Top雑感2014年10月(11日〜20日)

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10月11日 食生活の乱れ
 関東甲信の大学や短大で学生に調査をした結果、食生活がかなり理想からは離れている事が明らかになった。一人暮らしの4割は野菜を
食べず、男子学生の半数近くはとりあえず空腹が満たされれば良いと考えている事が明らかとなった。しかも回答した学生の7割は
栄養や保険、農業などの学部生だというから、なかなか凄い事になっているようだ。野菜を食べない理由は、調理が面倒、価格が高い、
好きではないといったところのようだ。自分自身が不健康な食生活を送っているので、批判はできないし、むしろ同感だったりする。
調査の担当者は最近の若者は通信費にかけるお金が増えたので食事を顧みないと指摘しているようだが、多分、それは関係無い。
お金があるから野菜を食べるというわけではないだろう。調理が面倒というのが大きいだろう。これが直接何かに影響を及ぼす
とは考えられないのだが、まぁ食べた方がいいのは確かだろう。

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10月12日 依頼献血
 実際にはそういう言葉は使われていないと思う。電話がかかってきたのは金曜日の夕方近くだった。知らない番号だったので恐る恐る
出てみると献血の依頼だった。つい2週間前にも献血しており、次に可能になる日は今日だった。で、血小板が足りないから、
可能になるその日に来てくれというものだったのだ。特別断る理由も無いので引き受けて行ってきた。依頼されただけにどれだけ
違うのかを期待して行ってきた。とりあえず、受付や医師による問診、検査が優先的に受けられる。そして、都度「今日はお休みの
日なのに・・・」「今回は依頼を受けて下さり・・・」といった労いの言葉をかけられる。放っておいても毎月行く身としては
そこまでお礼を言われると気持ち悪い。献血はいつも通り淡々と行われ、記念品はというと、これもいつも通りだった。2つ選べる
かなとか思っていたが1つだけ。ただ、献血する度に付与されるポイントは2倍になった。何というか、ほとんど特典無しだな、と。
しょっちゅう依頼の人を見かけるので、その度にサービスを増やすわけにもいかないという事なのだろう。次回は予約してみようかな。

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10月13日 緊急速報
 その時、マナーモードにしていた携帯電話から聞いた事の無い音が出た。何事かと思って画面を見ると、住んでいる市で避難準備情報
が発令されたという緊急速報だった。浸水の恐れのある所に住んでいる人は避難の準備をしてくれ、避難に時間のかかる人は避難を
開始してくれ、というものだった。所謂エリアメールで送信されているもので、緊急地震速報と同じシステムで送信されているもの
だった。緊急地震速報以外であるというのは知らなかったし、待ち受け画面で読んだものの、そのメッセージがどこに入っているのかも
分からなかった。思わず携帯電話会社のWebページで確認したほどだ。先週の台風の時はこういうメッセージは流れてこなかったので
その反省からか、今回は比較的早いタイミングで流してきたといったところだろうか。私が住んでいる所に台風が最接近するのは
真夜中。そんな時間に避難勧告とかを携帯電話に流されても困るなぁなんて思っていたりもする。緊急地震速報の音は一時を境に
すっかり有名になったが、緊急情報の音ももう少し普及させた方がいいのではないだろうか?

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10月14日 お詫びを寄付
 発覚したのは今年7月というから、もう3ヶ月も前になる。出版・通信教育大手からの顧客情報流出事件。そのお詫びの500円の
受け取り方法についてだ。その方法が電子マネー、図書カードの他、流出事件を受けてその会社が作った基金への寄付というものだ。
「子どもたちへの支援や子どもたちが安心して学習に取り組める環境の確保などを目的としているという。設立には補償の為に
用意した原資の一部からも一部が拠出されているという。これをどう判断するのかは個人に依りそうだが、個人的にはやはり
気持ち悪い。わざわざ今回の事件を受けて立ち上げた基金で、活動実績も無いというのに、お詫びのお金で寄付を募るというのは
違和感がある。何か活動実績のある、キッチリとした団体への寄付ならまだ分かるのだが。電子マネーというのも、地味に利用者を
選ぶものであり、図書カードは手元に届くまでに最長6ヶ月かかるという逸品。もうちょっと何とかならないのか?と思うのは
私だけではないと思う。

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10月15日 列車の位置情報
 先日は東京都内の私鉄で起こったし、今朝は同じく東京都内の山手線で起こった。列車の位置情報が正しく伝わらなかった事故だ。
私鉄の方は踏切の遮断機が下りなかったし、山手線は停止信号が出たのだという。共通しているのは、列車の位置情報を、レールに
流れる電流を使って把握していたという点。不要な電流が流れたり、逆に流れなかったりという事でおかしな事になったようだ。
列車の位置は指令センターでも表示されている筈なのだが、それもレールの電流からの情報を元に表示しているという事なのだろう。
全ての列車が同じ方法ではないらしいのだが、意外と原始的な方法で位置情報を送信しているんだなと。確かに車輪も車軸も金属製
なので、2本のレールの間に電流が流れれば列車が通過した事を示すのだが、他にもっとあるだろう、と。レールの間にコイルを
仕込んでおいて、金属が上を通るのを感知する、とか。まぁ古くなったとは言っても、既に動いているシステムを入れ替える
というのは大変なのだけど・・・。

