Top雑感2015年1月(1日〜10日)

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1月1日 Siriにご挨拶
 年賀状を出す以外は外出していないので、今日は誰とも話していないと言いたいところだが、唯一話したのがSiri。言わずと知れた
iPhoneの音声認識ソフトだ。正月になったので色々と試してみるしかない。「あけましておめでとう」には丁寧に「あけましておめでとう
ございます」と返答が。「今年もよろしく」には「ありがとうございます。今年も充電よろしくおねがいします」と端末っぽい返答が。
こんな細かい技を仕込まなくても。お年玉をねだってみたところ、Siriの持つ「多次元通過」は地球では価値がないと無碍なく
断られた。初詣に誘ってみたが、近くの神社を検索されてしまった。しかも一箇所は教会だったし・・・。そういえばと思って
今更ながらに「メリークリスマス」と言ってみると、クリスマスは12月25日と諭される始末。恐るべしSiri。にしても、以前のように
Macの起動時に「謹賀新年」と出たりしないのが寂しい。Apple側の余計な機能と認識したのだろうけど。あとはSiriが松の内を
認識できるかどうか、だな。

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1月2日 献血が空いている!?
 最早毎年恒例となりつつある1月2日の献血。今年もバッチリ予約して、箱根駅伝を見ながら献血をしてきたわけだけど、献血ルーム
の様子がいつもとは違うものだった。これまでは1月2日と言えども結構人が集まっていたのだが、献血ルームはガラガラ。帰る
頃まででも5、6人しか来ていないという状態。血液型の問題もあるのだろうが、採取された量は上限一杯ではなく、やや少なめ。
この時期は予約で献血者数は読めるはずなので、これらの状況が示すのは、血液の必要量が少ないということ。県下最大の
献血ルームが今日は休みなので、他の献血ルームに大量に献血者がいるというのは考えにくいので、このような推論になるわけだけど。
どうしてこうなったのかは全く分からない。まぁ正月早々から献血に行く物好きが少ないのは、血液事業関係者以外にとっては
悪い事ではないと思うのだけど。看護師が少ない割に事務職員がいつも通りだったのが印象的だった。

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1月3日 Uターンラッシュ
 今日がUターンラッシュのピークだと聞き、朝からちょくちょく高速道路情報を眺めていたのだが、確かに上り線がよく混んでいる。
相変わらず日本道路交通情報センターの渋滞予測は、長く見積もりすぎだなぁという感じで、どうにも読み切れていない感じは
拭えていない。そして気になるのは下り線も混んでいる場所があるという点だ。結局は東京、名古屋、大阪、福岡といった大都市
に向かう方向が混んでいるだけなのだが、東名高速の下り線の混みっぷりがかなりすごい。実際のところは予想通りではあるのだが。
わざわざ渋滞につかまりに行く趣味はないので、情報を眺めるにとどめておくのだけど、曜日の並びを考えたら、明日Uターンでも
いいのではないだろうか。そのあたりの感覚はよくわからないのだけど、わざわざ混むと言われている日に移動しなくても・・・とは
思う。あぁ、今年の正月も何もしなかったな。

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1月4日 生活リズム
 この年末年始は曜日の並びの都合と、有休消化の厳命が出たために比較的長い休みとなったのだが、そのせいか、生活のリズムが
バラバラになっていた。昼間に眠くなると横になって眠り、結果として夜に眠れなくなり、遅くまで意味もなく起き続けるという
生活が続いていた。過去に実験した感じだと、25時間周期で生活が続き、疲労がたまると23時間周期になって戻っていくらしい。
で、今回は戻るのを待っているほどの時間はないので、どこかでリセットする必要があったのだが、どうにか昨日の夜から
今朝にかけてで戻せたような気がする。どうにか始業には間に合ったかなという感じだ。さて、この休みの間も目覚まし時計の
アラームは特に止めるでもなく鳴るようにセットしたままだったのだが、実際に目覚ましのアラームで目を覚ました日はない。
無意識のままでアラームを止めてそのまま適当な時間に起きるという日々だった。それだけ起床時刻に対しての緊張感が無い事を
示していたのだと思う。これで明日だ。大丈夫なんだろうか?

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1月5日 水素タウン構想
 東京都が2020年の東京オリンピックの際に、選手村を水素タウンとして整備するという方針を決定した。水素ステーションを設置、
パイプラインを張り巡らせ、選手の宿泊棟や運動施設、食堂に水素を送り、そこに設置する燃料電池で電気や熱に変換、電力や温水を
供給するというものだ。オリンピック終了後にはエリア内の商業施設や学校への供給も目指すとしている。あと5年ほどの時間は
あるのだが、それまでにそんなに燃料電池が普及するとは考えにくいのだが。ちょっと調べてみたところ、都市ガスをやっている
会社が水素ガスを通すパイプラインについて調査しており、都市ガスと同様の仕組みで何とかなりそうだ、という結論まできている
ようだ。それ自体は喜ぶべき事なのだが、今からそれだけのインフラを作り上げるのは大変だろうし、実際に動かしてみないと
分からない不具合だって出てくるだろう。その辺をクリアできるのか、燃料電池で十分な電力が得られるのか、色々と気になる。
オリンピックにかこつけて、大規模な社会実験を行おうとしているようにも見える。

