Top雑感2014年12月(21日〜31日)

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12月21日 組合の意味は?
 和歌山県内での労働組合の数や組合員の数が減っているそうだ。組合数は20年前の約7割、組合員数はピーク時の約半分になっている
という。生産労働人口の現象、非正規労働者の増加、組合の社会的な影響力が低下してきている事などが原因として考えられるという。
一応、私も就職している身であって、労働組合には加盟している。と言っても、全員が加盟する義務があるからなのだけど。日本の場合、
労働組合は会社ごとの組織なので、結局は会社の御用組合にしかならない。組合同士の横のつながりがあったりはするらしいのだが、
それが大きな影響を及ぼす事がない。アメリカの場合、業種ごとなので会社側とも闘うわけだし、業界全体に影響力を持つ。
今の状態、組合に加入する事にメリットが見いだせないのだ。もちろん、非正規労働者が増えたというのもあるだろうが、加盟するか
どうかを選択できる場合、そこにどれだけのメリットがあるか、納得させられるだけの材料が、最近の労働組合にあるのだろうか。
それができた上で加入者云々の話を考えるべきではないだろうか。強制的に人があつまるからとあぐらをかいていると、いずれ
大変な事になりそうな気がする。

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12月22日 センター試験廃止か?
 中央教育審議会は大学入試センター試験を廃止し、新しい試験を導入するという大学入試改革案を答申した。新しいテストは
「大学入学希望者学力評価テスト」としており、年に複数回を実施、マークシート方式だけでなく記述式の回答を求めているという。
成績は段階別に示す他に英語は民間の資格・検定試験を活用するという。高校生については高等学校基礎学力テストで高校生の
学力達成度を測るというのも考えているとか。まぁこういう物は度々見直されて、その都度色々な批判は出ると思うのだが、
今回の改革は色々と大変な事になりそうだな、と。記述式の回答を取り入れた場合、その点数の基準を一律にするのが難しい。
数人で採点できるような数ではない筈だからだ。そして英語、おそらくTOEICを利用すると思うのだが、これって結局は
アメリカのETSという非営利団体が喜ぶだけである。この動き、何か裏の動きを感じてしまうのだけど・・・。日本には
英検もあるわけで、そこを明記しないのが気になる。答申が出てしまった以上はこれに近い形の試験が実現するのだろうけど
色々と大変な事になりそうだな、というのは想像に難くない。

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12月23日 新しい歴史教育
 歴史の教育が変わろうとしているようだ。どんどん記憶すべき用語が増え、いかに多くの知識を詰め込むかが点数のカギになっているが
それを、大局的な歴史の流れや、出来事の背景を考える力を養うような教育に変えていこう、というのがあるようだ。折しも、大学入試が
知識偏重になっているという中央教育審議会の答申が出たばかりだったりする。私は歴史という教科が大嫌いだ。その理由はまさに
そこにあり、いかに多くの事を覚えるかに勝負がかかっているからだ。単純な記憶が苦手なのだ。そこで地理だ。覚える事はあるが
絶対に単純な記憶で答えが出る事はまずない。少し前から最新の統計資料まで全てを記憶しているなんて事はほぼ考えられないからだ。
最低限の知識と出来事の背景を考えないと正解が導き出せないのだ。地理という科目でそれができている。実際、今回も問題になったのは
歴史だけのようだし。地理でできて歴史でできないわけはない、とは言わないが、傾向に差がありすぎたのは事実。もうちょっと
科目ごとの差を小さくして欲しいな、と。まぁ理系科目も差は大きいのだけど。

