だっただけではなく、昨年の最大
需要を上回り、かつ、この夏の予想最高値も越えたという。実際のところ政府からの節電要請があったからといって、どれだけ
節電に気を配るのかと言われると、それほどでもないのだけど。結局のところ、ただひたすらに暑いというだけの話なのだが。
電力各社は、どれだけの閲覧があるかは分からないまま、でんき予報を発表し続けている。今年の夏は、何年か振りにでんき予報を
眺めながら生活するのも悪くないような気がする。
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羽田発の全日空機で乗客から預かった荷物を積まずに飛行するという事態が起こった。乗客の荷物を機内に運ぶベルトコンベヤーの
故障が原因で、合計だと34便になるのだろうか。乗客は目的地に着いてから事態を知らされて、大混乱に陥ったようだ。全日空側は
出発前にトラブルを確認していたが、機体のやりくりなど、後続に影響が出る可能性があるために、荷物を残したままで出発したと
発表している。まぁ何と言うか、そんなことってあるのか？という感じだ。出発前に乗客に発表したら大騒ぎになるので、抵抗できない
到着地で発表した、という感じだろうか。後続の便で荷物を送るのだろうけど、必ずしも便数の多い所だけではないだろうし、
次の便の積載可能重量にだって限界がある。自分の荷物がいつ届くのかはハッキリ分からない状態のようだ。機材繰りが大変なのは
分かるのだが、あんまりではないだろうか。何よりも可哀想なのは到着地の地上職員だ。羽田の職員の判断で起こした不祥事で
文句を言われるのだから。知らんがな、という感じだろうな、と。
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自分がやっているスポーツとは関係なく、陸上競技を見るのが好きだ。しかも、100 mとか花形種目ではなく、どちらかというと
マイナーな種目が好きだったりする。で、今日、オリンピックで3000 m障害が行われていたのだが、水濠障害が内側にあるので、
1周の長さはどうなっているんだろう、と。スタートラインは障害専用で引かれていたので、それなりに考慮されているのだろうけど、
画面の表示は1周が400 mずつになっていた。解説者によると1周は390 mなのだそうだ。水濠を通る回数の関係上、通常の200 m
のスタートからは60 mほど後ろからのスタートになるようだ。競技場によっては外側にあるので、また違ったスタートラインが
引かれることになるのだろう。厳密と言えば厳密なのだが、そんなに頑張らなくても、3000 mもあるんだから、ちょっとくらいは
違いがあっても・・・とか思ってしまう。それにしても、早いよな・・・。
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政府や経済界が検討している個人消費喚起のための施策だ。月末の金曜日を午後3時退社、退庁にして、夕方を買い物や旅行に
充ててもらおうというものだ。流通業界や旅行業界、外食産業などが連動してイベントを開催しようということらしい。まぁなんと
言うか、公務員だらけのお役所が考えそうなことだな、と。土曜日が休みではない会社なんていくらでもあるし、金曜日に早く
退社しようとすると他の日にしわよせが来るだけだし。こういうお願いベースの早い時間の退社というのは、往々にして守られない
ものだし、私のような裁量労働制で働いている人にとっては全く関係ない話だし。どれだだけの実現性があるのか、という話なのだ。
実際、ほとんど意味を持たない施策になるんだろうな、という気がしてしまう。10月には実行計画を策定するという計画になっている
ようなのだけど・・・。難しいだろう。
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盲導犬を連れた男性が、地下鉄のホームから線路に転落、直後に入ってきた電車にひかれて意識不明の重体になっているそうだ。
ホームで盲導犬と一緒にいたのだが、何らかの理由で男性のみが線路に転落したという。何があったのか、知る由もないが、
基本的に、盲導犬は人の指示の元で動く。人の方も盲導犬任せではなく、自分で周りの状況を把握した上で、盲導犬に指示を出す。
今回のような状況の場合、ホームの端にある点字ブロックを把握していなかったとは考えにくい。盲導犬だって人がいる場所までの
距離感とホームの端までの距離は把握している筈だ。では一体何が？という話になる。盲導犬を連れてい歩いている状態というのは
意外と微妙なバランスで成り立っているのかもしれない。近付く電車の音で指示が上手くいかなかったとか、そういった可能性は
考えられる。ホームドアの設置に1つの大きなモチベーションが加わったのかもしれない。
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今年は台風が少ない、なんて話をしていたのだが、立て続けに発生。それでも上陸はしないな、なんて見ていたのだが、突如として