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1月6日 震災の日
 国会議員が毎年3月11日を「東日本大震災の日」と定める法案を議員立法でまとめたという。今国会に提出するとか。防災の日と
同様に祝日にするわけではなく、「未曾有の国難」と震災を位置づけ、政府や地方自治体、家庭や学校がそれぞれにふさわしい行動を
とるようにするというもののようだ。2016年からの適用を目指しているという。防災の日は関東大震災の日だし、1月17日、
阪神大震災の日は「防災とボランティアの日」と定められていて、各地でシンポジウムなどが開催されているという。阪神大震災の
日に由来している方は今回調べてみて初めて知ったのだが、発生の翌年には定められているという。今回の東日本大震災の日は
今更のような感じもあるし、震災の名前をそのまま出しているというのも違和感がある。関東大震災、阪神大震災が
共に○○の日として定められている以上は、やはり何かを制定すべきなのかもしれないが、やはり動きが遅すぎるし、どうせなら
きちんと復興してから「記憶の風化を防ぐため」くらいの感じで制定するのがいいのではないだろうか。復興も道半ばで
忘れかけているから改めて、というのではあまりにも被災地がかわいそうだ。

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1月7日 強制取得か?
 これまでは従業員が請求して会syが許可する形になっていた有給休暇を、企業側が時期を指定して取得させるという労働基準法の
改正案が明らかになった。企業に従業員がいつ有給休暇を取得するかの時期を指定する事を義務付けるというものだ。努力規定ではなく
義務規定であるという点が大きい。一応、現在でも企業は従業員に有給休暇を取得させなくてはならないのだが、従業員の請求がなければ
与えなくても違法ではない状態。それを企業側の義務にしようというものだ。日本の有休取得率が低い事を改善しようという狙い
なのは分かるのだが、他に方法は無いものか、と思ってしまう。企業に義務付けるようなものではないだろう、と。直前にならないと
仕事がどうなっているのか分からない事だってあるだろうし。成立した後は色々と面倒な事になりそうな予感がする。

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1月8日 年収1075万以上で
 昨日に引き続き、労働基準法の改正案の中の1つ。少し前に残業代ゼロ制度として大騒ぎになったもので、働いた時間ではなく、成果で
賃金を払うというものだが、対象者の年収を1075万円以上とする方針のようだ。ただし、働きすぎを防ぐために、会社にいる時間の
上限を設定したり、勤務の間に一定の休息時間を設けるなどといった仕組みを導入する事を条件とするようだ。もっと低い年収で
すでに残業代ゼロの勤務をしている私のような人たちの立場はどうなってしまうのだろうか。上限を規制しても多分無視されるだろうし、
家に持ち帰って仕事をする人も出てくるかもしれない。休息時間を設定しても、休息とは名ばかりで実際には仕事をしていたりする
のもまた実情。結局、世の中とはそういうものであり、建前は建前、制度は制度であって、現場は違う事が起こっているのだ。
この改正案、どれくらいの現実性があるのか、成立した後に改めて検証する必要があると思う。

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1月9日 検索のシェア
 今やインターネットの検索というとgoogleの一強。かつてはgooやinfoseek、Lycosといったものもあったのだが、googleが
そのシェアをかっさらい、yahooがまだ残っているくらい。Bingもあるけど、選択する理由があまりないのが実際。ところが
アメリカでgoogleの検索のシェアが11月の77.3%から12月は75.2%に減少したとしてニュースになっている。代わりに
伸びたのがYahoo。理由は明らかではないが、MozillaがYahooと提携したことによると予想されている。シェアが減ったとは
言っても、まだ75%以上のシェアを持っているのだからかなりのもの。減ったという評価がされているが、誤差みたいな
ものではないのだろうか。結局のところ、検索のアルゴリズムが優れていただけの事だし、それを上回るアルゴリズムが
開発されていないというのが情けない。googleの天下はいつまで続くのか・・・。

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1月10日 4Kテレビ
 ラスベガスで開催された世界最大の家電見本市で次世代のテレビの主導権争いに火花を散らしていたようだ。ハイビジョンがすっかり
一般化してしまった今、次は4倍の解像度を持つ4Kテレビや、さらにその4倍の解像度になる8Kにまで手を伸ばしているようだ。
一時話題になった有機ELも復権してきているようだ。先日、4Kのハイビジョンカメラで撮影された映像と、通常のテレビカメラで
撮影された映像を比べるというのを見たのだが、確かに4Kは綺麗だった。感度がいいというべきか、通常では黒く潰れるところも
よく見えるような感じだった。凄いのは分かる。ただ問題は、そんな高解像度で見たいようなテレビ番組が無いという点にある。
家電メーカーが番組を作っているわけではないので、家電メーカーに文句を言うのはお門違いなのだけど、そこまで解像度を
上げる意味は無いだろう。市場が求めているのはそこではないと思うのだ。解像度が高ければ偉い、という時代ではないと思う。
技術開発として必要なのは理解できるのだけど。

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