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12月24日 飛行船で警備
 大手民間警備会社が防犯用の飛行船を導入すると発表した。試作機を開発しており、2016年の実用化を目指すという。全長15 m、
最高時速50 km、2時間連続で飛べるという。地上100 m程度の上空を飛び、10台のカメラで地上の300 m四方を監視できるという。
服装や髪の色も判別できるという。期待は折りたたんんで現場の近くまで運び、そこで膨らませて飛ばすのだとか。1日100万円也。
おそらく、音がしないとか、持ち運びが楽という理由以上に、移動速度と飛行高度を容易に変化させられる事にメリットがある
のだろう。気になるのは風。飛行船である以上は、どうしもてそこに弱さが生まれる。サイズから考えて無人での運用だろうから
とっさの判断というのは難しい気がするので、そのあたりをどう制御するのかが鍵になりそうな気がする。値段は高いかな、という
気がするが、それに見合うだけのメリットがあるのかどうか。そこまでのメリットがあるとは思えないのだけど・・・。視点を変えると
違う物が見えてくるのだろうけど、犯人の追跡などにどこまで使えるのか、そこが問題のような気がする。

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12月25日 紅白曲目発表
 意外とギリギリまで発表されない紅白の曲目。今日になってやっと発表された。で、見てみても、やっぱりヒットした曲はないんだな
というのがよく分かる。映画の曲で大ヒットしたものが3回も出てくるというのはさすがにどうかと。知らない曲ばっかりだし。
紅白スペシャルメドレーとか見ると、ヒット曲がなかったんだな、というのが何となく見える。そろそろ限界なんじゃないか?という
思いがどことなく。こういうものは、毎年恒例だから、という理由でダラダラと続ける傾向がある。どこかで大ナタを振るう必要が
あるのだろうけど、ここまで続いてきたのだから、という理由でなかなかそういう決断ができないのだ。こういうの、ダラダラと
続ければ続けるだけ傷が大きくなると思うのだけど。。。そうは言っても、消去法で紅白を見るんだろうな、というのは何となく
予想ができる。他がつまらないのだ。う〜ん、テレビ業界全体で大きな改革が生まれないかなぁ・・・。

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12月26日 燃料電池車の燃費は?
 一般販売が始まった事で再び注目を集めた燃料電池車。今回は燃料となる水素の値段が発表された。今回発表された価格は1 kgあたり
1000円だ。満タンにすると4300円というので4.3 kg搭載できることになる。これで650 km走れるという。来年3月までに11箇所に
水素ステーションを作るとしており、水素の価格は全国一律にするらしい。ここまでがニュースの内容で、ここから先が計算になる。
この価格がお手頃なのかどうか、だ。計算してみると燃料電池車の場合6.6円/kmとなる。実走燃費ではないのが気になるところだ。
モーターで走るので高速走行をするとより消費が激しくなるので、より高い方向にぶれるだろう。現在の車の実燃費のランキングを
見るとトップは23.36 km/L。先日発表された全国のガソリン小売価格は149.1円/Lなので6.4円/km。あまりお得じゃない。。。
繰り返すが、燃料電池車は実走の燃費ではないのでもっと悪くなる筈だ。これで水素ステーションが全国11箇所では、あまり
メリットがないような・・・。売れるのか?

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12月27日 地味だけど威力絶大
 仙台市で郵便ポストに油を入れられるという事件が起こっているようだ。県警が器物損壊などの疑いで調べているという。ポストに
直接油を注いだり、油入りのビニール袋を詰めた封筒が投げ入れられたりしているそうだ。時期が時期なので年賀状が被害を
受けたようだ。差出人には新しいハガキを配るといった対応をしているようだ。昨年も同じように油やコーヒーが流し込まれたようだ。
こんなイタズラをする人がいるなんて・・・。街角のポストや各家庭の郵便受けは完全に性善説に基づいて設置されていると思う。
その気になればイタズラしたい放題だからだ。こういうニュースを見ると、前提が崩れ始めているのかなという気になってしまう。
ポストなんて改めて気にする人はそんなにいないだろうから、イタズラされ放題のような気がしてしまう。実際、火のついたタバコを
入れられてボヤ騒ぎになった事もあったような記憶が。ポストのセキュリティの強化は難しい気がするのだけど・・・。

