Top雑感2015年7月(1日〜10日)

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7月1日 砂丘に花火
 鳥取砂丘でロケット花火の残骸が900本見つかったとして、警察が捜査に乗り出している。鳥取砂丘は国立公園内にあり、県の条例で
花火やゴミの投棄が禁止されているという。砂丘内の100 m四方に紙製の箱やダンボールなどと一緒に投棄されていたという。前日夜の
巡回時には無かったという事で一晩の内に行ったという事になるだろうか。確かにあれだけ広いスペースがあれば、思い切り花火を
やってみたいと思う気持ちは分かる。分かるが、後片付けはしっかりとしないとダメだろう、と。さすがに花火の燃えかすを持ってきて
投棄というのは考えにくいので、その場で花火を行ったのだろうが・・・。前の日の巡回の時刻はわからないが、仮に17時だとすると、
翌朝8時半に見つかっているので15時間半の間となる。仮にその間に900本のロケット花火を打ち上げたとすると、1分に1本を
打ち上げる事になる。実際はもっと短時間なのでハイペースなのだろうけど、そんなにやったら飽きないか?ひょっとして200本とか
300本とかを束ねて何かの実験をしていたとか?なんにせよ、900本を使ったというのは凄いと思う。不法投棄はまずいけど。

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7月2日 ベルマークの実態
 私が小学生の頃からあるのだが、今でも連綿と続いているそうだ。そのベルマークの集計作業が記事になっていた。ベルマークを
切り取って回収箱に入れる、というところまでは知っていた。問題はこの先。集まったベルマークを会社ごとに分類、さらに
点数ごとに分類、キリのいい枚数にまとめて、会社ごとの専用の袋に入れて財団に送付するのだそうだ。会社ごとに分類というのは
小学生の時にやったような気がしていたが、その先もあったとは・・・。あのベルマーク、厚紙に印刷されているタイプならいいが、
外装の薄いビニール袋に印刷されている事もあり、その手間は計り知れない。手間の割には利益が少ないと思うので、企業では
続かないだろうな、という気がしている。そういう事が出来てしまうのが、学校という空間の恐ろしいところだ。しかも、保護者が
PTA活動として行っているケースが多いらしく、割に合わないだろう事は想像に難くない。まぁ、なんと言うか、凄いシステムだ。
助けられている学校もあるだろうから一概に否定はしないが、もっと効率的な方法があるのではないだろうか。

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7月3日 白い着衣
 今まさに熱戦が展開されているウィンブルドンだが、その着衣の規定について、選手から苦言が出ているようだ。上下ともにほとんど
白の着衣を義務付けられているのだが、靴下、シューズにもその規定は及ぶ。今や下着の色まで調べているのだという。色つきが
許されるのは色つきはヘッドバンドなどのアクセサリーのみとなっているそうだ。この厳しさはさすがにやりすぎだろうというのが
選手側の意見だ。確かにテニスの4大大会の他の大会ではカラフルなユニフォームで試合が行われている。流石、伝統を守る
イギリス・・・と言いたいところだが、伝統は必ずしも守るべきではないと思っている私にしてみれば、変える良いチャンス
かもしれないとさえ思ってしまう。まぁ変えないだろうな、というのは容易に想像がつく。それだけ名誉ある大会だとウィンブルドン側が
認識しているのだろう。選手全員がボイコットするくらいの事をしないと変わらないかも、という気がする。それでも難しい
だろう事は想像がつく;今こそ伝統を変える勇気を。

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7月4日 新幹線に手荷物検査
 先日の新幹線車内での焼身自殺を受けて、新幹線の乗客にも空港並みの手荷物検査を導入しようか、という話がちらほらと出ている
らしい。実際に東京駅のような大規模な駅で試算してみると、手荷物検査場の確保にかなりの広さを必要とし、そこにかかる人件費、
設備投資分、維持管理費などを考えると新幹線の料金を500円〜1000円くらい上げる必要があるらしい。新幹線と飛行機の大きな違いは
新幹線は手荷物検査などがなく、切符さえ持っていれば、駅に行ってパッと乗れるところにあると思う。そこに手荷物検査を挟まれたら
飛行機に対する利便性が損なわれると思うのだ。もちろん、立地や値段、便数の多さなどは別に考える必要があるのだが。他の方法として
防犯カメラで不審者を検知、追跡するシステムを取り入れるというのも考えられているようだ。すでに技術としては可能だ。あとは
プライバシーの問題と言われているが、別に防犯カメラの映像を悪用するわけでもないので、問題ないのでh?と思っている。
何か問題が起こると、それを予防する為に方策の模索が始まる。今回もその例。新幹線の利便性を損ねるような対策は、できれば
避けてほしい。安全第一だけど。

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7月5日 台風3つ
 今、日本の南海上には台風が3つほど発生している。9号、10号、11号の3つだ。並べても味気のない名前なのが日本の気象情報の
悲しいところなのだが、仕方ない。この時期にすでに11号まで発生しているというのも凄いのだが、3つともなると、進路予測が
なんとも難しくなる。今でこそそこそこ離れているが、これから9号と10号が接近する予想。そうなるとお互いがお互いの進路に
影響を及ぼすようになり、予測が難しくなっていくのだ。日本付近には梅雨前線もあり、台風で活性化される事も予想されるので
天気予報としては何がなにやら・・・という感じになりそうだ。そもそも、梅雨時の天気予報は難しいと言われている。今年は
特に、小さな雨雲が発生していて、隣町では全く天気が違うというのが多発しているようだ。そこに加えて台風が3つ。
もう天気予報の信頼が地に落ちそうな勢いだ。気象庁、頑張れ。