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10月16日 閉鎖解除
 国内のニュースではすっかり聞かなくなってしまったが、献血をする身としてはその都度確認されるし、注意書きの紙も渡されるので
嫌でも意識してしまうデング熱。その感染場所として大騒ぎになり閉鎖までされた新宿御苑の利用が再開されることになった。
殺虫剤の散布や気温の低下で蚊が減った事、9月26日を最後に採取された蚊からウイルスが検出されていない事を受けて
明日17日から施設の利用を再開するという。本当にこれだけ大騒ぎをする必要があったのだろうか、という気がしている。
あれだけ騒がれた後はすっかり大人しくなってしまったし、結局死者は出なかったように思う。今までも感染者はいたけど、
そのように診断されなかっただけでは?という気にもなってくる。新宿御苑が再び解放されたとして、元通りの人出が戻るのには
どれくらいの時間がかかるのだろうか。心待ちにしている人というのはそんなに多くないと思うのだけど・・・。

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10月17日 単位は「枚」
 Appleコンピュータが日本時間の今日未明、新しいタブレット端末の発表をした。世界中でこれほどまでにタブレットが使われる
ようになったキッカケとも言える製品だと私は思っているのだが、その新モデルだ。色々な機能が追加されているのだが、
外観として大きいのはこれまでよりも更に薄くなったという点だろう。Appleのトップページの商品紹介には「世界は一枚で変わる。」
とあった。そう、これこそが薄い事を強調する表現だ。タブレット端末を「枚」で数えるというのは見た事が無い。因に、
英語のサイトでは「Change is in the Air」(変化は中に浮いている)というもので、一枚というのは日本独自の表現である事が
分かる。このコピーを考えた人はなかなかの切れ者とみた。

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10月18日 学生ヒッチハイク
 ちょっとした用事があって、高速道路を走っていたのだが、とあるSAの駐車場での事。本線へ戻る為の道の脇にある歩道で
ヒッチハイクをしている人がいた。しょっちゅういるというわけでもないが、極端に珍しいわけでもない。大抵は「次のSAまで」とか
場合によっては目的地を書いていたりする。今回、2人組だったのだが、1人目は文字が書かれた段ボールが折れてして見えなかった
のだが、2人目が持っていた段ボールには「学生ヒッチハイクです」と書かれていた。そこを売りにするのか?と。学生だから
乗せてあげようとは思わないのだが、世間的にはどうなんだろうか。一度、ヒッチハイカーを乗せてみたいとか思っているのだが、
なかなか最後の踏ん切りがつかなくて・・・。今回も学生ヒッチハイクで流してしまった。おそらく、年末近くになると安く故郷に
帰ろうとする学生が出てくるのでヒッチハイカーが現れると思うのだが、その頃に踏ん切りがつくか、再チャレンジだ。

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10月19日 十和田湖
 今年もそんなシーズンか、とか思っていたB-1グランプリ。最高賞を獲得したのは「十和田バラ焼き」なのだそうだ。名前を聞いた
だけで十和田湖周辺である事は分かるのだが、果たして秋田県か青森県か。十和田市が青森県なので青森県だったわけだが・・・。
地元を離れてから知ったのだが、「十和田湖は青森県」というイメージが強いらしいのだ。確かに有名な奥入瀬は青森県側だし、
十和田市も前述の通り青森県。だが、十和田湖自体は青森県と秋田県の県境に存在しているのだ。なんなら岩手県との県境も
すぐ近くにある。にも関わらず、この知られていない感じは一体どういう事なんだろうか・・・。秋田県側から近づいても何もない
というのは事実だけど、もう少しきっちりと知られていてもいいのではないだろうか?他の地域の事など気にとめないというのが
実際か?私自身、滋賀県の半分くらいは琵琶湖なんじゃないの?と聞いたら4分の1くらいしかないと怒られた経験があるわけだし。

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10月20日 駅近大学
 特に関西では街中や駅近の大学が増えているのだという。特に多いのがJR京都線の沿線だとか。駅から大学まで屋根付きの高架遊歩道を
市が整備したり、駅から3分、地元の人も使えるカフェも備えるキャンパスを作ったりとなかなかに必死だ。大学側は生徒へのウリとして
地元側は交通機関の利用客増加が見込めるというのがあるようだ。実際にオープンキャンパスに来る人は増えているのだという。
こういう書き方をすると厳しいのだが、そういう事でしかウリが作れないような大学であれば、大学の体制そのものを見直した
方がいいのではないだろうか。有名大学の全てが交通の便の良いところに立地しているわけではないし、「あんな所に通ったんだ、
大変だったでしょ」という話もよく聞く。それだけの代償を払ってでも行きたいと思わせるようでないと、これからの時代は
淘汰されていくのではないだろうか。とりあえずの淘汰を防ぐために・・・というのも分からないではないが、根本的な解決には
なっていないし、何かが間違っている気がする。

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