Top雑感2014年10月(21日〜31日)

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10月21日 ゆるキャラグランプリ
 今年もそんな季節か、と思いつつ、結局は初代のくまモンが有名になっただけで、その後のバリィさん、さのまるは全く見かけない。
なんならくまモンも最近は随分と見なくなったくらいだ。そんな中、今年のインターネット投票は締め切られた。これまではこれで
順位が決定だったのだが、今年は11月初旬のイベントで来場者による決選投票を行うのだという。場所は愛知県。セントレアの
野外特設会場だという。これは地元勢に有利か?と思って自動的に参加資格のあるトップ100を見てみたのだが、19位にだし丸くん
(半田市)、21位にコバサン太(車検のコバック)、37位にいなッピー(稲沢市)、42位にトトまる(蒲郡市)、58位にせとちゃん
(瀬戸市)、68位にワイファイ(コミュファ光)、71位にいなりん(豊川市)、73位にい〜わくん(岩倉市)、79位に梅子
(知多市)、85位にあまえん坊(あま市)、97位にトコタン(常滑市)といったところ。さて、組織票が入ったとして、逆転できるのか?
半田市が比較的セントレアに近いので逆転できるか?常滑市がセントレアの地元なので一気に逆転できるか?気にはなるけど、
現地に行って勝敗を見届けようとは思わない・・・。

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10月22日 建屋カバーの撤去
 福島第一原発のニュースが流れると、何か事故でも起こったのかと思うのだが、今回は順調に進んでいるという話だった。1号機の
建屋に設置していたカバーを撤去する作業が始まったというものだ。今の所、屋根に穴を開けて、中に樹脂状の飛散防止剤をまいた
というだけの話。これからさらに多くの薬剤を撒いて、カメラで中を確認、最終的にはカバーを撤去して、原子炉内の燃料の
取り出しへと向かう。さて、この建屋カバー、放射性物質に汚染されたホコリなどが外部に飛んでいくのを防ぐために設置された
ものなのだが、このカバーがあると作業ができないという事で今回のような事になっている。こうやって飛散防止をするなら、
最初からやっていればよかったのに、とか思ってしまう。当時も主に建屋の外だったが、飛散防止剤を散布していたわけだし。
結局、この建屋カバーは何だったのか?という話になりそうだ。ま、作業が順調なのは何よりだが。

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10月23日 どぼじょ
 一体何事かと思ったのだが、土木業界で働く女性の事を示す言葉であるらしい。「土木女子」を略してどぼじょ。だが、これに
変わる新しい愛称を公募した結果、「けんせつ小町」になったのだという。これからは日本建設業連合会の公式文書などでは
「けんせつ小町」を使うようになるのだという。建設業界で働く女性は全体の3%だという。これからは男女関係なく優秀な
人材を活用する機運を盛り上げたい、というのが日建連の会長の言葉だ。であれば、なぜ女性にだけ愛称をつけるのか?という
事だ。鉄道マニアなら鉄子、天文マニアだと宙ガール、歴史好きだと歴女などなど、男性で同じ趣味を持っていても特別な
扱いは受けないのに、なぜか女性は優遇されている気がするのだ。何故だ・・・。それにしても「どぼじょ」の持つ語感の
破壊力が凄い。濁点の持つ威力というのがかなり大きいのが分かる。けんせつ小町は受け入れられるだろうか? < align="right"> ▲Page Top

10月24日 サマータイム導入か?
 日本では戦後に一度導入したものの、数年で廃止になった経緯がある。そんなサマータイムを再び導入しようと提唱している
人がいるようだ。2020年7月の東京オリンピックで、猛暑の中で競技をすると倒れる人が続出するのでは?という事だ。特に
マラソンは気温の影響が大きいし、競技時間も長い。元総理大臣のある人は「思い切って2時間くらいのサマータイムをやったら」
と言っているようだ。日本は南北に長いと言われているが、想像以上に東西にも長く、西と東では日の出の時間が結構違ったりする。
2時間もずらしたら、東京あたりはいいかもしれないが、より西の地域は2時間もズラされたらきついだろう。こういうところが
東京本位だと言われる所以だろう。サマータイムには個人的には賛成。夏場は通勤の時間で暑すぎる・・・。 < align="right"> ▲Page Top