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12月28日 ノート共有アプリ
 色々なものが出ているなぁと感心するばかりのスマートフォンのアプリの業界だが、ノートの共有アプリがあるのだそうだ。誰かが
綺麗にまとめたノートをアップロードしてそれを多くの人がダウンロードして見る、というもの。中学生向け〜大学生向けまである
らしく、「二次関数」のようなタグ付けまでされているようだ。開発者はノートを見せ合っている高校生を見て思い浮かんだという。
今や10万ページ、ライバルは参考書と言っている。なんともまぁ、凄い時代になったなという感じだ。ノートは財産だ。ただ板書を
写せばいいというものではない。板書に書かれなかった、先生が口頭で言った事も書き込んで、理想的にはノートを見れば授業が
再現されるものだ。それだけ苦労して作ったものを、簡単に他人に見せるという意識が分からない。そして、気になるのは、綺麗な
ノートを見ただけで覚えた気になっている人がいるのではないか、という事。テストさえ凌げればいいというのは、やはり間違っている
と思うのだ。汚くても、自分で調べてノートに纏めた方が覚えると思うのだけど・・・。色々と不可解だ。

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12月29日 プリンタ
 動かしたのは1年ぶりになるだろうか。それ以前は時々動かす事があったのだが、1年空いてしまったというのが正直なところだ。
年賀状を印刷すべくプリンタに電源を入れてみたのだが「プリンタヘッドをセットしてください」というメッセージが出た。もちろん
プリンタヘッドは付いているし、最後に印刷してからいじっていない。色々と試してみたがエラーは解消されず、マニュアルを見ても
メーカー対応になる模様。さすがにそれは待っていられないので、家電量販店に直行した。これまで使っていたプリンタは7年近く
使っていたものだが、同等、もしくはそれ以上の機能を持っているのに、筐体は小さくなったし、値段も安くなっている。プリンタの
進化の度合いには驚かされるものがある。とりあえず、どうにか年賀状の印刷は終わらせたわけなのだけど・・・。プリンタを年に
1回しか稼働させないという人も多いのでは?ヘッドのインクが固着したり動かなくなったり・・・。時々動かした方がいいんじゃないか
と思わされた。

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12月30日 年末進行
 そろそろ日付の感覚が無くなってきてるのだが、世の中は年末の雰囲気が流れている。こうなってくるとテレビ番組が年末の特番
だらけになってくる。こうなってしまうと特に見たい番組が無くて困る。見る物がないので、消去法で何かを見ている状態になる。
色々と録画しただけで見ていない物があったのだが、それも大半を消化してしまった。こんな時期で、じっくり時間を取れるからこそ
プログラミングとかの本を読みたいところだが、今勉強しても使う目標が見当たらないので何となくモチベーションが湧かず。
結局時間を持て余しているわけで。年が明けたらそれなりに見る物が増えてくると思うのだけど、明日も何をするか探しながら
1日が過ぎそうな気がする。紅白は後ろでなんとなく流れている状態になりそうだし。さて困った・・・。

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12月31日 初日の出暴走に向けて?
 何となく紅白も面白くなさそうだな、という事で、Macに向かって黙々と作業をしていた1日だったのだが、夜になって気になって
高速道路情報を見ていた。さすがに全国各地の渋滞の名所と言われるようなところでも渋滞は起こっていないようなのだが、何箇所か、
横転転覆事故で通行止めという場所があった。実のところ、ここ数日眺めていて、結構よく見かけるのだ。他の事故とは区別して
表示されるのでわかるのだが、妙に多い。仲間内で集まって初日の出暴走をしようという連中がその前に羽目を外しすぎて暴走して
横転しているのではないか、と。凍結防止作業で規制がかかっている場所を見ると、働いている人がいるんだなぁと思いを馳せる。
年が変わるからと言って、特別な事をする気がない私としては、心強い限りなのだけど。まぁ、ゆく年くる年だけ見られればそれで
いいかな、と。

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