関東地方に接近。今夜最接近するようだ。実験を生業としている身としては、だからって早く帰れるとは限らないわけで。帰宅時には
雨が降り、風も出始めている状態。傘をさせなくはないが、家に着く頃に塗れていないのは上半身だけだったという有様。靴も底に
穴が空いているに近い状態なので、すぐに水が入ってくるしで、とんでもない状態だった。大人になるとそういう格好はしなくなるのだが、
カッパに長靴というのが一番いいのではないか、という気がしてくる。登山用のカッパなんて高級品でなくとも、十分な効果があると
思うのだけど・・・。世間の目が厳しいのが問題なんだよな。
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大手IT企業であるgoogleで自動運転車のプロジェクトで最高技術責任者を務めた人が辞任することになった。実際、これまでにも
多くのエンジニアが辞職しているという。これを経営陣との確執と見るか、商業化の目処が立ったのでエンジニアが不要になったと
見るのかは分かれているようだ。googleの目指すところは、地図のデータを持っていることを強みとして、地図上の点を示すだけで
勝手に連れて行ってくれることだったと思う。残念ながら、今のところそこまでの自動運転が実現したという話は聞かない。もし本当に
それが実現、車が周りの状況を確認しながら走るようになれば、移動手段というよりも、トラックでの物流に革命が起こる気がする。
ドライバーを雇うことなく、燃料の続く限り自動的に運んでくれるのだ。運転席のスペースも燃料タンクにしてしまえば、かなりの
距離を走れることだろう。もうしばらく先のことになりそうなので、まだまだトラックドライバーの需要はありそうだが。
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色々な物をインターネットに繋ごうというIoTが叫ばれて久しい。その割には意外と広まっていないのだが、さらにその上位概念が
登場した。人工知能、AIを搭載しようという動きであり、AIoTと称される。大手家電メーカーが乗り出しており、家電がもっと人に
寄り添う存在になるというのがコンセプトのようだ。例えば電子レンジ。対話や調理履歴をもとにして、AIが利用者の好みを学び
献立を提案するという。テレビでは近付けばスイッチが入り、好みの番組を教えてくれるとか。このメーカー、感情豊かに
スマートフォンが話しかけてくる機能を作るなど、少し前からこういったことをやってくる。まぁそれがいいという人もいるの
だろうけど、私としては大きなお世話だな、と。スマートフォンに話しかけられたくはないし、家電は黙っていて欲しい。
家電に怒られることはないのだろうけど、そんなにマトモな使い方をしないだろうから、変な統計をしないで欲しいものだ。
売れるのかな、これ。
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総工費はいくらだったか。確か数十億円の規模だったと思う。福島第一原発の凍土壁だ。地中に冷媒を通すパイプを入れて氷の
壁を作り、地下水が原子炉建家に入るのを抑えようという計画だ。凍結開始から４ヶ月半がかかっても1%ほどが凍っていないと見られ
ているのだ。下流側で汲み上げている地下水の量は減っていないというので、効果も怪しくなっている。そもそも、凍ったというのも
温度での観測のみなのだ。もう何がなんだかさっぱりだ。あれだけ堂々と大見得を切って工事を始めたというのに。有識者からは
「計画は破綻している」と言われる始末。勿論、結局どうするのかは未定だ。別にこの例に限らず、プレゼンが上手いのか、妙に
大風呂敷を広げて動き始めてしまったプロジェクトというのを時々目にする。後になって辻褄を合わせる人達が苦労するのが常だ。
思った通りには進まないものなのだ。見ていて可哀想になってくるパターンだ。あぁいうの、何故起こるんだろうか・・・。
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今、日本の近くには台風が3つある。9号、10号、11号だ。それぞれに予報円が書かれるので、3つの台風の予報円を重ねて書くと
全く分からない状態だ。まぁ予報はして頂いて構わないのだが、これって、かなり難しい予報になっているのでは？と勝手に思っている。
それぞれの台風がお互いに進路に影響を及ぼすと考えられるからだ。まさにそういう状況について日本人の名前がついた法則名が
あった気がするが、全く思い出せない。今はスーパーコンピューターで計算して、最終的に人が判断する形になっているのだが、
その計算の精度がどれだけ落ちているのか、そこが問題だ。月曜日あたりが怪しいので、困ったものだなと思っているわけだが。
ずれてくれないかな。
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