10月25日 イギリス王室もか・・・
 世界中の色々な所でアカウントが取得されているtwitter。とうとうイギリス王室も公式アカウントを取得したようだ。88才に
なったエリザベス女王がツイートをしたというのだから、なかなか凄い。それくらいの年齢になると新しい事に手を出さなさそう
なのだが、1976年には一般に普及する前の電子メールを送信、今は携帯電話のショートメッセージでさえ送る事ができるという。
色々と考えさせられるニュースだな、と。まず、twitterの広がりっぷりにも驚かされる。イギリス王室がアカウントを取って
一体何をつぶやくというのか?必要性が見込まれての事なのか、流行りだからなのか考えてしまう。で、エリザベス女王だ。
公開された写真を見るとタブレット端末を操作しているのだが、そんな事に新しく手を出そうとする88才がいるだろうか。
私の母親も、ようやく携帯電話のショートメッセージを送れるようになったくらいだし。柔軟だな、と。 < align="right"> ▲Page Top

10月26日 自転車レース
 浜松市で行われた自転車レース。街中の立体駐車場を駆け上がるというもので、8階建ての立体駐車場をコースにレースが
行われた。体力勝負かと思いきや、自転車なら何でもアリという事で電動アシスト付き自転車でも参加可能なのだそうだ。
何故かオッサンがセーラー服で参加していたりと、本気のロードレースとはちょっと違った雰囲気があったようだ。ちなみに
優勝タイムは47秒。8階分を駆け上がったのだから、かなり早いと思う。小回りが利く分だけ、自動車よりも早いのだと思う。
街中に活気を取り戻そうと企画されたイベントのようだ。こういうイベントって色々と企画はされるのだろうけど、人を集める
のが難しいのだ。今、会社でそういった事をやっているので分かるのだが、集まらないんだ、これが。。。基本的にイベントは
集客がキモで、それができないと失敗の烙印を押される。どうやって宣伝をすればいいのか、そのあたりのノウハウって
どこかにないものだろうか・・・。 < align="right"> ▲Page Top

10月27日 はやぶさ2
 小惑星探査機「はやぶさ2」が来月30日に打ち上げられるのに先立って、報道機関向けに公開された。奇跡的な帰還を果たした
はやぶさは小惑星イトカワだったが、今回は1999JU3という味気のない名前の小惑星に向かうのだという。イトカワよりも初期の
太陽系の状態を残していると考えられているようだ。ところで、初代「はやぶさ」の解析結果もきちんと発表されていないと思う
のだが、そんな中で早くも次を打ち上げるというのはどうなのだろうか?はやぶさが帰還した時は、日本中が感動の押し売りのような
状態になり、無駄に映画やドキュメンタリーが作られたりしたのだが、その影響か、どうしても2号目を作らないといけないような
雰囲気になっただけではないのだろうか?行おうとしている研究内容自体にケチをつけるつもりはないのだが、急ぎすぎではないか?
という話だ。イトカワの解析は十分に終わったのか、はやぶさの反省は十分に生かされるのか、他に吟味する事は無いのか?等々
気になる事は色々と。予算が取れそうなうちに取ったという可能性も捨てきれないのだけど。世間の注目はそれほど高まっていない
ような気がしている。 < align="right"> ▲Page Top

10月28日 川柳 in the ラボ
 生命科学分野の人が集まるイベントというだけでちょっと一般の人は近づきにくいし、何をやっているのか分からず怪しい雰囲気が
漂うのだが、そこで川柳のコンテストをやっているとなると、いい加減何が何やらという感じだ。それでも第2回。今年の受賞作を
一気に書くと、「よし逃げろ 学会帰りの ボスが来た」「発現を 制御できない 恋心」「縁結び いつもしてます 動物の」
「飲み会の あとはシメの 実験へ」「妖怪の せいだと思うよ このデータ」「だれかくれ モチベ増やせる プライマー」という
感じだ。意味が分かる人はクスリとくるのだろうけど、さっぱり分からない人の方が多いんだろうなというのは想像に難くない。
でも、一般のニュースサイトに出ていたりするので驚いてしまう。何をしているのか分からないと言われる研究職の人々。
これで余計に疎遠にならなければいいのだけど・・・。もちろん、私は内容を理解できる側の人間だ。 < align="right"> ▲Page Top

