Top雑感2014年7月(1日〜10日)

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7月1日 スパコン省エネランク
 東京工業大学のスーパーコンピューター、TSUBAME-KFCが省エネの世界ランキングで2年連続の1位となった。スパコンの性能ランク
Top500の結果を元に、消費電力あたりの処理性能を算出してランク付けするというもの。1Wあたりの性能は4,389.82 MFLOPS。
なかなかパソコンで消費電力あたりの処理性能を考えた事がないので、凄い数字なのだろうけど、どれだけ凄いのかがよく分からない。
実感が沸かないのだ。ところでこのTSUBAME。東工大のスパコンでずっと使われている名前なのだけど、今回のTSUBAMEは凄い。
システムが冷却用の液体に浸されているのだ。勿論、電気を通すとショートするので油性。一般向けのPCでも水冷というのは
たまにある。熱が出る部分を水を通して冷やして、その水は風を当てて冷やすというもの。一部のマニアが油に浸されたPCを
作っているが広まっていないのが実状。それを本気で作った東工大は凄い。いくつか欠点は残されているのだが・・・。
油浸PCは・・・広まらないだろうな。

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7月2日 新幹線の公衆電話
 NTTコムが新幹線内での公衆電話の通話料金の設定を間違えており、過徴収していた事が明らかになった。既に設定の変更は終えたが
少なくとも1年以上前から設定を間違えていたらしい。累計で約12万円になるといい、利用者が申し出れば、確認した上で返金する
措置もとるという。1年前の新幹線からの電話なんて覚えていないよ、というのが実際だろうし、今、公衆電話を使う人がどれだけ
いるのかも謎だ。実際に12万円ほど過徴収していたというのだから、利用者がいるのは間違いないのだが、新幹線内の電話料金は
極めて高いので、12万円というのが逆に利用者の少なさを物語っている気がしないわけでもない。全国民が携帯電話を持っている
わけではないので、撤去というのは厳しいかもしれないが、新幹線に乗る人ような人は、ほとんど持っているのではないだろうか。
そう考えると、そろそろ役割を終えてもいいのではないか、という気もする。使われているのを見た事がないし・・・。

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7月3日 フォーミュラE
 どこかの小さな団体が行っているのだろうと思っていたのだが、管轄しているのはF1と同じ国債自動車連盟、FIAだった。
電気自動車で行うF1がフォーミュラEだ。排気ガスを一切出さないので全レースが公道で行われるという。充電やバッテリー
交換の技術がまだ無い為、ドライバー1人あたり2台のマシンを使って、ピットインの時に乗り換える事を考えているという。
車の形も通常のセダンではなく、フォーミュラカーなのでかなり本気なのだろう。エンジンと違い、スタートでいきなり
最大出力を出せるモーターなのでどんなレースになるのか、なかなか想像できない。ただし、凄く静かなレースなんだろうな
というのは予想できる。何となく普通の自動車レースとは雰囲気が違いそうだ。日本での開催は・・・まず無理だろうな。
これで電気自動車が普及すれば・・・とは思うが、普及は難しいだろうなぁ・・・。

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7月4日 原因は気にならない?
 昨夜の時点で、今日の朝の関東地方には激しい雨が予報されていた。私自身も期待していたし、だからこそ、いつもは寝るときに
全開にしている窓を小さくして、雨に備えていた。しかし、実際はそれほど降らなかった。会社でその話になった時に、「低気圧が
予想よりも南にズレたからね」という話をしたら「そういう問題じゃない」と一蹴されてしまった。世間的にはそういう所には
興味が無いのか、と気付かされた。天気予報は何らかの根拠に基づいて予報を発表しているわけで、それが外れたという事は
何かが根拠としていたデータからズレたという事なのだろう。私はそこが気になるし、だからこそ予報が外れた時点で、最新の
天気図を確認したのだ。何かが起こった時には原因がある筈なのだ。特に予想と違った時には何かが変わった筈なので、そこを
追究したくなる、というのが私の性分のようだ。世間からズレていると言われるのはこういう所にも出るようだ。これからも
天気図はチェックし続けるのだろう。

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7月5日 余震?
 今日の朝7時42分に岩手県沖を震源と擦る地震があり、最大震度は5弱を記録した。震源の深さは49キロ、マグニチュードは5.9
とされている。今後2、3日は震度4程度の余震が起こると可能性があるとされている。ところでこの地震、東日本大震災の時の
地震の余震とされている。あの地震は2011年3月11日。あれからかれこれ3年半が経とうとしている。それでもまだ余震が起こる
というのだから、どれだけのエネルギーがたまっていたんだ?という気になる。確かに震源地をパッと見た時に「余震か?」と
思ったのは事実だが、まだそんなにエネルギーが残っているのか?という疑問も同時に感じた。実際にはまだ残っていたらしい。
現在にも影響を残すあの地震の威力は、それだけ凄かったという事なのだろう。そう言えば、地震直後の「○年以内に大地震は
●%の確率で起きる」って議論は全く聞かなくなったな。結局、結論は何年で何%だったのだろうか・・・。