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7月6日 47.1%の利回り
 ギリシアで財政緊縮策への国民投票が行われたのは7月5日。時差の関係で日本時間の朝方になって情勢が判明し、反対が多数を占めた。
これによりEUやIMFの支援を受けられなくなる可能性が高くなり、ギリシアがデフォルトするかも、という予測が強くなり、国債が一気に
売られた。その結果、10年物の国債利回りは17.3%に、2年物の国債利回りに至っては47.1%にまで上昇した。こんな利回りは見た事が
ないな、と。日本の国債利回りを考えたら破格だ。いかに日本の国債の信頼が高いかを示しているわけだが。ところで、ギリシアの
大統領は事実上の勝利宣言をしていたわけだが、果たして本当に勝利なのだろうか。長い目で見た場合にどちらが得策なのかは、
まだ分からない。ヒトは将来の価値を小さく見積もる性質があるので、実は財政緊縮策を受け入れて財政支援を受けた方が良かったのかも
しれない。こればかりは歴史が証明するのを待つしかない。

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7月7日 ひまわり8号
 今日から新しい気象衛星のひまわり8号が運用が開始された。画像の解像度が4倍になり、撮影間隔がこれまでの30分から10分に。
日本付近や台風などの場合は2分半になる。そして、静止気象衛星としては世界初となるカラーでの撮影となる。気象庁のWebサイトでの
表示も変更されると発表されていた。で、今日の夜にチェックしてみたのだが、トップページから気楽に行ける所では旧来のままだった。
可視光のカラーにすれば8号の映像に切り替わるようだ。しかし、撮影間隔とは違い、公開されているのは30分毎になっていた。
一般人に10分間隔までの情報が必要なのかどうかは別として、ちょっと残念だな、という感じ。そして、今日は雲が多くて見えない
のだが、ひょっとしたら街の明かりが見えたりするのかな?と期待している。もう少し雲がかからない時期に期待だ。

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7月8日 地軸の傾き
 2日連続して同じようなネタを書くのもどうかと思うが、ひまわり8号の本格運用が始まってから、どうしても丸1日が必要だったので
今日にまでずれ込んだ。気象庁のWebページで衛星画像をカラーにして全球に。そして最近24時間をアニメーションにして見てみたかった
のだ。静止衛星なので見ている範囲は変わらないのだが、夜と昼の範囲が動いていくのだ。この夜と昼の境目というのが、経線に沿った
ものではなく、斜めからやってくるのだ。詳しい説明はしないが、地軸が公転面に対して傾いているからこそ起きる事態なのだ。
秋分、春分の頃は経線に沿うはずだし、冬至の頃は今とは逆の斜めの方向から境界線が迫ってくるはずだ。どちらかというと、斜めから
迫ってくる方が見どころがあっていい。今なら北極付近は白夜になっているのもわかるし、地球の表面で太陽が反射して見えるのも
なかなかの見どころ。何となく、本来の方向性とは違う向きで喜びを見出しているような気がしている。が、これはこれで
楽しかったりもする。ひまわり8号の映像、もっと多くの人が楽しむべきだと思う。

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7月9日 消毒液
 最近の学校の保健室では消毒液を使わないらしい。より正確には外科医の間でも消毒をしない事を推奨する人が増えているのだそうだ。
消毒をすると傷の治りを良くする上皮細胞まで破壊してしまうので使わないのだそうだ。傷の中に入った異物を除去するために、無菌
である水道水で流すだけ、というのが主流になりつつあるようだ。子供が安心しないので、流水で洗った後に、「まほうのみず」
と称する便に入れた水道水で洗うという技もあるようだ。時代と共に色々なものが変わってきたんだなぁと。怪我をしても当時は
主流だった消毒すらせずに放っておいた私は、ひょっとしたら時代の最先端だったのかもしれない。もっとも、面倒だっただけだし
ロクに洗いもせず、放っておいただけだが。しかしまぁ、化膿するから消毒は絶対、と言われていたのは何だったのか。赤チンが
廃れたり、傷口は乾燥させずに治癒させる湿潤療法が流行ったりと、創傷の治療だけでも時代を反映するし、奥が深い。

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7月10日 電車内での化粧
 電車内でやめて欲しい事として、大阪市営地下鉄が啓発ポスターを作って貼り出した。乗客に対して行ったアンケートを行って
集計したもので、1位から順に「歩きスマホ」「車内での通話」「荷物での座席の占有」「車内での化粧」「車内での飲食」と
続いている。10年前には見かけなかったが、現在は堂々と行われているとのことで、年配の人から見苦しいという声があったり
隣に座った男性からは匂いが嫌という声があったりするのだそうだ。さて、約3ヶ月に渡って2時間程度の通勤時間をかけて
電車通勤していた身として書かせてもらうと、そんな余裕のある電車に乗っているんだから、少しくらい我慢してもいいんじゃないか?
という感じだ。本当に混んでいる電車だと化粧はおろか、文庫本を取り出して読む事すらままならない。座れれば可能だろうが、
全乗客のうちどれだけの割合が座っているかを考えると、奇跡に近い状態だ。吸われているだけマシだ。恐ろしく偏った意見
だというのは分かっているが、やっぱりねぇ・・・。まぁちょっとは事情も考えてあげようよ、と。化粧をしなくていい男性は
朝の支度が楽でいいとはよく言われるわけだし。

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