10月29日 日本消滅規模の噴火
 最悪の場合1億人以上が生活不能になるレベルの巨大カルデラ噴火が起こる確率は、今後100年で1%という予測が発表された。
過去12万年間に起きたマグニチュード4以上の噴火、合計447回を統計的に解析し、将来の発生確率を求めたという。仮に九州で
噴火した場合は、火砕流が2時間以内に700万人の人口域を埋め尽くし、偏西風で運ばれる火山灰によって、北海道東部以外の
日本全域は生活不能になると予測されている。交通、ライフラインは完全に麻痺すると考えられている。東日本大震災の直後にも
こういう数字は色々と出ていたのだが、最近は聞かなくなった。イマイチ実感が湧かないのだ。この100年で1%という確率は、
「阪神・淡路大震災が起きる前日の時点で30年以内に同震災が起きる確率」と同程度、という事らしいのだが、それでもさっぱり
分からない。平たく言うと、いつこのような巨大噴火が起こっても不思議ではない状態、なのだそうだ。確率論なので、どうしても
わかりにくい表現になるのだが、一般向けには是非とも平たい表現を使って欲しい。で、実際のところ、どこが噴火しそう
なのだろうか?箱根?富士山?錦江湾?囁かれる場所には色々と心当たりが・・・。 < align="right"> ▲Page Top

10月30日 成田空港新ターミナル
 成田空港にLCC用の新しいターミナルがオープンする。開業は2015年4月8日だ。延べ床面積は6万6000平方メートル。
保安検査場や出入国審査場、発着用の建物などで構成されており、年間750万人の利用を見込むとしている。建物にはコンビニや
書店、イスラム教徒用の礼拝室、フードコートなどを設けるという。東京近郊の空港で最近話題になったものといえば、
羽田空港の国際線ターミナルがある。観光客が数多く訪れ、私自身も単なる観光目的で行った事があるほどだ。それに対して
成田空港の新ターミナルにイマイチ魅力を感じないのは何故だろうか。天井を貼らない内装なんかは、なかなか魅力的だと
思うのだが、全体的に惹かれるものがない。なお、このターミナルの開業に合わせて、国内線の利用者からも施設利用料を
徴収するようになるという。これで大きく変わるとは思えないのだが、折角料金を徴収するのであれば、もう少し明るい感じの
ターミナルビルにしてもらえればなぁ・・・なんて思ったりもする。 < align="right"> ▲Page Top

10月31日 新洗濯表示
 経済産業省が繊維製品の洗濯表示について、国際規格に整合したJISを制定した。制定したからと言って、すぐに一気に変わる
わけではないのだが、行く行くは変わっていくはずだ。この絵表示が分かりにくいのだ。今の絵表示はかなり直接的なものであり、
日本語で書かれているものが多い。しかし、新しいものは点の数や線の数で強弱や温度の高低を表示するもの。ベースとなる記号も
○、□、△といった基本的な記号であり、直接的には分からないものが多い。分かっている人には分かるのだが、色々と難儀だ。
特に、点や線の数で強弱を表す場合、どの数が最大なのかが分からないので、それが強なのか中なのかが判断できないのだ。
まぁ、強と中でどれだけの差があるのかという疑問はあるのだが。日本はWTO加盟国なので国際規格であるISOに整合した
国内規格を作る必要はあるのだが、大事なのは誰もがパッと見て分かる事ではないのだろうか。今までのは見れば分かるのだが、
新しいものは予備知識が必要。何年かけて入れ替えていくのかが問題。実際に目にし始めるのは何年後か・・・。今のうちに
覚えておこうと思う。 < align="right"> ▲Page Top

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