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7月6日 他山の石
 先日、兵庫県議会議員の政務活動費の不透明な支出が問題となった。連日遅くに帰宅していた私は、「笑撃」とさえ評される
記者会見を見る機会が無かったのだが、今日放送されたニュース番組でやっと見る事ができた。号泣と形容されていたが、そんな
大人しいものではないな、という感じだった。さて、この事件をネタに、県議会議員の選挙での選び方について書かれている記事が
あったのだけど、その結びの一文が凄い。「今回の事件を他山の石ではなく、有権者は、候補者を正しく評価する技術を身に付けて
おくことだ」というものなのだけど、意味がよく分からない。「他山の石」は単独で用いられるものではなく「他山の石とする」
というのが普通。意味としては「他人の誤った言行も自分の行いの参考となる」という感じ。記事の内容を考えれば、
今回の事件は他山の石とするべきであって、他山の石としないのはおかしい・・・。まるで対岸の火事のような使われ方をしている
のが気持ち悪いのだ。どうしてこなってしまったのか。少なくとも言葉を生業にしている人が、この有様ではちょっと・・・。

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7月7日 メッカの方角
 日本の大手精密機械メーカーが販売している腕時計が中東で人気なのだそうだ。その時計が持つ機能は、ボタンを押すと秒針が
メッカの方角を指し示す、お祈りの時間の算出、イスラム暦で日付を表示するといったもの。特にお祈りの時間は太陽の位置によって
決まるので難しいのだそうだ。こういうのを本気で作ってしまうのが日本の技術力の高さなのだろう。分からないのが、何故日本の
メーカーがイスラム教徒に特化した腕時計を作ったのか、という事。イスラム教は世界三大宗教の1つで信者は多いが、セグメント
としては、それ以外の人全般をターゲットにした方が広いと思うのだが。それ以外のセグメントの1%を獲得するよりも、イスラム教徒の
5割を獲得した方がパイとしては大きい、という計算なのだろうか。そういう発想もアリかな、という気はするのだが、本当にペイ
できるのだろうか・・・。開発にお金がかかっていそうなのだけど。

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7月8日 サッカーの視聴率
 今なお続いているサッカーワールドカップブラジル大会。日本はすでに敗退しているのだが、その日本戦でもテレビで視聴率が
ふるわず、テレビ局側は思惑が外れたようだ。放映権料は年々高騰しているらしく、前回大会で既に民放各社は赤字を出している
ようなのだ。今回はそれを更に下回る視聴率だったようで、テレビ局としてはかなりの痛手になるようだ。そもそも、今回は
日本時間で通勤、通学の時間に試合が行われた。そこで休みを取ってまで見ようという人は、少ないのではないだろうか。
夜7時とか夜9時とか、家にいるであろう時間帯に放送されていたら、他に見るものもないし・・・と見た人も出てきた
のだろうが、さすがに・・・。テレビ局はスポーツバーやパブリックビューイングを理由に考えているフシもあるようだが、
あぁいう所で見る人は、どんな状況でも見る筈で、それ以外の人をどれだけ取り込めるかが視聴率に効いてくるのではないだろうか。
そもそも、これまでの数回の大会の視聴率が高過ぎただけでは?という気もする。

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7月9日 家族の人数
 一時は「猛烈な勢い」にまで発達したものの、一気に衰えた台風8号。高気圧に挟まれて動けなくなり、時速15 kmという自転車並みの
スピードで動いているのが今の状態。それでもまだまだ勢力は強く、台風が接近している地方では避難した人数がテレビで報道
されている。で、この時、大体は「●世帯○人が避難」という感じで世帯数も発表される。この数字が出た時に、思わす割り算を
してしまう自分に気がついた。今は大体九州付近で避難している人の数が発表されるのだが、大体2〜3の間に入る事が多い。
ちょっと山奥の地域かなという人数と世帯数の場合は2を切る事もあり、そうなってくると、単身世帯が多いんだろうな、という
予想を立ててしまう。なかなか4〜5の範囲に入る地方というのは無いようだ。都心で避難勧告が出ればひょっとしたらと思わなくも
ないのだが難しいだろう。仮に実家の方で同じように避難人数の発表があったら・・・2には届かないんだろうな・・・。

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7月10日 台風の雨
 関東地方に台風が接近している今日、会社内のイベントで結構な人数が電車で約1時間半かけて移動して別の事業所に集まっていた。
怪しい空模様の中で朝に集まり、断続的に強くなる雨に一喜一憂し、風が強くなったり弱くなったりする度に不安に苛まれていた。
比較的雨に弱いと言われている路線を使っての移動となるので、止まったらどうしよう、という状態が続いていた。結局は
運休になる事も大きな遅れが生じる事もなく無事に夜を迎えたようなのだが、これでもしも列車が止まっていたら・・・と考えると
ゾッとする。そもそも、何故こんなにも怪しい天気の状態でありながら中止という決断ができなかったのか。色々と事情があるのは
確かなのだろうけど、ちょっとな・・・と思う。全ては結果で判断されるのが悲しいところだ。無事に帰宅できたので結果オーライ
ではあるのだが。

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